「ほんとにあった!呪いのビデオ5」のネタバレあらすじ結末

ほんとにあった!呪いのビデオ5の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2000年にビデオ版として発売され、後にDVD化された「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第5作。学校で撮影された映像に映りこんだ不可思議なモノや音声など10本を収録。ビデオ版には「呪われた学校編」とサブタイトルがあった。構成・演出は「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村義洋と「仄暗い水の底から」「アヒルと鴨のコインロッカー」などで共同脚本を担当した鈴木謙一。

予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオ5の主な出演者

スタッフ/中村義洋、鈴木謙一など。ナレーション/中村義洋

ほんとにあった!呪いのビデオ5のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ5のあらすじ1

◆「卒園式」
15年前、投稿者広瀬良美の卒園式の様子を父親が撮影したビデオ映像。
初めに異変に気づいたのは映像を確認していた父親で、その後、中学時代に彼女と弟、そして現在彼女と母親が見た際、その誰もが発熱や体調不良で寝込んだりしたと語ります。
異変があったのは体育館での卒業証書授与式の部分で、個別の写真撮影のため階段近くいるカメラマンが、彼女の次の児童にフラッシュをたいた瞬間、画面左下に人の顔が映り一瞬浮かんで消えます。その顔は中学時代に見た時にはくっきり大きく映りこんでいたそうですが、今回確認した際には以前よりずっと小さく薄くなっていたそうです。
◆「音楽室」
投稿者の中学生大久保裕二による学校の音楽室での不可解現象の検証レポート映像。
「深夜、音楽室のモーツァルトの肖像画の目が動く、それを見ると金縛りに遭う」という噂の検証のため、音楽室のその肖像画を捉えるようカメラを設置。夜になっても目は動きませんでしたが、誰かが弾いたようなピアノの音が入っていました。
◆「焼却炉」
投稿者の中学生滝田陽子と田所由美が「かつてその焼却炉で若い男性が生きながら焼き殺されたという事件があり、深夜焼却炉の蓋を開けると苦悶した男性の顔が見える」という噂をレポート、東友広が撮影したビデオ映像。
3人が暗い校舎の裏庭にある2基の焼却炉をワクドキでレポートする中、古い焼却炉の煙突部分に白い顔らしきものが映り、ライトを向けると消えてしまうのが確認されます。3人とも撮影時には顔だと気づかなかったそうです。
◆「カルチャーセンター」
あるビル内のカルチャーセンターで行われた「暮らしの中の民俗学」という講義を撮影したビデオに映りこんだ不可思議なモノ。
投稿者のセンター職員山口るみこは、ビデオは欠席者や通信の受講者用に撮影したもので、教室はビルの上階、講師の後ろは大き目なサッシ窓で、外は隣接したビルとの隙間になっており、人が立てる場所はありません。
映像は”ハレとケガレの転化”を解説する講師の後ろの窓の外側に、一瞬異様に指の長い白い手のようなモノが映りこんでいるものでした。講師はその後連絡不能となり、現在でも行方不明のままだそうです。

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ5のあらすじ2

◆「放送室」
中学校の給食時間に放送される音声テープに入った不可思議な音声。
放送部部長小川徹は知らない男性の声が入っていたと言い、その学校の卒業生でもある放送部顧問中山良人は、生徒に指摘され気づいたと話します。
また、その学校の裏山には生徒たちが何かを見たと噂される古い祠があり、アナウンスを担当していた放送部員荻島さやかは、マイクに向かうとその視線の先に祠が見え、見られてる気がしていたと話します。
8年前、当時放送部員であった中山は、当時すでに「軍服を着た男が祠の横に立ってじっとこちらを見てる」という噂があって気味悪く感じていたと話します。
また、その祠は戦前からある大変古い物で、英霊(戦没将兵・戦死者)が祀られているわけではないが、戦時中にはその学校のグラウンドが駐屯地となっていて練兵(兵隊の訓練)が行われていたと話します。
少女の明るいアナウンスにかぶった音声は、低い男性の声で「全体止まれ」や「回れ右」など軍隊式の号令のように聞こえます。
◆「入学式」
投稿者助川理恵が、中学の入学式の式典後、父親のビデオを使って撮った映像に映りこんだ不可思議なモノ。
彼女自身、入学後しばらくしてから、この学校で写真やビデオを撮ると不可思議なモノが映ると聞き、確認して初めて気づいたそうで、また卒業生から、30年ほど前、体育館の2階バルコニーから転落し首の骨を折って亡くなった女生徒がいると聞いたとか。
映像では、殺風景なコンクリートの壁面をバックに明るく話す2人の左側の女生徒の髪に、薄く透き通った骸骨のような顔が映りこんでいます。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ5のあらすじ3

