「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」のネタバレあらすじ結末

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の紹介:2016年のアメリカ映画。大ヒットしたファンタジー映画『ハリー・ポッターシリーズ』シリーズのスピンオフで、同シリーズの作中に登場するホグワーツ校指定教科書の『幻の動物とその生息地』を原案とし、原作者J・K・ローリングによるオリジナル脚本で製作された。監督は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降、同シリーズをてがけてきたイギリス出身のデヴィッド・イェーツ。
ハリー・ポッターシリーズ1作目より70年前、1920年代のアメリカを舞台とした物語であり、設定や世界観を共有していることで同シリーズのファンに受け入れやすい物語となっている。

予告動画

ファンタスティックビーストと魔法使いの旅の主な出演者

ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)、ポーペンティナ・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)、クイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)、ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)、パージバル・グレイブス(コリン・ファレル)、セラフィーナ・ピッカリー(カルメン・イジョゴ)、クリーデンス・ベアボーン(エズラ・ミラー)、メアリー・ルー・ベアボーン(サマンサ・モートン)、ナーラク(ロン・パールマン)、ヘンリー・ショー・シニア(ジョン・ヴォイト)、、ヘンリー・ショー・ジュニア(ジョシュ・カウダリー)、ゲラート・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)

ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のネタバレあらすじ

【起】- ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ1

1926年。魔法界で発行された新聞が、ヨーロッパで闇の魔法使いグリンデルバルドが脅威となっていることを報じていました。
そんな中、ニューヨークに到着した客船から、一人の魔法使いニュート・スキャマンダーがアメリカに上陸します。彼が提げているトランクからは奇妙な唸り声が聞こえ、勝手に留め金が外れたりします。しかし税関の税関の手荷物検査で、留め金のダイヤルを「マグル(人間)用」にすると中身はごく普通のトランクに変わり、ニュートは無事に検査をパスしてニューヨーク市内に向かいました。
その頃、ニューヨークの街中では、姿の見えない何者かが建物を破壊する事件が起きていました。アメリカ合衆国魔法議会の魔法保安局長パージバル・グレイブスがその現場を訪れた時、姿の見えない存在が再び現れて道路を破壊して消え去りました。
一方、ニューヨークの街中を歩いていたニュートは、新セーレム慈善協会の指導者メアリー・ルー・ベアボーンが魔法使いの脅威と撲滅について訴えているところに出くわします。その周囲では、彼女の施設で養われている子供たちがビラを配っていました。その時、ニュートのスーツケースから、魔法動物の一匹ニフラーが逃げ出し、そばの銀行に入り込みました。ニュートはニフラーを追って銀行の中に向かいます。
その銀行には、パン屋を開店するため融資を申込みに来たジェイコブ・コワルスキーという男がいました。順番待ちをするジェイコブの隣に座ってニフラーを探していたニュートですが、慌てていたのか魔法動物オカミーの卵を置き忘れてしまいます。ジェイコブはその卵を手にしてニュートを呼び止めようとしましたが、自分の順番が来て融資申込みの窓口に向かいます。彼はスーツケースに持参した手作りのパンでアピールしましたが、担保がないからと融資を断られてしまいました。
銀行内でニフラーを探していたニュートは、ジェイコブが卵を手にしているのに気づいて彼を魔法で引き寄せます。そして瞬間移動でニフラーを追って銀行の金庫内に入り込みました。ニフラーは光り物が大好きなのです。無事に金庫からニフラーを回収したニュートは、再び瞬間移動でジェイコブとともに外に出ます。
ニュートは一般人(ノーマジ)であるジェイコブに忘却魔法の「オブリビエイト」をかけようとしましたが、とっさにジェイコブは自分のスーツケースをニュートを殴り、そのまま逃げてしまいました。
その様子を一人の女性が見とがめ、ニュートに声をかけます。彼女はアメリカ合衆国の魔法の杖認可局の捜査官ポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタインでした。ノーマジに魔法を見せた魔法機密保持法「3条A」の違反であるとニュートを捕らえ、アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA/マクーザ)へ連行します。マクーザ議長のセラフィーナ・ピッカリーはティナの話を聞こうとしません。実はティナは勝手な捜査を行ったことで、捜査官を解任されて事務員になっていたのです。
仕方なくティナはニュートを連れて自分のオフィスに向かいます。するとグレイブスがやってきました。彼はティナから話を聞いて、ニュートにスーツケースを開けさせます。そこにはパンがぎっしりと詰まっていました。ジェイコブと揉めた時、彼のスーツケースと取り違えてしまったのです。
その頃、自宅に戻ったジェイコブは間違えて持ってきてしまったニュートのスーツケースを開けたことから、中の魔法動物たちを逃がしてしまいました。 この映画を無料で観る

