「ワンダーウーマン」のネタバレあらすじ結末

ワンダーウーマンの紹介:2017年のアメリカ映画。マーベル・コミックと並ぶアメコミの大手出版社「DCコミック」の同名作品の実写映画化作品。同社の出版するさまざまなスーパーヒーローを同じ世界観で活躍させる『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズのひとつで、『スーサイド・スクワッド』に続く4作目にあたる。
女性だけの島で育った女戦士ダイアナが、外の世界に旅立ち、女戦士ワンダーウーマンとして活躍するようになるまでの物語。監督はシャーリーズ・セロン主演の『モンスター』以来、これが長編2作目のパティ・ジェンキンス。単独のスーパーヒーローの出演作品としても記録的な大ヒットであり、全世界興行収入でも女性監督作品として史上最高を記録するという高評価となった。

予告動画

ワンダーウーマンの主な出演者

ダイアナ/ワンダーウーマン(ガル・ガドット)、スティーブ・トレバー(クリス・パイン)、アンティオペ(ロビン・ライト)、パトリック・モーガン卿(デヴィッド・シューリス)、ヒッポリタ女王(コニー・ニールセン)、エーリヒ・ルーデンドルフ将軍(ダニー・ヒューストン)、イザベル・マル博士/ドクター・ポイズン(エレナ・アナヤ)、エッタ・キャンディ(ルーシー・デイヴィス)、サミーア(サイード・タグマウイ)、チャーリー(ユエン・ブレムナー)、チーフ(ユージーン・ブレイブ・ロック)

