「テラビシアにかける橋 (2007年)」のネタバレあらすじ結末

ファンタジー映画

テラビシアにかける橋 (2007年)の紹介:2007年公開のアメリカ映画。児童文学の巨匠キャサリン・パターソンの同名作品を原作にしたファンタジー作品。原作は数々の文学賞を受賞し、1985年にもテレビ作品として映画化されている。監督は児童向けテレビアニメシリーズ『ラグラッツ』などで知られるガボア・クスポ。製作と脚本を担当したデヴィッド・パターソンは原作者の息子で、この作品は彼が子供の頃に親友を失った経験をもとにしている。

予告動画

テラビシアにかける橋 (2007年)の主な出演者

ジェス・アーロンズ(ジョシュ・ハッチャーソン)、レスリー・バーク(アナソフィア・ロブ)、エドマンズ先生(ズーイー・デシャネル)、ジャック・アーロンズ(ロバート・パトリック)、メイベル・アーロンズ(ベイリー・マディソン)、ジャニス・エイブリー(ローレン・クリントン)

テラビシアにかける橋 (2007年)のネタバレあらすじ

【起】- テラビシアにかける橋 (2007年)のあらすじ1

バージニア州の田舎町に住むジェス・アーロンズは、女の子ばかりの姉妹の中で一人だけ男の子でした。妹のメイベルはいつも彼の後をついて回りますが、姉たちにはバカにされていて、靴も姉のお下がりです。
内向的で絵ばかり描いているジェスは、学校ではいつもいじめられていました。
そんなある日、彼のクラスにレスリーという女の子が転校してきます。レスリーはジェスたちが駆けっこをしているところに割り込んできて、一番になりました。駆けっこに自信があったジェスは彼女に反発します。
帰宅したジェスは、レスリーも同じ道を歩いてくることに気づきます。彼女は隣に越してきたのでした。
いつも絵ばかり描いているジェスに、レスリーが興味を示します。ジェスもまた、学校の授業でレスリーが自分の作文を朗読する声に惹かれていきます。
先生からテレビの科学番組を見て感想を書くよう宿題が出ましたが、レスリーは家にテレビがないと言い、クラスの悪ガキ連中に笑いものにされました。しかしレスリーは平然としています。
その日、学校から帰ってきたジェスとレスリーは、連れだって近くの森に行きました。二人は学校もいじめっ子もない魔法の国について想像します。レスリーはジェスを誘い、木の枝から下がったロープで小川を超えて、森の中へと入っていきました。
二人は木の上に作られた小屋を見つけます。想像力豊かなレスリーは、この小屋を自分たちの城に、森を妖精の王国に見立てる遊びをはじめました。
それからジェスとレスリーは毎日その小屋を訪れ、自分たちの秘密の隠れ処にしたのでした。

【承】- テラビシアにかける橋 (2007年)のあらすじ2

レスリーの両親は二人とも作家ということで、だから文章があんなに上手いのだとジェスは納得します。しかしレスリーは親と子供は別だと言います。
いつもの隠れ処にいた二人は、リスが食べ物を求めてやってきたのに気づきます。二人はリスをダークマスターから派遣された兵隊リスガーだと言い、追い払おうとしました。すると本当にリスが魔物になります。
その魔物を追い払ったジェスを、レスリーが木の上に誘いました。そこから見えるのは見たこともない不思議な景色でした。レスリーはこの森に広がる国を「テラビシア」と名付けました。
そんなある日、アーロンズ家の温室が動物に荒らされました。彼の父親ジャックは罠を仕掛け、捕まえた動物を殺すと言います。ジェスはこっそり捕まった動物を森に放しましたが、ジャックに叱られてしまいました。工務店で働くジャックはジェスの絵に関心がなく、実用的なものにしか興味がないのです。
誕生日にはレーシングカーのセットをジェスにくれましたが、調子が悪いとなるとすぐに返品しようとします。
一方、レスリーはジェスにプレゼントとして高価な絵の具のセットをくれました。レスリーは値段のことなどまるで気にしてない様子でした。
再びテラビシアの隠れ処に行ったジェスとメイベルでしたが、いきなり立木が倒れてきました。レスリーは巨人が来たと言います。表に出ると、本当に巨人の足跡がありました。ジェスとレスリーは巨人と戦うことを決め、犬をもらってきます。
プリンス・テーリンと名付けられたその犬は巨人の足を舐めてくすぐり、見事に巨人を撃退しました。
そんなある日、妹のメイベルが上級生女子のジャニスに意地悪をされました。ジェスとレスリーも嫌がらせをされたので、二人はなんとか仕返しをしようと企みます。
二人はジャニスが憧れている男子からのニセのラブレターを作り、ジャニスに恥をかかせました。
帰宅したレスリーは、両親から壁の塗り替えをするよう言われます。ジェスも手伝うことになりましたが、仲良く踊りながら壁を塗るレスリーの一家をみるうち、ジェスも笑顔を浮かべます。ジェスはレスリーの父親から、人生最高の幸せは意義のある仕事をすることだと教わりました。

