「ほんとにあった!呪いのビデオ2」のネタバレあらすじ結末

ほんとにあった!呪いのビデオ2の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、1999年にビデオ版として発売され、後にDVD化された「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第2作。関わった人々に災いをもたらし、後にさらなる展開を迎える「作業服の男」、なぜか自殺者が絶えない踏切りの監視カメラが捉えた不可思議な映像「踏切りに現れた足」など9本を収録。構成・演出は「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村義洋と「仄暗い水の底から」「アヒルと鴨のコインロッカー」などで共同脚本を担当した鈴木謙一。

予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオ2の主な出演者

スタッフ/中村義洋、鈴木謙一など。ナレーション/高橋眞三樹

ほんとにあった!呪いのビデオ2のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ2のあらすじ1

◆オープニング
「人々の生活にすっかり入り込んでしまったビデオカメラ。前作では、それらが捉えてしまった不可解な映像を紹介し、実際に数多く存在している事を知ってもらったわけだが、今回も前作同様、一般から寄せられた科学でも証明しがたい恐怖の映像を紹介していくものである。
初めに紹介するのは、スタッフに届いた一通の手紙である。見た者に必ず降り掛かる呪い。そんな呪いのビデオが実際に存在していた。あなたはこれを見る事が出来るだろうか?…」

◆「作業服の男」(前編) 投稿者/吉田久美子
( ※投稿者からの手紙) 「変なビデオがあるのでお手紙しました。見た人は全員、危険な目に遭っています。そのうちの1人は、ビデオを撮影していた私の彼で、ビデオを見た後に失踪してしまい、半年経った今でも行方不明のままです。ビデオに映っているのは私ですが、私自身はまだ見ていません。これは本当の事ですので、危険だと思い、ビデオは同封しませんでした。」…
夏。スタッフは、茨城県T市に赴き、投稿者吉田久美子から事情を聞きます。
問題のビデオは、2月に彼氏野田覚と行った旅行先の電車内で撮ったビデオで、その後の2月9日に、彼から電話で「隣に誰かいたっけ?」と聞かれたと。その時、彼はボックス席の窓側に座る彼女を斜向かいから撮影していて、通路を挟んだ隣のボックス席は空席だったため「いないよ」と答えたと言うのです。けれど彼は、彼女の横の窓に「隣のボックス席に誰かが映ってる」と言い、その後、行方不明になったと話します。
野田覚と実家で同居していた彼の弟、充は、失踪当夜、覚は自室で友人の山本裕一とそのビデオをダビングしていて、突然変なモノが映ってると言い出し、隣室にいた彼も呼ばれ一緒に見たと話します。映像は普通に人が映っている感じだったが、覚はここに人はいなかったと言い張り、彼女に電話をして確認したと言うのです。
が、翌日の明け方、隣室にいた充は覚の部屋のドアが閉まる音で目覚め不審に思ったものの、携帯や財布は残されていて、パジャマ姿で出掛けたと思われたため、彼女の家に行ったと思ったと。
けれど覚はそのまま失踪、16日になって、彼は近所の用水路で兄のサンダルの片方を発見、警察に近所を捜索してもらったものの、成果も目撃証言も無かったと話します。 この映画を無料で観る

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ2のあらすじ2

◆「窓の外を落下する光」 投稿者/坂上千穂子、沼館由美
広島、尾道を巡る修学旅行の際に旅館で撮った映像。2人は、暑さのため開け放った窓の外をスッと光が落ちていくのが映ったと話します。
またその宿を発つ時、由美は、旅館の屋根に制服の女生徒が立っているのを見たが一瞬で消えたと言い、後日OBからその旅館で昔、修学旅行中の女子高生の投身自殺があったと聞いたそうです。
ビデオは、数人の女子高生が体操着姿で楽しげに話す後ろの暗い窓を、白い光が垂直に落下していくモノでした。「悲鳴を上げながら落下する少女の顔」に見えるがあなたにはどう見えるだろうか?と、ナレーションが入ります。
◆「サイドミラーに映る女の顔」 投稿者/渡辺友男
投稿者がビデオカメラを買った帰り道の車の中からの、試し撮りの映像。車内には撮影していた投稿者と運転手の2人だけでしたが、サイドミラーに笑っている女性らしき口元が映りこんでいます。

