「ほんとにあった!呪いのビデオ17」のネタバレあらすじ結末

ほんとにあった!呪いのビデオ17の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2005年にリリースされた「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第17作。事故や自殺が相次ぐ湖に現われた不気味な女「湖の底から」、ふざける観光客に呆れ「振り返る地蔵」、自殺を遂げた同級生の寂しげな姿「仲間に入れて」など9本を紹介する。構成・演出・撮影・編集は「お姉チャンバラ」「アイズ」の福田陽平。ナレーションは中村義洋。

予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオ17の主な出演者

撮影/福田陽平、飯島桂、演出補/中晶子など。ナレーション/中村義洋

ほんとにあった!呪いのビデオ17のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ17のあらすじ1

※テロップ「おことわり 本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れ、ノイズなどが生じる場合がありますが、ディスクの故障ではありませんので、あらかじめご了承ください」
「これからご覧になる映像は、一般視聴者より送られてきたビデオ・映像を集めた作品ですが、ご覧頂いた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらではその現象についての責任を一切取る事は出来ません」
「本作品は、お祓いを済ませております」

◆「樹霊」
投稿者田辺幸助(仮名)が、正月に帰省した際、近所の公園で祖父と遊ぶ幼い甥を撮影した映像に、木々の隙間から不気味な顔のようなモノが覗いています。

◆「湖の底から」
神奈川県の山間にある巨大な湖に遊びに来た投稿者菊池陽介、宮崎美苗、佐藤玲菜(共に仮名)は、夜間、閉鎖された貸しボート屋のボートを無断借用し、湖の中央あたりまで漕ぎ出したそうです。するとボートがいきなり揺れ、菊池の仕業だと思った玲菜が怯えて怒り、慌てて引き返したのだとか。
取材では、玲菜は残されるのが怖くてやむなく乗ったと言い、揺れた時、肩に水を掛けられたような冷たい感触があったと話します。けれど菊池は無実で、彼も美苗も冷たい感触は無かったそうです。
またビデオの異変に気づく前、美苗は水中に引き込まれる夢を見て、菊池も玲菜も同じ夢を見たと判明、中でも玲菜は、その後彼氏と問題映像を見て、彼も同じ夢を見た、夢の中にビデオの女がいたと話しますが、菊池と美苗の夢には女はおらず、水の中で息が出来ず身体も動かせないのに視界は鮮明だったそうです。
湖を管理する職員藤原俊雄(仮名)によれば、50年前に遊覧船の沈没事故があり、都内の名門私立進学校の中学生22名が犠牲になった他、その後も事故や自殺が相次ぎ、30年前のボート事故の遺体はまだ上がってないのだとか。
藤原が示した事故現場は、菊池らのボートが揺れた場所と一致していました。
「犠牲者の怨みか警告かは定かではないが、もしこのビデオを見た後、彼らと同じ夢を見た場合はご連絡戴きたい」とナレーションが入り、問題映像となります。

3人は、深夜、放置されたままのボート小屋に侵入、菊池と美苗ははしゃぎながらボートに乗り込みますが、玲菜は止めなよ、乗らない方がいいと何度も止めつつもしぶしぶ乗り込む事に。カメラは暗視モードに切り替えられ、緑がかったスローモーションのような画面になります。
やがてボートは湖の中央に至り、微笑む女性2人が順に映された後、突然ボートが揺れ、女性らは菊池の仕業と決めつけ憤慨、最悪の空気の中、ボートは岸辺に戻ります。
俯いていた玲菜は、2人に気遣われながらボートを降りますが、彼女の背後、ボートのすぐ横の湖面から、ぬっと顔を出した崩れた顔の女が映り込んでいました。

