「タイタンの戦い(1981年)」のネタバレあらすじ結末

ファンタジー映画

タイタンの戦い (1981年)の紹介:有名なギリシャ神話を題材に、1981年にアメリカで製作されたファンタジー映画。監督は『ドーバー海峡殺人事件』『シャーロック・ホームズ/四つの署名』などのデズモンド・デイヴィス。20世紀の特撮映画の巨匠レイ・ハリーハウゼンが手がけた最後の劇場用作品であり、神話に登場する怪物たちが多数登場する作品として全世界の特撮ファンに賞賛された。また、公開当時にはローレンス・オリヴィエやクレア・ブルームなどの名優がオリンポスの神々を演じたことで話題となった。

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予告動画

タイタンの戦い(1981年)の主な出演者

ペルセウス(ハリー・ハムリン)、ゼウス(ローレンス・オリヴィエ)、アンドロメダ(ジュディ・バウカー)、アモン(バージェス・メレディス)、ヘラ(クレア・ブルーム)、テティス(マギー・スミス)、アフロディーテ(ウルスラ・アンドレス)

タイタンの戦い(1981年)のネタバレあらすじ

【起】- タイタンの戦い(1981年)のあらすじ1

ギリシャ神話時代、アルゴス国の王アクシリウスは娘であるダナエが私生児を産んだことを咎め、生まれたばかりの赤ん坊とともに海に流すという罰を与えました。
しかしその男の子ペルセウスはオリンポスの主神ゼウスの密通によって生まれた子供でした。神々の集う場所オリンポスで、その報告を受けたゼウスは激怒します。アクシリウスはゼウスの敬虔な信者だったのですが、ゼウスの怒りは治まらず、海の神ポセイドンに命じて怪物クラーケンを使い、アルゴスを滅ぼさせました。
ダナエとペルセウスだけは、遠く離れたセリポス島の浜辺に到着し、二人は穏やかに暮らしました。
一方、海の女神テティスの息子であるカリボスという青年は、フェニキアの王女アンドロメダと婚約し国を受け継ぐという恵まれた立場にあるにも関わらず怠けるばかりで、その上貴重な生き物であるペガサスを狩りまくったことでゼウスの怒りを買ってしまいます。ゼウスはカリボスを角と尻尾を持つ醜い姿に変え、沼地での暮らしを与えました。
息子を罰されたテティスは怒り、ゼウスの息子であるペルセウスにも苦難を与えてやろうとします。テティスは彼をセリポス島の浜辺から、遠く離れたフェニキアに移動させてしまいました。
いきなり見たこともない円形競技場の前に出現したことで、ペルセウスは混乱します。そんな彼の前に現れたのは、詩人で劇作家の老人アモンでした。アモンは、ペルセウスの身に起こったことは神々の気紛れだろうと説明します。そしてペルセウスがアルゴスの王子だと知ると着るものを用意してくれたのでした。
神殿では、そのことを知ったゼウスがテティスを責め、息子には神の子にふさわしい聖なる武器を与えろと指示しました。
翌朝、闘技場で剣の練習をしていたペルセウスは女神像のもとに光輝く強靱な剣が置かれているのに気づきます。アモンはそれが神からの贈り物だと言いました。ほかの像の足元には、兜や盾もありました。その盾の鏡のように磨かれた裏側にゼウスの姿が浮かびあがり、この盾がペルセウスの命を守ることや兜が被った者の姿を見えなくすることを伝えます。そして宿命に従うよう命じるのでした。
兜をかぶって姿が見えなくなったペルセウスは、さっそく近くにある大きな町ヨッパへと向かいます。 この映画を無料で観る

