「さとるだよ」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

さとるだよの紹介:2015年公開の日本映画。谷健二・監督作品。「さとるくん」の都市伝説を題材に扱ったホラー映画。公衆電話に10円玉を入れて自分の携帯電話にかけると、さとるくんからの着信があるという、さとるくんの都市伝説を描く。

さとるだよの主な出演者

井上比呂人(黒羽麻璃央)、川村祐司(杉江大志)、神崎伸樹(土井一海)、山本孝治(荒牧慶彦)、新田愛奈(小篠恵奈)、怜(今村美歩)、真帆(山田朝華)、篠原翔太(高橋里央)、谷村良助(和田雅成)、新藤(中野マサアキ)、刑事・金澤(成松修)、刑事・小山(西原悠太)、講師・佐藤(西山咲子)、宮元麻耶(岡本あずさ)、川村誠一(Bro.TOM)

さとるだよのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①都市伝説「さとるくん」とは、公園の公衆電話から自分の携帯に電話をかけ、13回呼び出した後切ると、さとると名乗る少年から電話がかかってきて、どんな質問にも答えるというもの。 ②比呂人、伸樹、麻耶それぞれが「大事なことを忘れて」おり、さとるくんへの電話で失われた記憶を取り戻す。 ③比呂人は塾でいじめられた生徒・祐司を見殺しにした記憶を、講師の麻耶は祐司に相談を受けながら無視したこと、神崎はさとるくんのやらせ動画を作り、その際に助手を事故死させたことを忘れていた。

【起】- さとるだよのあらすじ1

井上比呂人と川村祐司、新田愛奈の3人は、「KOUSHIN SCHOOL」という塾に通う高校生です。3人は仲良しで、塾ではいつも一緒に話す仲でした。
〔case1〕井上比呂人
比呂人は祐司と仲良しですが、お互いの家庭の事情は異なっていました。祐司の父は多少過保護ぎみではあるものの、親子関係が良好なのに対し、比呂人の両親は離婚寸前で、親ともほとんど会話していません。
将来は小説家になりたくて城東大学の文学部を目指す比呂人を、祐司は羨ましがりますが、比呂人は父親と仲の良い祐司のことが羨ましくてなりませんでした。
その祐司が塾をやめ、比呂人は祐司と会わなくなります。仲良しだった愛奈が「祐司の父親を、今日、塾の前で見かけた」と言っても、比呂人は見ていませんでした。
何か大事なことを忘れているような気がする…比呂人がそんなことを思い始めます。しかし、何を忘れたのかが全く見当もつきません。
そんなある日、比呂人は塾で同級生の怜と真帆が話す都市伝説に耳を傾けました。「さとるくん」という都市伝説です。
公園にある公衆電話から自分の携帯に電話をかけて、13回コール(呼び出し音)を鳴らして切ると、さとるくんという子どもから電話がかかってくるというものでした。
さとるくんは、どんな質問にも答えてくれるのだけれど、いつのまにか後ろに現れており、決して振り返ってはならないそうです。振り返ってさとるくんの顔を見ると、どこかに連れて行かれるという話でした。
怜と真帆は動画サイトにアップされた「さとるくん」の映像も比呂人に見せますが、夜の映像なのと、さとるくんが映るのは一瞬なのと、画素が荒いのとで判然としません。
比呂人はその時は、ばかばかしいと思いました。
後日「久しぶり」と比呂人に話しかけてくる男子高校生がいます。しかし比呂人は、相手に全く覚えがありません。仕方なく「さとるくん」の話をしてその場をごまかした比呂人ですが、やはり忘れている記憶があると、妙に気になります。この男子高校生は祐司でした。
その日の塾の面談で、先生に「川村くん(祐司)のことふっきれた?」と聞かれ、さらに愛奈に「昼間、公園でひとりで喋ってたんだって?」と電話で言われた比呂人は、では昼間に会った高校生は誰なのだと知りたくてたまらなくなります。
帰り道、ばかばかしいと思いながらも、公園にある公衆電話で自分の携帯に電話をし、コール音をカウントして13回目で切りました。 この映画を無料で観る

