「アイアムアヒーロー」のネタバレあらすじ結末

アイアムアヒーローの紹介:2016年4月23日公開の日本映画。花沢健吾の人気コミックを、『GANTZ』シリーズの佐藤信介監督が、大泉洋を主演に迎えて映画化したサバイバル・ホラー。謎のウィルスに感染し、理性を失い、人を襲う生命体ZQN(ゾキュン)へと変貌したかつての人間と、彼らから生き残ろうとする人々との壮絶なバトルが描かれる。主人公と行動を共にするヒロインを長澤まさみと有村架純が演じる。

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予告動画

アイアムアヒーローの主な出演者

鈴木英雄(大泉洋)、早狩比呂美(有村架純)、伊浦(吉沢悠)、サンゴ(岡田義徳)、黒川徹子〔てっこ〕(片瀬那奈)、中田コロリ(片桐仁)、松尾(マキタスポーツ)、三谷(塚地武雅)、千倉(風間トオル)、アベサン(徳井優)、藪〔小田つぐみ〕(長澤まさみ)

アイアムアヒーローのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①売れない35歳の漫画家・鈴木英雄はアシスタント生活。同棲する恋人・徹子とは破局寸前。ある日謎の病気が流行、噛まれるとZQNという感染者が生まれて街は大混乱に陥る。 ②英雄は逃げる途中で女子高校生・比呂美と出会い富士近くまで到達する。標高の高い所だとウイルスが死滅するという掲示板の噂を信じ、富士を目指す。赤ちゃんに噛まれた比呂美は半感染の状態に。 ③富士ロイヤルアウトレットパークというモールで大量の非感染者と合流した英雄は、仲間に入れてもらうが、サンゴと伊浦が反目、大量のZQNに襲われる事態に。生き延びた英雄、藪、比呂美は伊浦の車で脱出を図る。