【承】- ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ2

新セーレム慈善協会のメアリー・ルーは自分の子供であるデスティやクリーデンスたちとともに、自らの運動のため新聞王のヘンリー・ショーが経営する新聞社を訪れていました。しかしヘンリー・ショーにも、上院議員であるその息子にも相手されず、メアリーは子供たちともども追い出されてしまいます。
トランクの取り違えに気づいたニュートとティナは、マクーザの建物から出て街に出ます。すると騒ぎが起こっているのに気づきました。その騒ぎの方に向かうと、魔法動物たちによって破壊されたジェイコブのアパートがありました。ニュートは逃げ出した魔法動物のマートラップを回収し、魔法で破壊されたアパートを修繕してからジェイコブの記憶を消そうとします。
しかし後から駆けつけたティナは、ジェイコブがマートラップに噛まれてケガをしていることに気づいてニュートの魔法を止めさせました。そしてニュートとともにジェイコブを自分の家に連れていきます。
最初は嫌がっていたジェイコブですが、ティナの家で共同生活をしている彼女の妹クイニーを見て、一目で好きになってしまいます。セクシーなクイニーは人の心を読む能力の持ち主で、ジェイコブが抱いた好意も優しく受けとめてくれました。ジェイコブとニュートは、クイニーが魔法で用意した食事を堪能します。
その夜、ニュートとジェイコブはティナの家の客室に泊まる事になりました。しかしニュートは魔法動物のことが気がかりで、トランクの中に入っていきます。ジェイコブも彼に誘われ、トランクの中に入っていきました。するとそこには、ニュートが世界中から保護した魔法動物を飼うための広大な空間が広がっていました。最初は呆然としていたジェイコブですが、不思議な生き物たちの姿に思わず魅了されていきます。
ニュートは彼に、サンダーバードという巨大な鳥を紹介しました。異国で捕まっていたその鳥をアリゾナに帰すためニュートはアメリカにやってきたのでした。さらにジェイコブは黒いガスのような不気味な魔法動物を目撃します。それは小さな子供から生まれるオブスキュラスという危険な生き物でした。その宿主になった子供は10歳までしか生きられないといいます。
世界中を旅してさまざまな魔法動物たちを集めるニュートに共感したジェイコブは、逃げ出した魔法動物たちを集めることに協力することを約束します。

【転】- ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ3

ティナの家を抜け出した二人は、宝石店でニフラーを捕らえ、セントラルパークではサイのような魔法動物エランペントの回収に成功しました。
しかし、トランクの中で二人が休憩していたところ、後を追ってきたティナにトランクごと捕らえられ、マクーザに連行されてしまいます。
その少し前、ニューヨークでヘンリー・ショーの息子が大統領選挙に出馬するための演説会を行おうとしていたところを姿の見えない何者かに襲われ、死亡するという事件が起き、マクーザではその対策のための会議を行っていました。そこにティナたちがやってきたことで、マクーザはこの事件の犯人をニュートがトランクの中から取り逃がしたオブスキュラスだと決めつけ、ニュートとティナを逮捕してしまいました。ニュートは自分の保護していたオブスキュラスは事件とは関係ないと主張しましたが、取り調べをしていたクレイブスはニュートの言葉を無視し、ニュートとティナに死刑判決を下しました。また一緒にいたジェイコブにも記憶消去の命令が下ります。しかしティナと同じく事務員として働いていたクイニーがジェイコブを助け出しました。二人はマクーザの倉庫に侵入し、ニュートのトランクを回収します。
死刑の執行をされようとしていたニュートも、懐に隠していた魔法動物ボウトラックルの助けを借りてティナとともに脱出します。二人は途中でジェイコブとクイニーと合流し、そのままマクーザの建物から脱出しました。
お尋ね者となったニュートたちは、自らの潔白を証明するためにも逃げた残りの魔法動物の手がかりを得ようと、ゴブリンの情報屋ナーラックの経営する秘密の酒場を訪ねます。ナーラックは百貨店「メーシー」に残りの1匹がいると教えてくれましたが、そこにメクーザの追っ手が乱入してきます。ナーラックは賞金目当てにメクーザに通報していたのです。
なんとかその場を逃れたニュートたちは、メーシー百貨店に向かい、苦戦しながらも魔法動物オッカミーを捕らえることに成功します。
一方、クレイブスはクリーデンスに近づいて彼にオブスキュラスの宿主を探させようとしていました。そんな中、クリーデンスが妹デスティの目の前で母親のマリー・ルーから虐待を受けていた時、いきなりオブスキュラスが現れました。そしてマリー・ルーは殺されてしまいます。
事件を知って駆けつけてきたグレイブスはデスティがオブスキュラスの宿主だと思い、クリーデンスから彼女の行方を聞き出そうとします。グレイブスはクリーデンスを魔法の一族の者だと言い、仲間にしてやると誘惑していたのですが、宿主が妹の方だと確信したことで用なしになったクリーデンスを切り捨てようとしました。
自分が見捨てられたと気づいたクリーデンスは、怒りと悲しみでオブスキュラスになってしまいます。彼こそがオブスキュラスの宿主だったのです。
解放されたオブスキュラスは、クリーデンスを取り込んでニューヨークの街中で暴れ回りました。 この映画を無料で観る