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ17のあらすじ2

◆「死神の告知」
その夜、投稿者西村剛志(仮名)と飯田薫(仮名)は、カメラマン役の友人ケイと3人で、西村のスケボーの映像を撮ろうとしていたそうです。
そして公園や住宅地の道路で撮影を続ける最中、撮影に気を撮られたケイがトラックに撥ねられそうになり、間一髪で事無きを得たのだとか。
けれどその後、薫が編集中にビデオの異変に気づき2人に連絡したところ、ケイとは連絡が取れず、彼の母親に入院したと言われ、見舞いに行こうとした矢先、亡くなったと言われたそうです。
薫はビデオの異変に気づいて以来、いつも誰かに見られているような感覚があり、この取材もどうしようか迷ったと声を震わせます。
問題映像は、小道から道路に向かってスケボーに乗る剛志を、ケイのカメラが追いかけトラックに撥ねられそうになるシーンで、カメラが大きく揺れ夜空を映した瞬間、ぼんやりとした嗤う骸骨のようなモノが映り込んでいました。
「この顔(骸骨)は、ケイさんの死を予告した死神の顔…とでも言うのだろうか?」とナレーションが入ります。

◆「防空壕の奥から…」 投稿者前田泰介(仮名)
とある防空壕の地質調査の資料映像。その壕は、戦火を逃れるため多くの人々が利用していたものだそうですが、かなり老朽化と腐食が進んでいるらしく、作業服の調査員たちはいつ崩れてもおかしくないとぼやいています。
その彼らがいる先、壕の奥の薄暗がりに和服と思しき白い人影が佇み彼らに近づいてきます。
◆「叫ぶ手」
肌寒い曇り空の湘南の海辺で、投稿者今村香奈(仮名)は、サーフィンをする彼氏を撮影していたそうです。彼女のカメラは彼氏だけを健気に追い、その度可愛い歓声を上げていますが、彼氏が何度目かの波に乗った瞬間、波間から黒い手が突き出されます。
◆「振り返る地蔵」
投稿者相川智子(仮名)が大学時代、友人と行った鎌倉の有名寺院での映像。その寺は地蔵が多く、緑豊かな境内の所々には大小様々の地蔵が祀られています。
2人が境内をそぞろ歩くうち、相川がとある墓石脇に建てられた古い地蔵の頭をふざけて撫で、他を見て戻った時、地蔵の顔が笑う彼女を肩越しに振り返っているように見えます(比較映像有り)

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ17のあらすじ3

◆「彼女の背後に…」
大晦日、投稿者金子大輔(仮名)がその彼女小谷沙織(仮名)と、部屋で楽しく過ごしている映像に映り込んだ男の顔。
取材の際、心当たりを聞かれた彼女は暗い顔で、かつて同僚だった男がメールや電話をしつこく送ってくるいわゆるストーカー化していて、映り込んだ顔に似てると打ち明けます。
問題映像は、金子が彼女を愛おしげに撮影するラブラブな映像ですが、彼女にメールが届いたところで空気は一変、彼女は暗い表情で目を泳がせ、ごまかすように席を立ちます。その時、背後の食器棚に薄い影のような痩せた男の顔が浮かび、後を追うように移動し掻き消えます。
「男の(邪な)思いが生霊となり、彼女を監視し続けているとでも言うのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「呪われた病院」
投稿者前田洋介が、大学サークルの部室の改装の際、ロッカーから発見したという謎のビデオ。
ビデオは、赤いビニールテープでぐるぐる巻きにされ、”キケン”というメモとお札らしきモノが添えられた古い物で、部室はオカルトサークルが使用していたのだとか。
問題映像は、とある巨大な廃病院に数人の男子が潜入、検証しているモノで、建物内は老朽化している上、激しく荒らされ、壁はスプレーの落書きだらけ、窓やドアも蹴り破られたのかほとんどまともに残っていない無惨な状態です。
彼らはしきりに”403号室”と繰り返し、4階にたどり着いたところで、402号室から404号室まで順に、無惨に荒らされた部屋の中を照らし、「足音が聞こえた」、”フォーメーション”などと言い、廊下の端を照らして撮影を終わります。
問題の箇所は、403号室ではなく初めに入った402号室。
懐中電灯の明かりが右から左に振られた瞬間、その光の反射の中に女性らしき横顔が大きく映り込んでいました。
撮影者や撮影場所などのデータは無く、誰がどんな目的で撮ったのかは謎だそうです。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ17のあらすじ4