【承】- タイタンの戦い(1981年)のあらすじ2

ヨッパに到着したペルセウスは、火あぶりの処刑が行われているのを目撃しました。警備の兵に話を聞くと、あれはアンドロメダ王女への求婚者だと言われました。アンドロメダ王女とヨッパの町はテティスの呪いを受けているため、彼女との結婚を望む者は謎を解かねばならないという話です。謎解きに失敗すると焼き殺されしまうのです。それでもアンドロメダは美しく、結婚できれば国王になれるため求婚者が後を絶たないのでした。
その夜、ペルセウスは兜の力で姿を消し、アンドロメダの眠る塔に忍び込みました。美しいアンドロメダの姿にペルセウスはひと目ぼれします。すると窓から巨大なハゲタカがやってきて、アンドロメダの魂を運び去ってしまいました。ペルセウスは彼女こそが自分の宿命だと気づいたのでした。
ペルセウスは空を飛ぶハゲタカを追うためどうすればいいかアモンに相談します。アモンは彼を月の泉に案内しました。そこには満月の夜に、最後のペガサスが水を飲みに来るのです。ペルセウスは兜の力によってこっそりペガサスに近づくと捕獲に成功しました。
次の夜、さっそくペルセウスはパガサスに乗ってハゲタカを追いました。向かった先は不気味な沼地です。アンドロメダを出迎えたカリボスは、ペンダントを贈り、自分への愛を思い出すよう言いました。しかしアンドロメダはもう彼を愛することができません。ならばとカリボスは彼女に新たな謎を伝えます。アンドロメダはヨッパを呪いから救って欲しいと言いますが、カリボスは聞き入れません。アンドロメダは贈られたペンダントを捨て、彼の前から立ち去りました。
ペルセウスは兜で姿を消し、その様子を見ていましたが、足跡に気づいたカリボスに襲われて戦いになります。
ヨッパの宮殿では女王のカシオペアが娘アンドロメダへの求婚者を募っていました。しかし火刑を恐れて誰も名乗りを上げません。そこにペルセウスが現れました。彼の姿を見たアンドロメダは、夢で会ったと気づきます。もう誰かを火あぶりにしたくないアンドロメダは彼を拒もうとしますが、ペルセウスは恐れず謎を要求しました。やむなくアンドロメダは謎を告げます。「心に浮かぶみっつの円。ふたつは月に似て、ひとつは王冠のよう。ふたつは海深くから採れ、ひとつは地底の産物。すべて高貴なもの」
ペルセウスの答えは「指輪」でした。「真珠がふたつ付いている沼地の主の物、カリボスの指輪」と。そして彼は切り落とされたカリボスの手首を掲げました。その指にはめられた指輪は、母である女神テティスからの贈り物だったのです。ヨッパの人々は喜び、ペルセウスはアンドロメダに愛を告白しました。
その頃、カリボスはペルセウスに罰を与えるよう母親に訴えていました。

【転】- タイタンの戦い(1981年)のあらすじ3

ヨッパの町では、正式にペルセウスとアンドロメダの婚約が発表されていましたが、カシオペアがアンドロメダを女神テティスと比べた瞬間、テティスの像が砕け、その首が語りかけてきました。テティスは娘の美しさを女神の自分と比べた思い上がりを罰するといい、30日以内にクラーケンの生贄にするよう命じました。背けばクラーケンがすべてを破壊するのです。
ペルセウスは彼女を助けるため、クラーケンを倒す方法を探すことにします。彼はアモンのアドバイスによって、険しい山奥に住む地獄の魔女と呼ばれる盲目の老女たちのもとへと向かうことにします。魔女たちが住む場所までは何日もかかりますが、ペガサスならあっという間に到着します。
ところがペガサスはカリボスに捕らえられていました。やむなくペルセウスは馬で旅に出る決意をしますが、アンドロメダも同行すると言い出しました。危険だから止めようとしましたが、彼女は聞き入れません。
オリンポスでは、ペルセウスが危険な旅出ることを知ったゼウスが彼の助けになるよう新たな贈り物をしようします。彼は女神アテナに未来を予知できるフクロウのブーボを贈るよう命じました。彼女は大切なブーボを手放すことができず、かわりに金属の神ヘパイトスに機械仕掛けのフクロウを作らせました。
さっそく完成した金色に輝くブーボは旅の途中にあったペルセウスたちの前に現れ、彼らを魔女たちのもとと案内します。
3人の魔女は盲目で、水晶を使って視力のかわりにしていました。ペルセウスはブーボーにその水晶を奪わせて、クラーケンを倒す方法を聞きます。魔女たちが話した方法は、メドゥーサの首を使う方法でした。目を見た者を石にするというメドゥーサの首を使えば、クラーケンさえも倒すことができるといいます。メドゥーサもクラーケンも人間には手の及ばない存在「タイタン」であり、それこそが「タイタンの戦い」なのでした。
話を聞いたアンドロメダはメドゥーサと戦う旅にも同行すると言いましたが、ペルセウスは彼女を残して出発しました。
護衛の兵士2人ととももにメドゥーサの住む神殿に到着したペルセウスですが、そこには石になった人間が銅像のようにいくつも立っていました。双頭の狼を倒し、ペルセウスは神殿の中に入っていきます。彼らは盾の裏を鏡とし、実物のメドゥーサの顔を見ないように注意して進みましたが、メドゥーサは下半身が蛇の想像を絶する恐ろしい怪物でした。護衛の兵士たちは次々と殺されていきます。ペルセウスは盾に自分の姿を映してメドゥーサの注意を引き、隙を見てその首を切り落としたのでした。流れたメドゥーサの血は猛毒で、盾を溶かしてしまいます。
首を得たペルセウスは、神殿を出てその首を高く掲げるのでした。

