「ほんとにあった!呪いのビデオ12」のネタバレあらすじ結末

ほんとにあった!呪いのビデオ12の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2004年にビデオ版として発売され、後にDVD化された「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第12作。廃ホテルらしき場所の渡り廊下に不気味なモノが出現する「謎の廃墟」、「~Special3」の「コンビニの噂」の続報、見知らぬ行き止まりに迷い込んだ3人の男女の恐怖体験「憑りつかれた車」など12本を紹介する。構成・演出・編集は「自殺霊」の坂本一雪。ナレーターは中村義洋。

予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオ12の主な出演者

スタッフ/横田直幸など、撮影/大矢大介。ナレーター/中村義洋

ほんとにあった!呪いのビデオ12のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ12のあらすじ1

◆「謎の廃墟」
スタッフの元に届いた差出人不明のHi8テープ。封筒に静岡の消印があるだけで、撮影時期、撮影場所、投稿者は一切不明、数人のグループで、どこかの海か湖の畔の森に立つ大きなホテルの廃墟らしき建物に侵入し、探索・撮影しているようですが、画像には人物が特定されないようモザイク加工が施されていました。また、暗い場所では時折暗所撮影モードに切り替わり、画面が明るく鮮明になります。
内部は完全に朽ち果て、食品や家具などの残留物や、落書き等も多くひどく荒らされ、一部床まで抜け落ちかなり危険な場所です。
やがて撮影者らは渡り廊下のような緩やかな昇り階段の通路に至りますが、画面が暗いため「全然暗い」と誰かが呟きモードが変わった瞬間、階段奥から半透明の人影が降りてくる様子が映り込んできます。その不可思議な人影にはリアルな色があり、撮影者に向かってくるようでした。

◆「コンビニの噂」
2002年に発売された「ほんとにあった!呪いのビデオSpecial3」の「コンビニの噂」で、コンビニ強盗殺害事件の犠牲者の女性店員と思しき人影を捉えたビデオの取材シーンに不可思議なモノが映っているとの投稿があります。
それはリポーター住村愛子とスタッフ数人が隠しカメラで撮影しながら店内を歩き回る際、画面を半透明の霊が横切ると言うモノで、通常再生では判然としませんが、スロー再生にすると、窓際の書籍棚の奥から手前に向かって半透明の人影らしきものが迫ってくる映像でした。
◆「シリーズ監視カメラ No.1」投稿者/宇野隆志
とあるアパートの廊下と階段付近を定点から捉えている監視カメラの映像。画面右の中折れの階段の上部に、突如ぼんやりとした白い足が浮かび上がります。それは誰かを待って佇んでいるかのようにも見えます。
◆「初詣」投稿者/北野聡史(仮名)
大晦日、出店で賑わう神社に初詣に出かけた投稿者グループが撮った不可思議な映像。神社は賑やかで投稿者一同もはしゃいでいますが、声を掛けられ肩越しに振り向いた投稿者の左眼が黒く不気味に見開かれ、グリッと裏返り、元に戻ります。
投稿者は5年前に網膜剥離で左眼を手術しているそうで、再発の予兆では?と恐れているそうです。

◆「憑りつかれた車・前編」
関東北部某所。演出補の横田直幸と撮影の大矢大介は、投稿者伊藤寛とバイト仲間の田井中茜、池益旬治に事情を聞きます。
休日のある日、彼らが通い慣れた道を通って隣町に行った帰り道、運転していた茜はなぜか道に迷ってしまい、戻り道を探すうち行き止まりに迷い込んだと話します。
道は山沿いの一本道なのに、気づけば見知らぬ道を走っていて件の行き止まりに至ったのだとか。彼らは後にビデオを見て異変に気づき、鳥肌が立ったと話します。
映像では、細く暗い一本道の先が突然途切れ、柵の代わりに御幣のようなモノが立てられているようにも見え、その先の森に落ち込む崖になっている行き止まりに彼らが気づいた頃から、木々の枝の中に白い何かが浮かんでいて、車が止まった瞬間、それが白い靄で形作られた人の下半身だと分かり、ぶら下がったまま彼らの車の上を通り飛び去ります。
撮影は助手席にいた伊藤によるもので、細い1車線道路で行き交う車も無く、会話も途切れがちになった所で突然現れた行き止まり。
スタッフは彼らと共に地図や記憶を頼りに件の行き止まりを探しますが、見つかりませんでした。(巻末の後編に続く)