【起】- アイアムアヒーローのあらすじ1

35歳の男性・鈴木英雄(すずき ひでお)は、15年前にマンガのコミック賞佳作に入選したものの、現在は漫画家・松尾のアシスタントとして生活しています。
英雄は34歳の恋人・黒川徹子と同棲していますが、徹子は頼りにならない英雄に愛想をつかし、破局寸前に陥っていました。
普段の英雄は中年のアシスタント男性・三谷ともう1人の男性、若い女性アシスタント・みーちゃんの4人で、漫画家・松尾のマンガのアシスタントをしています。
その日テレビのニュースで6日の午後6時、広島県広島市昭和町の45歳の女性が、土佐犬に噛まれて重体、女性は意味の分からないことを話していて精神鑑定に回されるという事件が報道されました。直後、女性アナウンサーは「土佐犬『が』噛まれる」と訂正しました。
みーちゃんは「土佐犬が女性に噛まれる」ということについて考えていましたが、テレビでは次のニュースに移っており、35歳の無職男性が小学2年の女児にわいせつ行為を働いたと報道します。
英雄が35歳ということで三谷が「ついに鈴木君も犯罪者か」と呼びかけます。英雄は「マンガについてどう思うか」と議論を吹っ掛け、マンガこそ日本が世界をリードする最高峰の文化だと言って、三谷や他のメンバーの喝采を浴びる…という妄想をしては独りごとを洩らし、三谷に注意されました。
帰宅してネームを切る英雄は、興に乗ると趣味のクレー銃を出して構え、ヒーロー気取りになります。英雄は猟銃・空気銃所持免許を持っており、本物のクレー銃を所持していました。
しかしこれも徹子に「仕事しないなら寝なよ。銃も売れば?」と言われます。
雑誌スピリッツの出版社に持ち込みしても編集者には「主人公が普通だ」と指摘されます。名前も覚えられない鈴木は「えいゆうと書く英雄です」と自己紹介しますが、同期デビューした中田コロリが出世街道を驀進しているのに対し、「開店休業」状態でした。妄想だけが膨らみます。
持ち込みが失敗に終わった日、英雄は徹子に叱られました。「いつまで待てばいいの、そういうのは夢じゃなくて妄想っていうのよ。もう無理」と言われ、英雄は家を追い出されました。徹子は左腕に包帯を巻いています。
生真面目な英雄は、クレー銃と共に追い出されながら「てっこ、ごめん。あのさ、銃の所持許可証だけ取ってくれないか」と言って怒りを倍増させます。
公園のベンチで中田コロリのマンガを読んで「やっぱ面白いわあ」と呟きました。隣のベンチに座っている老人が、震えて「あ゛あ゛あ゛あ゛」と唸っていたことには気づきません。
翌朝仕事場に出勤すると、松尾とみーちゃんは体調不良で休みでした。みーちゃんのストーカーの三谷が、妻子持ちの松尾とみーちゃんがいつも仕事後に逢い引きしていると言います。
テレビニュースでは謎の新型ウイルスが流行し始めていることを告げますが、男性3人のアシスタントは誰もニュースを聞いていません。風邪薬を探しに出てきた松尾の首筋に貼られた絆創膏を、三谷の表現「歯型並みのキスマーク」だと注視して見ました。
「〆切、こない気がするわ」と言う松尾の目は赤く充血し、少し静脈が浮き出ています。
3人の男性が仕事場で仮眠を取っている時、英雄の携帯に徹子から電話がありました。急いでベランダで取った英雄は「英雄君、ひどいこと言ってごめん。私、やっぱり英雄君といたい」と言われ、声がいつもと違うことから、メロンパンと栄養ドリンクを買って急いで帰宅します。
鍵を持たずに出たと気づいた英雄は徹子に電話しますが、扉の向こうの徹子は応答しません。新聞受けから覗くと徹子はベッドに寝ており、起き上がったと思うとベッドの下にぼとっと落ち、痙攣しました。尋常ではない動きです。
徹子はブリッジの姿勢になるとうつぶせ、四つん這いのまま扉に近づきました。全身には黒い静脈が浮き出ています。えびぞり状態で襲ってきた徹子は、ドアに噛みついて歯を全部抜くと、英雄を部屋に入れて左手に噛みつきました。歯がないので英雄は内出血で済みます。
揉み合いになった英雄が徹子を振り払うと、徹子は英雄のコミック佳作賞のトロフィーに首を貫かれて動かなくなりました。夥しい血が流れ始め、英雄は足早にその場を去ります。
何が起きたのか把握できない英雄は、仕事場に戻る間にも異様な光景を目撃しました。右腕を怪我した女性や、頭上を通過する大量の飛行機…中には軍用機もあります。
仕事場に着くと、三谷が血まみれの金属バットを持って立っていました。テレビで新型感染症のニュースが流れています。 この映画を無料で観る

