「闇金ドッグス4」のネタバレあらすじ結末

闇金ドッグス4の紹介:2016年12月公開の日本映画。闇金業界を舞台に、欲望渦巻く赤裸々な人間模様に迫った『闇金ドッグス』シリーズの第4弾。ラストファイナンスの忠臣の前に、刑務所を出所したヤクザ時代の兄貴分・豊田が現れる…。

予告動画

闇金ドッグス4の主な出演者

安藤忠臣(山田裕貴)、豊田一樹(升毅)、那須元子(高橋ユウ)、社長(坂田聡)、石松(ジェントル)、女性事務員(瑛蓮)、伊倉(百瀬朔)、ジョン・キビマキ(副島淳)、塚西五郎(木村祐一)、須藤司(青木玄徳)

闇金ドッグス4のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①AV会社ドピュッシー経営の社長はネット無料動画に悩まされていた。新作AVを作るために金策に走るが、画期的な作品を生み出せず。忠臣への返済は別の闇金業者・石松に版権を売ることで完済。 ②忠臣の兄貴分・豊田が10年の刑期を終えて出所。カタギになると決めた豊田は若い女性・元子の家に身を寄せ、居酒屋で真面目にバイトする。難癖をつけて元子に金をせびる石松に豊田が金を渡すが、きりがないと知った豊田は銃を買って石松を襲おうとした。忠臣に諭された豊田は姿を消す。

【起】- 闇金ドッグス4のあらすじ1

安藤忠臣は若くしてヤクザの組長でしたが、あることがきっかけで足を洗い、闇の金融業を営むことになりました(映画『闇金ドッグス』参照)。
東京の大都心の雑居ビルに事務所を構えて、『ラストファイナンス』の仕事を順調にこなしていました。元ホストの須藤司というアルバイト店員も雇い、10日で3割、通称:トサンの利息を取って金を貸していました(映画『闇金ドッグス2』『闇金ドッグス3』参照)…。
ところがある日突然、忠臣のところへ警察のガサ入れが入り、事務所を引き払わざるをえなくなりました。元ヤクザの忠臣はこういう時、困ります。元ヤクザの忠臣は、ヤクザであったがために事務所を借りることもできず、車を買うこともできないのです。
仕方がなく忠臣は司を連れ、大荷物を抱えて徒歩で移動します。
自分名義だと忠臣は公に事務所を借りられませんが、司は「戸籍がどこにあるのか分からない」と言います。
聞くと、結婚と離婚を繰り返して借金をしていた司は(結婚して相手の籍に入り、名字を変更してまた借金をしていた)、今現在自分がなんという名字かすら覚えていないそうです。
そこで忠臣は、一計を案じました。完済した元債務者に電話をかけ、債務者の持っている不動産物件に賃料を払って、そこで事務所を開くことにします。

こうして忠臣は司とともに、事務所を東京から横浜に移しました。利息もトサンからトイチ(10日で1割)に変えて、仕事を続けます。

…AV(アダルトビデオ)制作会社『ドピュッシー』の社長が借金に来ました。すでに20万円の借金をしていますが、追加融資300万円を希望します。
今ではネットで無料動画が流れて、簡単にアダルト動画が見られる時代です。
それでも社長は「一発当てればかたい」と訴えて、忠臣から金を借りようとしました。
担保が必要だと言う忠臣に「担保は俺の三つの『気(キ)』です。本気、やる気、ボッキ」と声高に主張しましたが、社長は追い出されました…。
しかし『ドピュッシー』の社長は本気でした。『ドピュッシー緊急臨時企画会議』と称し、真面目な企画会議を行います。
社長、監督の塚西五郎、バイトの男性・伊倉、女性事務員・村木の4人で、画期的で新ジャンルのAVはないかと話し合いました。
そこへ借金回収に忠臣が現れます。忠臣と司に社長たちは「どういうAVが見たいか」と聞きますが、司は「生まれてこの方、ずっとリア充なんでAVは見ません」と一蹴しました。社長たちは沈黙します。

