「ほんとにあった!呪いのビデオ7」のネタバレあらすじ結末

ほんとにあった!呪いのビデオ7の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2001年にビデオ版として発売され、後にDVD化された「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第7作。第1作から続く”白い着物の女”にまつわる後日談他、一般投稿作品9本を紹介する。構成・演出は「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村義洋と「仄暗い水の底から」「アヒルと鴨のコインロッカー」などで共同脚本を担当した鈴木謙一。

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予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオ7の主な出演者

スタッフ/中村義洋、鈴木謙一など。ナレーション/中村義洋

ほんとにあった!呪いのビデオ7のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ7のあらすじ1

◆「死者から返却されたビデオ」
ビデオレンタル店店長佐藤直之から「ほんとにあった!呪いのビデオ3」のレンタル用ビデオテープが送られてきます。
それは昨年末から延滞されていたビデオで、督促の電話をしても本人と連絡がつかないまま年が変わり、その家族から本人が亡くなったため返却したいと言われ戻ってきた物なのだとか。その後テープは再び貸出されるようになったのですが、重ね撮りされているとクレームが入り、ついには貸出不能となったそうです。もちろん延滞前にはそのような苦情はありませんでした。
問題の部分はそのテープの冒頭、第1作で検証した「白い着物の女」を見た女性ビデオ店員が、深夜にその姿を見て笑い声を聞いたと語るシーンで、画面が途中で途切れてノイズ画面が入り、”白い着物の女”が映る停止画面に戻るといった具合に変わっていて、そのノイズ部分に一瞬”白い着物の女”らしき人影が映っています。
…ビデオを借りたまま亡くなった男性の死と、何か関係があるとでも言うのだろうか…

◆「火事」
12年前、投稿者安藤康郎が家の近所であった火事を撮った映像。彼は、高層団地の上階の外廊下から撮影していた際にも、何か映ってるとは気付いていたそうで、撮影時に一緒にいた彼の母親も、翌日の新聞で現場は工場の男子寮で4人が亡くなったと知ったと話し、問題の映像が苦しみながら焼死した顔に見えると怯えます。
映像は、眼下に広がる町並みの中、炎と煙をアップにした一瞬、苦悶の叫びを上げているかのような白い顔が映り込んでいました。
◆「浴室に浮かぶ髪」
投稿者の上田孝人と恵美子(仮名)夫妻が、両親に見せるため父子の入浴シーンを撮影したホームビデオ。
夫いわく、この部屋は妻が妊娠中だったため急遽探した格安物件で、夫妻だけでの内見の際、風呂場の洗い場にある小さな洗面台の排水溝に大量の長い髪の毛があったと言い、またショートヘアの妻は、キッチンで調理中、髪の毛が焼ける臭いがして、換気扇には40㎝くらいの長い髪の毛が巻きつき、室内にはよく長い髪の毛が落ちていると話します。
問題の映像は、父子の入浴を妻が明るくあやしながら撮影しているものですが、幼い息子の髪を洗う彼の後ろのバスタブの中に、一瞬大量の髪の毛らしきものが映り込んでいます。 この映画を無料で観る

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ7のあらすじ2

◆「留守電に残された声」
表善彦から、母親からの留守電メッセージに不気味な音声が入っていたとの投稿があります。
それは電話機に内蔵された小型の音声テープで、母親は普段通りの明るい声でしたが、それに意味不明の不気味な音声が被っています。善彦はそれを地獄の底から聞こえてくるような不気味な声で、母親の後ろで誰かが喋っているようだと言いますが、母親は1人だったと証言します。
スタッフが、埼玉県音響粒子学研究所の井上剛に分析を依頼したところ、音声は80~85歳くらいの男性で、電話で話す母親の傍に敷いた布団に寝た状態で話してる声だと言われます。
また、その老人は3つの単語、後ろの2つは「てーちろう」と「い(り)んじろう」、初めの単語は、その前に「か」か「あ」が入る感じの「ねきち」で、人の名前のようだと言われます。
「ねきち」「てーちろう」「りんじろう」…善彦によれば「りんじろう」は「林次郎」で父親の父親(善彦の祖父)、また彼の父親によれば「てーちろう」は「太一郎」で父親の祖父(善彦の曽祖父)、「ねきち」は「金吉」で父親の曽祖父(善彦の高祖父)だと言われます。つまりそのナニモノかが喋っているのは、金吉→太一郎→林次郎→投稿者の父→投稿者善彦という親子5代の父親の名前でした。
父親は、それがなぜ善彦の留守電に入ったのかはわからないと言い、それを(彼の母親の傍で)呟いた人物が誰かと言う疑問が残ります。