【承】- さとるだよのあらすじ2

すると、携帯に着信がありました。電話を取ると、声変わりもしていないまだ幼い少年の「さとる、だよ。ききたいことは、なに?」という声が聞こえます。
「あの、祐司のことで」と言いかけた比呂人を遮ったさとるくんは「わかった、よ」と一旦電話を切り、再び電話をかけてくると「もうすぐ、だよ」と言って切ります。
その瞬間、比呂人の頭の中に、失われた記憶がよみがえってきました。
仲良しだった祐司は、同じ塾の仲間の篠原と谷村にいじめられていました。何度も金品を要求されるようになった祐司は、父親の目を盗んで金を調達するのも限界で、苦しんでいました。
ある日、祐司が篠原と谷村に線路脇でカツアゲされている現場を比呂人は目撃しますが、見て見ぬふりをします。
(明言はされないが、祐司の家庭が順調なのをねたんだ比呂人が、篠原と谷村に指示して祐司をいじめさせたものと思われる)
結局、祐司はいじめを苦にして自殺しました。そのことを比呂人は、祐司の存在もふくめ、すべて忘れていたのです。
すべてを思い出した瞬間、また比呂人の携帯に着信がありました。半ば反射的に、比呂人は電話をとります。
すると「いま、うしろ、だよ」という声がしました。比呂人は振り返ります。
夜の公園には、もう誰もいず、比呂人の荷物だけが残されていました…。
〔case2〕神崎伸樹
神崎はドキュメンタリー番組を撮りたくてフリーになった、テレビ番組のディレクターです。しかしなかなか思うような仕事は回ってこず、上司の新藤から回されるのは、心霊番組の再現VTR製作や、半分やらせの心霊番組の映像作りばかりでした。
上司・新藤から渡された次の企画書は『さとるくんは本当にいるのか 都市伝説の真相!』というものです。
なんでも1か月前に都内の高校生が行方不明になり、「まさるくんに呪い殺されたらしい」という噂が高校生の間で流行しているそうでした。
上司・新藤は「さとるくん」の都市伝説を全く知らない神崎に説明した後「決して振り返るな」と念を押します。
その後「そういえば最近、孝治の姿を見ないな」と言いますが、神崎にとっては意味不明な言葉でした。
神崎の恋人・宮元麻耶は、教職に憧れて塾の講師をしていましたが、講師の仕事をやめています。麻耶はさとるくんの都市伝説を知っていました。都市伝説の話が、高校生の間で流行していることも肯定します。
神崎が番組の企画書を見せると、行方不明になった男子生徒は麻耶の知る比呂人らでした。麻耶が勤める塾の生徒たちです。

【転】- さとるだよのあらすじ3

神崎は麻耶に「いじめの話があったか」と聞きますが、麻耶が知るかぎりにおいては、比呂人はいじめられていません。
動画サイトで検索した神崎は、さとるくんらしき動画を見ますが、不明瞭でよく分かりませんでした。
ふと神崎の耳に「先輩」という空耳が聞こえ、神崎は動画が撮影された場所が、自分がよく知る公園の場所だと気づきます。
翌日、公園に行った神崎は、その横にある貸スタジオに入りました。若い男性が出てきて、スタジオの中を案内します。
スタジオの中で、神崎は携帯に着信を受けました。電話に出ると「さとる、だよ。おくじょうに、いるよ」と言って切れます。
4階建ての屋上に出た神崎ですが、そこには特に何もありません。電話が再びあり「こんなこと、したらだめだよ」という声が聞こえました。
その瞬間に、神崎はすっかり忘れていた記憶を思い出します。
神崎には助手を務める後輩・山本孝治がいました。ある日神崎は注目を集めるため、ネットでやらせ動画を作ろうと、この貸スタジオに山本を連れてきます。
スタジオに古い雑誌を撒き、廃屋っぽく仕立て上げた後、山本に黒い布をかぶせて、走りまわらせました。
「さとるくん」の動画サイトの映像も、忘れていましたが実は神崎自身が作ったものでした。
その後、屋上で黒い布を山本にかぶせて走りまわらせた神崎ですが、山本は布をかぶって前が見えないので、屋上から転落死します。それらのことをすべて、神崎は忘れていました。
思い出した神崎に、後ろから「先輩」という山本の声がします。神崎は振り返ってしまいました…。
〔case3〕宮元麻耶
神崎の恋人である女子大学生・麻耶は、同棲しているフリーのディレクター・神崎が戻って来なくなったので、心配になります。直前まで神崎は「さとるくん」の都市伝説について調べていたことを知る麻耶は、気がかりでした。
神崎に見せてもらった資料で、比呂人が行方不明だと知った麻耶は、塾講師のバイトをしていた頃の知り合いである祐司の父に電話をして、手掛かりを得ようとしました。祐司の父・川村誠一は比呂人の行方不明のことを知っており、さとるくんのことを「あの噂は本当だったのかな」と言います。
神崎の失踪を受け、2人の刑事・金澤と小山に事情聴取を受けた麻耶は「些細な喧嘩をしていないか」「自分には覚えがない些細なことでも、相手にとっては重大な一言だったりする」と言われました。 この映画を無料で観る

