「アパリション悪霊」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

アパリション-悪霊-の紹介:新興住宅地で若いカップルが怪奇現象に遭遇する、2012年公開のアメリカのオカルト・ホラー映画。製作には「マトリックス」シリーズのジョエル・シルバーが参加。監督/脚本は本作が長編デビュー作のトッド・リンカーン。プロダクションデザインは「ゲーム」「スペル」のスティーヴ・サクラウド。音楽は「プロフェシー」「P2」のトムアンドアンディ。幽霊顧問はジョシュア・P・ウォーレン。主役のケリーを「トワイライト」シリーズのアシュリー・グリーン、パトリックを「ハリー・ポッター」シリーズのマルフォイ役トム・フェルトンが演じています。

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予告動画

アパリション悪霊の主な出演者

ケリー(アシュリー・グリーン)、ベン(セバスチャン・スタン)、パトリック(トム・フェルトン)、マイク(リック・ゴメス)、マギー(アンナ・クラーク)、リディア(ジュリアンナ・ギル)、グレッグ(ルーク・パスクァリーノ)、アパリション(マーティ・マトゥーリス)など。

アパリション悪霊のネタバレあらすじ

【起】- アパリション悪霊のあらすじ1

1973年の”チャールズ実験”の映像が流れます。それは超心理学の研究グループ6人による交霊実験で、テーブル中央に故人のイラストを置き、それぞれがテーブルに両手を置いて故人との接触を念じることでテーブルがガタガタと動き、楽しむ様子が映っています。

数年前、大学で現代版”チャールズ実験”に挑んだのは、幽霊や霊体の存在を証明すると意気込むパトリックを中心とした研究グループでした。
構内の機械室に最新機器を揃え、脳波の増幅装置の端末となるヘッドギアを着けた彼とグレッグ、リディアの3人はテーブル中央に白い人型オブジェを置いて接触を念じ、カメラマン役の学生がハンディカメラで撮影しています。
やがて機械室にラップ音が響き、明かりが明滅、テーブルがガタガタと揺れ始めます。が、続いてオブジェが異様な光を放って砕かれ、暗闇になると同時にリディアが背面の闇に引きずり込まれ映像は終わります。

そして現在。砂漠の町パームデールの新興住宅地に引っ越してきたIT技術者のベンと動物病院に勤める獣医志望のケリーは、数少ない隣人マイクとその幼い娘マギーと愛犬のペッパーに明るく挨拶をします。
家はケリーの両親のものでしたが、その夜、彼女が近所の巨大ショッピングモールでの買い物ついでに買った小さなサボテンが、少し目を離した隙に枯れてしまいます。
リビングのソファーで寝た2人は、セキュリティーもオンにし戸締りもしたはずが、なぜか深夜、玄関や扉が全開になり目が覚めます。その時、ベンはテラスの扉がロック状態のまま開いていたのを不審に思いますが、警備員に調べてもらっても侵入した形跡はなく、近所に不良がいるのかもとこぼします。
翌朝、ケリーは重いチェストが、一瞬目を離したすきに10㎝ほど移動したのを不思議がります。

ベンが玄関のカギを換え、外壁に監視カメラを数台取り付け、ケリーが庭いじりをしていた時、2人は隣人の愛犬ペッパーが家に入るのを追って室内に戻ります。
ペッパーはまっすぐ洗濯室に向かって中で座り、じっと天井の隅を見つめるうち倒れて意識を失い、彼女の勤め先の動物病院に急ぎ連れて行きますが死んでしまいます。ケリーは引き取りに来たマイクに謝りますが、彼は仕方がない、感謝してると答えます。
ペッパーが倒れた場所は床材が割れ、その下にカビが繁殖していました。床下に潜ったベンは、カビが大量発生しているのを見て、頭上の不審な音を聞きますが、カビ取り業者には作業は1週間先と言われてしまいます。 この映画を無料で観る

【承】- アパリション悪霊のあらすじ2

その夜、ケリーがシャワーを浴びている間、ベンは溜まったPCメールを見ていました。それはどれもパトリックからで、”チャールズ実験”の参加要請から始まり、失敗して助けを求めるものになりますが、携帯の着信も含め彼はずっと無視していたようです。
添付された動画ではパトリックが、初めに呼び出した霊体を封じる実験だとパワーアップした機材の説明をし、前回の実験ではグレッグが消えたと言いつつも、何らかの存在が世に放たれたと自信ありげに語っています。