◆「初日の出」
2001年元旦、投稿者藤井裕子(仮名)と彼、彼女の友人とその彼の2組のカップルが撮影した日の出の映像に映り込んだ不可思議なモノ。
日の出の正確な位置が判らずカメラを振り、日の出を捉えるその一瞬前、すぐ脇に白い顔のようなモノが映り込んでいました。彼女は映している最中はわからず、ビデオを確認して気づいたと話します。
◆「魚釣り」
釣り初体験だったという鈴木浩太郎による投稿映像。彼は、一緒に釣っていた友人が鯉を釣り上げ、もう1人の女性とはしゃぐ様子を撮影したビデオで、ビニール袋のようなモノが浮いているのに気づきますが、よく見ると、友人の右肩の後ろに映るテトラポットの間に、水から手招きする白い赤ん坊の腕のようなモノが映っていたそうです。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ7のあらすじ3

◆「現像された8ミリフィルム」
父親の遺品である8ミリカメラFUJICAシングル8に残された未現像の8ミリフィルム。
投稿者鈴木友則とその母孝江は、それまでそのカメラの存在すら知らず、最近近所の神社の神主から、15年ほど前に父親のカメラのお祓いをしたと聞いたため、遺品を調べたところ見つかったのだとか。
フィルムは15年前に父親が旅行に行った際撮影したものらしいが未現像で、撮影者の父親がその旅行から帰ってすぐ御祓いを依頼、その半年後に亡くなったと言う事にも何か関わりがあるのでは?と話します。御祓いをした神主に聞いても事情は解らず、父親は御祓い後すぐ引き取りに来たそうです。
現像したフィルムは、通常1本3分20秒撮影できるはずが、なぜか10秒足らずしか撮影されておらず、大半が人気のない寂しげな湖や山などの風景でした。が、その十数秒の最後の方に何かがアップで映り、カメラは再び寂しい道に戻り、突然途切れます。
スタッフは、撮影者が1人で撮影中に(御祓いが必要なほど忌まわしい)何かを見たから撮った、そのため直後にカメラを止めた、つまり偶然の映り込みではないと分析します。
映っていたのは「警察官巡回区域」と言う看板に描かれた赤い花のようなマークと、その横に薄く浮き出ている麦わら帽子をかぶった白い人影でした。
彼らは特に御祓いが必要だとは思えないと言いますが、少なくとも彼の父親は「イヤな感じだ、すぐに御祓いしなくては」とひどく動揺したという事実だけが明らかとなります。

◆「浴室から覗く顔」
新しく買ったビデオの試し撮りで、投稿者の伊藤亜由美と木村陽子が全身タイツで人文字をやることになり、石田千絵が撮影していたところ、妙なモノが映り込んだと話します。
部屋はワンルーム、玄関脇の風呂場で着替え、すぐ隣のキッチンで演技と言う手筈でしたが、全身タイツに照れつつ風呂場から出てくる伊藤の頭上、風呂場内部の壁に縦に伸びた老人らしき白い顔が現れ、こちらを見ているように見えます。
その風呂場では以前苦しげな呻き声が聞こえたそうです。
◆「誕生日」
幼い娘の誕生会を撮影したホームビデオ。その子の母親で投稿者の井原真樹は、暗くしたリビングのソファに娘、ソファ脇には彼女の妹、そこへ彼女がケーキを運び、皆でバースデイソングを歌い蝋燭を吹き消すというホームパーティを彼女の夫が撮影していたと語ります。
映り込んでいたのは白い人影のようなモノで、3つ並んだ真中のモノは小さく家族のように見える、また歌に被って何か会話のようなモノが聞こえると話します。
問題の映像は、両親のプレゼントでゴキゲンの娘、暗くした部屋に運ばれてくる6本の蝋燭が灯った大きなバースディケーキと進み、蝋燭の炎の中、皆が歌うバースデイソングにくぐもった会話が被り、娘が蝋燭を吹き消し部屋が真っ暗になった瞬間、ソファの後ろの壁に白くぼんやりした人影が3つ浮かびます。真ん中の影は小さくその右側の影に寄り添っているようです。
声は、子「おなかすいた」母「お腹空いた」子「どうして帰らないの?」母「どうしてだろうねぇ」と話す親子の会話のように聞こえます。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ7のあらすじ4

