「ほんとにあった!呪いのビデオ8」のネタバレあらすじ結末

ほんとにあった!呪いのビデオ8の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2001年にビデオ版として発売され、後にDVD化された「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第8作。テレビが異常を来たし子供が倒れる怪現象を追う「テレビ」と「続・テレビ」他、11本を収録。構成/演出は「あんにょんキムチ」「山田孝之の東京都北区赤羽」などで数々の賞を受賞した松江哲明。撮影/編集は後に本シリーズの監督となる坂本一雪。監修/ナレーションは中村義洋。

予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオ8の主な出演者

スタッフ/松江哲明、樋渡麻美子、中西佳代子など。ナレーション/中村義洋

ほんとにあった!呪いのビデオ8のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ8のあらすじ1

◆「ダビングテープ」
投稿者のS・Kが、レンタルした「~呪いのビデオ7」を新品のテープにダビングしたところ映り込んだ不気味な顔。問題のシーンは「~呪いのビデオ7」の浴槽の中に大量の髪のようなモノが映り込んでいた「浴室から覗く顔」の、投稿者の妻がキッチンで説明している場面で、ノイズで画面が乱れ、こちらを睨めつけ不気味に嗤う女の顔が映り込んでいます。
◆「地下鉄」
遠距離恋愛中の彼女とのデートをハンディカメラで撮影、VHSに落として後日彼女に送っているという投稿者嶋谷智成(仮名)。
その日も彼女楽しい時間を過ごし、地下鉄のホームで別れる切ないシーンで、彼女が別れを惜しむあまり入ってきた電車をやり過ごしたその瞬間、向かいのホームにある電車の窓越しに、じっと2人を見つめる白い女性が映ります。
電車はそれぞれ別方向へと走り去りますが、向かいのホームに人はいませんでした。
彼は、その映像を彼女に見せたら不吉な事が起こるかもと言い、未だ彼女を含め誰にも見せていないと語ります。

◆「テレビ」
自宅の居間で、投稿者帯谷有理が幼い息子裕貴が遊ぶ様子を撮影していた際、アニメがかかっていたテレビが突然乱れ、ハウリングや銃撃のような異様な音が出て、同時に息子が気を失って倒れる様子を捉えた映像。
帯谷は、(1997年に某テレビアニメを見ていた子供が倒れると言う事件が発生し話題となった)いわゆる〇ケモンショック=光過敏性発作を疑ったものの、映像では、息子は遊びに夢中でテレビを見ておらず、また、同様の事が別なTV番組中にも起こるようになったことから、TVそのものに悪い霊が憑いているのでは?と話します。彼は、それ以来息子の視力が激しく落ち、霊を信じない妻には聞き流され、どうしたものかと悩んだ末、検証を依頼すべく投稿したようです。

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ8のあらすじ2

◆「遊園地」
投稿者岩脇幸子(仮名)が大学の友人との2人旅の途中に立ち寄った、廃墟となった遊園地。
映像は8ミリビデオで音声は無く、時刻は夕暮れ時、暗くなり始めた遊園地の中で楽しそうに遊ぶ友人や、打ち捨てられ動かぬ遊具、荒れ果てた売店、夕日などを撮影する中、メリーゴーランドの馬に跨って笑う友人の顔を塗りつぶすかのように、一瞬黒い靄がかかります。
◆「運動会」
投稿者南田康孝が10年ほど前に撮影した、今は亡き娘の運動会を撮影したビデオ。数年ぶりに取り出して見たところ、組体操のてっぺんでポーズを決める娘の後ろの木々の中に、無数の顔が映っているのに気づいたそうです。
歴史ある学校のため、これまで不幸な事件や事故で亡くなった児童の顔なのだろうかとナレーションが入ります。

◆「ラブホテル」
神奈川県某所のラブホテル302号室に入った投稿者の蒼山晋司と山本舞央(仮名)が撮影した不可思議なビデオ映像。
2人は、その部屋は入った時からイヤな雰囲気で、バスルームは湯量も少なく排水口も流れが悪く、置いてあったノートには巨大な眼や”呪い””霊障”×で消された”永遠”などの不気味な落書きのページがあって、彼氏の背中に抱きついて寝ていた彼女は、肩に何かが触ったり、気配があってよく眠れなかったと証言します。
そこで、演出助手の中西佳代子がホテルに電話をしますが取材拒否され、やむなく彼女と隠しカメラを持ったスタッフが潜入取材を決行、ノートは実在し証言通りの落書きを確認します。
問題の映像は、風呂から上がった彼女がローブ姿で、ベッドに仰向けに寝て彼女を撮っていた彼氏にかぶさった瞬間、その肩に薄く笑った女性の顔が映っているものでした。
◆「動物園」
投稿者佐久間一雄(仮名)が昭和63年に撮影した動物園でのホームビデオ。駐車場で男性がよちよち歩きの子供を抱えあげる瞬間、その背後の自動車の中に白い人影らしきモノが映り込んでいます。
その駐車場では、かつて遊んでいた子供を知らずに轢いてしまった死亡事故があったそうで、異変にはすぐ気づいたものの恐ろしく、再生したのは14年ぶりだそうです。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ8のあらすじ3