【承】- 闇金ドッグス4のあらすじ2

会議は何回も重ねられます。
第2回の会議で「主人公は名もなき童貞で、汁侍をスカウトしていく話。南米奥地に生息する、セックスモンスターのような、アナコンダ的な、あ、タコのような女性に対して挑むのだ。タコの吸盤には性器がついていて、そこへ主人公と汁侍たちが戦いを始め…」と熱く語る社長に対し、バイトの伊倉は「そんなの、見たくありません」と一蹴します。
第3回の会議では、ラストファイナンスから追加の資金を融通するのだから、忠臣が勃起するような内容ならば万人受けするのではないかと、バイトの伊倉が提案しました。社長は大喜びします。
しかし忠臣に好みのAVを聞けませんでした。借金が滞った社長は忠臣と司に捕まり、裸にされて写真を撮られます(社長は男です)。
「借金20万、延滞金4万、違約金26万、合計50万円すぐに返せ」と要求された社長は、最後の方法として「会社の過去作品の版権をすべて譲る」と言い、石松(後に詳述)に50万円借りて忠臣に完済しました。
AV制作会社ドピュッシーの版権は、石松が握ります。
石松は新作のマージンも3割取ることを条件に加えました…。

…初老男性の豊田一樹が出所しました。豊田は殺人罪で投獄されましたが、10年の刑期を終えてシャバ(社会)に復帰します。
横浜の喫茶店に入った豊田は、ナポリタンとチョコレートパフェを頼み、嬉しそうな顔で食べました。豊田の事情を知らない店のウエイトレス・那須元子が、それを不思議そうな顔で見ています。
豊田はヤクザ時代の忠臣と懇意にしていました。忠臣に電話をして、現在の事務所に訪ねてきます。
忠臣が足を洗ってカタギになっているのを知った豊田は、これからは自分もカタギになると言いました。豊田が刑務所に入っている間に、豊田の所属していた組は解散していました。
豊田は腹に2発の銃弾を受けながら、5人の相手を返り討ちにして、殺人罪として服役しています。豊田ほどの大物ならば、大山彦組系でも直参の盃をもらえるだろうにと忠臣は残念がりますが、豊田は10年の刑務所暮らしに疲れていました。残りの人生は穏やかに生きたいと漏らします。
忠臣は「出所祝い」と称して、10万円を豊田に渡しました。貸すのではなくプレゼントだと念押しします。
豊田は申し訳なさがりながら、受け取りました。忠臣は豊田を笑顔で見送ります。

【転】- 闇金ドッグス4のあらすじ3

別の日。
豊田は先日の喫茶店で、履歴書を書いていました。これからは真面目に働くつもりで、履歴書の空白を必死で埋めるのを、ウエイトレスの元子が眺めています。
その時、石松(後述)の手下男性2人が元子を訪れ、借金の返済を催促しました。元子は返済したと言いますが、手下たちは元子を石松のところへ無理に連れて行こうとします。
それを見た豊田はとっさに1人を殴って倒し、元子を連れて逃げました。元子は、喫茶店で働いているのを突き止められたので、もう喫茶店では働けないとぼやきます。
元子の家まで送った豊田は、家に泊めてもらいました(清い関係です)。
翌朝、豊田に朝食をふるまった元子は、豊田が住む場所がないと知って「用心棒代わりに、しばらくここで寝泊まりして」と頼みます。豊田もありがたく思い、元子の家にやっかいになりました。

履歴書を再び書き始めた豊田に、元子は「この家の住所を書けばいい」と言い、豊田が携帯電話を持っていないと知ると、一緒に買いに行きます。
スマートフォンの操作方法を教えるうちに、年の離れた元子と豊田の間に愛が芽生え始めました。互いに大事な存在に思えます。
居酒屋に面接に行った豊田は、合格してその日から働き始めました。トシは食っているものの、誠実に一所懸命働く姿を見て、店長・清沼とアルバイト店員・高田は豊田を好ましく思います。

ある日、偶然豊田のバイト先の居酒屋に、忠臣が客としてやってきました。店長の清沼は豊田に、もう閉店だけれど特別に入ってもらえと言います。
豊田と話をした忠臣は、豊田が望んだとおり平穏な生活をしているのを知り、安堵しました。豊田のバイト先に元子が顔を出します。仲睦まじい豊田と元子の様子を見て、忠臣は喜びながらその場を去りました。
元子はブタの貯金箱を購入し、500円貯金を始めると言います。その貯金箱がいっぱいになったら、誰も知らない土地に行って、新たな生活を始めると言い、「2人で行こうね」と豊田に告げました。豊田もうなずきます。
しかし楽しい時間は長くは続きませんでした。元子の住むアパートを突き止め、石松が訪ねてきます。

