「こわい童謡裏の章」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

こわい童謡 裏の章の紹介:2007年の日本映画。童謡によって惨劇が引き起こされた「こわい童謡 表の章」の続編。女子高生達が惨殺されてから5年後、音響分析官が事件の真相解明に挑む姿を描いた作品。監督・脚本は前作同様、ホラー界のマルチクリエイターとも呼ばれている福谷修。主演は安めぐみ。「Watch with Me ~卒業写真~」の津田寛治や「フライ,ダディ,フライ」の松尾敏伸らも出演。

こわい童謡裏の章の主な出演者

宇田響子(安めぐみ)、菱見淳一(松尾敏伸)、内田瑞希(石坂ちなみ)、矢代圭太(津田寛治)、黒川比奈子(玉城ちはる)、奈良本茂(小坂真郷)、正木彩音(多部未華子)

こわい童謡裏の章のネタバレあらすじ

【起】- こわい童謡裏の章のあらすじ1

女子高生12人が惨殺されてから5年が経ち、テレビ取材班と共に学校にやってきたのは音響分析官の響子です。
学校は事件が起こったことで、転校する人が続出して廃校となりました。校内をレポートしながら取材をしていると、スタッフの比奈子が倒れます。
とりあえず大丈夫な様子で、撮影は続行されます。事件現場の音楽室や、その前に自殺した生徒の現場もレポートします。
若いスタッフばかりが、幻聴や幻覚が見え始めます。響子が屋上にいると、比奈子が不気味な動きと共に突然襲ってきます。皆で取り押さえます。
響子は、取材班の淳一から事件のデータを預かります。それを聞いていると、奈々香が自殺ではなく殺された事が分かります。
次に響子は、学校に取り付けられていた防犯カメラに気づきます。淳一から映像を預かって、パソコンで雑音を消します。
そして音を聞いていると、彩音が「はないちもんめ」を聞いた時と同じ現象を見ます。首を絞められた跡が首に残ります。
また、老婆の声が聞こえてくるのを発見します。行方不明になった未紀が、老婆に殺されている事が分かります。
取材を続けようとしてると、スタッフのならもとが帰ってきません。皆で手分けして探しに行くことにします。

【承】- こわい童謡裏の章のあらすじ2

響子は、図書室にやってきて童謡の本を見つけます。それは彩音が手にした本でもありました。神隠しと書かれてる部分を見ていると幻覚を見ます。
すると、その先でならもとが首を絞められていました。叫び声をあげると皆が駆け付けます。実は後から分かるのですが、首を絞めていたのは暗示にかかった響子なのです。
響子は、童謡の本を彩音が借りていた事を話します。そして、童謡が一連の事件と類似している事に気づきます。
紗世の部屋を警察が調べていると、盗聴器が仕掛けられていた事に気づきます。仕掛けたのは男性教師でした。
響子は、その盗聴器の音を分析にかけます。すると、男性があえぎ声をあげているのではなく、肺か心臓を刺されている事に気づきます。警察の杜撰な捜査が浮き彫りになります。
また、紗世が「はないちもんめ」を歌っている以外に違和感を覚えます。実は刺してるのは紗世ではなく、別の人物なのです。紗世はベッドの下から歌っていたのです。
取材を続けるため、カメラを回します。するとリポーターの瑞希が突然、「はないちもんめ」を歌いながらリストカットを始めます。
辞めさせた後、瑞希や今まで可笑しな行動をとった若いスタッフを病院で休ませることにします。
響子は、「ひらいたひらいた」を音楽室で逆さまに歌うことにします。すると暗示にかかって、淳一の首を絞めてしまいます。

【転】- こわい童謡裏の章のあらすじ3

響子は我に返り、淳一と共に童謡に秘められた力を垣間見ることとなります。病院に行った皆は、医者に診てもらった所、どこも悪くないと言われた事が分かります。
童謡の本を見ていると、淳一は彩音が何かきっかけを作ったのではと考えます。それは響子も気づきます。
午前0時になるのを取材班は待ちます。すると、超低周波が起こり、その振動数に響子は驚きます。
この超低周波によって、幻聴や幻覚が引き起こされた事が分かります。これは特に若い人ほどかかりやすいのです。だから、女子高生や今回の若いスタッフがかかったのです。
超低周波の振動が強力になっていき、全員頭を抱え始めます。響子が出処を探すと、それは隣の部屋の音楽準備室からでした。
扉を開けると、入院しているはずの彩音が童謡のレコードを再生していました。これを止めると、皆の頭痛はとりあえず収まります。
彩音がどこかに行ったので、矢代が彼女を追いかけます。響子は、童謡の本にも書いてあった原因の元である「井戸」がどこかにあると考えます。
風の通り道を探すと隠し階段があることに気づきます。淳一と潜ると、そこは防空壕でした。
ここは水道管も通っていて、この防空壕が超低周波をもたらしている場所だと考えます。

【結】- こわい童謡裏の章のあらすじ4

更に奥に進んでいくと、響子はミイラ化した行方不明となった紗世達を見つけます。また、犯人とされている女性顧問のミサキのミイラもありました。全員手を繋いでミイラ化していました。
響子は、本当の犯人がいると考えます。もう一度、音を再生し直していると、風と水の音に気づきます。
複数の音が重なり合って老婆の声にしていたのです。重なっている部分を消去して、発している人物の声を検索します。
該当した人物は、なんと彩音でした。全ての犯行は、超低周波の暗示にかかった彩音が行っていたのです。
響子は、何か忘れていることに気づきます。それは、ミサキが最後に遺した母の愛を訴える子守唄の事でした。
その事を思い出すと、響子と淳一は暗示にかかってしまいます。響子は淳一をハサミで刺してしまいます。しかし、淳一は童謡の本を腹部に入れていたので助かります。
音楽室に戻ると、スタッフが暗示にかかっていて襲ってきます。響子は、子守唄をレコードでかけて皆の暗示を解きます。
その後、矢代やスタッフは途中からの記憶が無くなっていました。そして、矢代に連絡がきて、彩音が昨晩の午後9時に死んだことが分かります。
0時以降に見た彩音は一体誰だったのか、皆は不気味に思ってエンディングです。

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みんなの感想

ライターの感想

この映画は、音による恐怖が際立っていると思います。前作では映像による恐怖の描写が濃い印象ですが、今作は音による恐怖が濃い印象です。
雑音を消したりと、響子が声を再生していくシーンがあります。その度に不気味な声や童謡を歌っている声が聞こえて来て、音に敏感になって恐怖感が高まります。
そして極めつけは、レコードを回している死んでるはずの彩音の登場です。その後には、いきなりのミイラ化した人達が背後から出て来てと怖さ倍増です。
今作はストーリーが凝っている印象でもあります。ホラー映画として怖い部分の多い作品ですが、謎解きの部分も描かれています。少しずつ解明していく展開が面白く、最後に犯人が彩音だった時や暗示にかかる原因が分かった時は、なるほどと思います。
最後まで見終わって、死んでいた彩音は何者だったのか気になります。更なる続編もあるのかと思う終わり方で、続編が楽しみです。

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