◆「自主映画に映った男の影」 投稿者/自主映画監督 今久ひさし
春先に行った自主映画の撮影中、階段のシーンに映りこんだ不審な影。
撮影場所は大学の現在使われていない旧校舎の階段で、出演者は階段下に男性、階段途中に女性、踊り場に座る女性の3人。カメラは下から3人を狙い、踊り場の右上に続く昇り階段は映りません。
監督は、下からの照明のためその場所には影ができるはずが無く、スタッフも全員下にいた、関係者以外はいなかったと話します。唯一右階段が見える位置にいた出演者原田ルリ子も、確かに誰もいなかったと証言します。
(※問題の映像)影はぼんやりとした人型で、3人の背後の壁に(撮影を覗き込むように)踊り場の右から現れ右に消えます。
そのシーンはリテイクされ、昇り階段にも女性スタッフが配置され万全の注意をし、2度目の撮影が行われましたが、影は再び映りこんでしまいます。
スタッフらは、監督らと共に撮影現場に行き話を聞きます。現場は全く使われていない旧校舎で、人気は無く、鍵を借りてしか入れない状況です。
撮影担当の斎藤勉は、2度目は特に細心の注意を払ったと言い、昇り階段にいたスタッフ菊島和美も絶対に人はおらず、自分の影は映らないと断言します。また出演者の山本嘉則は、撮影中には影は無かった、仮に誰かの影だとしてもかなり高い位置にいるはずだと証言します。
けれど、出演者山田恵美は、自分はそういう事に敏感で、現場に入った時から寒気を感じ、撮影中は人では無い何かが通り過ぎたと言い、あの場所は撮影してはいけない場所だと思うと話します。また監督によれば、実はその旧校舎は、戦時中、病院として使われていた建物で、人体実験が行われていた噂があると話します。
(※問題の映像・1度目と2度目の比較)2度目の影は、左から現れ右に消えますが、初めより鮮明で何某かの意図があるように見えます。

◆「神社の気に浮かぶ顔」 投稿者/松山憲二
神社の境内で談笑する人々を撮っていたカメラが、境内の庭にある森を映した瞬間、木立の中に人の顔らしきモノが映り込んでいます。
◆「壁からのぞく白い影」 投稿者/青柳信吾
夜間、ビルの外に設置された自販機で飲み物を買う男女を撮った映像。2人が話しながら歩く中、その背後の建物の壁の影に、ぬっぺりとした白い人型が浮かんでいます。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ2のあらすじ3

◆「踏切りに現れた足」 投稿者/元駅員 鈴木勝(仮名)
件の踏切りを管轄する駅に以前勤めていた鈴木は、駅で監視カメラの映像を見るうち、たまたま不自然な映り方をしているのを見つけたと話します。
スタッフは彼と撮影現場に向かいます。その踏切りは住宅街と線路に並走する一本道が交わるT字路にあり、直線で見通しのいい単線を跨ぐ小さな物です。が、過去7年間に6件の飛び込み自殺があり、なぜかその全員に遺書や動機が無いという、地元では有名な自殺の名所でした。
彼はその線には9駅22か所の踏切があるが自殺があるのはその踏切りのみ、自殺者は必ず住宅街方向から踏切内に侵入する不可解な共通点があると言い、鉄道会社には取材を拒否されます。
スタッフは、踏切正面で畑を営み、5年前、偶然飛び込み自殺を目撃したという年配の山本健一に話を聞きます。畑で一服していた彼は、住宅街方向からふらふらと女性が歩いて来るのを見て、ちょうど電車が来たので止まると思ったが、女性はそのまま踏切りに入り、何かを拾うような仕草をする間に撥ねられた、とても自殺する感じには見えなかったと言い、後にそれが息子の同級生だと知り、遺書も無く動機も解らなかったと話します。
また、その踏切りで飛び込み自殺を止めたという高橋千尋は、その男性は遮断機が下りる前からぼんやりと踏切り前に立ち、遮断機が降り始めた途端なぜかそれを跨いで、何も無い空間に両手を延ばし何かを掴む仕草をした、救出後、彼は突然我に返り、何をしたのか覚えてないようだったと話します。
その時救出された男性河野基勇は、死ぬつもりなど全く無かったと言い、小学校低学年くらいの男の子が踏切に入って行くのを見て「助けなきゃ」と思った所までは憶えているが、その後の記憶は無いと話します。農家の山本によれば、7、8年前に、遮断機が故障して降りなかったため子供が踏切内に入り撥ねられた事故があった、自殺もその時から始まった気がすると証言します。
また、足ははっきりと見えたが上半身は判然としなかったと言う河野に映像を見せたところ、自分が見たモノと同じだと話します。
(※問題映像・踏切内は明るいライトで照らされ、夜間の通常の映像との比較) その踏切りを人が通れば、夜間でも人だとはっきりわかりますが、問題映像では、警告音が鳴り響く中、幼い子供の足らしきモノだけが畑側の暗闇から現れ、所在無げに数歩移動する様子が映っています。

◆「事故を予知した警告の映像か…」 投稿者/松森善則、野邉陽子
広い河川敷で若い男女がバーベキューを楽しむ様子を映した映像。異変に気付いた投稿者は、当初何度も確認し気味悪がったがすぐ忘れてしまったと話します。が、その半月後、彼はバイク事故で右足を骨折して入院、見舞いに行った彼女はその姿を見て愕然とします。問題映像では、カメラに手を振る彼の右膝から下が消えていますが、その部位はギプスの位置と完全に一致していたそうです。

