「ダーククリスタル」のネタバレあらすじ結末

ファンタジー映画

ダーククリスタルの紹介:1982年に公開されたアメリカのファンタジー映画。監督は『セサミストリート』『マペットショー』などのジム・ヘンソンと、『スター・ウォーズ帝国の逆襲』でヨーダを操演し、声もあてたフランク・オズの共同監督である。ヘンソンのアイデアをもとに、英国のファンタジー画家ブライアン・フロードのコンセプトアートで描かれた世界観をもとに誰も見たことのない不思議な異世界を完璧に作り上げ、アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭のグランプリなどを始め、世界各国のファンタジー賞に輝いた。

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予告動画

ダーククリスタルの主な出演者

ジェン(スティーブン・ガーリック)、キーラ(リサ・マックスウェル)、オウグラ(ビリー・ホワイトロウ)、フィズギグ(パーシー・エドワーズ)、スケクシス族の侍従長(バリー・デネン)、スケクシス族の将軍(マイケル・キルガリフ)、ミスティック族の長老(ブライアン・ミュール)、ミスティック族の儀式守護者(シーン・バレット)、ナレーター(ジョセフ・オコナー)

ダーククリスタルのネタバレあらすじ

【起】- ダーククリスタルのあらすじ1

時空を越えたはるか彼方の惑星、千年の昔にその世界を司るクリスタルが割れ、欠片が失われたことで二つの種族が生まれてしまいます。温和なミスティック族と邪悪なスケクシー族です。身も心も醜く歪んだスケクシー族は、城に籠もり世界を支配していましたが、長い年月を経てその数を減らし、今はわずか10人にまでなっています。欠片を失ったクリスタル=ダーククリスタルの力で生命を長らえている彼らですが、今その皇帝が死を迎えようとしていました。
一方、心優しいミスティック族は城のはるか彼方の谷で穏やかに暮らしていましたが、彼らの生き残りもわずか10人にまで数を減らしていました。迫り来る絶滅の時に備え、ミスティック族の長老はある決心をします。長老はスケクシーによって滅ぼされたゲルフリン族の最後の一人で、ミスティック族に育てられたジェンを呼び出し、ある使命を与えます。それはクリスタルの欠片を見つけ、割れたクリスタルを元に戻すというものでした。長老はクリスタルの欠片を求め、オウグラという生き物に会いにいくようジェンに言いました。
同じ時、スケクシーの城では皇帝が命を落とそうとしていました。最後まで権力に固執した皇帝が死亡した時、遠く離れた谷に済むミスティック族の長老も命を落とします。その体は光となって消えていきました。
ジェンは他のミスティックたちに見送られ、旅に出ます。
その頃、スケクシーたちは新たな皇帝の座を巡って醜い争いを繰り広げていました。将軍と侍従長が対決したものの、将軍が勝利し、破れた侍従長は衣服をはぎ取られて城から追放されようとします。しかしその時、ダーククリスタルが反応し、旅立つジェンの姿を映し出しました。
スケクシーたちは、ゲルフリン族が自分たちを滅ぼすという予言を思い出し、ジェンを抹殺すべく兵隊種族「ガーシム」の軍団を出動させるのでした。 この映画を無料で観る

【承】- ダーククリスタルのあらすじ2

オウグラのもとに辿り着いたジェンは、その家で天体の動きを再現する巨大な機械を見せられます。オウグラは遥か昔から世界を観察する研究者でした。そして今オウグラは千年前に目撃したことを語りました。
3つの太陽が重なる「大合致」、その時、クリスタルが割れてミスティック族とスケクシー族が生まれました。そして今、再び大合致の時が迫っています。その時、ダーククリスタルは巨大な力を得て、スケクシスの力は再びかつての力を取り戻すのです。
ジェンがオウグラからクリスタル欠片を手に入れた時、ガーシムの軍団が突入してきました。ガーシムたちは手当たり次第に周囲を破壊していきます。その混乱に乗じてジェンは脱出していきました。しかしその姿を、城から追放されたスケクシー族の侍従長が見つめていました。
その頃、谷に残ったミスティックたちは、クリスタルの求めを感じてスケクシーの城へと出発していました。
クリスタルの欠片は手に入れたものの、それをどうすればいいのかわからず途方にくれていたジェンですが、森の中で一人の少女と出会います。それはジェンと同じゲルフリン族の生き残り、キーラでした。二人が手を触れた時、互いの過去の記憶が流れ込みます。ジェンはミスティックに育てられ、キーラはポッド族という小妖精によって育てられていたのです。スケクシーに見つからないうちに、キーラはジェンを連れていきました。
一方、城ではスケクシーたちが獣のように浅ましく食事をしていました。そこにガーシムたちが戻ってきます。彼らはゲルフリンと間違えて、オウグラを拉致してきていました。オウグラはスケクシーたちを罵り、彼らの支配は予言が成就すれば終わると断言します。スケクシーたちは再び手下の怪物たちを城から放つのでした。
ボートに乗ったジェンとキーラは穏やかな時を過ごしていました。しかしキーラのペットのフィズギーがスケクシーの放ったスパイ「クリスタルコウモリ」を発見します。キーラは石を投げて撃墜しましたが、クリスタルコウモリの目は二人の姿を映していました。