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ12のあらすじ2

◆「シリーズ監視カメラ No.2」投稿者/山上盛児
とある地下鉄の監視カメラの映像。ホーム端の上方から乗り降りする乗客を捉えている映像の中、やってきた電車の上の天井部分に苦悶の表情の老人らしき顔の口元が浮かび上がり消えていきます。
◆「赤子の霊」
投稿者の菅原邦哉とその母和子は、スタッフが取材に訪れた自宅マンションで、これまでも何回か目撃したと話します。
邦哉はビデオの試し撮りをしていたそうで、カメラはリビングで寝そべってテレビを見ている父親、カウンター奥のキッチンで家事をする母親、そして彼女がキッチン脇の浴室に続く出入口から出てカメラ前を通り、ベランダに出る様子を捉えていました。
問題の部分は彼女がキッチン脇の出入口を通過する瞬間、彼女の顔のすぐ横の壁に無気味な白い仮面のようなモノが現れ、彼女に付いてわずかに移動し消えます。
2人はそれをこれまでも頻繁にその部屋に現れた”赤ん坊”に間違いないと話します。その部屋には特に悪い噂は無いそうですが、現れるのは決まって夕方、邦哉は足音を聞き姿を見かけた事が何度かあるそうですが、特に母親はその背中と思しきモノを浴室で頻繁に見かけ、ビデオの異変に気付いた瞬間、「正体を現した」と思ったそうです。
取材後、定期検診で母親の上顎に腫瘍が見つかったそうで、大病の予兆だったのだろうか、それとも霊の仕業だったのだろうかと字幕が入ります。

◆「カラオケBOX」
その日、終電を逃した投稿者岩見義男と友人らは、とあるカラオケ店で始発を待つことに。冒頭元気に歌っている頃からビデオは夜間撮影モードに切り替わり、明るいスロー画面になります。けれど疲労からか皆次々とソファで横になり始め、やがて歌が止まりビデオは画面が逆さまのまま放置され、ソファから何客か並ぶ小さなテーブルの下を映す定点撮影状態となります。
すると画面上部、逆さまに映ったテーブルの下にやつれた男の透けた上半身が、正位置でふわりと現れ消えていきます。
◆「夜の散歩」
投稿者藤井御幸(仮名)が友人と、愛犬を散歩中に映り込んだ不気味なモノ。
ある夜、デジカメの動画機能で撮影しながら愛犬の散歩をしていた彼女たちは、道端に並ぶ自販機に立ち寄ります。カメラが自販機の隙間を映した瞬間、ざんばらな長い髪の女があちら側から覗き込んでいる姿が映り、戸惑った友人がカメラを背けた瞬間、犬が激しく吠え出します。女の顔は不鮮明ですが、えもいわれぬ狂気をまとっているようでした。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ12のあらすじ3