【結】- ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ4

事態に気づいたニュートとティナは、ジェイコブにスーツケースを預けて暴れるオブスキュラスのもとへと向かいました。しかしグレイブスがそれを妨害します。彼の目的はオブスキュラスを暴れさせることで、魔法使いとノーマジの対立を煽ることだったのです。
オブスキュラスとなったクリーデンスは、地下鉄の構内に入り込みます。地上では出動してきたメクーザの魔法使いたちが、周辺の現場に結界を張って集まってきたノーマジたちを防いでいました。その中には、息子を殺されたヘンリー・ショーの姿もありました。
オブスキュラスの後を追って地下鉄構内に入ったニュートたちは、クリーデンスを説得しようとします。しかし、グレイブスに邪魔され、なかなかうまく説得できません。
そこにメクーザの魔法使いたちが駆けつけてきて、一斉攻撃でオブスキュラスごとクリーデンスを抹殺してしまいました。自分の野望を邪魔されたグレイブスは、メクーザの魔法使いたちに戦いを挑みますが、それをニュートが取り押さえてグレイブスの正体を暴きます。グレイブスこそが、あのヨーロッパで暴れていたというグリンデルバルドだったのです。拘束されたグリンデルバルドは、そのままメクーザに連行されていきました。それを見送ったニュートは、オブスキュラスの欠片が空に立ち上っていくのに気づきます。
被害が大勢のニューヨーク市民に見られてしまったため、魔法界の隠蔽は不可能と思われましたが、ニュートはジェイコブが持ってきてくれたトランクからサンダーバードを解き放ち、その力によって雨を降らせて記憶を喪失させる魔法薬を街中に散布させました。集まった市民たちは記憶を失い、壊れた街並もマクーザの魔法使いたちが次々と修理をしていきました。
最後に残ったジェイコブも例外ではありません。彼との間に友情を感じるようになったニュートたちは別れを惜しみましたが、ジェイコブは自ら記憶を捨てることを選び、魔法薬の含まれた雨の中に出ていきます。最後の瞬間、クイニーが彼にキスをしました。そしてジェイコブが気づいた時、ニュートたちの姿はどこにもありませんでした。
それからしばらく後、パン屋の夢を諦めて工場務めに戻ったジェイコブは、通勤途中にニュートにぶつかり、スーツケースを渡されました。ニュートのことを覚えて
ないジェイコブは怪訝そうでしたが、スーツケースを開けてみると中にはたくさんの銀の卵とともに、銀行の融資の担保にするようにとの手紙が入っていました。
一方、ニューヨークから旅立つため、ニュートは港を訪れました。彼は見送るティナに名残を惜しみながらも、魔法動物についての本を書き上げたらまた戻ってくると言い、客船に乗船していきました。
その後、ニューヨークの街でジェイコブはパン屋を開きました。名物は不思議な動物の形をしたパンで、大勢の客で大繁盛する店では新たに従業員の募集をしていました。上機嫌で客の会計をしていたジェイコブは、店内にいるクイニーに気づきました。彼女の微笑みを見て、ジェイコブも何かを思いだしたように笑顔を返したのでした。

みんなの感想

ライターの感想

ハリー・ポッターの新シリーズとして話題となったこの作品ですが、個人的にはイマイチでした。魔法動物がメインになる話かと思いきや、ラスボスの目的は人間と魔法界との対決煽りというプロット。それが魔法動物集めという話とあまり関係がないんですよね。
特にメインのプロットは暴走したクリーデンスの救済という部分なのに、そこが主人公たちとろくすっぽ絡んでないのはかなり不味いのではないでしょうか。おかげでクライマックスでニュートがクリーデンスを説得しようとする場面が空回りして見えて仕方がありませんでした。一応、ティナが捜査官を降ろされた原因が新セーレム慈善協会に関わっていたからという設定はあるようですが、それもほとんどストーリーで生かされていません。せっかく逃げ出した魔法動物たちって小ネタがあるのに、そのうち一匹がクリーデンスと仲良くなってるとかいう展開でもあれば良かったんですが。
シリーズの第一作として今後の展開への伏線になってるって事なんでしょうが、まず一本の映画としてのクオリティを優先して欲しかったところ。魔法動物たちの描写はとても魅力的だったのに、すごくもったいない映画だなーと思いました。

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