ワンダーウーマンのネタバレあらすじ

【起】- ワンダーウーマンのあらすじ1

現代のフランスのルーヴル美術館。そこで働く女性ダイアナのもとに、世界的大企業ウェイン・コーポレーションから一個のスーツケースが届けられます。ケースの中身は一枚の古い写真でした。百年前、第一次世界大戦の戦場で兵士たちとともに映っている女性はダイアナ自身です。添えられていたブルース・ウェインのメッセージには、この写真についての質問が書かれていました。
ダイアナは写真を見ながらその当時のことを回想します。彼女は百年以上前、女戦士アマゾン族の暮らすセミスキラ島で生まれ、育っていました。幼い頃から戦士に憧れていたダイアナでしたが、母親であるヒッポリタ女王はこの島はずっと平和だからといって反対します。ヒッポリタはダイアナに島に伝わる伝説を話して聞かせました。
かつて創造神ゼウスは自分たちに似せて人間を創ったのですが、ゼウスの息子で戦争の神「アレス」は人間たちに嫉妬し、彼らの心に邪悪なものを植え付けて互いに争うように仕向けました。ゼウスは自らの力を振りしぼってアレスを追放しましたが、いつかアレスは復活します。その時に備え、このアマゾン族が存在するというのです。宮殿の尖塔にはアレスを倒すための伝説の聖剣「ゴッドキラー」も安置されていました。
話を聞かされ、ゴッドキラーを見せてもらったダイアナはますます戦士になりたいと思い、ヒッポリタの妹で最強の女戦士とされているアンティオペ将軍から直々に指導を受けるようになりました。そのことを知ったヒッポリタはアンティオペを咎めたものの、ダイアナの向上心に負けて彼女を戦士になることを許します。
やがてダイアナはアマゾン族でも有数の戦士となりました。ある日ダイアナはアンティオペと実践形式でトレーニングを受けているうち、強烈にパワーを発揮してアンティオペを負傷させてしまいます。
そのことでショックを受けたダイアナは岸壁に向かいました。すると空の一点が破れるようにして飛行機が出現、目前の海へと墜落していきます。ダイアナは即座に海に飛び込むと、乗っていた男を救出しました。
生まれてはじめて見る男に不思議な感慨を受けていた時、男を追うようにして兵士たちの一団が船でやってきます。この島は不可視の霧のような障壁で外界から隔絶していましたが、男の飛行機が偶然にも障壁を突破し、船で男を探索していた兵士たちも後を追ってきたのでした。
銃で武装した兵士たちは島に上陸してきましたが、即座にアマゾン族の女戦士たちも駆けつけ、激しい戦闘となりました。弓と槍、そして剣で武装した女戦士たちはその卓越した体術で兵士たちを次々と倒していきます。しかし銃弾を受けて倒れる女戦士もいました。はじめて銃を見るダイアナは、一発で女戦士を仕留めるその威力に驚愕します。
それでも臆せず戦いに飛び込んだダイアナでしたが、彼女を庇ってアンティオペが銃弾を受けてしまいました。アンティオペは「ゴッドキラー……行きなさい」と言い残して息絶えます。ダイアナに助けられた男も敵兵から銃を奪って戦いに加わり、戦闘はアマゾン族の勝利となりました。
しかしダイアナに助けられた男は、敵兵たちと同じ軍服を着ていたことから捕らえられてしまいます。彼は自分が何者なのか答えられないと言いました。女王は彼を宮殿へと連行し、縛られた者に本当のことを喋らせる力のある「ヘスティアの縄」で縛り上げて尋問しました。
男はアメリカ陸軍航空部のスティーブ・トレバーと名乗り、連合国軍のスパイでドイツに潜入していたと明かします。ドイツ軍ではエーリヒ・ルーデンドルフ将軍のもと、女性科学者のイザベル・マル博士ことドクター・ポイズンが強力な殺人ガスを開発していました。その脅威を知ったトレバーは情報の書かれたノートを奪って飛行機で逃走したのです。
外の世界では世界的な規模での戦争が起こり、女性や子供まで含めた何千万もの人々が死んでいるというトレバーの言葉に、ダイアナは激しい衝撃を受けます。新兵器の毒ガスが戦場で使用されると、さらに被害が拡大するでしょう。
ダイアナはその戦争を「アレス」の仕業だと主張し、トレバーとともに島を出たいとヒッポリタに言いました。しかしヒッポリタはそれを許さず、外の世界には関わらないと決定します。ヒッポリタはアレスの存在に気づいていながら、ダイアナが関わることを恐れているようでした。
仕方なくダイアナはトレバーの軟禁されているところに行ってみました。彼は入浴中で裸です。ダイアナは初めて見た男の全裸姿に「あなたは男性として標準的なの?」と訊ねます。トレバーは戸惑いつつも「俺は標準以上かな」と言い、「この時計は父親からもらったものなんだ」と腕時計の話にすり替えて誤魔化しました。
トレバーと話したことで、やはり自分は外の世界にいくべきだと決意したダイアナは、驚異的なジャンプ力と怪力で尖塔に侵入し、ゴッドキラーと盾、そしてヘスティアの縄を入手します。再びトレバーのもとを訪れた彼女は彼を連れて、海岸に繋留されている小さなヨットに向かいました。
しかし出航の直前、ヒッポリタが駆けつけてきます。ヒッポリタはダイアナの決意が固いと気づくと、二度とこの島には戻れないと言いながらも、アンティオペの形見のティアラを渡して送り出すのでした。