◆「サバイバル」
山中で迷彩服をまとったメンバーがエアソフトガンで撃ち合うサバイバルゲーム(サバゲー)。
それにハマった30代の会社員らしきグループの1人投稿者の灰田克彦(仮名)と友人小田切慎司(仮名)は、無許可の山中で”戦闘中”、謎の男が映り込み惨劇が起ったと言い、取材スタッフらと共に問題の山中に向かい、迷彩服に着替えゴーグルをつけ”戦闘準備”に入ります。
問題映像は、深い山中を抑えた色調で捉えた”戦闘”が繰り広げられる中、撮影者の前に走り出したメンバーの1人が画面から消え、振られたカメラの数メートル先の木々の間に、彼らをじっと見つめて佇む黒っぽい服装の男が映り込みます。
その直後、撮影者が「ちょ、ちょっと待って!」と声をあげ、画面右手からふらふらと森に歩き出すメンバーを映しますが、その背中には40センチほどの木の枝が深々と突き刺さっています。メンバーたちが慌てて支えた瞬間、彼は膝から頽れ地面に横たえられますが意識不明のようです。「録らない方がいいって」「生きてはいるけどさ」と現場が騒然としたまま映像は終わります。
そのメンバーは重傷ではあったものの一命は取り留め、2ヵ月ほど入院した後復帰したそうですが、その場にもおらず一切サバゲーから足を洗ったのだとか。
迷彩服にゴーグル姿の灰田は、霊が映った現場なのに怖くないんですか?と聞かれ「これだけは楽しみですから」と笑い、迷彩服の仲間と共に山中に消えて行きました。

◆「家に宿る怨念」投稿者/T・K
新築中の凝った注文住宅をわくわくと撮影する投稿者。屋根には明かり取りの出窓があり屋根は鮮やかなグリーンになる予定のようです。空はあいにくの曇天で、その雲のムラか煙のような薄い人影が浮かび、じっと彼らを見つめています。
その家は完成することなく、不審火で焼失したそうです。
◆「シリーズ監視カメラ No.3」投稿者/塩原雄一郎
2003年4月、午前0時。外からマンションの正面玄関を捉えた監視カメラの映像。画面左端の柱の中にハイネックのコートを着た男が徐々に浮かび上がり、ゆっくりとこちらに顔を向けます。
その付近では発見されないまま数ヵ月放置された若い男性の自殺者がいたそうです。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ12のあらすじ4

◆「憑りつかれた車・後編」
その夜、謎の行き止まりから脱出した3人は、懲りずにとあるトンネルに行き、車を入口の車停めに置きトンネルの中程まで徒歩で入って、幽霊が見える!などとはしゃいだそうです。
数台の車が通る中、盛り上がった彼らは満足しようやく帰路についたそうですが、運転していた彼女は車のライトの中に無数の作業服を着た男が浮かび上がるのを目撃、撮影していた伊藤は後部座席の池益にカメラを向けたとたん、無気味な男が後部窓に張り付いているのを目撃、車内はパニックとなりガードレールに追突したと話します。
事故処理のため到着した警官にありのままを話すと、調書には書けないがこの場所はそういった目撃談や事故が多発していると言われたそうです。

問題映像では、トンネルで遊んだ3人は、茜の運転する車で明るく話しながら走っていますが、撮影していた伊藤が池益の背後の窓に貼り付く緑色の不気味な男の顔に気づいた瞬間、確認するようにアップにしたかと思うとカメラを持って車外に逃げ出し、皆に説得されて戻り運転を代わり、走り出したところで映像は途切れますが、その直後事故を起こしたそうです。
茜が見た作業服の男たちを2人は見ておらず、伊藤が見た後部窓の男もまた彼以外は見てないそうですが、それが現れたのはほぼ同時だったようです。
行き止まりで待ち受けていたかのような宙を舞う白い人影、トンネル付近に現れた作業服の男たちや後部窓に現れた無気味な男を見た直後の事故…それらは、彼らを獲物のように待ち受けていたのかもしれない、そしてそれをビデオに捕えてしまったのだ…とナレーションが入ります。

みんなの感想

ライターの感想

冒頭の「廃墟」は何度か特番などでも取り上げられた名作で、「憑りつかれた車」(原文ママ)に現れる行き止まりの霊の浮遊感もゾッとさせてくれます。意外とツボったのは「赤子の霊」のビジュアルで、赤ん坊と言うイメージとは程遠い白い不気味な仮面のようで下部が少し欠け、見ようによっちゃ皮を貼っただけの頭蓋骨のようにも見えるのに、ちょっとやり過ぎ感のある仲良し親子が「赤ん坊」と断言、少々趣味の悪い母親好みの室内に、父親だけが我関せずと寝そべってるシチュエーションもイヤな感じです。

*本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX2」にも収録されています。

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