【結】- さとるだよのあらすじ4

麻耶は神崎の上司・新藤に会ったり、塾に行ったりもしますが、手掛かりはつかめません。
たまたま塾の前で会った、比呂人らと親しかった生徒・愛奈に、麻耶は「さとるくんに聞けばいい」「でも絶対に振り返ったら駄目」と言われました。
その夜、資料を前に考えこんだ麻耶は、決意します。行方不明なのは比呂人だけではなく、篠原と谷村もでした。
夜、公衆電話に行った麻耶は、自分の携帯電話にかけると、13回コールを鳴らした後、切ります。すると本当に自分の携帯に、電話がかかってきました。
「さとる、だよ。ききたいことは、なに?」と言われた麻耶は、「伸樹(神崎)のこと」と言い、「わかった、よ」と言って一旦電話は切られます。
その後また電話があり「もうすぐ、だよ」という声がすると、すぐ切れました。「伸樹は?」と思わずつぶやいた麻耶に、「うしろにいるよ」と声がかかります。
振り返った麻耶は、そこに川村祐司の父・川村誠一が包丁を握って立っているのを見ました。
「なぜ祐司を忘れてしまった」と責める誠一を前に、麻耶は忘れた記憶を取り戻します。
麻耶は講師時代、祐司からいじめの相談を受けていました。篠原らに金を脅し取られていることなども、祐司から聞かされます。
しかし自分の手に余る問題だと考えた麻耶は、「大丈夫よ、返してくれって言えば返してくれる」「大丈夫」と気休め的なことばをかけ、強引に祐司を帰します。
麻耶が真面目に取り合ってくれなかった結果、祐司は帰り道に車道へ飛び出し、トラックに轢かれて自殺しました。
祐司の死を受け、塾の講師・佐藤から電話で「なにか思い当たること、ない?」と聞かれた麻耶は、うしろめたさも手伝って「私は何も知りません」と答えます。そして、本当に忘れてしまったのでした。
「私は父親として、あの子の復讐をしたい」と言って包丁を持つ父・誠一に、すべてを思い出した麻耶は土下座して謝ります。
すると誠一の携帯に電話があり「後ろを振り向いちゃダメだよ」という声が流れました。息子・祐司の声です。
唖然とする父・誠一の後ろには、祐司が立っていました。祐司は「父さん、もうやめよう。先生は思い出してくれたよ」と言います。
「お願い、父さん」と重ねて告げる祐司の声に、父・誠一は号泣しました…。
麻耶は無事、解放されます。
…その後、夜の公衆電話で、父・誠一が自分の携帯に電話をかけ、13回コールして切ります。
かけ直してきた「さとるくん」に、誠一は「息子と、祐司ともう一度、話させてください」と頼みました。
(エンド後)「さとる、だよ。ききたいことは、なに?」という声が流れる。

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みんなの感想

ライターの感想

短くコンパクトにまとめられている作品。
ホラーなんだが、あまり怖くない。血を見ないからだろうか。
3つのケースで語られてはいるものの、すべてが繋がっているという話。
なんか最後お涙ちょうだいものになってて、ハートフルな感じ。あれれ?
いうほど内容的に実があるわけでもなく…ホラーが苦手な初心者むけ、かな?

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