【承】- アイアムアヒーローのあらすじ2

三谷に促され土足のまま入った英雄は、アシスタントの男性の死体を見つけました。壁に大量の血が飛び散っています。隣室から包丁が刺さった松尾が三谷に向かってきて、三谷は何度も松尾の頭部を金属バットで殴りました。頭が陥没しても松尾は動きを止めません。
三谷は「頭を完全に破壊しないと駄目なのだ」と言って何度もバットを振り下ろし、やがて松尾は動かなくなりました。
三谷はニュースで少し情報を得ていました。謎のウイルスによって身体が死に至っても非感染者に噛みつく病気が流行していること、噛みつかれると血液感染すること…。
「外に出ているヒルズ族やエリート官僚は皆全滅で、俺たちニートの方が生き残る時代だ」と興奮した三谷は「なのに、俺を噛みやがって!」と怒ります。見ると、右足の脛下部分に噛み跡がありました。
三谷は「俺はクソ虫にはならない」と言ってナイフで首を刺して自殺します。腐敗なのか肥大したみーちゃんが奥から出てきて、英雄は走って逃げました。
街の中も混乱が起き始めていました。英雄は警官に声をかけますが、警官も感染者です。自動車事故も多発し、都市のあちこちで煙があがっています。
眠っていた道路脇のタクシー運転手・田村を起こして、英雄は乗せてもらおうとしました。そこへ制服姿の女子高校生・早狩比呂美が英雄に助けの声をかけます。
英雄は比呂美と一緒にタクシーに乗ろうとしますが、先に千倉という官僚が乗り込んで同乗しました。比呂美は助手席に、英雄は後部の比呂美の真後ろに座ります。
タクシーの車内テレビは各チャンネルすべて臨時ニュースを流していましたが、13チャンネルだけアニメをしています。「アニメをしているうちは大丈夫」と英雄が呟いた次の瞬間、そのアニメも臨時ニュースに切り替わりました。
都内全域で感染者が暴れ、交通機関は混乱し、政府は機能していません。横に乗る官僚・千倉は「参事官から発砲許可がおりない」ことに苛立ちを隠せずにいました。
英雄は通話している千倉の左腕が噛まれているのを見て、内心どきっとします。感染を疑ったのです。英雄の危惧したとおり千倉は発症し、前席の運転手・田村に噛みつきました。英雄は千倉を制止し、運転手・田村は慌ててドアロックを解除して、車内で暴れる千倉を落とそうとします。英雄は千倉にひきずられて落ちそうになりましたが、蹴って千倉だけ落としました。
続いて噛まれた運転手・田村も発症し、ハンドルを握らず猛スピードで走行し始めます。時速160km以上で走行するタクシーは高速道の他の車にぶつかりながら進み、英雄は比呂美を後部座席に移動させると、シートベルト着用を指示しました。タクシーは前車に追突し、激しく回転しながら逆向きに落ちて停車します。
気絶から目を覚ました英雄と比呂美は、奇跡的に無事でした。周囲は破壊された車だらけです。富士吉田のインターチェンジ出口まで1kmの場所でした。
比呂美が携帯で掲示板を閲覧し、謎のウイルスに感染している者を「ZQN(ゾキュン)」と呼ぶことを知ります。
更に信憑性に疑問は残るものの、標高の高い所だとウイルスは死ぬとされました。比呂美の携帯は電池切れを起こし、2人はすぐ横にそびえる富士山を見上げます。
その日は富士樹海のふもとの神社境内で夜を迎えました。徹子用に買っていたメロンパンを半分こにし、飲み物は自販機で購入して英雄と比呂美は空腹を満たします。
英雄の持っているクレー銃を見た比呂美は「それ本物ならさっき使えばよかったのに」と言いますが、英雄は「公共の場では、出すだけで銃刀法違反です」と真面目に答えました。
「ここは暗いからお守り(で出している)」と英雄が言うと、比呂美は自分のお守りと言って、iPodの音楽を英雄に聞かせます。比呂美の幼い頃、母がよく歌った歌『Home on the range(峠の我が家)』でした。
比呂美は自己紹介し、英雄も「えいゆうって書いてひでおだ」と言うと「ヒーロー」と呟いた比呂美は「英雄君といたら大丈夫な気がする」と言いました。
翌朝、眠る比呂美の左の首筋に5つの小さな噛み跡を見た英雄は、比呂美に銃を向けます。比呂美は「一昨日、隣の家の赤ちゃんに噛まれた」と言いました。もし母乳から感染するのなら、自分もZQNになると言います。
「殺していいよ、あんまり未練もないし」と告げる比呂美に「なった時考えよう」と英雄は答えました。
富士山に行きながら英雄は「俺が君を守る」と言い、比呂美は笑います。
休憩中に「少しくらいなら齧ってもいいよ」「まずそうだもん」「否定できない」という軽口を交わした英雄と比呂美ですが、比呂美はお守りのiPodを英雄に渡すと「(自分を)置いてって。撃てないでしょ」と言います。