【承】- ワンダーウーマンのあらすじ2

島を出たヨットは順調に航海をしました。途中、ダイアナは自分が母親によって粘土から作られてゼウスによって命を吹き込まれた存在で父親がいないことや、島の書物で読んでセックスについて理解していることをトレバーに話しました。トレバーは最初は遠慮して離れたところで寝ようとしましたが、ダイアナが気にしてない様子なので隣で寝ることにしました。ダイアナは彼のことをまるで気にせず、すぐに眠りに落ちます。
ダイアナが目覚めると、ヨットはロンドンに到着するところでした。はじめての外の世界は猥雑そのものでした。ダイアナは道端の母親が連れていた赤ん坊に目を輝かせます。
ダイアナはアレスのいる戦場に連れていってくれと言いましたが、トレバーは彼女が半裸に近い服装なのを気にして、服を用意するためデパートに連れて行きました。そこにはトレバーの秘書エッタがいて、一緒にダイアナの服を選んでくれました。
目立たない服装になったダイアナは、トレバーの秘書という名目で議会へと向かいます。しかしその途中、ドイツのスパイに目を付けられ、路地裏で包囲されてしまいました。ダイアナはハンドガードで敵の銃弾をすべて跳ね返し、返り討ちにしてしまいます。残った一人を捕らえようとしたものの、情報を聞き出す前に毒を飲んで自害されてしまいました。
議会に到着したダイアナとトレバーでしたが、その当時は女性の地位が低く、会議場に入ってきたダイアナは白い目で見られてしまいます。
さらに折しもイギリスはドイツと停戦交渉を行っている真っ最中で、パトリック・モーガン卿をはじめとする首脳部はトレバーから報告を受けて毒ガスのノートを見せられても芳しい反応を見せません。ノートはシュメール語で記載されていて読めるものはいませんでしたが、どんな言葉でも理解できるダイアナが内容を読み上げ、ドイツ軍の開発したのが水素を使ったマスタードガスという強力な毒ガスであることがわかります。それはガスマスクでさえ溶かす恐ろしい威力の毒ガスなのです。
そんな毒ガスの脅威を知っても、イギリス軍の首脳部は兵員を使い捨てにするつもりであるため、ダイアナは激怒し、将軍であれば兵士とともに戦うべきだと言い放ちました。
軍があてにならないことを知ったトレバーは、ダイアナを外に連れ出しました。ダイアナは彼にも不信感を抱きましたが、トレバーはヘスティアの縄で自分もドイツの毒ガス攻撃を停めようとしていることを証明しました。ダイアナは毒ガスを使おうとしているルーデンドルフ大佐こそがアレスだと思い、トレバーとともに前線に向かうことにします。
トレバーはそのために仲間が必要だと言って、ダイアナとともに酒場に向かいました。そこで数カ国語を操る潜入工作の名手サムイールと狙撃手のチャーリーと会い、報酬の相談をしているところに、モーガン卿がやってきます。彼は自分の独断でトレバーに毒ガスの阻止を依頼し、資金を提供しました。
その頃ドイツでは、ルーデンドルフ大佐が毒ガスを使う計画を会議にかけていましたが、他の将官たちはその作戦に否定的でした。イギリスとの和平交渉も進行していたからです。しかしルーデンドルフ大佐は毒ガスを使ってその場の人たちを皆殺しにしてしまいました。

【転】- ワンダーウーマンのあらすじ3

ロンドンではトレバーに道端のアイスクリームを買ってもらい、その美味しさに感動したダイアナでしたが、船で海を渡り前線に向かう道中では、大勢の負傷兵や戦場から逃れようとする人々の姿をみて心を痛めます。