◆「子供を呼ぶ声」 投稿者/片野晃
住宅街の用水路にかかる橋の上で、妻と幼い子供を撮った映像。
撮影していた片野は、橋の道路側から橋の中央にいる妻子を撮影中、耳元で何かを聞いた気がして思わず振り向きカメラを向けたが何も無く、帰宅後確認した時に「あけみちゃん」という声が入っているのに気づいたと話します。
音響分析の専門家、音響粒子学研究所所長貝原茂夫も「あけみちゃん」だと言い、「体が弱く痩せていて、呼吸器系に障害のある人」の声だと解析します。
彼がカメラを向けた方向には藪があり、その裏手に墓地がありましたが、取材時偶然居合わせた片野の叔母から、その藪で30年ほど前、若い女性の首吊り自殺があったと言う情報を得て、地元の柴田葬儀社の柴田実に話を聞きます。彼は、亡くなったのは色白で華奢な美しい人で、病気がち(噂では結核)だったが子供をもうけ、後に病が重くなったため離婚され子は夫が引き取った、子が2、3歳の頃、自殺したと言いますが、子の名前はわかりません。
(※問題映像)橋で楽しそうに遊ぶ親子の映像に突然細い女性らしき声で「あけみちゃん」と入り、カメラは藪に向けられます。
また貝原が音声から割り出した場所にある低い藪の部分を調べたところ、痩せた女性の白い顔らしきものが映っていました。 この映画を無料で観る

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ2のあらすじ4

◆「作業服の男」(後編)
2月6日:投稿者吉田久美子と野田覚が旅行先で問題のビデオを撮影。
2月9日夜:初めて映像を見た野田覚は、いなかったはずの人物に気づき久美子に電話、ビデオを見たのは彼とその弟充、友人山本裕一の3人。
2月11日未明:野田覚が家を出て失踪。当初不審には思われず、同日夜、野田充はさらに友人のAとB子にそのビデオを見せます。が、その帰り、車が事故を起こし、B子は軽傷、Aは半年後の今も意識不明となります。
事故現場は両側にガードレールがある細くなだらかなS字カーブで、B子は、通い慣れた道だったが、運転中Aが突然黙ったため、見ると目の焦点が定まっておらず直後にガードレールに激突、その時彼には明らかに異変が起きていたと話します。また、怖いモノが苦手な彼女はビデオをほとんど見ていなかったと言います。
2月16日:用水路で充が覚のサンダルを発見。
2月20日:この日を境に充は何度も原因不明の発熱を繰り返すようになり、涙が止まらない症状に悩まされます。
2月27日:2月9日にビデオをダビングして持ち帰った大工の山本は、この日、2階で作業中に足場が崩れて大ケガをし大阪の実家に帰ることに。ダビングしたビデオは東京の友人に貸したままだと話します。
その友人高畑美佐子は、友人とビデオを見た後、視力が急激に低下、友人は火の着いてない花火が突然爆発し顔面に大火傷を負ったと話します。彼女は、どちらも原因不明で、ビデオが原因だとは断言できないが、「映っていた男に睨まれてる気がした」と言います。
また、野田充も「坊主頭で作業服のようなものを着た男の人で、表情は解らないが見られている気がする」と話していました。

(※ナレーション)「いるはずの無い男が、見る者を睨み、災いをもたらす…この恐怖の呪いのビデオをあなたは見る事が出来るだろうか…」
(※無音字幕)「この後、このビデオに問題の映像が納められていますが、ご覧になるかどうかはあなたの自由です。ご覧になりたくない方は、ここでビデオを終了してください」
(※問題映像)窓の反射の中、楽しげに話す撮影者野田覚と吉田久美子を、通路隣のボックス席からじっと見つめる白い作業服の男が映っています。その顔が映る瞬間、低くため息のような音が混ざっています。

みんなの感想

ライターの感想

前作は不可思議な映像の検証分析がメインでしたが、本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズの特色ともいえるインタビューを主体とした追跡取材をメインとした1本です。
中でも電車の車窓に映るいないはずの男「作業服の男」は、「ほんとにあった!呪いのビデオ special 1」で追跡取材され、白石晃士監督の「ほんとにあった! 呪いのビデオ~THE MOVIE~」では新たなる展開を迎える連作となって行きます。
「踏切りに現れた足」「子供を呼ぶ声」などはどこか儚げで哀しく、味のある作品かと思います。

本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX1」にも収録されています。


◆「作業服の男」の関連作品
◎「ほんとにあった!呪いのビデオ special 1」(「続・作業服の男」) ※「作業服の男」の追跡取材

「ほんとにあった! 呪いのビデオ~THE MOVIE~」 ※「作業服の男」に端を発した新たなる展開

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