「HUNGERハンガー」のネタバレあらすじ結末

HUNGER/ハンガー(2008年)の紹介:2008年公開のイギリスの歴史映画。IRAの囚人による抗議活動を実話に基づいて描いた作品。監督は「それでも夜が明ける」でアカデミー賞作品賞を受賞したスティーヴ・マックイーン。この作品で2008年カンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞。1981年の北アイルランドの刑務所にIRAの囚人達が収監されていた。彼らはボビーをリーダーとして抗議を行うが、看守達の暴力によって制圧される。ボビーは最後の手段としてハンガーストライキを行う。

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予告動画

HUNGERハンガーの主な出演者

ボビー・サンズ(マイケル・ファスベンダー)、モーラン神父(リーアム・カニンガム)、レイ・ローハン看守長(スチュアート・グラハム)

HUNGERハンガーのネタバレあらすじ

【起】- HUNGERハンガーのあらすじ1

1981年、北アイルランドの刑務所にIRAの囚人達が収監されていました。彼らは自分達の要求を聞いてもらうため、抗議活動を糞尿で行います。
刑務所に新たに6年の刑期でギレンという男が収監されてきます。彼は囚人服ではなく、私服を着る事を要求します。しかし、聞き入れてもらえずに裸で過ごすことになります。
ギレンはジェリーという12年の刑期の男と同じ独房に入れられます。ジェリーは自分の糞を壁に塗って抗議活動をしていました。更に合図と共に尿を独房から廊下に流します。
最悪の衛生環境で過ごしていた囚人達に面会の時間がやってきます。ジェリーは自分の子を抱いて喜びます。ギレンはガールフレンドから小さなラジオ機をこっそり渡してもらいます。 この映画を無料で観る

【承】- HUNGERハンガーのあらすじ2

ジェリーや囚人達は私服を着る事を要求していて素っ裸に毛布で震えていました。ある日、囚人達のリーダーであるボビーが看守達に連れられて行きます。
看守達はボビーを殴って髪を切ります。無理やり風呂に入れて大きなブラシでこすります。血まみれになったボビーを面会に来た両親が心配します。
ギレンは小さな紙を使ってボビーに看守と交渉するようにお願いします。やがて私服ではなく、普通の服が支給されます。要求と違って囚人達は暴れ出します。
看守達は機動隊を呼びます。機動隊はシールドと警棒を持って叩き始めて音を出します。ギレンや囚人達はボコボコに暴行されます。そしてゴム手袋をはめた看守達が口などを無理やり開けてチェックします。囚人達は悲鳴を上げます。

【転】- HUNGERハンガーのあらすじ3

ローハン看守長は母の元を訪れます。すると後ろから近付いてきた男に銃を撃たれて殺されます。看守達はIRAに狙われていました。
モーラン神父はボビーと面会します。神父はずるがしこい弟が出世していて、自分は貧しい生活をしていると話します。
ボビーは子供の頃の話しをしながら自らの決意を話します。自分にとって大事なのは金などではないと語ります。
強い意志のボビーは最後の手段としてハンガーストライキを行うことを神父に言います。糞尿の抗議活動も弱まって来ていて、自分達の抗議活動を高めるためにもハンストを行います。
絶食を始めたボビーは体がやせ細り、臓器の機能低下が著しくなっていきます。皮膚には大きな炎症が起こって医師が治療を行います。しかし食事を出しても決して食べないボビーでした。

【結】- HUNGERハンガーのあらすじ4

ボビーは自分の子供の時の姿の幻覚を見始めます。医師が途中で反カトリックの人と変わります。風呂から上がるボビーは立ち上がれませんでした。
ボビーは子供の頃に参加したクロスカントリーを思い出します。そして寝たきりとなって息を引き取ります。
両親が彼の最後を見にきます。遺体となって刑務所を出て行くボビーでした。ハンストを開始して66日後にボビーは死亡したとテロップが流れます。
このハンスト中にボビーはアイルランドの下院議員に当選を果たしていました。7カ月度にストが中止されるまでに9人の囚人が死亡します。
また、毛布と糞尿の抗議の間に16人の看守が殺されました。イギリス政府は囚人達の要求をのみます。しかし、政治犯とは認めませんでした。そしてエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この作品はほとんど台詞がありません。ボビーと神父が話す時は台詞がありますが、それ以外はほんの少しです。また、音楽もほとんどありません。最後のボビーが子供の頃を思い出した時ぐらいです。
その分、映像による演出が多く描かれています。特に魅入られた場面がいくつかあります。看守が囚人達を殴り続けていることを伝えるために、手を水道で洗う場面です。
また、廊下にでた尿を掃除する看守や壁の糞を洗浄するシーンは厳しい環境であることを伝えてくれます。他にもボビーが寝たきりになって天井を映すシーンは、ボビーの見ている風景を伝えたい思いが伝わってきます。
言葉や音ではなく、ハンガーストライキといった行動で示した囚人達を、映像といった演出という行動で伝えたかったからなのではと感じました。とても印象に残る作品です。

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