【転】- テラビシアにかける橋 (2007年)のあらすじ3

ジェスは音楽の女性教師エドマンズ先生にほのかな憧れを抱いていましたが、なかなか話しかけられずにいました。そんな彼をレスリーが後押します。やがてエドマンズ先生はジェスの絵の才能に気づき、褒めてくれるようになりました。
一方、レスリーはジャニスがトイレで大泣きしていることに気づきます。さすがに気が咎めたレスリーは、ジェスに促されてジェニスに話をしにいきます。戻ってきたレスリーはジャニスと和解したと語りました。ジャニスは父親に虐待されたことが原因でみんなから仲間外れにされたことを告白したそうです。レスリーも仲間はずれにされた経験を語り、二人は意気投合したようでした。
日曜日、レスリーはジェスの家族と一緒に教会のミサに訪れます。帰り道、聖書を信じないというレスリーに、メイベルが地獄に落ちると言いました。しかしレスリーは、神様はこの世界を動かすのに忙しくて、そんなことをするわけがないと言いました。
数日後、ジャックの仕事を手伝っていたジェスは、大事な鍵の束を無くしてしまい、ひどく叱られます。その鍵の束はメイベルが持ち去り、レスリーに渡していたのでした。レスリーは、城に見立てた自分たちの城の飾りにその鍵を使っていたのです。
鍵を回収するため、テラビシアに向かった二人でしたが、リスガーやオオワシといったダークマスターの兵隊たちが鍵を奪うために襲いかかってきます。ジェスとレスリーは妖精の戦士や森の巨人に助けられ、無事に鍵を取り戻しました。
森に嵐が近づき、雨が降り始めます。ジェスとレスリーは増水した川を渡ってテラビシアから帰りました。

【結】- テラビシアにかける橋 (2007年)のあらすじ4

土曜日、ジェスはエドマンズ先生から美術館に誘われました。先生の車に乗る時、ジェスはレスリーのことを思い出しましたが、気にせずに出かけていきます。
初めて訪れた美術館で夢のような一時を過ごしたジェスですが、帰宅した時、家族が悄然していることに気づきます。レスリーが死んでしまったというのです。テラビシアに行くため川を渡ろうとした時、ロープが切れて川に落ち、頭を打って亡くなったということでした。
しかしジェスはレスリーの死を受け入れられませんでした。葬儀のため両親とともに隣家を訪れ、レスリーの父親にあの子と仲良くしてくれてありがとうと言われても、何のことかわからず戸惑うばかり。葬儀に来たエドマンズ先生にジェスは、次はレスリーを誘って美術館に行きましょうと言って先生を愕然とさせました。
学校でもジェスは同級生の悪ガキにレスリーのことをからかわれ、殴りつけてしまいます。いつも厳格なマイヤーズ先生は、自分が夫を亡くした経験を話してジェスを慰めてくれました。
授業が終わって教室から出たジェスは、いじめっ子たちに突き飛ばされました。しかし、ジャニスがそのいじめっ子たちを殴って仕返しをしてくれました。
帰宅したジェスは、森へと向かいます。心配したメイベルが後をついてきましたが、ジェスは彼女を突き飛ばして追い返し、一人でいつもの隠れ処に向かいました。しかし、そこはすっかり荒れ果てていました。
絵の具を川に流していた時、ジェスの前にダークマスターが襲いかかってきます。それは心配して様子を見に来たジャックでした。ジェスはジャックにすがりつき、レスリーが死んだのはあの日、美術館に誘わなかったからだと言って泣きました。父親はそれを否定し、レスリーと一緒に過ごしたこの場所を大切にしなさい、そうすればあの子は生き続けると言いました。
その夜、ジェスはメイベルに謝りました。しかしまだメイベルは彼の言葉を無視していました。
翌日、ジェスはレスリーの絵を小舟で川に流し、自分だけの葬式をしました。
家に戻ったジェスは、レスリーの両親が引っ越していくのを見ました。彼はその車を呼び止めると、残していた材木をもらう約束をしました。
ジェスはその材木を森に運び込むと、川に橋をかけました。そしてお姫様にしてあげると言ってメイベルを連れて来て、自分とレスリーが考えたテラビシアの光景を紹介します。すると二人の前にさまざまなテラビシアの生き物たちが現れました。
彼らに迎えられ、ジェスとメイベルはテラビシアの王と姫になったのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

予告やDVDのパッケージからして、もっとスレートなファンタジー作品かと思っていました。少年と少女が不思議な世界に迷い込んで……的な。実はそういった部分は幻想に過ぎなくて、単なるごっこ遊びをしていただけだったという話。
それがいかにも楽しそうに見えるのは、レスリーが魅力的だからでしょう。それだけに、終盤レスリーがあっけなく死んでしまう展開はなかなかに衝撃的で、ジェスがその現実を受け入れられず苦しむ部分は非常に共感できます。
ラスト、レスリーのいないテラビシアの光景はそれまでなかった賑やかさに満ちていましたが、どこか悲しく思えて仕方ありませんでた。

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