前線に近づいた一行は、物資調達の名人であるチーフという男と合流します。一行が野営していた時、ダイアナは奇妙な雷鳴に気づきました。それはドイツ軍の砲撃でした。
チーフの案内で最前線に到着したダイアナは、延々と続く塹壕と、そこに隠れて敵と散発的な銃撃戦を続ける軍隊という疲弊した戦場を目の当たりにしました。敵も味方も相手の銃弾を避けるため塹壕に隠れたままで、戦線は膠着した状態にあるのです。
その塹壕には民間人の女性も隠れていて、彼女は敵の後方に自分たちの村が取り残されていると訴えました。トレバーは毒ガス工場はまだ先で、ここで足止めを食うわけにはいかないと言いましたが、ダイアナは困っている人を見過ごすことができません。彼女は母に託されたティアラを装備し、戦士として戦場へと飛び出していきました。ドイツ軍の銃撃がダイアナを迎えますが、ハンドガードと盾ですべて弾かれてしまいます。ドイツ軍はついに機関銃の集中攻撃を向けてきました。さしものダイアナも盾に隠れたまま動けなくなりましたが、彼女に火線が集中している隙をつき、トレバーたちがドイツ軍に突撃します。他のイギリス兵たちも塹壕を飛び出してきて、たちまちドイツ兵は壊滅しました。
そのままダイアナはドイツ軍が居座る村へと突入し、トレバーたちの支援を受けてドイツ兵たちを次々と倒していきます。塔の上に居座った狙撃手を驚異的なジャンプ力で倒し、すべてのドイツ兵を駆逐したダイアナは、村の人々から喝采を受けました。トレバーたちはそんなダイアナと一緒に記念写真を撮ります。
トレバーは電話でモーガン卿に状況を報告し、近くの城でドイツ軍の舞踏会が開かれるという情報が知らされます。そこではルーデンドルフ大佐も出席するということです。パトリック卿は舞踏会に近づかないようにと制止しましたが、トレバーは故障を装って電話を切ってしまいました。
平和になった村で、一行はひと時の休息をとることになりました。仲間たちも平和を満喫し、サムイールはみんなにビールを配って歩き、チャーリーはピアノを弾いて歌います。村の広場で踊る人々を見て、トレバーはダイアナをダンスに誘いました。折しも雪が舞ってきて、ダイアナは初めての光景にうっとりします。そして宿の部屋に入ったダイアナはトレバーとキスをしました。
翌日、一行はチーフの調達した馬で城へと向かいました。途中でトレバーはダイアナと知り合ったきっかけを仲間に説明しました。信じられないような話でしたが、ダイアナの驚異的な戦闘能力を目の当たりにした仲間たちは、素直に話を信じたのでした。
城に到着した一行ですが、そこはドイツ兵によって厳重に警備されていました。トレバーはドイツ士官に扮し、サムイールとともに堂々と正面から入りましたが、ダイアナは残るようにと言われた指示を無視し、招待されてきた貴婦人からドレスを拝借して会場に潜入してしまいます。
舞踏会の会場でトレバーは毒ガス兵器の製作者のマル博士がいるのに気づき、彼女に接近します。顔の一部を仮面で隠したマル博士に言葉巧みに取り入ろうとするトレバーでしたが、その時ダイアナが会場に現れて注意を引かれます。
ダイアナはルーデンドルフ大佐に気づき、彼に話しかけました。ルーデンドルフ大佐の戦争そのものに対する思い入れの言葉から、ダイアナは彼こそがアレスだと確信し、背中に隠していたゴッドキラーを使おうとしました。しかしここで騒ぎを起こすわけにはいかないと、トレバーに止められてしまいます。ダイアナがトレパーを振り切り、ルーデンドルフ大佐の後を追って城から出た時、轟音がしました。ドイツ軍が村に向けて毒ガスを発射した砲撃です。

