「銀のエンゼル」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

銀のエンゼルの紹介:2004年公開の日本映画。北海道のコンビニを舞台に、オーナーと家族、従業員やお客達の人間模様を描いた作品。「銀のエンゼル」とはチョコボールの当たりマーク。監督は「river」の鈴井貴之。音楽は「レイクサイド マーダーケース」の長嶌寛幸。主演は「犬飼さんちの犬」の小日向文世。

銀のエンゼルの主な出演者

北島昇一(小日向文世)、北島由希(佐藤めぐみ)、小林明美(山口もえ)、北島佐和子(浅田美代子)、白下巡査(嶋田久作)、六ッ木晴男(大泉洋)、佐藤耕輔(西島秀俊)、中川武(辻本祐樹)、由希の担任(安田顕)、バナナの客(佐藤重幸)、杉山登(村上ショージ)、小暮達也(輪島功一)

銀のエンゼルのネタバレあらすじ

【起】- 銀のエンゼルのあらすじ1

北海道で農家をやっていた北島昇一は、皆から頼まれたこともあって、現在はコンビニを経営しています。妻の佐知子が店長をしていて、毎日働いてくれています。
娘の由希は、画家を目指して週二回の教室に通う高校生です。彼女は、東京の大学に行きたい事を昇一には言っていませんでした。
コンビニには様々なお客さんがやってきます。今日きたのはバナナをレンジで温めて食べるお客さんです。
由希の三者面談に出席するため、佐知子は車で学校に向かいます。しかし、交通事故に巻き込まれて病院に運ばれます。
三者面談は由希一人で受けていました。その様子を友人の中川武とその母が聞いていました。
佐知子は全治3か月と診断されてしまいます。夜勤の人材がいなくて昇一は困ります。由希に手伝いを頼みますが、断られてしまいます。
働き過ぎていた佐知子は、これを機にしばらく休むことにします。昇一に由希と色々な事を話し合うようにと言います。
今日から夜勤のシフトに入った昇一は、ペアを組む佐藤君に挨拶をします。集団でバイクに乗ってきた人達が、ヘルメットを被っていて焦ります。
彼等は武と友人達でした。外でストリートダンスの練習をしています。マナーの良い客で昇一は驚きます。

【承】- 銀のエンゼルのあらすじ2

商品を運んできてくれる六ッ木は、由希に好意を寄せていました。昇一を新人だと思って偉そうな態度を取ります。
佐藤君から由希の父親だと聞いて、態度を一変させます。次の来客は昔近くに住んでいて、由希の面倒を見てくれた小林明美です。
彼女は昇一にチョコボールを選んで欲しいと頼みます。チョコボールの当たりである「銀のエンゼル」を集めているのです。
明美はこちらに帰ってきていて、スナックをやっていました。名刺代わりに、昇一にライターを渡します。
夜食を買いに由希が降りてきます。話しをしようと部屋に戻った由希を追いかけると、ドアには鍵がかけられていました。その鍵は1年以上も前につけられていたのに、昇一は今日気づきます。
警官が来店してきて、指名手配犯の写真を持ってきます。顔が隠れている写真なので意味がありません。
佐藤君は昼間は木を切っていました。お婆ちゃんがバスに行きやすいように、道を作っていたのです。
ホームセンターを訪れた昇一は、明美と偶然会います。彼女がシングルマザーであることを知ります。
今日のお客は酔っぱらいのおじさんです。明美が来店してきて、余った特典のぬいぐるみを娘さんにプレゼントします。