◆「動物霊」
K大学オカルト研究会に代々伝わる秘蔵テープ。部長の舘向京子と副部長高橋優を筆頭に6人の部員たちいわく、ビデオが撮影されたのは1986年11月17日、撮影者は亡くなり、テープを見た者の中には、目がつぶれた、耳が聞こえなくなった、またキツイ獣臭を嗅いだなどと数々の怪異が起こると言われていて、ビデオは箱に封印され、部の金庫の中に保管され、絶対に見てはいけないと言われ続けて来たそうで、見ようとした部員が先輩からきつく叱られた事もあったとか。
けれど最近、舘向と高橋が封印を開けビデオを見たところ、噂通り激しい獣臭=饐えて焦げ臭い腐臭のような異様な臭いが立ち込め、翌日部員たちが部室に来た時も残っていたと話します。

取材は会議室で行われ、まだ見ぬ部員たちも含めた全員でビデオを確認することに。
それはOBらしき男性2人と女性1人が狭い部室らしき場所でコックリさんを行う様子を、もう1人の男性が記録している様子でしたが、画質は悪くノイズも入り、色も劣化しています。
ビデオが回り始めて間もなく会議室に獣臭が漂い皆が騒ぎますが、舘向と高橋は初めはこれよりずっと臭かったと言い、また途中、映像の女性の顔が歪んだ!と全員がパニックになります。
部長ら曰く、実はこのビデオを撮ったオカルト研究会はすでに解散、現オカルト研究会は新規に立ち上げた部で、これに映っているOBたちとは交流が無く連絡も取れないと話します。
(※テロップ)「この映像は、実際に投稿されたビデオをレンタル用にダビングしたものですが、もし万が一、何らかの臭気を感じた場合、すぐにビデオを停止し、換気してください」
ビデオは大変短いモノで、音声も無く上記のような状態ですが、途切れる寸前、コックリさんをしていた整った顔立ちの女性の顔が、一瞬何かの顔が被ったように歪みます。「コックリさんと言えば、動物霊を呼び寄せるモノと言われているが、スタッフには狐の顔のように見えたのだが」とナレーションが入ります。

◆エンディング
スタッフロールの後、突然ビデオが始まり「白い着物の女」の映像が一瞬映ります。

みんなの感想

ライターの感想

冒頭引用されているのは「ほんとにあった!呪いのビデオ」で紹介・検証された「白い着物の女」にまつわる話で、「~呪いのビデオ3」ではその反響がいくつか紹介されています。
この時代レンタルされていたのはVHSとβテープで、問題のテープはVHS。そういや本シリーズのβ版(試用という意味ではなくVHSより小振りの別形式=ベータマックス)は見た事無いですねぇ。テープは劣化が早く古い人気作などはノイズが当たり前、原因はテープそのものの劣化や破損、その上再生機器の経年にも影響されるため再生スピードが合わず止まる、(機器内で)絡む、最悪切れる場合もあり、またどうとかすれば上書きできると言う噂も確かにあって、いろんな意味で怖い話でした。
「現像された8ミリフィルム」は、シングル8は趣がありときめいてしまいますが、ビデオは道端にあった何かに気づいて撮影、取り繕うように再び道端に戻る目線も意味深でした。一体父親は、何を見つけて何を怖れたんでしょうねぇ。
「動物霊」は、テロップの「臭ったら換気を」の部分にいや問題はそこじゃないだろとツッコんでみたり。閲覧にはくれぐれもご注意を。

*引用されている作品
「ほんとにあった!呪いのビデオ3」


*本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX1」にも収録されています。

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