一方、バスルームでは石鹸が一瞬でかび、シャワーカーテンには人影が浮かびます。気づかずウォーク・イン・クローゼットに向かった彼女は、服が所々結ばれぐしゃぐしゃに荒らされ、木やプラスチック製のハンガーが知恵の輪のように捻じ曲げられているのを見て悲鳴を挙げ、ベンを呼びます。彼は、その奥の壁に巨大な鉤爪で引き裂かれたような跡を見つけ、方々で鳴るラップ音に金属バットを構え、階下へと向かいます。
怯えた彼女は、下着姿のまま表に飛び出しますが、ベンになだめられ、その晩は庭に張ったテントで寝ることに。彼女がシュラフで眠りについた頃、彼は懐中電灯と金属バットを持って建物の周囲の偵察に出ます。
が、間もなく、2階のノートPCに映し出された監視カメラの映像が乱れ、唯一残った玄関と庭が映ったカメラが音もなく落下、地面を這ってテントに近づき、ケリーの寝顔を映します。彼女の顔には眼窩が落ち窪んだ何かが被って見えます。ベンはカメラが庭の真ん中に壊れて落ちているのに気づき、眉を顰めます。

翌日、ベンは全て元通りにしておくと言って家に残り、まだ怯える彼女は両親にお化け屋敷なんて言えないし引っ越さないと言い出勤します。
彼は破壊されたカメラを片付け、何かの機械をコンテナボックスに詰め、パトリックからの着信も無視します。
また、キッチンの天井隅に何かの巣のような不気味で巨大な塊ができているのに気づき、デッキブラシの柄で突きます。それはカビと古い森の土の塊で、中から初めの実験の割れた人型の白いオブジェが転がり落ちますが、それもコンテナに詰め、ガレージに運び込みます。彼が仕事に出た後、ガレージのシャッターがひとりでに開きます。

一方、ケリーは、仕事帰りにマイクの家に里親のいない子犬を届け、マギーは喜んで散歩に連れて行き、マイクは気を遣わせたと恐縮します。彼女は事情を話しお隣の様子を聞きますが、彼には欠陥住宅じゃないか?と言われ、マギーには「あの家が私の犬を殺したの」と言われます。
帰った彼女は開いたままになっているガレージでコンテナに気づきます。機材は初めの”チャールズ実験”のもので、微笑むリディアとベンの2ショット写真が挟まった実験ノートや壊れたオブジェ、熱感知カメラと外付けHDDを発見し、パソコンで動画を再生します。
それは楽しげに実験の準備をするリディアの場面から始まる1回目の実験映像で、彼女が暗闇に引き込まれた後に、壁に半身が埋まり呑込まれて行くシーンが続き、カメラを止めろ!と激昂するベンまでの動画でした。

夜、ケリーは戻ったベンに激しく詰め寄ります。彼は、リディアはかつての恋人で、”消え”たまま今も戻らず、その実験で自分たちはこの世にない存在を呼び出したと話します。
なぜ内緒にしてたの?!、自分も実験の一部で彼女と同じく死ぬの?、この家に何がいるの?!と泣きながら怒る彼女に、ベンは知らない方が安全だと思い守ろうと思って内緒にしたと答えます。彼女は信用できない!と激怒し、彼を家から追い出します。
外に出た彼はパトリックに電話を入れますが留守電でした。残ったケリーは、周囲の明かりが次々と消えてゆく中、熱感知カメラで暗闇を撮りながら「あなたはだあれ?」と呟きます。が、部屋の隅に突然黒い人影が現れ、襲われますがベンに助けられます。

2人はホテルに非難しますが、パトリックからの応答は無く、ケリーはベンを拒んでベッドで、彼はソファーで眠ります。が、夜中、ベンは気づくと天井に浮いて自分の寝姿を見下ろしていました。
焦る彼の目前で、ケリーはベッドカバーで真空ラッピングのようにくるまれ苦しんでいます。暴れるうち何とか自分の身体に戻ったベンは、カバーを破りケリーを助け出しますが、彼の腕にはひどい傷が出来ていました。

【転】- アパリション悪霊のあらすじ3

翌朝、ついにパトリックから連絡があり、町を見下ろす丘の高圧線の下で再会します。彼は、彼らが実験で呼び出した人間の霊ではない邪悪な何かが、家ではなく彼女に取り憑いた、それは俺たちの命を糧に世界を歪め乗っ取ろうとしている、初めの実験でその扉が開き、2度目の実験で封じ込めようとしたがさらに扉が開いてしまったと説明し、今自分は脳波の避難所”サイコマンティウム”に住んでいると言い、事態を終結させるべく3人は家へと向かいます。

3人は、家中にグレードアップした脳波の増幅装置を設置し、PCの3D画像で監視し、3人と家を受け皿として採取した脳波のデータを逆再生し、40万人分の脳波のパワーで霊体を扉の向こうに押し返す作戦を試みます。
装置を設置しながら、次々と電源を入れていく間、洗濯室に設置に行ったケリーは箱がひとりでに動くのを目撃、扉を釘で打ち付け封印しようとしますが、作業を終え振り向くとなぜか扉が裏返り、彼女は洗濯室に閉じ込められてしまいます。
悲鳴を挙げ、扉を叩く彼女に横型の洗濯機の中から黒い人間のような何かが這い出てきます。が、叫び声に気づいた2人が扉を破り、救出されます。

