「青い春」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

青い春の紹介:漫画家・松本大洋の短編集「青い春」の「しあわせならてをたたこう」をベースに、漫画のエピソードやキャラクターの要素を合わせて長編映画にしている。2002年公開。

この映画を無料で観る

予告動画

青い春の主な出演者

九條(松田龍平)、青木(新井浩文)、雪男(高岡蒼佑)、木村(大柴裕介)、大田(山崎裕太) 吉村(忍成修吾)、江上(コンマニセンチ・竹永善隆)、オバケ(瑛太)

青い春のネタバレあらすじ

【起】- 青い春のあらすじ1

男子校・朝日高等学校では卒業式を迎え、新学期から3年生になる九條、九條の幼なじみの青木、眼鏡の雪男、野球部主将の木村、赤いTシャツを着た大田、パシリの吉村は、屋上であるゲームを始めました。
柵の外に立ち何回手を叩けるかを競う通称「ベランダ・ゲーム」は、より多く叩いた者が学校を仕切ることができ、失敗すれば校庭に真っ逆さまというもので、その日8回という新記録を出したのは、物静かな九條でした。九條にとっては学校を仕切ることも、このゲーム自体も無意味なことで、どこか佇まいも飄々としています。 この映画を無料で観る

【承】- 青い春のあらすじ2

新学期に入り、九條と青木の元に木村が現れ、甲子園の夢を絶たれたことを話します。九條は青木に卒業後の進路について尋ねると、「進学は無理だ」と答えます。
一方進路指導室では、教師に将来を問われた雪男が、「世界平和とか望んでます」と、スペシウム光線のポーズを決めていました。その後、雪男は大田と便所の個室で喫煙している最中に、持っていた包丁で太田を刺殺します。
雪男は階段に座ってギターを弾いているところを発見され、泣き叫びながらパトカーに乗せられます。その様子を、パシリに行かされていた吉村がじっと眺めていました。
同時刻木村も、ヤクザになった野球部の先輩と共に高級車に乗り込みます。

【転】- 青い春のあらすじ3

「レオ」という2年生が、ベランダゲームで7回叩いたという知らせが入ります。九條はレオとの一騎打ちに臨み、“ここのつ”まで叩いたところでレオが手を滑らせ、九條はレオの制服を掴みます。
その後レオをシメる青木は、興味がなさそうに立ち去る九條の態度に怒りを覚え、何様だと激怒します。翌日、青木は仲直りを試みるもさらに冷たくあしらわれ、吉村や2年生にも九條のパシリ呼ばわりされたことで、彼の中で何かがはじけます。
後日、九條は外見が別人のように変わり、後輩を従えて校内を練り歩く青木の姿を見かけます。青木は九條に向かって「お前には出来ないことをしてやる」と宣言します。

【結】- 青い春のあらすじ4

青木は「夢はパイロットでした」と呟くと、夜が明けるまで屋上で立ちすくみます。
翌朝九條が登校すると、一瞬校舎が真っ黒に見えます。そして、1人でベランダゲームを始める青木の姿が目に入り、不吉な予感に駆り立てられるように、九條は屋上へ駆け出していきます。九條は転校生だった自分に声をかけてくれた、幼き日の青木のことを思い出します。
屋上に辿り着くと、“じゅうさん”まで数えた青木の身体が柵から離れ、ゆっくりと落ちていきました。九條が転落した青木と、彼が屋上に描いた人型の影を見つめる場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

男子校特有のピラミッド型の勢力図、それを気にしないトップを張る九條役の松田龍平。興味がないと言いつつ学校も友人のことも大好きな九條は、ある意味学校から離れられない亡霊のような存在です。
ヤクザに入ったり、人を刺したりして学校を辞めていく友人の方が、逆に自由になった象徴として印象に残ります。仲間が次々にいなくなっても、あまり関心が無さそうに見える九條に対して、もっと俺のことを見てほしいと考える青木。それには九條を超えるしかないと結局は死を選択します。
最後に屋上で立ち尽くすシーンでは、長時間背中だけで演技をされています。青木の後ろ姿とだんだんと夜になっていく空が早回しで撮られているので、いかに青木が悩み、また意思が強かったかがわかる場面だと思います。あまりの寒さに、そのシーンを撮り終わった後に皆で銭湯に行ったそうです。病気の生徒役に瑛太さん、売店のおばちゃん役に小泉今日子さんが出演されています。

映画の感想を投稿する

映画「青い春」の商品はこちら