「ほんとにあった!呪いのビデオTHEMOVIE2」のネタバレあらすじ結末

ほんとにあった! 呪いのビデオ~THE MOVIE2の紹介:2016年にはついに本編だけでも67巻となり継続中の人気シリーズ「ほんとにあった! 呪いのビデオ」の2003年に公開された劇場版第2弾。2組の投稿者から届いた2本の投稿映像のほんの小さな共通点を発端として、追跡取材と検証を重ね辿り着いた”隠された過去”とは。製作は張江肇と鈴木ワタル、プロデューサーは木谷奈津子と大橋孝史、音楽はD.R.A、構成・演出は「ノロイ」「オカルト」の白石晃士、演出助手は横田直幸、栗林忍、磯田修一、協力は若狭朋宏。ナレーションは中村義洋。

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予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオTHEMOVIE2の主な出演者

スタッフ/演出助手(横田直幸、栗林忍)、ビデオに関わった人々

ほんとにあった!呪いのビデオTHEMOVIE2のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオTHEMOVIE2のあらすじ1

「呪いのビデオ製作委員会は、1999年の発足以来、不可解な映像を一般の人々から募集し、検証を行ってきた。『ほんとにあった呪いのビデオ』は、実際に送られて来た投稿映像と、その検証の過程を収めたドキュメントシリーズである」と字幕とナレーションが入ります。

「携帯電話」
投稿者の町田明日実は、小さい頃見た滝に友人2人と出かけ、その滝の前で携帯で撮影したところ、滝の手前に黒い影が映っていたと話します。彼女たちが黒い影に気づいた時、携帯に非通知の着信があり、FAXの送信音と男性のうめき声が聞こえて切れたと言うのです。
旅行から帰った後、同行した友人久保田由希の携帯が繋がらず、家にかけても彼女の母親が体調を崩して寝てるから電話に出られないと断られ続けているというのです。
映像は、滝をバックに町田明日実と久保田由希がはしゃいでいるのを友人山城恵理が撮影、後半は3人を町田が自撮りしている動画でした。草むらを挟んで数m離れた滝の前の橋に黒い人型が映っているものでした。が、画質は荒く黒い人型の詳細は確認できません。

「首なし」
投稿者の佐々木と江口、森村の3人は雨の夜、心霊スポットの「首なし地蔵」に行き、江口宅で映像を見ている時、森村が変調を起こし救急病院にかかったと話します。
付近の住民は、その昔、貧農の口減らしがあり女の鳴き声を聞いた、公園が寺だった頃、管理人の老女が強盗に殺害されたなどの噂があると証言します。それは住宅地の中の森林公園で、問題の地蔵は大学生に壊され、首が落ちたままの無惨な状態でした。その大学生は祟られ、後年大学助教授による女子大生殺人事件で遺体が埋められたのもその森だったそうです。
問題の映像は、どしゃ降りの雨の夜、件の首なし地蔵の前ではしゃぐ3人の上部に、白い苦しげな顔が浮かんでいるものでした。

「居酒屋」
投稿者は清水今日子。居酒屋の個室で行われた飲み会に集まったのは大学の友人やバイト先の友人の男子2人と女子3人の計5人。関根治彦の後ろの壁に薄く女性の影のような物が映っている映像です。

「事故」
住宅街での交通事故を撮影したビデオを投稿したのは豊田達也でした。彼は結婚式に向かう途中、友人の石橋佑二と事故を目撃、彼はデジカメで、石橋はビデオカメラで撮影したと話します。
現場の間近にいた主婦は、急に老人が意味不明の言葉を叫びながら道を横切るように飛び出し、車に撥ねられたと証言します。その体は捻じれ車体と道路に挟まれ血の海だったと。
が、豊田は、石橋のビデオ映像にだけ声のような物が録音されていたため、石橋に投稿を薦めたところ、彼は自分で調べてからと言い、後日、彼から「声が何と言っているかわかった」と連絡があったものの、日を置いて連絡した時には行方不明になっていたと言うのです。
映像はどちらもほんの数秒の映像で、確かに石橋が撮影した映像はクリアで、くぐもった声のようなものが聞こえます。

「腕」
投稿者は武藤美沙子と友人の米田麻衣子。住宅街に建つ2階建てのアパートの向かいには、撮影当時大きな古い屋敷があったと言うのですが、検証取材時には取り壊され更地になっていて、マンション予定地の公示の施工者の欄は未定となっていました。
映像は夜で、アパートの部屋でビデオの試し撮りをする2人の後ろの素通しの窓右上部にぼんやりと白い2本の腕が現れ、消えていく映像でした。 この映画を無料で観る

