「想いのこし」のネタバレあらすじ結末

想いのこしの紹介:2014年公開の日本映画。この世に未練を残して亡くなった4人の幽霊と、彼らの〝最後の願い(想いのこし)〟を叶えようとする男の姿を描く、岡田将生・主演のユニークな人間ドラマ。

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予告動画

想いのこしの主な出演者

本多雅治郎(岡田将生)、笠原優子(広末涼子)、円山ルカ(木南晴夏)、犬塚ケイ(松井愛莉)、笠原幸太郎(巨勢竜也)、神田(佐藤二朗)、明珍丈夫〔ジョニー〕(鹿賀丈史)

想いのこしのネタバレあらすじ

【起】- 想いのこしのあらすじ1

雅治郎(ガジロウ)はその日暮らしの遊び人の若者です。女性を日ごと変え、ダフ屋(チケット転売屋)の先輩・カンタの手伝いで儲けたりして、楽しく暮らしていました。
ある夜、ガジロウは車に轢かれる事故に遭いました。ガジロウは軽傷で済みましたが、車に乗っていた4人は死亡します。
後日、遺族から慰謝料をもらえないかとカンタに知恵をつけられたガジロウは、笠原宅を訪問しました。
ガジロウはそこで、4人の見知らぬ男女と会います。なんと彼らは幽霊で、ガジロウとの事故で死んだ4人だったのです。
4人は同じ仕事場仲間でした。女性3人は『Candyhall』という高級な店でポールダンスをするポールダンサーで、男性・ジョニーは彼女らの運転手です。
突然訪れた死を受け止めきれない4人は、それぞれに未練(想いのこし)を抱えていました。
(以下、成仏順に)
〔円山ルカ〕
ルカは今日が最後の出勤日で、近日婚約者の達夫と結婚する予定でした。ルカはガジロウに「金庫に700万あるから、私の代わりに結婚式を挙げてくれ」と頼みます。
ガジロウは700万に目がくらみ、引き受けました。達夫とその両親に事情を話すと、半信半疑ながら「ルカらしいかも」と挙式にGOサインが出ます。
ガジロウはウエディングドレスを着て化粧をし、「700万」と唱えながらバージンロードを歩きます。代わりに誓いのキスもしてと頼まれたガジロウはさすがにたじろぎますが、新郎・達夫は「ルカらしいなぁ」と言い、ガジロウに強引にキスします。すると達夫にもルカの姿が見えるようになりました。 この映画を無料で観る

【承】- 想いのこしのあらすじ2

「死んだらダメだろう」と言った達夫に、「ごめんね。でもたっちゃんと結婚式できてよかった」と笑ったルカは成仏して天に召されました。
〔犬塚ケイ〕
ケイはまだ高校生でした。霧里高校に通って野球部のマネージャーもしつつ、夜はポールダンスを踊っていました。
ケイは野球部のキャプテン・藤原亮に思いを寄せていました。「手紙を書くからキャプテンに渡して欲しい」というのがケイの望みで、200万渡します。
ガジロウはケイ、ジョニー、ユウコ、ユウコの息子・幸太郎と共に高校野球の観戦に行きます。そこでキャプテン・藤原に手紙を渡し「犬塚ケイがここにいるから」と言いました。
3対0のまま迎えた9回裏、藤原の打席でガジロウは思わず「犬塚ケイのために打ってやれ」と叫びます。藤原は「分かってるから黙って見てろ」と言い、ホームランを打ちました。
試合は3対2で及ばず、霧里高校は負けましたが、チーム全員が揃って「3年間一緒に野球ができてよかった」「3年間支えてくれて、本当にありがとうございました」と見えないはずのケイに礼をします。
ガジロウはケイに告白を促しますが、ケイはそのまま成仏しました。
〔明珍丈夫 ジョニー〕
ジョニーの前職は消防士で、退職後もジョニーは毎日担当区域をめぐり、消防水利(消火栓や河川の状況)や道路交通状況を、川崎市消防局にいる後輩・神田に申し送りしていました。
ジョニーはその地図を3ヵ月届けることを条件に、2000万渡すと言います(注:途中でユウコにカンパするために1ヵ月の期間短縮と500万の減額を申し出る)。

【転】- 想いのこしのあらすじ3

届け続けるガジロウに、ある日神田は言います。AVMシステム(車両位置等自動表示システム)の発達でジョニーの地図が役に立ったことはない、と。
ジョニーの気持ちが理解できるだけに、ガジロウは憤りを覚えました。
ケイが成仏した後、ガジロウの車で帰宅する途中、信号に障害が発生します。乗っているのはガジロウ、ジョニー、ユウコ、ユウコの息子・幸太郎です。
ITS(高度道路交通システム)に異常が発生していました。その折、双葉区美咲町の川崎競技場で火災の入電があります。
交通渋滞にはまって抜けられない消防車を見たガジロウは、神田とジョニーの通訳を務めました。ジョニーは裏道に熟知しており、ガジロウの車が消防車を先導し、消防車の列は現場に行きます。
現場に着いた神田には、ジョニーの姿が見えました。ジョニーは消火栓のマンホールを開けるとポンプを繋ぎ、放水します。延焼することなく、鎮火しました。
最後にいい仕事ができたとジョニーは満足し、ガジロウに「まだまだ世の中、捨てたもんじゃないですね」と言って成仏しました。
〔笠原優子〕
ユウコは成仏したくありません!
先立たれた夫との間に10歳の息子・幸太郎がいるユウコは、ずっと女手一つで幸太郎を育てており、これからも育てていくつもりでした。
ほかに身寄りのない幸太郎は施設に引き取られるしかないのですが、賢い幸太郎は後見人がいると言い、できるかぎりアパートで暮らそうとします。
幸太郎をそばで見守っていたい、幸太郎がユウコの心残りでした。

【結】- 想いのこしのあらすじ4

幸太郎は学校で、母・ユウコのことでいじめられていました。ストリッパーだと思われていたのです。本当は違います、ポールダンスを踊るだけで衣裳を身につけていますし、客層も上流でした。あらぬ誤解です。
最初は目先の大金で幽霊たちの成仏の手伝いをしていたガジロウですが、徐々に彼ら彼女らに親身になっていました。
ユウコと幸太郎のことを考え抜いたガジロウは、それまでに得た金を使ってポールダンスのレッスン費用に充てます。さらにダンス場を貸し切りました。
児童相談所の女性・晴美に連れて行かれそうになった幸太郎を引き止めたガジロウは、幸太郎をCandyhallに招待します。
そして女装してポールダンスを踊り始めました。まだ踊りは不十分なので、客席からは失笑が洩れます。
幸太郎に、踊るユウコが見え始めます。ユウコだけでなく、ルカも、ケイも…。いつしかポールダンスは、ガジロウも入れて4人の踊りになっていました。
ホールが終わった後、「母ちゃんのダンス、カッコよかったよ」「素直じゃなくてごめん」「母ちゃんの分も頑張って生きるから、これからも見てて」と幸太郎は言い、ユウコは幸太郎を抱きしめます。
消えそうになるユウコをガジロウも抱きしめ「消えんな!」と絶叫しました…。
結局、ユウコも成仏します。幸太郎はガジロウに送られ、施設に行きました。
施設にいたかわいらしい少女にひとめぼれした幸太郎に「仲良くなる方法を教える」と耳打ちしたガジロウに、鳥がフンをして去りました。形を変えて、ユウコは見つめ続けているのかもしれません。

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