【結】- タイタンの戦い(1981年)のあらすじ4

その夜、ペルセウスたちは野宿をしていましたが、メドゥーサの首を入れた袋にこっそりとカリボスが近づいてきました。彼が銛で袋を突き刺すと、流れ出たメドゥーサの血から巨大なサソリが現れます。気づいたペルセウスたちが立ち向かいますが、カリボスの妨害によって次々と兵士達は倒されていきました。一人残ったペルセウスはなんとかサソリたちとカリボスを倒しました。しかしもう生贄の時まであまり時間がありません。ペルセウスはブーボにペガサスを探すよう命じました。
ブーボはカリボスの住処に到着すると、火を放ちました。カリボスの手下やハゲタカたちが動揺している間に檻を開け、捕らえられていたペガサスほ逃がすのでした。
そしていよいよアンドロメダが生贄となる日がやってきました。オリンポスでは、ゼウスがクラーケンを放つように命令します。さしのも彼も神への侮辱に怒るテティスは止められなかったのです。
その頃、ペルセウスはペガサスの背に乗ってヨッパの町へと急いでいました。
夕闇が迫る中、アンドロメダが岩に繋がれます。すると海からクラーケンがその巨体を現しました。ブーボが注意を逸らそうとしますが、クラーケンに弾き飛ばされ、岩に叩きつけられてしまいます。
クラーケンがアンドロメダに近づいた時、ペガサスに乗ったペルセウスが飛んできました。しかし、クラーケンの攻撃によってメドゥーサの首の袋を取り落としてしまいます。さらにクラーケンが迫ってきた時、ブーボーが袋を拾って届けてくれました。ペルセウスはその首を掲げ、クラーケンを石に変えて倒します。アンドロメダを無事救い出したペルセウスに、見守っていた人々は歓声をあげるのでした。
オリンポスではゼウスが我が子の勝利を喜びます。女神ヘラは人間たちの中から次々と英雄が現れたら、自分たちの立場がなくなるのではと聞きますが、ゼウスはそれは当分先の話だと言います。そしてペルセウスの勇気を称え、彼への復讐を禁じます。
地上では、ペルセウスとアンドロメダの結婚が行われていました。見守っていたアモンは、これを新たな物語として書き記そうとします。そして旁らにいたブーボに、「お前の事も書くよ」と伝えるのでした。
ゼウスはペルセウスの勇気を永遠に伝えるため、彼やアンドロメダ、ペガサスを星座にすることを命じたのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

ギリシャ神話を原作としたこの作品、神話に忠実に作りすぎたせいで主人公ペルセウスがいまいち面白味のない優等生に見えます。印象に残るのはゼウスの親バカっぷりばかり。せっせと息子をフォローして何かといえば便利なアイテムを用意してと、エコヒイキの連続。まぁそういう神様の人間くささがギリシャ神話の特徴でもありますが。
とはいえ、この映画の最大の魅力は巨匠レイ・ハリーハウゼンによる怪物たちでしょう。まだCGが発達する前の古き良き時代の特撮なので、今の視点で観るとものすごく不自然ではありますが、そこに手作り感というか独特の味わいがあるのもまた事実。神話の生き物たちの一種異様な雰囲気の再現にも繋がってる……とまで言うと、この時代の特撮が好きな人間の贔屓目かもしれませんが。

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