【転】- ダーククリスタルのあらすじ3

キーラとともにポッド族の村を訪れたジェンは、彼らの宴に招かれます。陽気に歌い踊るポッドたちに合わせ、ジェンも得意の笛を吹きましたが、そこにガーシムの軍団が襲撃してきます。ガーシムたちは次々とポッド族を捕らえていき、ジェンとキーラも襲われかけましたが、それを助けたのはスケクシー族の侍従長でした。
逃げのびて一息ついたジェンは、自分のせいで村が襲われたと悔やみました。キーラはガーシムの襲撃はしょっちゅうあるのだと言って彼を慰めます。
その時ジェンは、ここが古代の遺跡であることに気づきました。壁に書かれた古代の文字を読んだジェンは、砕けたクリスタルを一つにすることがゲルフリンの使命であることを知ります。そこにスケクシーの侍従長が現れ、二人に取り入ろうとしました。しかしジェンはその言葉に耳を貸さず、キーラとともに立ち去ります。
自分たちの使命に気づいたジェンは、クリスタルのある城へと向かうことにしました。キーラは動物を操る力を使って早足の生き物「ランドストライダー」を呼び出し、ジェンとともに出発するのでした。
一方、スケクシー族の城ではスケクシーの科学者が捕らえたポッド族から命をエキスを抽出していました。エキスを抜かれた者は奴隷として使役されるようになるのです。そのエキスは皇帝に献上されましたが、ゲルフリンの命のエキスでないと効き目が弱いようでした。
荒野を進むキーラとジェンは、途中で捕らえたポッド族を運ぶガーシムの部隊と遭遇します。キーラはランドストライダーをガーシムにけしかけ、その隙にポッドたちに逃がしました。しかしジェンとキーラは崖に追いつめられてしまいます。キーラはゲルフリンの女性だけにある翼を使って、ジェンとともに無事に脱出したのでした。
崖の下についた二人は城の下水口を発見し、中に入っていきます。その様子を侍従長が見守っていました。

【結】- ダーククリスタルのあらすじ4

城の地下を進むジェンとキーラですが、そこには侍従長が待ちかまえていました。侍従長はジェンを生き埋めにして、キーラを捕まえていきます。
侍従長はキーラを皇帝に献上し、追放を解かれました。キーラは命をエキスを抜かれるため連行されていきます。
エキスを抜く機械にかけられたキーラでしたが、同じ場所に監禁されていたオウグラの助言を受け、動物たちを呼ぶ声を使います。すると周囲に捕らえられていた動物たちが一斉に暴れ出し、スケクシーの科学者に襲いかかりました。彼は研究室の隣にある深い奈落の底へと落ちていきます。同じ時、荒野を進んでいたミスティック族の一人が突如として消滅しました。
拘束から抜け出したキーラに、オウグラはもうすぐ3つの大陽が重なると告げます。キーラはジェンを探すため駆け出しました。
一方、気絶から目覚めたジェンは、フィズギグとともに城の地下をさまよっていました。しかし彼は無数のガーシムが巣くう場所に迷い込みます。なんとかその手を逃れたジェンは、ダーククリスタルの設置された縦穴をよじ登っていきました。
その頃、ミスティックたちはついに城に到着していました。ガーシムがその行く手を遮りましたが、ミスティック族が歌うような声をあげると、脇にどいて彼らを通すのでした。
城の中を探索するジェンは、ついにダーククリスタルのある広間に辿り着きます。彼は物陰に潜んでスケクシーたちがクリスタルの回りに集っているのを見守っていましたが、広間の反対側にキーラが隠れているのに気づきます。
スケクシーたちは大合致に備え、ダーククリスタルの力を得る儀式を行おうとしていましたが、フィズギグが吠えたためジェンとキーラが見つかってしまいます。
スケクシーがガーシムを呼び、追いつめられたジェンはクリスタルに飛び移りました。しかしその時、クリスタルの欠片を落としてしまいます。キーラがその欠片を拾ってジェンに投げましたが、その瞬間彼女はスケクシーによって刺し殺されてしまいました。
ジェンは悲しみながらも、クリスタルの欠片をダーククリスタルに差し込みます。スケクシーたちはパニックに陥り、周囲にいたガーシムは次々と崩壊していきました。ジェンは倒れたキーラに駆け寄り、彼女を抱き締めます。
城が崩壊しはじめた時、ミスティック族が広間に現れ、次々とスケクシーたちに近づいていきました。クリスタルの放つ光によってミスティック族とスケクシー族は合体していきます。予言が成就し、分かたれたものが再びひとつとなったのです。元の力を取り戻した種族「ウルスケク」は、ジェンの勇気を誉め称え、キーラを抱き締めるよう言います。するとキーラは目を開きました。
ウルスケクたちはジェンとキーラに後の世界を任せ、光の柱となって消えていきました。
そして城のまわりの大地は美しい緑に包まれ、世界に平和が甦ったのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

ジム・ヘンソンがマペットの技術を使って生み出したファンタジー世界というのが売りのこの作品、すべての生き物が一から作り出された異世界の作り込みは当時としては凄いレベルですが、CG全盛の現在の視点で観るといろいろと物足りなく思えます。ポッド族なんて人形丸出しで、いかにマペットだなーって雰囲気ですし。
とはいえ、事実上の主役であるスケクシーやミスティックたちのリアルな造形や存在感は、CGではなかなか出せないレベルなのもまた事実。彼らの動きや演技を観ているだけでもけっこう楽しめます。
ストーリーはかなりシンプルで、ほとんどヒネりもなく割とあっさり終わる印象ですが、ヒロインである妖精キーラの可愛さは当時のファンタジー好きに大きな影響を与えたものでした。

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