「ガリバーの大冒険」のネタバレあらすじ結末

ファンタジー映画

ガリバーの大冒険の紹介:1960年製作のイギリス映画。アイルランド人小説家ジョナサン・スウィフトによる「ガリヴァー旅行記」を映画化した作品で、特撮映画の開拓者レイ・ハリーハウゼンが巨人や小人の国の特撮を行った。

ガリバーの大冒険の主な出演者

ガリバー(カーウィン・マシューズ)、エリザベス(ジューン・ソルバーン)、リリパット国の皇帝(ベイジル・シドニー)、ブロブディンナグ国王(グレゴワール・アスラン)

ガリバーの大冒険のネタバレあらすじ

【起】- ガリバーの大冒険のあらすじ1

1699年、イギリスの田舎町ウォピングに街医者として働くガリバーという青年がいました。ガリバーは婚約者エリザベスとの結婚を控えていました。エリザベスが望むのはささやかな幸せだけでしたが、ガリバーは大金を得てエリザベスを幸せにしたいと考えていました。その目的のために、ガリバーは船医となることを決断します。ところが、その船にはエリザベスの姿が。船医を辞めて欲しいと懇願するエリザベスと争っているうちに、ガリバーは船から落下してしまいます。

目を覚ますと、体が杭や縄で縛られていることにガリバーは気づきます。そして、手の平サイズの小人たちが周囲を取り囲んでいました。ガリバーが行き着いた島は、リリパットという小人の国でした。ガリバーは皇帝との対話で信頼を得ることに成功し、杭と縄から解放されることに。皇帝はガリバーに大量の食事を提供、それに対しガリバーは巨体を生かし土地の開墾と魚獲りで恩に報いるのでした。

ガリバーの行為に気を良くした皇帝は、島を出るための船を作ることを約束します。しかし、それには海の向こうにあるブレフスキュという国を倒せ、という条件がついていました。

【承】- ガリバーの大冒険のあらすじ2

争いを好まないガリバーは皇帝の条件を受け入れることができずにいました。しかも、ブレフスキュと対立する理由は、卵の割り方が異なるということだけ。さらにガリバーに理解できないのは、首相を綱渡り競争で選ぶということでした。勝利を収めたのはレフドレサルという青年でしたが、敗北した対戦者がレフドレサルの恋人がブレフスキュの方式で卵を割っていることを皇帝にばらしてしまいます。そして、レフドレサルと恋人とその父は罰せられることに。この非合理的な状況に耐えかねたガリバーは、望み通りブレフスキュとの戦争を終わらせることを皇帝に約束します。その見返りとしてガリバーはレフドレサルと恋人親子の赦免を要求するのでした。

ガリバーは早速ブレフスキュに赴き、戦艦すべてを奪い去ります。これでリリパットから戦争の危険は取り除かれましたが、皇帝はさらにブレフスキュの民を皆殺しにするようガリバーに求めて来ました。ガリバーはこの要求を断り、さらに無礼な態度をとっていると、皇帝はガリバーを殺そうと動き出していました。ガリバーは小人が作った船を奪い、海の向こうへと旅立っていきました。

【転】- ガリバーの大冒険のあらすじ3

ガリバーは別の島に行き着きますが、そこは巨人が暮らすブロブディンナグという国でした。ガリバーはグラムダルクリッチという名の巨人の少女に宮殿へと連れて行かれます。そこには、エリザベスの姿があり、王と王妃に手厚くもてなされていました。再会を喜び、愛を再確認するガリバーとエリザベス。二人は王の前で結婚を誓うと、王に無断で外の世界へとハネムーンに出かけてしまいます。二人はリスに襲われ危険な目に遭いますが、グラムダルクリッチの助けのおかげで無事宮殿に帰還します。

帰還したガリバーは、王とチェスで勝負をすることになりました。ガリバーは自らの威厳を保とうと手加減なしで臨み、王に勝利してしまいます。この敗北で王の心の中にガリバーへの怒りの感情が芽生え始めていました。それをさらに悪化させる出来事が起こります。腹痛に苦しむ王妃を、ガリバーがたちまち治療してしまったのです。王妃がガリバーに絶対の信頼を寄せていることも、王にとっては気に入らないことでした。宮殿呪術師のマコバンはそんな王の気持ちを汲み取り、ガリバーを消すある方法を思いつきます。

【結】- ガリバーの大冒険のあらすじ4

早速マコバンはガリバーを呼び出し、謎の液体が入った樽に入るようガリバーに求めて来ました。ブロブディンナグでは、その樽に入って青色に変化した者は魔物と考えられ、火あぶりの刑に処されることになっていました。しかし、ガリバーはマコバンの隙をついて樽の液体を化学変化させていました。いざガリバーが樽に入ると、体は赤色に変化。驚くマコバンに一泡吹かせようと、ガリバーはマコバンの頭に液体をかけて髪を赤く変色させてしまいます。

マコバンの怒りを買い、ガリバーは魔物として王の前に引きずり出されてしまいます。ガリバーは理解できないものを否定する王たちの姿勢を厳しく批判しますが、王たちは聞く耳を持ちません。ガリバーを処刑するために、王はペットのワニを解放。しかし、ワニはガリバーに退治されてしまいます。その隙をついて、グラムダルクリッチはガリバーとエリザベスを連れて宮殿から逃亡。グラムダルクリッチは二人をバスケットに入れ、川へと投げ込みました。

川はやがて海へと通じ、翌朝には二人はまた別の島へとたどり着いていました。追手を心配するエリザベスにガリバーは言葉をかけます。「巨人や小人はいつも心にいる 隙あらば心を乗っ取り 過ちを犯させる」。それでも不安な顔を見せるエリザベスに、ガリバーは愛の言葉を囁きます。元気を取り戻した二人の前に、ガリバーたちと同じ大きさの人間が現れました。その男性に話を聞くと、ウォピングの街はここからすぐだといいます。二人は走って我が家へと急ぐのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

ガリバーのプライドの高さが少し気になりますが、ラストで語る教訓めいたセリフには考えさせられるものがあります。特撮映画の歴史を作ったレイ・ハリーハウゼンと聞くと、怪物映画という印象が強いですが、本作ではその技術を巨人の撮影に生かしています。巨人はのどかな様子で描かれる場面が多いですが、敵意を見せたり怒りを露わにする場面では迫力ある映像で迫ってきます。

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