「ゴーストニューヨークの幻」のネタバレあらすじ結末

ファンタジー映画

ゴースト ニューヨークの幻の紹介:1990年公開のアメリカ映画。幽霊となっても愛する人を守ろうとする男の姿を描くファンタジックなラブ・ストーリーで、ロマンス、コメディ、ファンタジー、ホラーといったいくつかのジャンルに含まれる。主題歌となったライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」(元々は1955年の映画『Unchained』の主題歌)は大ヒットした。

映画「ゴーストニューヨークの幻」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「ゴーストニューヨークの幻」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

ゴーストニューヨークの幻の主な出演者

サム・ウィート(パトリック・スウェイジ)、モリー・ジェンセン(デミ・ムーア)、オダ・メイ・ブラウン(ウーピー・ゴールドバーグ)、カール・ブルーナー(トニー・ゴールドウィン)、ウィリー・ロペズ(リック・アビレス)、地下鉄のゴースト(ヴィンセント・スキャヴェリ)、緊急治療室のゴースト(フィル・リーズ)、ローザ・サンティアゴ(アンジェリカ・エストラーダ)

ゴーストニューヨークの幻のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①同棲を始め幸せ絶頂のサムとモリーのカップル。ある日観劇の帰りに暴漢に襲われたサムが死んでゴーストになる。心残りのサムはゴーストとしてこの世に留まった。 ②自分を殺した相手・ウィリーが親友・カールと共謀していたと知ったサムは、モリーに危険が迫っていることを知らせるため、自分の声が聞こえる人間オダ・メイに頼む。 ③ウィリーもカールも事故で死に、モリーの危険は去った。心残りのなくなったサムは昇天する。

【起】- ゴーストニューヨークの幻のあらすじ1

アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク。
若い恋人同士のサム・ウィートとモリー・ジェンセンは同棲をすることにしました。サムは銀行員の男性で、モリーは陶芸家の女性です。
サムの親友で、同じ銀行に勤めるカール・ブルナーが引っ越しを手伝いました。3人は仲良しです。
同棲初日の夜、これから徐々に手を入れていくつもりの古いアパートで1898年のペニー硬貨を見つけたサムは、同棲に踏み切った記念にとモリーに渡します。
テレビニュースでは飛行機の墜落事故を報じており、人生とははかないものだとサムは感じます。
それでもサムとモリーの共同生活はこれからで、そして幸福な生活になる筈でした。陶器のろくろを回すモリーの背後に回ると、一緒に陶器の土を触り、ベッドインします。
ある日、サムは銀行で怪しい金の動きを見つけていました。大金が動き過ぎていると思ったサムはコンピューターでコード番号を変更し、調べるつもりです。
それを聞いた親友・カールは「今夜はモリーとマクベスを見に行くんだろ」と聞きます。
そのマクベスの観劇の帰り、モリーは「作品を2点出せと言われている(売れてきている)」ことをサムに告げ、初めて結婚のことを話題にしました。結婚は今までモリーが避けていた話題だったので、サムは戸惑います。
すぐに結婚しなくてもいいから愛の言葉を欲しいと頼むモリーに対し、サムは困りました。「愛している」の乱用は嫌いで、気軽に口にできません。いつもモリーが「愛している」と言った時に「同じく(Ditto)」と答えるのがサムの常でした。
気まずい2人に銃を手に持った男が襲い、金を出せと要求します。サムと暴漢の男は揉み合いになり、男を追って戻ってきたつもりのサムは、自分の遺体をモリーが抱いているのを見て驚きました。サムは死んで、ゴースト(幽霊)になっていたのです。
背後に白くて明るい光が差していましたが、サムはそちらに行かず、未練が残るモリーについていきました。しかし何も触れず、モリーにサムの声は伝わりません。
サムの遺体は緊急治療室に運ばれますが、蘇生は無理だと言われました。緊急治療室にいたゴーストは、「ドアは思い切ってぶつかれ」とアドバイスします。
手持無沙汰のサムは、ずっとモリーについていました。葬儀が済み、自分の遺品も片付けられます。
最愛の人物・サムを失って悲嘆に暮れるモリーに、カールがやたらなれなれしく接してくるのも、サムには腹立たしいことでした。
ある夜、モリーの飼い猫・フロイドがサムの気配を感じ取っていると気づいたサムは、少し嬉しく感じます。
遺品の片付けの後、カールがモリーに「気晴らしに公園へ散歩に行こう」と声をかけます。閉じこもりきりのモリーを気遣って外に連れ出しました。