【転】- アイアムアヒーローのあらすじ3

発症し始めた比呂美を、英雄は「ごめん」と言って置いていきますが、次の瞬間、英雄はZQNになった山林業の男に襲われました。比呂美がZQNの首を折り、腕ももぎます。
向かってきた比呂美に「さっきまずそうって言ったじゃない」と英雄はぼやきますが、比呂美は英雄を襲わず、手を差し伸べました。発症したZQNは虹彩が白っぽく変化しますが、比呂美は左目のみ白っぽいだけで、理性も残っているようです。英雄は比呂美のお守りを返しました。
比呂美と一緒に行動した英雄は、比呂美がキャットフードを好んで食べること(英雄が食べてもおいしく感じられる)、殆ど眠ったままだということを知りました。
何日も2人で樹海をさまよった後、ようやく車道に出た英雄は『FUJI ROYAL OUTLETPARK』と記された食品運搬用カートを見つけ、近くにアウトレットモールがあると知ります。
カートに比呂美を乗せて移動すると、ほどなくモールに着きました。施設内は荒れて閑散としています。
服を調達した英雄は「いらっしゃいませ」と連呼するZQNに遭遇しました。ZQNは生前の生活習慣や行動様式に関連した言動をすることが、見受けられます。ピンチに陥った英雄を、斧を持った女性・藪が助けました。
藪以外にも数人の男性が現れ、ついて来いと言われた英雄は、咄嗟にスカーフで比呂美の左目を隠してついていきます。いつのまにか周囲に現れたZQN相手に男たちは戦い、別の方向から聞こえるフライパンや鍋の音にZQNが反応した隙に屋上へ逃げ込みました。
屋上には非感染者が地上7mのセイフティゾーンを作り、テントを張って暮らしていました。リーダーは、ピストルタイプのクロスボウを持つ、伊浦と呼ばれる男性です。
非感染者は資材庫に物品を貯め込み、分担制度を取っています。ZQNが大きな音に反応すると知った一同は、時々食料や資材を調達しにモールに降りるそうです。
資材庫担当のアベサンはロレックスの腕時計をしており、英雄にも勧めました。売買が成り立たなくなったモールの資材庫には、大量のロレックスの腕時計があります。
英雄も仲間に入れてもらいました。ヒゲを剃ってさっぱりした英雄に、藪が比呂美との関係を聞きます。逃亡中に知り合った女子高校生と知ると「かっこいい、見捨てずにつれてきたんだ」と藪は言いました。
世話をしつつ『Home on the Range』を口ずさんだ英雄に、比呂美が反応して笑みを浮かべます。
屋上から観察すると、いろんなZQNがいました。アベサンは自分の妻・キョウコも買い物中に感染したと告げ、指さします。
共同体で一緒に暮らし始めた英雄に、伊浦は「地下1階にある食料庫」に行く計画を告げ、クレー銃を引き渡すよう要求しました。
他人に銃を貸すことは法律で禁じられていると英雄は言いますが「ここの法律は僕です」と伊浦は言います。さらに「死んじゃいますよ、人質」と比呂美を盾に取って脅しました。
逃げた英雄は比呂美の元に向かいますが、伊浦のピストルクロスボウとクレー銃の向け合いとなります。比呂美は男性2人にナイフで囲まれていました。
普段は眠っている比呂美が目覚め、怪力で2人の男を撃退します。
スカーフが取れて片目が白濁したのを見た男が「こいつZQNだ」と言い、伊浦は「人、殺せます?」と英雄に言って、躊躇なく比呂美の頭部を矢で射抜きました。
英雄はクレー銃を奪われ、袋叩きに遭います。
しかしクレー銃を手にした男性・サンゴが伊浦へのクーデターを図りました。今までは最強の武器・ピストルクロスボウを伊浦が所持していたため、サンゴは屈服していましたが、クレー銃を手にしたサンゴが指揮を執り始めます。
藪に指示されたアベサンは、比呂美を別のテントに隠しました。矢は脳幹を外れていたので、比呂美は生きていました。「ZQNは心肺停止するから脈がないけど、この子は脈がある」と英雄に告げた藪は、看護師だと明かします。
しかしZQNが発症した時、患者を誰も助けず逃げたので、それで藪(ヤブ)だと言いました。「僕はチャンスがあったのに撃てなかった」と言う英雄に「人間を撃たなかったあんたは正しい」と藪は答えます。
それまで英雄は妄想世界で「いつか自分はヒーローになれる」と思っていました。ところがクレー銃を持っていても何もできない自分が嫌になり「世界がひっくり返っても僕はヒーローになれない。もううんざりです、自分に。すいません」と英雄は誰にともなく謝ります。
伊浦が先陣を切って地下食料庫への移動を開始しました。伊浦はゴルフクラブ、英雄の武器はハンマーです。クレー銃だけでなくピストルクロスボウも、サンゴの味方に取り上げられました。