3人は全ての装置を設置し、ダイニングに設置したメイン装置のスイッチを入れます。
逆再生されたデータは増幅され、発生した高電磁場を配電網に送電すると、丘の高圧線がスパークし、家では何度も激しい振動音がして天井がひび割れます。PC画面では赤い線が家中に走り、屋内が真っ赤に染まっていくと同時に、窓ガラスがひび割れ、家具が移動し、地下の電球が割れたところで現象は止まり、あたりは静寂に包まれます。

2日後、全ての機器を笑顔で片づける3人。異変は収まり、外は晴天、子供たちが普通に遊ぶのどかな町に戻っています。パトリックは2人に、万が一の時の避難場所だと”サイコマンティウム”のある自宅の地図を渡します。
が、2人が表に出た時、ダイニングのテーブルで休んでいたパトリックが、突然凄まじい力で椅子ごと背後の洗濯室に引き込まれます。ドアの中は暗黒で、彼は必死で扉のヘリを掴みますが抗えず、彼が消えた後、椅子だけが暗闇から放り出されます。

戻った2人は異変に気づき、ベンは2階に、ケリーは物音がしたガレージを探すため扉を開けますが、中はカビと古い木の根に覆われ、目の前で電球が砕けます。が、振り返った彼女は、部屋の中がだまし絵の絵画のように捻じ曲がり、家具の位置が狂い、その一部が壁や天井にめり込んでいるのを見て悲鳴を上げます。
2階にいたベンはちぐはぐに捻じれた階段を何とか降り、2人は車でパトリックの自宅へと向かいます。ベンは絶望感に打ちひしがれていますが、ケリーはなんとか逃げ延びようと励まします。

【結】- アパリション悪霊のあらすじ4

夜、2人はようやく深い森の奥に佇む大きな木造の別荘のようなパトリック邸に辿り着きますが、主が不在にも関わらず玄関扉は開いたまま、室内には煌々と明かりが灯り、実験記録と思われる彼の声が響いています。
パトリックの声は、これまでの実験で6人中2人が死亡、1人が自殺、3人が行方不明となり、実験に影響するためベンには言えなかったと語ります。また、霊体は悪魔や幽霊より古く、浄罪界にいた名も無き邪悪な存在のため答えが無いのが怖い、さらに超常現象はこの世の一部で、質や量で表せる科学だと続けます。

屋敷の中は荒れ果て、電源が入ったまま取り残された機材の部屋が並ぶ廊下の奥の部屋に、実験を記録テーブルと機材、数日間の水や非常食が蓄えられた檻を見つけます。
2人が中に入り、扉を閉めた途端機器の電源が入り、檻の中のフラッシュライトが灯ります。が、不安そうに見回すケリーの背後で、ベンが頭を抱えて屈み込んでしまい、一瞬ライトが消え、ケリーが振り向いた時には彼も消えていました。
怯えるケリーは、苦しげに彼女を呼ぶ声に気づき、檻から出て納戸を開けると、そこには半身が壁に埋もれたベンがいて、その顔が異常に歪み始めたところでした。

彼女は最後まで見ることなく屋敷から逃げ出します。が、庭では彼らの車が軋みながら土中に呑み込まれていく最中でした。彼女は叫び声をあげ、懐中電灯ひとつで森の中に逃げ出します。
必死で逃げる彼女に、パトリックの声が聞こえます。
その邪悪な存在は、我々が招き入れたためこの世に現れ、人間に取り憑くたび強く狡賢く力を蓄え、夢と現実の曖昧な狭間で、防御力を身に付け人間の弱点を学んだのだ、そして奴らは人間から抵抗意欲を奪い、侵入は続き、もう止められないと。
その時、彼女は茂みに潜む何かに襲われ意識を失います。

朝。セピア色に染まった奇妙な天気の中、疲れ果てた彼女はようやく森を抜け、高圧線の丘から、近所の巨大ショッピングモールを見下ろします。
彼女はなんとかその建物に辿り着きますが、駐車場や店内に人影は無く、レジも全て締っていました。キャンプ用品の売り場に辿り着いた彼女は、1人用のテントに潜り込み、入口のジッパーを閉じます。
怯えて泣き疲れ、ぼんやり座り込む彼女の背後から、死人のような手が何本も伸び、彼女の身体や顔を覆っていきます。その手が口を塞いだ瞬間、彼女は苦痛に顔を歪め、場面が暗転します。

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