「雨粒の小さな歴史」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

雨粒の小さな歴史の紹介:会ったこともない妹から突然手紙をもらった大学生の美千留。生き別れた父親の存在を改めて感じ始める若き美千留の物語。大学生の自主制作ながら、ロードショー公開を果たした作品。監督はインディーズ界の期待の若手中川龍太郎。人気俳優の池松壮亮も出演している。

予告動画

雨粒の小さな歴史の主な出演者

斎藤美千留(榊林乃愛)、根本小百合(南美櫻)、はるみ(片野光咲)、はるみの兄(広井龍太郎)、小百合の恋人(池松壮亮)

雨粒の小さな歴史のネタバレあらすじ

【起】- 雨粒の小さな歴史のあらすじ1

大学卒業を目前とした美千留のもとに、小百合という会ったことのない腹違いの妹から手紙が届きます。父はチャップリンの映画や『雪のひとひら』という小説が好きで、美千留にも読んでほしいと綴られていました。手紙を読み美千留は図書館に『雪のひとひら』を借りに行きます。
美千留は映画館でバイトをしており、来週からチャップリンの上映会が開催されることを知ります。その日の勤務中、4年間映画館に通い続けている男性から美千留は花束を渡され、告白されました。
美千留は就職前に荷物の整理をするため、実家に帰りました。美千留は母に小百合を知っているか尋ねますが、母はただ微笑むだけでした。美千留は母の部屋に『雪のひとひら』があることに気付きます。雪が雨粒と結婚し子供が出来て旅立っていく話だと母が教えてくれました。美千留が父はどんな人だったのかも聞くと、「口下手な人で、美千留が小さい頃に水商売の女の人と何処かに行ってしまった」と母は答えました。

【承】- 雨粒の小さな歴史のあらすじ2

美千留には妹のような存在のはるみという親友がいました。美千留は地元に残っているはるみと久々の再会をし楽しい時間を過ごします。美千留がプレゼントした髪留めをはるみは喜んでつけましたが、美千留ははるみの体にある傷や痣が気になっていました。
美千留が東京へ戻ると、大雪が降った影響で交通網が乱れ、バイト帰りの駅でしばらく電車を待っていました。駅には美千留に告白した男性もずっと横にいたので、美千留は男性と共に映画館に戻ります。彼は「僕の事は好きにならないと思うけど、チャップリンの映画は好きになって欲しい」と精一杯思いを伝えてきました。
はるみが列車に轢かれて亡くなったと母から知らされます。遺書こそ見つからなかったものの、はるみは精神病を患う父親から暴力を振るわれていたのです。自分は悪くないと言い張るはるみの兄に、美千留は髪留めを下さいと駆け寄りました。

【転】- 雨粒の小さな歴史のあらすじ3

美千留は探偵をしている先輩に小百合の身辺調査を依頼し、彼女が金持ちの大学生の恋人と暮らしていることや、体を売っていることを知ります。美千留は小百合の恋人のもとを訪れましたが、はるみは既に彼の家を出ていました。
小百合の恋人より彼女の連絡先を聞いた美千留は、彼女を買う振りをしてホテルで待ち合わせします。驚いた小百合は逃げようとしますが、なぜ手紙を出したのかという美千留の問いに「あんたが不幸せそうだったら友達になれる気がした」と吐き捨てるように言いました。それでも美千留は去り際の小百合に、チャップリンの上映会があると伝えました。
後日小百合は美千留のバイト先を訪ねて来て、二人はチャップリンの映画を見ました。行く所が無いという小百合を美千留は部屋に招き入れ、しばらくの間二人は姉妹らしく楽しい暮らしを過ごします。ところが小百合の恋人から戻ってきてほしいと電話が入ります。

【結】- 雨粒の小さな歴史のあらすじ4

金を盗り出て行こうとしている小百合に、美千留は彼女のために買ってきた靴を渡します。小百合は父の知合いの連絡先のメモを置き、部屋を去りました。小百合は盗んだ金は燃やしても、美千留がくれた靴を履きました。それははるみが履いていたような赤い靴でした。
美千留は小百合が残したメモを頼りに、父親を探すために雪の富山へ向かいました。辿り着いた民宿で美千留が会ったのは自分と同年代の男性で、父はもう亡くなったということを聞かされます。父は北陸新幹線を造るために働き、最期は自殺したのではないかと囁かれていました。二人は父が住んでいた廃墟と化した部屋に行き、娘を描いたという絵を持ち帰ります。その後美千留は独り雪の中、父に伝えたかったことをぼんやりと呟き、求愛した男性、小百合、はるみの幻影と戯れました。
桜が咲く季節になり、美千留は小百合への手紙の返事を書きます。そして『雪のひとひら』の本の間に手紙を挟み、図書館へ返しました。こうして美千留の新しい生活が始まるのでした。

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