「21グラム」のネタバレあらすじ結末

21グラムの紹介:2003年公開。1つの心臓をめぐって出会った二人の男女と、原因を作った一人の男との皮肉な運命を描いた作品。ヴェネツィア国際映画祭で3部門、他にも海外の賞で多数受賞した。監督は「バベル」「レヴェナント:甦えりし者」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。出演は「ミルク」のショーン・ペン、「インポッシブル」のナオミ・ワッツ、「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」のベニチオ・デル・トロ。

予告動画

21グラムの主な出演者

ポール・リヴァース(ショーン・ペン)、クリスティーナ・ペック(ナオミ・ワッツ)、ジャック・ジョーダン(ベニチオ・デル・トロ)、メアリー・リヴァース(シャルロット・ゲンズブール)、マリアンヌ・ジョーダン(メリッサ・レオ)、クローディア・ウィリアムズ(クレア・デュヴァル)

21グラムのネタバレあらすじ

【起】- 21グラムのあらすじ1

大学教授のポールは重い心臓の病を患って、余命一カ月と診断されていました。ドナーを待っている状態ですが、妻のメアリーはポールが死ぬ前に彼の子供を欲しいと考えます。
メアリーはポールに内緒で中絶したことがあります。人工授精を考えて診察した彼女は、医師から中絶した時の傷が残っていて手術が必要だと言われます。ポールを強引に納得させて手術を受けることにします。
クリスティーナは夫で建築家のマイケルと可愛い娘二人と幸せに暮らしています。今日も一緒に食事を作ったりして楽しんでいます。
ジャックは前科者ですが、神を信じて教会に通っています。不良を更生させようと奮闘しています。くじで当たった愛車を神からの思し召しだと考えています。
ジャックには妻のマリアンヌと子供二人の家族がいます。強引な考えでしつけをすることもありますが、父親として仕事を頑張っています。

【承】- 21グラムのあらすじ2

ジャックは会員制のゴルフ場で働いていました。首にあるタトゥーが原因で解雇されてしまいます。
そんなジャックに上司が仲間から仕事を紹介してもらえるように取り計らってくれます。喜んだジャックは車に乗って帰ります。
その途中にジャックは帰宅途中のマイケルと娘二人をはねてしまいます。そのまま自宅に帰ってマリアンヌに報告します。
連絡を受けたクリスティーナは病院に急ぎます。娘二人は死亡して、マイケルは手術をしたものの亡くなります。クリスティーナはマイケルの心臓を提供するかどうか判断を迫られて応じることにします。
ドナーのポケベルが鳴ったポールとメアリーは病院に向かいます。心臓移植は成功してポールは退院することができます。
ジャックは出頭することを決めて刑務所に入ります。マリアンヌは弁護士を雇って出所させようとしますが、ジャックはやめるように言います。
ポールは状況が変わったため、人工授精について話し合います。中絶したことを知ったポールは人工授精に反対し、別居していた時もあって夫婦としてはもう終わったんだと話します。

【転】- 21グラムのあらすじ3

ポールは調査員に調べてもらってドナー提供者のクリスティーナを見つけます。スポーツクラブで声をかけますが、クリスティーナは悲しみからふさぎこんでいる様子です。
クリスティーナはクラブで知り合いからドラッグをもらってラリってしまいます。後をつけていたポールが自宅まで送ります。
ジャックは刑務所で自殺しようとしますが、失敗してしまいます。そしてマリアンヌが弁護士を雇って釈放されます。マリアンヌは子供達に父親がいない状況を少しでも改善したかったのです。
教会に行っても視線がつらく、家でも子供達に少女を殺したと言われたジャックは居場所がなくなります。一人でモーテルに泊まることを決めます。
雨が降っていて帰るのに困っていたクリスティーナにポールが送るよと声をかけます。明日食事をしようとポールは誘います。
帰宅途中にポールは嘔吐します。心臓があっていなくて、再度移植しなければ死ぬことを医師から宣告されます。
クリスティーナとの食事の後、ポールはマイケルと娘達の写真を家で見つけます。気分が悪くなって帰ることにして、ポールはクリスティーナに好きだと告白します。

【結】- 21グラムのあらすじ4

連絡先を教えていたポールは夜中にクリスティーナから呼び出されて向かいます。そこでマイケルの心臓をもらったことを説明するとクリスティーナが激怒して追い返します。
一晩中、車の中で待ち続けたポールに翌朝クリスティーナが声をかけてきます。ポールは感謝していて何かしてあげたったのだと説明します。そして二人は結ばれます。メアリーは人工授精を諦めずに家を出て行きます。
事故現場を見に行ったクリスティーナはジャックを殺してやると取り乱します。ポールが調査員を使ってジャックの居場所を見つけ、足のつかない銃を手に入れます。
ポールは待ち伏せしてジャックを脅します。置き去りにして殺したことを告げて、何発かジャックの近くを撃ちます。そしてモーテルに戻らずにどこかへ行けと言います。
クリスティーナにポールは死体が誰にも分からない場所にあると伝えます。モーテルで二人が寝ているとジャックがやってきて殺せと脅してきます。
クリスティーナがジャックに暴行し続けるのを見かねて、ポールが自ら心臓に銃を撃ちます。ジャックとクリスティーナは病院にポールを運びます。
供述と合わないことからジャックは釈放されます。クリスティーナはポールの子供を妊娠していることが分かります。ジャックは家族の元に戻ります。ポールはドナーを待ち続ける生活に戻ってエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は独特なストーリー展開です。序盤にエンディング間近の映像が流れたと思いきや、過去に戻って登場人物達の状況が映し出されます。過去と現在を転々と描く特殊な展開方法に、常に謎が深まっていくため、面白見が倍増します。
また、クリスティーナ役のナオミ・ワッツの演技は必見です。事故で家族を失って悲しむ姿の演技は、現実で本当に起こってしまった状態を連想させます。その演技に涙してしまいます。
映画のタイトルの21グラムは人が死んだ時に減る重さだと劇中で言われています。この映画を見て知ることができました。
最後は皮肉にも罪の意識にとらわれているジャックが家族の元に戻り、子供が欲しいメアリーではなく、クリスティーナが妊娠します。
そして心臓を提供してくれたマイケルの妻クリスティーナに何かしてあげたいポールが、最後は心臓移植を待たなければならなくなります。全員が幸せになれる人生になればいいのにと切実に思いました。
この映画を通して、道路を歩いている時は車に注意しなければならないことがよく分かりました。そして運転する側になった時も気を付けて運転しなければなりません。家族に大きな悲しみを与えてしまうからです。また、ドナー待ちをしている人に提供できる代わりの心臓を何か別の技術が開発されればと思いました。

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