「100,000年後の安全」のネタバレあらすじ結末

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100,000年後の安全の紹介:フィンランドのオルキルオト島にある放射性廃棄物処理施設「オンカロ」の実情を描いた2010年のドキュメンタリー映画。日本公開は2011年。

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予告動画

100,000年後の安全の主な出演者

ミカエル・マドセン(監督)

100,000年後の安全のネタバレあらすじ

【起】- 100,000年後の安全のあらすじ1

フィンランドのオルキルトという小さな島に、原子力発電所の核燃料廃棄物の最終処理施設「オンカロ」を建設しています。「オンカロ」は、フィンランド語で「隠れた場所」という意味があります。
フィンランドの人々は、自分たちで使ったウラン燃料のゴミを、自分たちで処分する方法を考えていました。宇宙にロケットで飛ばす方法は、発射時の爆発のリスクがありました。海への投棄は、生態系への悪影響が考えられました。
そこで、放射性廃棄物の埋蔵場所として選んだのが地下でした。地下500メートルの深い穴を掘り、そこに国内で排出させる放射性廃棄物を埋蔵し、再び人が入れないように完全封鎖して近付けないようにします。現在建設中で、完成は2世紀先といわれています。 この映画を無料で観る

【承】- 100,000年後の安全のあらすじ2

各国が悩まされている原子力発電所の核廃棄物問題ですが、廃棄物の処分が難しい理由として、廃棄物が出す放射線が生物にとって安全なレベルに下がるまで、欧州の基準では少なくとも10万年かかるといわれているからです。
オンカロは、10万年もの膨大な歳月の間、革命や戦争が起きたり、氷河期が到来して気候や地形の大変動に見舞われたとしても、安全性の確保が求められています。10万年後まで持ちこたえて、誰にも発見されず、忘れ去られるということがオンカロには求められているのです。
ところが、13億年前の地層が残っているフィンランドのオルキルトの地中奥深くなら、この巨大な処理施設はあらゆる変化に耐えられると、人々から信じられています。

【転】- 100,000年後の安全のあらすじ3

原子力発電所の建設会社が想定しているのは、10年後も100年後も自分たちの会社が安泰で、着々と技術が発展していき、核戦争も氷河期も訪れないという未来でした。
しかし、2世紀後自分たちが予測していた通りの未来が訪れて、オンカロが無事に完成したとしても、そこが核燃料廃棄物でいっぱいになったとき、第2・第3のオンカロが必要になると話します。
フィンランドでは掘削技術が発達しているからこそ、オンカロのような地下施設の建設を実現することができます。オンカロには裏口があり、実は将来的に放射線廃棄物を取り出せる道を残しています。なぜそうしているのかというと、放射性廃棄物にはウランなどが含まれていることから、一方では「宝物」ともいわれているのです。

【結】- 100,000年後の安全のあらすじ4

オンカロ建設にあたって危惧されているのは、10万年後の人類が処分場に侵入して、放射線が漏れ出してしまうということです。未来の人々に「この場所には放射性廃棄物が眠っているから危険」と言い伝えたとしても、10万年後の人類がどんな風に進化して、どんな言語を用いているかなどは想定できません。
建設会社の人々は、オンカロが危険な場所であることを文字や絵に書き遺すべきか、遺さないかを議論しています。地下500メートルに設置された遮断扉を発見した未来の人々が、埋蔵金や宝が眠っていそうだと思い、発掘してしまうかもしれないと考えられているのです。
そうならないように警告を伝えた方がいいのか、あるいは何もせず人々の記憶から消し去ってしまう方がいいのか、答えは未だに出ていません。
そして22世紀に完成する「オンカロ」の内部へとカメラが侵入し、施設の奥深くの様子が映し出される場面で、物語は幕を閉じます。

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