石松はヤクザ崩れのヤミ金融業をしている男でした。
かつて元子はホストに貢いで借金で首が回らなくなり、石松のところで借金をしました。石松は元子を売春させ、金を回収します。
借金はとうに返済しているはずなのですが、まだまだ搾り取れると思った石松は、豊田に「元子にはまだ50万の借金が残っている」と言いました。豊田は50万円あれば元子を救えると考えます。

【結】- 闇金ドッグス4のあらすじ4

豊田はバイト先の居酒屋に、給料の前借りを頼みました。勤務態度は良好ですが、まだ1か月も働いていないうちから前借りはできないと、店長は断ります。
困った豊田は忠臣のところへ行き、借金を頼みました。忠臣は「利息は取ります」と言って、15万円貸します。
ほかからも借金をし50万円を揃えて、元子には内緒で豊田は石松のところへ持って行きました。
石松はそれを受け取ると「全然足りない。そういえば元子の借金は100万だったなあ」と言います。
やっと脅されているだけなのだと気づいた豊田ですが、豊田がカタギだとみくびっている石松は「カタギがヤクザに楯突くのかよ」と居丈高に構えました。
豊田の勤務先の居酒屋のブログに「豊田は元ヤクザ、人殺し店員」という書き込みが連続投稿され、炎上します。
清沼店長は豊田の働きを認めながらも、「本社の手前もあるので、明日から来ないでもらえますか」と解雇しました。
豊田は、元子には「性に合わないから辞めた」と嘘をつき、履歴書を書いてまたほかの店へ面接に行きます。

返済日が来ても連絡が取れないので、忠臣は豊田の居酒屋に行き、店を辞めたことを知ります。
居酒屋から住所を聞いて元子を訪れた忠臣は、豊田をジャンプ(利息分の返済のみを行ない、元金は後日に引き延ばす)させようとしますが、その金すらありません。
忠臣と豊田の様子を見て、元子がブタの貯金箱を割り、金を出しました。それでも4000円足りません。
豊田が忠臣にした借金が、元は石松に返すための元子の借金だと知らない元子は、豊田も借金を抱えているのだと思いました。「みんなダメ人間だねえ」とつぶやきながら、石松のところへ借りに行きます。
石松は「金は貸すが、代わりにAVに出演しろ」と要求しました。
AV制作会社ドピュッシーの版権を握り、新作AVのマージン3割を取る約束をしている石松は、嫌がる元子の顔を殴り、薬物を注射して犯し、AVに出演させます(注:直接的には描かれない)。

豊田のために金を用意した元子は、顔の傷と注射痕を豊田に見とがめられました。豊田は石松に怒ります。
忠臣に追加融資20万を頼んだ豊田は、その金で銃を購入しました。
石松の事務所に乗り込んで顔を殴り、銃を向けます。逃げた石松は屋上で泣きながら、「助けてくれ。すいません」と命乞いをしました。
忠臣が豊田の引き金に手を置き、「これって、カタギの決着じゃないっすよ」と制止します。その間に石松は逃げました。
忠臣は豊田に「(カタギとヤクザ)どっちなんすか」と質問し、また10日後に借金返済に現れると告げて去ります。
元子の部屋では、ブタの貯金箱はくっつけて修復されていました。
しかし豊田は元子の部屋から去ったようです…(別れてしまったらしい)。

事務所で、司が忠臣に「ヤクザとカタギ、どっちのが楽なんすかね」と質問します。「闇金始めてから思うんすよね。カタギの方が、よっぽど鬼なんじゃないかと」と付け足します。
忠臣は「そいつら(債務者)からむしり取るのが、俺らの仕事だ」と言いました。
そこへ、黒人のアフロの男性ジョン・キビマキが現れました…(映画『闇金ドッグス5』に続く)。

みんなの感想

ライターの感想

今回はちょっぴりセンチで恋愛モード。忠臣が振るわなかった回。
いつもならば完済をめざすのだが、今作品は「豊田の借金どうなった?」と、判らずじまいで終わる。
もうひとつのストーリーのAV会社のほうは、もう完全にお笑い系に走っている。会議ばかり繰り返して意味のない結論に陥るところとか。
忠臣の過去がなんか触れられるかと期待したのだが、なかった! これにびっくり。
意味不明な黒人もラストに投入してくるし。でも次作品『闇金ドッグス5』はまた興味深い内容になるので、お見逃しなく。

映画の感想を投稿する

映画「闇金ドッグス4」の商品はこちら