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオTHEMOVIE2のあらすじ2

「続・事故」
「事故」の投稿者豊田が1本の8㎜ビデオカセットを持ち込み、カセットは部室の棚に置かれ「遺族の人をとったやつ ISHI」と言うラベルから行方不明の石橋の物だと断言します。
映像は亡くなった老人宅を石橋が訪ね、応対に出た中年女性にビデオの声を聞いてもらうものの、結局やんわりと追い返される様子を隠し撮りした数分の映像でしたが、ビデオが終わる直前に何かが映っていると女性スタッフが言い出し、カセットを預かって更なる検証を行います。
問題の部分は2ヶ所。石橋が踵を返す瞬間、玄関のガラス戸に映り込んだ車の側に立つ黒い人影と、途切れる瞬間のカラーノイズのようなものでした。
スタッフは、問題の声がどう聞こえるか街頭で100人にアンケート調査を行い、「わからない」が47人、「ウアー」などの唸り声が41人、「おみず」「うしのにくだ」「おまえら」「たすけてくれー」「今晩なに食べようか」「ゲロ吐きそう」「ぼくはー」がそれぞれ1人、「こんにちはー」が2人、「うしろにいくな」が3人という結果になります。

「続・携帯電話」
「携帯電話」の投稿者町田から、山城恵理が深夜自宅の階段で町田と同じ非通知の着信を受け、FAX音と「うしろにいくな」と声が聞こえて、階段を踏み外し足をくじいたと言う連絡があります。それは「事故」の石橋のビデオの声のアンケート調査で3人の答えと一致していたため、スタッフは町田、山城と豊田を引き合わせ、共通点を検証することに。
町田と山城は石橋の動画の声が電話の声とよく似ていると言い、2本の動画が同じ日に撮影された事が判明、また、町田が撮影直前に、見知らぬ老人に意味不明のことを話しかけられたと言い出し、その時刻が豊田たちが事故を撮影した時刻と一致していました。

町田は懸命に老人の言葉を思い返し、「むこうにはわたしの村がつづいてます」「たべられるにはむこうのニトウにいきますから」「あたまはほこらにお願いします」と言ったと思い出します。
また、遺族を隠し撮りした映像をコマ送りで見せると、カラーノイズが建物の入り口のようだ、無数の顔が映っていて気持ちが悪いと言い、石橋の映像の黒い人影と滝に映った黒い人影が似ていると言い出します。
スタッフは3人に、老人遺族の取材への同行を頼みますが、豊田と山城はこれ以上関わりたくないと拒否、町田は承諾します。

が、解散後、町田が久保田の不調は彼女にも不審な電話が来ていて「うしろにいくな」と聞き取ってしまったことが原因なのではと言い出し、町田の携帯で彼女の家に電話をすると、母親が出て断られた後、FAX音と不気味な声が入り、電話が切れてしまいます。
その足でスタッフは町田を乗せ、久保田の自宅に向かいます。
町田がインターフォン越しに母親と話し、「うしろにいくな」と言う言葉に心当たりはあるかと聞いたところ、突然通話が切られ、久保田の部屋から怯えて泣き叫ぶ声が聞こえますが、それ以上の取材は不可能と判断し引き上げます。また、アンケートで「うしろにいくな」と聞き取った3人には、異常は起きていませんでした。

その後、スタッフと町田は老人の自宅を訪ね、老人の息子夫婦で隠し撮りに写っていた遺族茂野芳子と信一夫妻に正式取材を行います。
老人の写真を見た町田は、滝で出会った老人とよく似ていると言いますが、夫妻は、4月頃に子供時代を過ごした故郷の幼なじみが亡くなったと聞いた時から痴呆が一気に進行、同じ言葉を繰り返すばかりだったので、(亡くなっていた事を抜きにしても、遠方に1人で行くのは不可能なため)あり得ないと言い、また、事故映像の音声と久保田にかけた携帯の音声は、老人が繰り返していた言葉と似ている気がするが意味は分からない、「うしろにいくな」にも心当たりがないと話します。

が、町田の旅行先を知り、その場所は老人が幼い頃住んでいた村の近くだが廃村になったと話し、村で撮ったという幼い老人の色あせた小さな写真を見せます。また、老人の音声などの録音が無いかと尋ねたところ、「(老人の故郷の)村の話が聞きたい」と、老人を訪ねてきたアマチュア郷土史家がいたことを思い出します。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオTHEMOVIE2のあらすじ3

スタッフと町田は、その旅行先でもあり、老人の故郷でもあった場所の近くに住む、郷土史家を訪ねます。途中、一同は町田の旅行先に立ち寄り、老人と出会ったという滝へと入る道の手前の川にかかる橋と滝を検証します。
滝は大変大きく勇壮なもので、彼女は人影が立った滝の目の前の橋は飛沫がかかるため、川を挟んでだいぶ離れた観光用の物見台から撮ったと説明します。そこで、黒い影が立った場所に男性スタッフが立ち、検証したところ、黒い影の身長が異常に高い事が判明します。