◆「団地」
10年間住んだ千葉県某市の団地から引っ越す記念に撮影した映像に映り込んだ異様なモノ。
スタッフ松江哲明は投稿者の榎本敏郎と共に再び団地を訪れ話を聞きます。そこは老朽化した古い団地で、一部改修工事が始まっているものの、彼がいた棟は未だ手付かずなのだとか。大きな事件はないそうですが、古い分、自殺や事故などはあったのかもしれないと話します。
問題の映像では、彼が1人で自室のドアや郵便受けなどを順に撮影していく中、階段下の共有外水道の蛇口をアップで撮った瞬間、寄り過ぎで画面が乱れたその中に、大きく口を開けた白い顔が映り込んでいるものでした。
◆「鏡」
投稿者の中学生岩淵唯が小遣いを貯めて買ったビデオで友人の徳元彩美を撮影した映像に起こった不可解な現象。
撮影場所は彩美の部屋で、大きな姿見の前で身長が伸びたと明るく話す彼女の姿がブレたように二重に映っています。
彩美は取材時にも疲れた様子で、それ以降体調を崩してだるいと話し、幽体離脱だったのでは?とナレーションが入ります。

◆「河原」
投稿者O・Yが家族や友人たちと河原でキャンプをした時の映像。子供を含む男女数人が楽しそうに遊んでいる中、浅い川を渡った向こう岸いる男性の上に被る林の木々の中に、白くぼんやりと並んで立つ3人の人影が映り込んでいます。
その川はかつて、水かさが今よりずっと高く、何件もの水難事故があったのだそうで、その犠牲者では?とナレーションが入ります。
◆「映画館」
とある小さな映画館の受付を務める梅本貴義による監視カメラの映像。
カメラは狭いロビー全体を見下ろすように固定され、彼の真面目な仕事ぶりが映っていますが、ロビー右奥の隅にうっすらと白い人影が浮かび消えていきます。その時にも気配を感じたため映像の異変に気づいたそうですが、これまでも何度か同じ気配を感じた事があるのだとか。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ8のあらすじ4

◆「続・テレビ」
「テレビ」の投稿者帯谷から、息子の異常の原因が、以前妻の実家で見た8ミリビデオにあるのでは?と連絡が入ります。スタッフは、彼に妻ユキヱの母親に事情を話してもらい、共に取材に向かいます。
穏やかそうな義母斎藤ミヨ子は、それはユキヱの兄康介の小学校の卒業式の映像で、息子は生きていれば38、9歳だが中学2年で亡くなった、8ミリはリフォーム工事の際、物置から出て来たもので特段変わったものではなく、なぜ孫が倒れる事と結びつけるのか解らないと話します。そのフィルムは家の裏手の物置にぞんざいに仕舞われていましたが、貸すのはいいが大切な物だから必ず返却するよう念を押されます。
フィルムを検証したところ、数ヵ所不可解な映像があり、その結果を伝えるため、編集の松江、演出助手の樋渡と中西、撮影スタッフら数人が再び帯谷宅を訪ねます。
帯谷宅では妻のユキヱも含めた取材となりますが、樋渡がフィルムの異変を説明し正直テレビの点滅や裕貴が倒れた事との関連は解らないと言うと次第にイラつき、息子はごく普通に育ててきたし、これから先何十年も育てていく私たちに、今それを言われても、どう対処すべきなのか解らないと声を尖らせ、夫にも振りますが、彼は隣で息子をあやしているだけでした。

ユキヱはスタッフが「目の無い女の子が映ってる」「失明もあり得るかも」「旦那さんから依頼を受けて調べた」と話すのを憤然として聞いていましたが、中西が「これまで調べた中にもこういった現象があって、時が過ぎて納まるケースもあった。楽天的に考えてもいいのでは」「見ている限り裕貴君は元気そうだから心配ない」と口にした瞬間、ついにキレ始めます。
8ミリに不気味なモノが映っているから最悪事故や失明もあり得ると言いながら、時が経てば納まるだろうから楽観しろとは何ごとだ、中西には子供もおらず、あんたらも結果を言い捨てていくだけだから気楽だろうけどと激怒します。樋渡も中西を非難しますがフォローはせず、後味の悪い取材を終えます。

冒頭「スタッフが調べたところいくつか不可解な映像が映っていた、関連性は不明だが、このフィルムを見た事が裕貴君の異変の原因と思われる」といった旨のテロップが入り問題の映像になります。
映像は劣化で緑色に変色していましたが、現在の特別支援学級の生徒らしき児童ら(車椅子の児童は康介と思われる)が卒業式を終え、校庭で礼服を着た保護者や教師たちと楽しそうにしている様子が映っています。
問題のシーンは教師らに拍手で送られる児童のシーンに不思議な光、校庭で談笑するシーンに人影、ヘッドギアの児童のシーンに幼い顔が被り、フィルムが終わる寸前、眩しい光の中に白い車と目の無い顔がかなりはっきりと映り込んでいます。

みんなの感想

ライターの感想

構成/演出が中村義洋から松江哲明へと引き継がれ、撮影/編集に後に監督となる坂本一雪が加わった第1弾で、ピックアップされる作品もよりシュールに、映り込むモノも若干暗黒的要素が濃くなり、別な意味で妙なリアリティを感じる作品に仕上がっています。
「続・テレビ」での家族がキレる系の展開は、今後お馴染みになって行きますが、言い出しっぺの夫が傍らで知らんぷりする中、(心霊モノに興味の無い)妻をひたすら煽るインタビューはいかがなものかと思います。けれど、その分”目の無い子供”の画はなかなかインパクトがあるのでお見逃し無く。
女性演出助手の知性派樋渡と美人だが大雑把な中西のこすれあいも妙な余韻を残します。

*本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX1」にも収録されています。

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