【結】- アイアムアヒーローのあらすじ4

地下駐車場から侵入した一同は真っ暗な中、懐中電灯の灯りを頼りに移動します。途中で伊浦が離脱すると、監視室に移動し、地下駐車場の照明をつけました。
ちょうど食料庫の手前まで来ていたので、サンゴらは照明がついたことに喜びます。急いで食料を集め始めました。英雄は猫缶を探します。
そこへ、スピーカーを使って『春の声(ヨハン・シュトラウス作曲のワルツ)』が流れました。伊浦が徐々に音量を上げたためZQNの注意を惹き、地下駐車場に少しずつZQNが集まり始めます。
皆は避難を開始しますが、ZQNに次々とやられました。英雄は奥にあるロッカーに身をひそめます。
その頃、屋上チームの女性陣もピンチでした。陸上選手のZQNが準備運動をした後、7mの背面跳びを行なって屋上へ降り立ったのです。
陸上選手ZQNは両手をパンと頭上で1回打つと、屋上組を襲い始め、瞬く間に感染が広がりました。藪は比呂美を連れて隠れます。
伊浦が駐車場に続く入口シャッターを開けたので続々とZQNが地下駐車場に入ってきました。藪は無線で「屋上やられた」と地下組に連絡しますが、応答がないので全滅したのかと思います。
英雄は無線の声を聞いてロッカーから出て応答しようと考えますが、妄想癖で「ロッカーを出た瞬間にZQNに噛みつかれる」想定を何度もしてしまい、勇気が出ません。
藪が「比呂美ちゃんどうするんだ。てめえで助けろ、自分で助けろ」と無線で言ったことから、英雄は半泣き状態で決死の覚悟でロッカーを出ました。
英雄は腕を噛まれますが、ZQNを消火器で撃退します。腕にはロレックスの腕時計を何個も巻いていたので、歯が届きませんでした。英雄は無線を取り上げると「今行きます、助けに行きます」と言います。
藪は比呂美を背負って屋上から降り、英雄はおもちゃの銃でZQNに向かいますが、全然効かないので銀玉をばらまきました。ZQNは足を取られて転倒します。
英雄はクレー銃を見つけました。銃を所持したサンゴは撃ったものの大音量でZQNを更に招く事態になり、銃を放置して逃げます。「弾の管理がなってない」と言うと、英雄は銃を拾いました。
藪は伊浦と合流しました。「地下2階に俺の車があるから一緒に逃げよう」と言う伊浦は途中から「セックスしよう」と明らかにおかしなことを口にし始めます。伊浦も噛まれて感染していました。
発症した伊浦は虹彩が白くなり「目が見えないよ」と言って自分で目潰しをします。ピンチの藪に無線で英雄が「藪さん、伏せて」と呼びかけ、藪が伏せた直後に「はーい」と言いながら英雄が伊浦を撃って、頭部を粉砕しました。
駆け寄って「大丈夫ですか」と声をかけた英雄に、藪は伊浦が持つ車のキーを出して避難しようと言います。
英雄、藪、比呂美の元に、ピストルクロスボウを抱えたサンゴがやってきました。さらに反対方向から感染していないアベサンも来ますが、サンゴもアベサンも大量のZQNを引き連れています。非感染者は英雄、藪、比呂美、サンゴ、アベサンの5人です。
比呂美が「英雄君といたら、大丈夫な気がする」と言い、英雄はクレー銃の残弾96発でできるだけ倒そうと決意しました。
英雄はイヤーマフをして冷静にZQNを狙い撃ちしていきます。サンゴはピストルクロスボウ、アベサンは鉄パイプ、藪も斧でZQNに向かいました。
サンゴが噛まれ、ZQNが鈴なりになった状態で英雄に「撃ってくれ」と頼まれ、英雄は撃ちます。
アベサンは妻・キョウコに噛まれました。噛まれつつキョウコを倒したアベサンは、クロスボウの矢を自分の口中に打ち込んで自殺します。
英雄はひたすら撃ち続け、ZQNを全滅させました。クレー銃は2発撃つたびに弾を装填しないとならないので、大変でした。
全滅させ安堵したのも束の間、上から陸上選手のZQNが落ちてきました。胸を撃っても動きが速く、英雄は手こずります。2発目で頭部を粉砕しますが、まだ動きました。
英雄は銃の台尻で首をさらに叩き、やっと動きを止めます。比呂美が「ヒーロー」と言いました。
運転席に藪、助手席は比呂美、後部座席に英雄が座り、車を発進させます。運転しながら煙草を吸った藪は「私、小田つぐみ」と本当の名前を言い、英雄は「案外可愛らしい」と返します。
「あんたは?(それまでは「メガネ」と呼ばれていた)」と聞かれた英雄は「スズキヒデオ、ただのヒデオです」と答えました(今までは「えいゆうと書いてひでお」と言っていたが、自分の無力さを思い知った)。
後部座席で外を見ながら、英雄は行く先に思いを馳せます。車道は一本道で、どこまでも一本道で、行き着く先に何が待ち受けているか、誰も知りませんでした。画面は白くなっていきます…。