また、彼女は滝に着いた頃から胸のあたりが気持ちが悪いと訴えていました。また途中、実は久保田の家にかけた際聞いた声が「うしのにくだ」と聞こえたと打ち明けます。確かに彼女は茂野夫妻に村の事を聞く際、唐突に「その村では牛を使って耕してたか」と聞き、街頭アンケートでも1名だけ同じ回答をした人物がいました。

一同は地元の郷土史家村井弘樹を訪ねます。彼は老人がインタビューの段階で既に痴呆の状態にあり、会話になってないと前置きしてテープを再生しますが、一同は確かに不気味な声と似ていると感じ、町田は「”うしのにくだ”と言っている」と強く主張します。
その言葉を聞いた村井は、動揺した様子で一枚の写真を見せます。それは村の近隣住民から提供されたもので、祭事用に装飾された一頭の牛が映っている古びた小さな写真でした。
彼によれば、その村は古くから牛を祀る風習があり、公式の資料には無いものの、実は飢饉の際、飢えた村人が人を殺して喰った、その際、罪悪感の軽減のために屠殺した牛の頭部を遺体に被せ「(人肉ではなく)牛の肉だ」としたと言い伝えがあるというのです。

また、町田が老人に聞いた言葉から、”ニトウ”は(牛)2頭、”あたまはほこらにお願いします”は、村には屠殺した牛の頭を祠(ほこら)に祀る風習があったと語り、別に「食べてすぐ寝ると牛になる」という戒めは”寝る”=”死ぬ”と”牛”にされて食べられるという意味で、その村が発祥らしいと話します。
郷土史家宅を辞する頃には、町田の体調はさらに悪化し、旅館に着くなり床に就き寝込みます。スタッフは久保田の件と合わせて、「うしのにくだ」と聞き取ってしまった事が原因と推測し、インタビューで「うしのにくだ」と答えた少女に連絡、彼女は肝炎を発症し悪化して入院中だと言われ慄然とします。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオTHEMOVIE2のあらすじ4

そこへ町田が起き出してきて、今すぐ老人の故郷の廃村に行きたいと言い出します。
が、時間はすでに遅く山奥で危険なため止めますが、「どうしても今すぐ行きたい」「今行けば重要な何かが解る」と言うため、一同は山奥の廃村に向かうことに。
車道は途中で途切れ、一同は徒歩で山中を進み、ようやく村の痕跡を見つけ始めた頃、町田は、声が聞こえると言い、村の奥の”大きい家”を探し先頭を歩いて行きます。彼女は途中、腕に”噛まれているような痛み”を感じながらも、取り憑かれたように先に進むうち、女性スタッフにも”声”が聞こえ始めます。その”声”を町田は村に入った直後からずっと聞き続けていたのです。

やがて、町田は朽ちてはいるものの立派な門に辿り着き、その奥の”大きな家”に辿り着き、ここに何かあると呟きます。
彼女は迷わず家の奥へと向かい、時折”声”を聞き半泣きの女性スタッフの前で奥へと消え、古く朽ちた柳行李(やなぎこうり)を抱えて現れ、動揺しながらも必死で追いかけるスタッフに差し出し、おもむろにふたを開けます。
行李の中には巨大な牛の頭骨と2振りの小刀が納められていました。彼女は、おじいさんが…と言い、「これを祠に持っていけばいいんだと思います」(「あたまはほこらにお願いします」)と声を震わせ話します。「これを祠に持っていけば…悪い事は…」と、切れ切れに呟く彼女に祠の場所を聞くと上の方と言い、一同はさらに山奥へと向かいます。
その山奥には朽ちた小さな祠があり、一同は牛の頭骨と刀を納め、線香を焚き、一心に両手を合わせて祈ります。
町田は、呼ばれてる感じが無くなった、気分も良くなってきたと言い、来る時より状態が良くなっているように見え、一同は廃村を後にします。

後日届いた町田からのメールには、町田は日常に戻り、入院していた久保田も退院し元気にしていると言う報告と、2人の元気にはしゃぐ様子を映した動画が添付され、スタッフはほっと胸をなでおろします。
が。その動画の2人の背後の窓には、黒い人影がぼんやりと映り、2人の笑い声の中には、再び不気味な声が被っていました。

みんなの感想

ライターの感想

偶然の一致、わずかな気づきから次々と連鎖していく”呪いの奔流”…。この手法は、同シリーズ他、白石監督の「ノロイ」へと継承されていきます。たどり着いた廃村の異様な雰囲気、”呪いの根幹となる凄惨な伝承”と合わせて、同監督の「ノロイ」「オカルト」がお好みの方ならドツボ間違いなしです。
ちなみに筆者は何度聞いても「うしのにくだ」には聞こえませんでした。これが仕掛けなのかどうか”信じるか信じないかはあなた次第”ですが。

本作はこちらにも収録されています。
「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクト DVD-BOX3」
(シリーズVol.17~25、映画版(THE MOVIE)1&2、リング編、戦慄投稿BEST20を収めた13枚組のDVD-BOX)

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