◆「窓」
夜中、教室の窓に人影が映ると噂される学校があると聞き、スタッフが取材に行きます。
投稿者の山下洋幸は、近所の駐車場からその窓に青白く光る人影を何度も見たと言い、近所の主婦は同じような人影が消えるのを日暮れ時に目撃、彼女の娘も含め目撃者も多数いて、噂になっていると証言します。
またその学校に通う2人の女子中学生は、それは普段でもブキミで怖い理科室の事で、昔トモノリと言う人が自殺したためその人影が現れるのだと言うのです。スタッフは彼女たちの協力を得て理科室にカメラを設置することに。
2000年3月28日17:57、2人は理科室の入口ドアが映るようカメラを置き下校します。20:00からは山下が見たと言う駐車場からも撮影を開始、そして21:44、駐車場の映像に変化はありませんが、理科室入口ドア上部の窓を青白く光る顔のようなものが横切って行くのが映ります。
◆「校庭」
小学校の校庭開放があった日曜日、幼い息子を遊ばせていた近所の住民鈴木貴博と美由紀夫妻が撮影していたビデオに入った不可思議な音声。
校庭隅の花壇を始め、夫人が幼い息子と楽しそうに遊び、それを夫が校庭中央から撮影していた時、突然カメラの間近で発したような「おとうさん」と言う声が入ります。それは撮影者とは全く違う声でした。
◆「学芸会」
ある小学校の体育館で行われた学芸会を撮影したビデオ。
投稿者山根奈津子が当時3年生だった息子を撮影していたもので、撮影時には彼女や舞台で演じていた生徒たちも気づかず、また、たくさんの保護者が撮影していた中、映っていたのは彼女のビデオだけだったと話します。
場面は息子含め4人の生徒が歌いながら演技をする見せ場のシーンで、ぼんやりと光るその不可思議な人影は、舞台袖から舞台を覗き込み再び隠れるように消えます。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ5のあらすじ4

◆「タイムカプセル」
1990年3月21日小学校の卒業式前日、「10年後の自分へ」と言うビデオメッセージを撮影し、タイムカプセルに入れて埋められた物を、10年後の2000年、同窓会会場だった居酒屋のテレビで見たところ、ある女子の顔に異変が起きていたのだとか。
当時の学級委員長で、同窓会の幹事を務めた投稿者脇田公平は、実はその女子は同窓会も不参加だった大橋孝子で、彼女を含めた一家全員、中学時代に蒸発し消息不明となったため、八方手を尽くしたものの連絡がつかなかったと言うのです。
スタッフは、当時担任だった鮫島則子の学校に脇田を呼び取材します。2人は、大橋孝子は大人しく引っ込み思案で遊び仲間もおらず、時折音楽室で一人ピアノを弾いているような子だった、ビデオに映っていた顔は、確かに彼女の顔ではあるものの、ゾッとする睨みつけるような顔で、彼女がそのような顔をするとは考えられないし、仮にしたとしても、鮫島が撮り直しを命じたはずと断言します。
ビデオは、教室前方の黒板の前の椅子に生徒が1人づつ座り、将来への抱負を語って行くもので、正面の定点カメラの横で鮫島先生が見守っていた状況でした。
大橋は細面にセミロングの地味な印象の子で、両手を膝に重ねて置き、伏し目がちで、ピアノ教師の母親を受け継ぎもっともっと練習して皆に好かれるピアノ教師になりたい、歌も練習して弾き語りをやりたい、そして作曲もして皆に聞いてもらいたいと語るその瞬間、その顔にかぶってカメラを睨みつけるような眼の顔が現れ、数秒で消えていきます。

みんなの感想

ライターの感想

特定の場所にまつわる恐怖譚の「学校編」で、幼稚園、小中高校、ビル内のカルチャーセンター、校庭開放にまつわる不可思議映像など盛り沢山な内容となっています。
やはり印象的なのは「タイムカプセル」の少女で、他の生徒が元気よく”自分の夢”を語る中、その少女は目を逸らして無感情に淡々と他人事のように話し、それだけでもかなりヤバい感じなのにその上行方知れずだなんて。その彼女を語るのがいかにも善良そうな教師と優等生と言うのも少女の孤独感を際立たせています。また「校庭」の和やかな風景を一瞬で凍らせた「おとうさん」と言うナゾの言葉も気になるところです。が、これらには後日談があり「ほんとにあった!呪いのビデオ Special」の追跡取材へと続くことに。
これらの不可思議現象が何であれ、この余韻、この空気感は、時には匂い立つほど濃く、時には薄くなりながらも引き継がれて行きます。

本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX1」にも収録されています。

映画の感想を投稿する

映画「ほんとにあった!呪いのビデオ5」の商品はこちら