【結】- ワンダーウーマンのあらすじ4

ダイアナはトレバーの制止を無視して村へと向かいました。ダイアナの身体にガスに無害でしたが、普通の人間はそうはいきません。村の人々はみな息絶えていました。ショックを受けたダイアナは、後を追ってきたトレバーにどうしてあの時止めたのかと問いつめます。トレバーはあそこでルーデンドルフ大佐を殺せば毒ガス工場を破壊する機会が失われると言いましたが、ダイアナは納得しません。
その時、ガス工場のある基地を探索していたチーフが狼煙を上げました。そこではルーデンドルフ大佐がロンドンにガス兵器を使う準備を進めているのです。それを聞いたダイアナは、馬に乗って狼煙に向かっていきました。トレバーも近くに放置されていたバイクで後を追います。
ダイアナはドイツ兵の検問を突破し、驚異的な跳躍力で基地のフェンスを飛び越えると、基地の司令塔に飛び込み、そこにいたルーデンドルフ大佐に戦いを挑みました大佐は身体を強化するガスを自ら吸い込み、ダイアナに挑みます。しかしスーパーパワーを発揮したダイアナには敵わず、ゴッドキラーで串刺しにされました。
ついに諸悪の根源であるアレスを倒したと思ったダイアナでしたが、見下ろす先ではドイツ兵たちが毒ガス爆弾の用意を進めていました。どうしてアレスを倒したのに、戦争は止まらないのか。
ダイアナは後を追ってきたトレバーを問いつめます。トレバーはこの戦争を起こしたのはアレスではなく、そもそも誰の心の中にでも悪い心は存在するのだと説明しました。その悪い心が戦争を引き起こしたのです。さらにトレバーはガス弾を満載した輸送機が発進準備を進めていて、それを破壊しないとロンドンが攻撃されると言いましたが、人間に絶望したダイアナに彼を助ける気はなくなっていました。
もはやダイアナの力が当てにならないと悟ったトレバーは、仲間たちとともに輸送機を止めるための破壊工作に向かいます。その様子を呆然と見守っていたダイアナですが、彼女の前にそこにいるはずのない人物が姿を現しました。パトリック卿です。実は彼こそがアレスだったのです。
アレスはルーデンドルフ大佐やマル博士のような人間の心の中にある悪の部分を利用して、戦争を起こしていたのだと語りました。ついに出会えた真の敵に対し、ダイアナはゴッドキラーで挑みかかりました。しかし戦いの神であるアレスの力にゴッドキラーまるで通じず、逆に刀身が消滅してしまいます。
さらにアレスはダイアナに真実を語ります。ダイアナこそがゼウスに作られた本物のゴッドキラーなのでした。さらにアレスは人間の愚かしさを訴えて一緒に人間を滅ぼし、地上に楽園を作ろうと協力を持ちかけます。
当然のごとくダイアナは拒否し、アレスに戦いを挑みました。相手の力は強大で、さしものダイアナも圧倒されてしまいます。
その間にもトレパーたちは破壊工作を進めていました。大量に搭載されたガス弾は可燃性のため地上で爆破した場合、周囲に多大な被害が発生します。それを防ぐため、トレバーはある決断をしました。
激しい戦いを繰り広げるダイアナとアレス。基地の爆発に巻き込まれたダイアナは衝撃で一時的な聴力障害となりました。そこにトレバーが駆けつけ、何かを語りかけます。トレバーは彼女に父の形見の時計を渡し、発進しようとする爆撃機に飛び乗っていきました。
再びアレスに戦いを挑んだダイアナですが、アレスは戦車を破壊し、そのキャタピラを操ってダイアナを拘束します。動きを封じられたダイアナはもはや為すすべがありません。
一方、爆撃機に侵入したトレバーは乗っていた兵士たちを倒して自ら操縦席に着き、機体を上昇させていきました。そして搭載されたガス弾に向けて銃を撃ちました。可燃性のガスは一気に爆発し、上空で巨大な火の玉となりました。
その様子を見ていたダイアナは、トレバーが自らの身を犠牲として大勢の人々を救ったのだと気づき、その高潔さを理解します。その瞬間ダイアナは神の力に覚醒しました。拘束していたキャタピラを引きちぎり、接近してくるドイツ兵たちを次々となぎ倒していきます。
彼女が全身から放つ神のオーラに圧倒されつつ、アレスはほくそ笑みました。怒りに支配されたダイアナが破壊を繰り返すことこそアレスの望みだったのです。
さらにアレスは超能力でマル博士を引き寄せ、ダイアナの前に放り出しました。すべての元凶はこの女だ、殺せと。恐怖に怯えるマル博士の顔を覆っていた仮面が剥がれ、醜い傷跡が露わになりました。
その時ダイアナの脳裏に、最後にトレバーとかわした会話が甦ります。
「僕は今日を救う。君は世界を救え」「愛してる」
自分を取り戻したダイアナは、マル博士を見逃し、アレスに愛を信じると言い返して再び攻撃を開始しました。
アレスは彼女のパワーに圧倒されつつも、雷を起こして攻撃してきます。しかしダイアナは真のゴッドキラーの力でその雷のエネルギーを奪い、逆にアレスを消滅させてしまったのでした。
アレスが消え去った後、周囲にいたドイツ兵たちはまるで憑きものが落ちたかのように穏やかな顔で互いを助け、立ち上がりました。トレバー以外の仲間たちも無事でした。
一行がロンドンに戻ると、休戦協定が結ばれて人々は戦争の終結を喜んでいました。ダイアナは仲間たちとともに広場に設置された戦死者の追悼掲示板に向かいます。そこにはトレバーの写真も貼られていました。
時は流れ、再び現代。自分の執務室であの写真を見ていたダイアナは、トレバーにもらった時計を手にします。彼女はブルース・ウェインに写真のお礼のメールを書きました。
そして悪の気配を感じた彼女はワンダーウーマンとして、再び街に向かって飛び出していくのでした。

みんなの感想

ライターの感想

女性の単独スーパーヒーロー物としても珍しいこの映画、さすが世界的に大ヒットしただけあってかなり面白いです。初めて実戦に出陣して大活躍する予告編でもおなじみの場面まで少し長いかなーとも思いましたが、そのシーンの問答無用のかっこよさで許せてしまいました。
ドイツ兵たちを次々となぎ倒していく活躍っぷりもスーパーヒーローとしての面目躍如ですが、さらにクライマックスでのスーパーバトルがあったので、スーパーヒーロー映画好きとしても大満足。あのラストバトルは予告編でも伏せられていて、雑魚兵士を蹴散らして特殊ガスで強化された敵の大将を倒して終わりかなーという予想を覆されたのは嬉しい誤算でした。
主演のガル・ガドットの美しさも見所ですし、一度は人間に絶望しながらも再び愛のために戦うことを決意する王道展開はヒーロー物好きにはたまりません。
歴代の名作スーパーヒーロー映画と同様、何度も観たくなる傑作ではないでしょうか。

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