みんなの感想

ライターの感想

思った以上にグロテスクな描写がこれでもか、これでもかと描かれた! びっくり。
原作はコミックスで、しかもまだ未完とか?(私、読んでないので知らない、ごめんなさい)
確かにこれ、続編作ろうと思えば作れそうなラスト。
たいしたことないくせに妄想だけはたくましく、「えいゆうと書いてひでおです」と自己紹介する英雄が、徐々に人間的に成長していくさまが描かれる。
この主人公のヘタレっぷりを大泉が好演していた。意味もなく「すいません」と謝るなど、「ああ、日本人だなあ」と思うことしきり。
日本でゾンビ…もとい、ゾキュンが現れたらどうなるんだろうな的な展開。
しかし富士のモールで屋上組はなぜ情報収集してなかったんだろう。テレビも機能していないってことだろうか。そこが判りづらかった。
ラストに大量のゾキュン、そしてクレー銃の連射(ずっとひたすら撃ってる、ほんとに)、かなりの満足感。
ぜひ続編作ってもらいたい。

    ひでをさんの感想

    なんか不完全燃焼的なオチでした。

    ビットリージョン0307さんの感想

    マンガを読んでて、映画を観ると『ここで⁉︎』
    と思うと同時に安堵感が笑
    アメトークのゾンビムービーあるあるを踏襲しつつ、ラストの銃のシーンは爽快感あります!
    マンガ派も、ゾンビムービーとして楽しんで貰えたら楽しめると思いますよ(^-^)
    ※2歳の娘はギャン泣きで嫁は観るのを止めたぐらいグロいです。

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