【転】- 銀のエンゼルのあらすじ3

明美は佐藤君にチョコボールを選んでもらいます。自分で選ぶと外れるため、誰かに選んでもらっているのです。
あと一枚で集まるため、気合を入れている様子です。佐藤君は尚更自分で選ぶべきだとアドバイスします。明美は今日は買わずに帰ることにします。
由希はこの町が嫌いでした。武に東京に今から行こうと誘いますが、彼は車で買収されていて遠慮します。
次に誘ったのは佐藤君でした。彼は北海道の雪が見たくて滞在していました。
その後、一緒に連れて行ってと頼みますが、駄目だと断られます。この町のどこが嫌いなんだと聞かれて、由希は何も答えずに去ります。
昇一は、明美から由希が東京に行くことを客から聞いたと言われます。鍵を取り除いて、話しを聞きに行こうとしますが、お互いに干渉するべきでないと言われてしまいます。
ある朝、昇一がレジを打っていると由希が家出をすると言ってきます。どうしてもという由希に、昇一はおにぎりをあげます。
明美にチョコボールを持って行った昇一は、代わりに肉じゃがをもらいます。その後、明美は自分の決めた事を男性に話します。
由希が電車を待っていると、気づいた武が話しかけます。いつかはダンスで東京に行くと言っていた武でしたが、彼は農家を継ぎたいんだと言います。由希は一人で電車に乗ります。
佐藤君は木を伐り終えたので、昇一に退職を言います。前々から佐知子には言っていたものの、知らなかった昇一は落ち込みます。

【結】- 銀のエンゼルのあらすじ4

娘が家出したのに、店を閉めることができませんでした。何もできない昇一に、それを聞いた六ッ木が突っかかってきます。
どうしようもない思いの昇一は六ッ木をぶん殴ります。六ッ木は由希を追いかけます。
雪が本格化してきて、電車は止まり、コンビニや一帯の家は停電します。昇一のコンビニは非常電源に切り替わります。
佐藤君は昇一に酒を飲もうと言ってきます。確かに規則は大事だけれども、それが全てではないと語ります。
酒を飲んでいると、いつもコンビニ内で電話をしていた女性が現れます。3年ぶりに彼氏と会えるのに、コンビニの看板が光ってないと困ると言ってくるのです。
その看板を目印にして彼氏はやってくるのです。昇一は本部に連絡しますが、聞き入れてもらえません。蛍光灯が切れていると判断して、昇一は自ら交換しによじ登ります。
警察署に指名手配犯の顔写真が届きます。その犯人は佐藤君でした。蛍光灯の交換が無事に終わると、佐藤君は去っていました。
警官がやってきて、佐藤君の来ていた服からチョコボールの箱が出てきます。それは明美が選んでいたチョコボールで「銀のエンゼル」が当たっていました。
六ッ木が由希を電車内で見つけます。帰ってきた由希に、昇一がおにぎりを温めてあげます。
昇一は、農家をしていた時に使っていた作業機械のポルシェを売る事にします。東京に進学した由希は、コンビニでアルバイトをしていました。
親子関係が修復できた昇一と由希の手紙が読まれてエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は様々な人達の人間模様を描いています。父娘の家族愛、出戻りしたシングルマザー、雪を見に来たという謎の青年など、一つの映画の中に様々な物語が語られています。
昇一と由希の家族愛は、十二分に描かれてるので分かりやすいと思います。シングルマザーの明美に関しては、男性と何かを決めた話しをしている場面が気になります。想像になりますが、恐らく離婚を決めたのではないかと思います。
雪を見に来たという佐藤君は、これまた想像になりますが、お婆ちゃんの家に女性の遺影が飾られていたので、それが恋人か奥さんだったのではと思います。
もしくは殺人を犯してしまった相手かもしれません。その償いに来ていたのか、はたまた恋人か奥さんが殺されて復讐したのかは断定できません。
真面目な印象の映画ですが、大泉洋や村上ショージ、輪島功一などが出演していて面白い部分も多くあります。
ショージ兄やんのコーヒーの味のするメロンを語る場面は、何だかほのぼのとしていて良かったです。
この作品では、ももいろクローバーZの有安杏果が子役で出演しています。明美の娘さんの役です。
ゆるい雰囲気の中、谷あり山あり波あり笑いありの映画です。最後まで楽しめた作品です。

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