「シェル・コレクター」のネタバレあらすじ結末

シェル・コレクターの紹介:沖縄の離島で暮らす盲目の貝類学者は、偶然にもイモガイの毒で奇病を治す。噂を聞いた人々が島に次々と訪れるが…。原作であるアンソニー・ドーアの同名小説に惚れ込んだ『美代子阿佐ヶ谷気分』の坪田義史監督が、設定を沖縄にして映像化。リリー・フランキーにとっては15年ぶりの単独主演作で、2016年に公開されたファンタジー・サスペンス。

予告動画

シェル・コレクターの主な出演者

貝類学者(リリー・フランキー)、山岡いづみ(寺島しのぶ)、光(池松壮亮)、弓場嶌子(橋本愛)、弓場宗治(普久原明)、ジム(ジム・スターク)、清吉(新垣正弘)

シェル・コレクターのネタバレあらすじ

【起】- シェル・コレクターのあらすじ1

盲目ながら世界的に権威ある貝類学者は、5年程前に沖縄の離島にやって来ました。静かで自然豊かな島にシェルターのような小屋を設け、虚無感を感じながらひとり暮らしています。水や荷物は船乗りの清吉に依頼し、小舟で運搬してもらっていますが、学者は息子・光からの手紙さえ読んでいませんでした。
学者は貝を採取しては茹でて中身を丁寧に取り出し、美しい標本を作るための作業をする毎日です。採取した貝を食することはありませんでした。貝は沈んだ人間の死体を食べるからです。
巷では手足が痺れたのち全身麻痺を引き起こし、重篤化すると死に至るという謎の奇病が流行しており、ラジオの声はそれを淡々と伝えています。
ある日学者は波打ち際に倒れていた不思議な雰囲気の女性を助け、自室のベッドで寝かせました。その女・山岡も奇病により、右手が麻痺を起していたのです。現実から逃げてきた山岡は、目覚めてからも学者の部屋に滞在しました。 この映画を無料で観る

【承】- シェル・コレクターのあらすじ2

外出していた学者が部屋に戻ると、山岡が倒れていました。散らかった水槽や山岡の手の傷に触れた学者は、イモガイに刺されたと気付きます。イモガイは強い神経毒を持っており、それは人をも死に至らしめるほどの恐ろしい貝なのです。
驚くことに、意識を取り戻した山岡の右手の麻痺や傷が消えていました。感激した山岡は生まれ変わったのだと喜び喚き、部屋の壁に貝の螺旋模様を描きました。彼女は画家だったのです。
すっかり居ついた山岡は部屋の中を自分仕様にしたうえに、もう一度イモガイに刺されたいと学者に懇願してきます。手に負えなくなった学者は、「私を巻き込むな」と部屋から逃げると、結局山岡は清吉の船で島を後にしました。
ところが今度は、清吉から話を聞いた弓場という男が取り巻きを従え、学者の小屋に上がり込みました。弓場は娘を治療してもらうため、学者を脅して自分の屋敷に連れて行きました。

【転】- シェル・コレクターのあらすじ3

弓場家は代々、島の神事を司る役目の家系です。娘・嶌子は若いながら、全身が麻痺し意識も朦朧としていました。断れなかった学者は、一か八かで嶌子にイモガイを握らせました。翌朝嶌子は昨夜までの病が嘘だったかのごとく、回復したのです。
山岡から話を聞いたアメリカの雑誌記者ジムが、学者のもとを訪ねて来ました。山岡は精力的に制作しており、作品は今までより高値がついているというのです。
しかし学者の部屋は弓場に荒らされたままで、学者は貝の収集も止めてしまっていました。学者の取材が叶わなかったジムは、島を見て回りました。かつて人が住んでいた島は荒廃していました。
噂を聞き付けた人々が、治療を施して欲しいと次々と島へ押し寄せ始めます。その中に光の姿もありました。彼は世界を救済するためのボランティア団体に所属し、各国を回っています。光は奇病には環境汚染が関わっていると、島へ来た人々に熱く説きました。 この映画を無料で観る

【結】- シェル・コレクターのあらすじ4

学者は奇病の患者や家族に縋られても、再び治療をすることはありませんでした。何もない島では食料も絶え、来島した人々は野生の鳥を捕まえ腹を満たしました。
多くの人を救えるかもしれないと、光は学者にイモガイの治療を行うよう説得しますが、学者は聞く耳を持ちませんでした。思想に支配され気味の息子に「生きていくために使えるものは何でも使え。でも使われるな」と学者は諭しますが、呆れた光は母が再婚予定だと言い残し、部屋を出て行きました。
翌朝光はイモガイに刺され、命を落としました。ショックを受けた学者は大きなイモガイを捕まえ、自らも刺されようとします。そこへお告げを受けた嶌子が島に来て学者を助けました。学者は自分が何も分かっていなかったと嶌子に零しました。

やがて火山が噴火し学者の小屋は流され、違う島に漂着します。学者はその島で、美しい形をした新種の貝を発見しました。

みんなの感想

ライターの感想

監督は〝観る方によって、捉え方が様々に変化する作品″と紹介しています。ジャンルはファンタジーに分類されるようですが、ミステリアスで不気味な演出は貝さえもおどろおどろしく見えてきて、私にとってはサスペンス作品でした。
ちなみに主演のリリーさんは“カルト映画”と称しているようです。
何か煮え切らないものを感じる作品でしたが、リリーさんの演技が見事でした。

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