「おろち」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

おろちの紹介:不老不死の謎の美少女おろちはふとしたきっかけで入り込んだ洋館に住む美しい姉妹の恐ろしい秘密を知る。1969~70年連載の楳図かずおの漫画「おろち」の中の「姉妹」と「血」をmixさせて実写映画化。2007年公開。脚本:高橋洋、監督:鶴田法男。劇中の親子流しのシーンで佳子(おろち)が唄う「新宿烏」は作詞:楳図かずお、作曲:川井憲次。

おろちの主な出演者

おろち・佳子(谷村美月)、門前葵・門前一草(木村佳乃)、門前理沙(中越典子)、大西弘(山本太郎)、執事(嶋田久作)、少女時代の一草(佐藤初)、少女時代の理沙(山田夏海)、佳子の養母(大島蓉子)、佳子の養父(エド山口)

おろちのネタバレあらすじ

【起】- おろちのあらすじ1

昭和25年(1950年)。嵐の夜、ひとりの少女が大きな洋館にたどり着きます。少女の名はおろち。百年に一度長い眠りに就くことで不老不死を保ち、不思議な力を使うことができる謎の少女です。
洋館には大女優の門前葵が一草と理沙という二人の幼い娘と住んでいます。おろちは一晩雨宿りしたら出て行くつもりでしたが、仲の良い姉妹の様子に興味を惹かれて邸に留まります。
門前葵は銀幕の大スターとして栄光の絶頂期にありましたが、何かに激しく怯えていました。おろちは邸にお手伝いとして入り込みますが、葵から上の階の部屋には絶対近づかないようにと言われます。
葵は娘たちを将来女優にするために歌や芝居の厳しいレッスンを科していましたが、姉の一草は妹の理沙と比べて才能が劣っていました。一草は葵から「どうして理沙のようにできないの!」と毎日責められ、折檻されます。
理沙だけが少女歌手としてデビューし、それを舞台の袖から見つめる一草に葵は言います。
「一草、悔しくない?悔しくないのなら、お前は私の子ではありませんよ」

【承】- おろちのあらすじ2

おろちは上の階の部屋の中で鎖に繋がれた何者かを葵が「お母様」と呼ぶのを聞いてしまい、それを葵に見つかり邸を出て行きます。
29歳になった葵は突然女優を引退し、泥酔した状態で車を運転して事故を起こします。おろちがとっさに庇ったので葵の命は助かりますが、葵の額と指先には醜い腫瘍のような痣が出来ていました。
葵の代わりに重傷を負ったおろちは出血多量のため百年に一度の眠りが十年早く来てしまい、山の中を走っているうちに深い眠りに落ちます。
目覚めると、おろちは佳子という少女になっていました。孤児だったのを流しのギター弾きの夫婦に拾われて、場末の飲み屋で歌を唄って日銭を稼いでいます。
TVで門前葵そっくりに成長して女優となった一草の姿を見た佳子の中のおろちは愕然とします。おろちが眠りについてから、二十年近い年月が経っていたのです。
佳子の養父母の所に成長した理沙がやって来て、大金を払って佳子を引き取り門前家へ連れて行きます。

【転】- おろちのあらすじ3

大女優・門前葵のカムバックを企む映画プロデューサーの大西が門前家を訪ねて来ます。大西は姉妹を利用しようと二股をかけています。
一草が葵にそっくりなのは実は整形で女優としての才能は葵に遠く及ばず、子供の頃スターだった理沙は今ではすっかり姉の裏方に回っています。たくさんいた使用人は執事以外辞めてしまい、邸は二十年前と比べすっかり寂れています。
邸の上の階には全身に痣が広がって醜く変わり果てた門前葵がいました。門前家の女は29歳になると額や指先に痣が出来て、やがて全身が醜く崩れて行くのです。
葵は一草の留守中に発作を起こし、理沙に重大な秘密を言い残して死亡します。理沙は帰宅した一草に「理沙は養女なので門前家の血を引いていない」と葵が言い残して死んだと告げます。
それを聞いた一草は「理沙は美しいままなのに自分だけが醜くなる」と理沙に対して狂ったように毎日壮絶な虐待を行いますが、なぜか理沙は逃げようとしません。

【結】- おろちのあらすじ4

理沙は「お姉様の血と佳子の血を入れ替えれば病気を治せる」と一草を説得します。一草は佳子を階段から突き落として殺し、その瞬間おろちは目を覚ましました。山の中を走っているうちに深い穴に落ちて二十年間眠り、その間おろちの心は佳子と同化していたのです。
その頃門前家では執事と理沙が佳子から抜いた血を一草に輸血していましたが、拒絶反応が出て中止します。
絶望した一草は焼けた火掻き棒で自分の顔と手を焼いてしまいます。一草はボウガンで執事を射殺し理沙も殺そうとしますが、おろちが現れて止めます。
理沙は一草に自分の顔と手にできた痣を見せます。門前家の本当の娘は理沙で、一草の方が養女だったのです。
臨終の母からその事実を聞いた理沙は自分だけが醜くなることに耐えられずに嘘をつき、その結果一草は自分で自分を醜くしてしまったのでした。
真実を知った一草は発狂します。
その後、その邸には狂い死にした女の死体と、得体の知れない醜い女の姿がありました。

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