【承】- ゴーストニューヨークの幻のあらすじ2

ついて行こうとしたサムは、ドアが怖くて出ていけません。それまではモリーにくっついて一緒にドアを通過していたのですが、今回は目の前でドアが閉じたのです。
ゴーストなので通過できるのですが、ドアの中身が見えるのが少し怖く感じられました。
サムがためらっている間に、なんとサムを撃った先日の暴漢の男が、鍵を使って部屋に入ってきます。先日盗んだ財布の中身を使って侵入したのです。
暴漢とモリーが鉢合わせしたら危ないと思ったサムは、飼い猫・フロイドを驚かせて暴漢を向かわせ、頬に傷を負わせました。さらにドアを通過して男を尾行します。
地下鉄に乗ると、地下鉄の中にいたゴーストが「俺の縄張りだ」とキレてサムに襲いかかりました。その際、地下鉄のゴーストは窓ガラスを割ります。つまり、物理的に物を動かせるのです。
気を取り直して尾行を続けたサムは、暴漢の居場所とウィリー・ロペスという名だと知りました。ウィリーは電話で誰かの指示を仰いでおり、黒幕は他にいることも分かります。
ウィリーの家からの帰り道、ふと『霊媒師 霊媒占い』の看板を見つけたサムは、藁にもすがる思いでそこへ行きました。
ブルックリンでその店を開く霊媒師の黒人女性オダ・メイ・ブラウンは、ほかの黒人女性2人を従えて、ものものしい態度と演出を装っていましたが、明らかに怪しい商売をしていました。ところが、思わずサムが「インチキ」と呟くと、その声にオダ・メイは反応します。
「もっと(金を)しぼりとれよ」と野次ったサムの声も聞こえていました。オダ・メイはどこからか聞こえる男性の声に怯えます。
半信半疑のサムが自分の名前「サム・ウィート」と言うと、オダ・メイは逃げながら「サム・ウィート」と復唱しました。オダ・メイには自分の声が聞こえていると確信したサムは、そこに一縷の希望を見出してつきまといます。
オダ・メイの母と祖母には霊感があったそうですが、オダ・メイ自身にはなく、ずっとそれを悩んでいたらしいのですが、実際に霊感があると厄介なのだとオダ・メイは知ります。
サムは、モリーという女性に危険が迫っていると伝えてくれと頼みました。何時間でもくっついて頼み続けると言われ、オダ・メイは仕方なく電話します。
ところがモリーに電話すると、怪しいと思ってすぐに切られました。アパートに行って伝えてくれとサムが頼みますが、オダ・メイは拒否します。
ゴーストになったサムは寝ないでも暮らせます。その夜、ずっとえんえん『ヘンリー8世君』の歌をオダ・メイの枕元で聞かせたサムは、翌日オダ・メイにダウンタウンに行かせることに成功しました。
オダ・メイは翌日モリーのいるアパートに行き、ドアホンを鳴らしますが、やはり警戒されます。そこでオダ・メイはアパートの外から大声で、サムとモリーしか知らない秘密(モンティゴ湾に旅行に行ったとか、ネーム入りのグリーンの下着のこととか、リノで撮った写真のこととか、戸棚に編みかけのセーターがあることとか)を言わせました。モリーは信じて、オダ・メイと話をします。

【転】- ゴーストニューヨークの幻のあらすじ3

カフェで話をしたオダ・メイはモリーに「やっぱりあり得ない」と言われますが、「愛してる」ではなく「同じく」と言い換えたことからモリーはまた少し信じ始めます。
「ウィリー・ロペス プエルトルコ人 住所はプロスペクト・プレース303」とオダ・メイにメモをさせ、警察に行くように言いました。殺人事件が絡んでいると知り、オダ・メイは退散します。
モリーはまずカールに相談しました。カールは「死んだ人を利用するペテン師だ」と言って、警察に行こうとするモリーを止めます。
「君の気が済むなら僕が調べる」と言うので、期待したサムがカールについていくと、カールはウィリーの家に行って居場所がバレてるではないかと罵り始めました。ウィリーを雇っていた人物がカールだと、サムは知ります。
カールは400万ドルを勤務先の銀行から着服して、ヤクの組織に渡そうとしていました。先日サムがコード番号を変更したために、送金できなくなったからサムをウィリーに襲わせたのです。
自分の親友が自分を殺した黒幕だと知り、サムはショックを受けました。それと共に、モリーがカールを信じたままなのも、危険だと感じます。
その頃モリーは考えた挙句警察に行っていましたが、やはり信じてもらえていませんでした。女性刑事からは「ゴーストが本当にいるなら、これから迂闊に服も脱げない」と冗談を言われ、男性刑事は一応調べてくれますが、ウィリーに前科はなく、オダ・メイが前科持ちだという経歴を持ってきます。
オダ・メイが詐欺師で捕まっていたことを知り、モリーは騙されたのかと思いました。でも一方で、どうしても知りようのないことまで知っていることを不思議にも思います。
さて、その頃カールはサムが変更したコード番号を突破し、400万ドルを不正に入手してリタ・ミラー名義の架空の口座に入金しました。
ほっとしたカールはモリーのところを訪問し、慰めてキスしようとします。怒ったサムが2人の間に割って入ろうとすると、ゴーストなので通過しましたが、写真立てが倒れました。我に返ったモリーはカールを帰します。
練習すれば自分も物を動かせるかもしれないと考えたサムは、先日ウィリーを尾行した折に会った地下鉄のゴーストに会いに行き、「物体を触る方法」を教えてくれと頼みます。
地下鉄のゴーストは「お前は霊で肉体はないんだ。へその下に感情を集めて爆発させろ」と言います。地下鉄のゴーストの特訓を受け、サムも物を動かせるようになりました。
立ち去ろうとする地下鉄のゴーストに「なぜここに?」と残っている事情を聞くと、彼は線路に突き落とされた過去を持っていました。なのに飛び込み自殺とみなされて未練が残っているようです。
サムがオダ・メイのところを再び訪問すると、ゴーストがわんさかいました。口コミでオダ・メイに声が聞こえることが、ゴーストに伝わっています。