◆「仲間に入れて…」
母校の中学校の教室を借りた同窓会の映像に映り込んだ不可解な人影。
投稿者の高校生今居奈々(仮名)と3人の元同級生たちは、そのビデオに幽霊が映っていると話します。人影は在学中に自殺を遂げた川村に似ていて、そのビデオに映っている1人で、川村をイジメていたM・Sは、現在不登校になっているそうです。
そこで演出補の中が連絡を取りたいと頼むと、M・Sは音信不通だが彼の親友なら可能だと言われ、現在M・Sと同じ学校に通うA・Aがやってきます。
彼は、M・Sとは今もメールのやり取りがあり、イジメなどの理由では無いが”学校に行きたくない”状況であることは確かだと言い、ビデオの人影は確かに川村に似ているし、当時格闘技好きのM・Sが川村を(格闘技の技として)殴る蹴るなどしていたと言います。
中は彼からもM・Sに連絡してもらいますが断られ、M・Sの自宅マンションのインターフォンに出た母親に事情を説明し取材を申し込みますが、不審がられ切られてしまいます。

しかし後日、今居からM・Sから会いたいと連絡が入ったと聞き、件の中学校の校門前で、彼女とA・Aと友人ら数人と待ち合わせ、遅れてM・S本人も現れます。
M・Sは、ビデオを見て以来川村が夢に出るようになり、学校も、皆に嫌われている感じがして行けなくなった、川村に対して罪悪感を感じ、悪かったと思うと打ち明けます。
中は、ならば謝ってみてはどうかと提案、皆で校舎内の自殺現場に花を供えて手を合わせ、その後、彼は無事登校できるようになったのだとか。
問題映像は、今居やA・Aなど十人ほどの同窓生が、中学校の教室で楽しげにゲームをしたりするうち、M・SとA・Aら男子数人が格闘技の話で盛り上がり、空手自慢のM・Sが「痣が出来たりする」(新しい学校でも相変わらずイジメてるの?と聞かれ)「イジメてるんじゃない、闘ってるだけ」などと笑い、自慢げに友人に鋭い蹴りを入れたりする場面が続きます。
その会話の場面で、笑って話すM・Sの背後の窓の外に、後ろ向きの白い制服シャツ姿の人影が現れ、ゆっくりと彼を振り返り、消えていきます。
「しかしこの友人は、もう戻る事は無い…」とナレーションが入ります。

◆「緊急報告」
「それは、ある手紙から始まった…」シリーズ第14作で投稿の紹介と言う形で初登場し、製作委員会に数々の脅迫めいた手紙を送りつけてきた”黒狐”を名乗る人物とスタッフとの攻防の予告編。
「ほんとにあった!呪いのビデオ史上、最悪の展開…その真実に迫る」とナレーションが入ります。

みんなの感想

ライターの感想

「湖の底から」の映像はかなりインパクトがあるんですが、ヤバかったのは「防空壕の奥から…」で、キメの静止画面では白い靄なんですが、動画は”和服”と思うに足るモノだし、初めから「そこにいる」「近づいてくる」感じにかなりゾッとさせられます。
「呪われた病院」に登場する廃病院は「~special2」(2002年/松江監督)の「廃墟」にも登場した場所のようですが、現在は解体され更地なのだとか。
「振り返る地蔵」はかなり不可思議な映像なんですが、「うちは檀家だ」「眼科ですか?」というボケが一緒に後引きそうw
確か巻が進むにつれ、登場人物のイタさもアップしていく憶えがあるんですが、質問も行動もユルフワな演出補中晶子が、この先ちゃんとやって行けんのか心配です。

※本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX3」にも収録されています。
(シリーズVol.17~25、映画版(THE MOVIE)1&2、リング編、戦慄投稿BEST20を収めた13枚組のDVD-BOX)

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