【結】- ゴーストニューヨークの幻のあらすじ4

ゴーストの1人が順番を待ち切れず、オダ・メイの身体に入りこみました。オダ・メイは慌てて追い出すとゴーストは外に出ますが、人の身体に入ったゴーストは、その後しばらくは動けないようです。
ウィリーがオダ・メイを銃撃しました。命を狙われたオダ・メイはサムに協力することにします。
サムはオダ・メイに偽の身分証明証を用意させると、立派な身なりをさせて銀行に連れていきました。リタ・ミラーを名乗らせて、架空の口座から400万ドルを小切手で出金させます。
たまたまモリーが銀行に現れて、サムは急いでオダ・メイを立ち去らせました。大金だと知ったオダ・メイは喜びますが、サムはそれを救済院(慈善団体)に寄付させます。
知らない間に用意した金が消えているのを知ったカールは、動揺します。残業して原因を突き止めようとしたカールに、サムは椅子を動かして驚かせ、キーボードで「人殺し」「サム」と連打して精神的に追い込みました。
モリーとの食事の約束をしていたカールですが、それどころではありませんでした。モリーがリタ・ミラーのことかと口にし、カールは詰め寄ります。昼間オダ・メイが銀行でリタ・ミラー名義の口座解約したことを聞いたカールは、今やサムのゴーストの存在を信じました。空中に向かって「モリーが死ぬぞ」と脅すと、オダ・メイのところへ行きます。
サムはオダ・メイのところへ先回りすると、カールとウィリーの襲来を告げます。そしてまずはウィリーに物理攻撃をして、退散させますが、ウィリーは怯えて逃げる最中に2台の車の間に挟まれて即死しました。
何が起こったか分からないウィリーのゴーストは、そのまま周囲から湧き出て来た黒い影に連れ去られます(地獄行きっぽい)。
カールはウィリーの事故を目撃すると、モリーのところへ向かいました。サムもオダ・メイを連れてモリーのところへ先回りしますが、モリーはオダ・メイの前科と銀行の一件を見て信じません。
サムはオダ・メイに1セント玉をドア下から入れろと言いました。サムがその1セント硬貨を動かし、1セント玉が浮いたのを見たモリーはオダ・メイの「お守りだ」という伝言を聞いて信じます(同棲初日のペニー硬貨を暗示させた)。
モリーは警官を呼びました。待つ間、オダ・メイがサムに身体を貸すと言い出します。オダ・メイに身体を借りたサムは、モリーと『アンチェインド・メロディ』でチークダンスをしました。
警官到着よりも先にカールがやってきました。カールはドアのロックを銃で壊して中に入ります。
オダ・メイとモリーは上の階に逃げ、サムは2人を必死で守ろうとします。物理攻撃を仕掛けるサムに反撃しようとしたカールは、ワイヤーにぶらさがったフックを動かしますが、戻って来たフックが窓ガラスに当たって割れ、ガラス破片が胸に刺さって絶命しました。
ゴーストになったカールはサムの姿を見ますが、次の瞬間、周囲から現れた黒い影に連れ去られました。かつての親友が連れ去られるのを、複雑な思いでサムは見ます。
心残りのなくなったサムに、上から明るい白い光が差しました。モリーとオダ・メイにサムの姿が見えます。
触れられないけれどもサムとモリーはキスを交わし、続いて、サムはオダ・メイにお礼を言います。「愛してるよ、いつも愛してた」とサムはモリーに言い、モリーは「同じく」と答えます。
サムはモリーとオダ・メイに見送られながら、光の方へ去っていきました。それを見つめながらモリーは「またね」と言いました。

関連する映画

ファンタジー映画

みんなの感想

ライターの感想

すごーーく、すごく有名な作品。25年以上前の作品だが、今見ても面白い。
当然のこと、この時代なので携帯電話は存在はするけれど、今ほど普及していません。
だから気軽に助けも呼べない。
女性が見ても、目線はサムになっちゃうんじゃないかな。
サムの行動を追って「早く信じてちょうだい~」と思うだろう。
苦労があってこそのラストは感動的。
余談だがカールがモリーを慰めに家に行くシーンでは、「日本の梨」を携えて行く。これは…豊水か?

映画の感想を投稿する

映画「ゴーストニューヨークの幻」の商品はこちら