「アンダーワールド3ビギンズ」のネタバレあらすじ結末

アンダーワールド ビギンズの紹介:2009年公開のアメリカ映画。映画『アンダーワールド』シリーズ第3弾。第1弾で触れられていた、ライカン族のルシアンと、ヴァンパイア族のソーニャの禁断の恋の詳細が描かれる。

予告動画

アンダーワールド3ビギンズの主な出演者

ルシアン(マイケル・シーン)、ビクター(ビル・ナイ)、ソーニャ(ローナ・ミトラ)、レイズ(ケビン・グレヴィオー)、アンドレアス・タニス(スティーヴン・マッキントッシュ)、セリーン(ケイト・ベッキンセイル)、クレイヴン(シェーン・ブローリー)

アンダーワールド3ビギンズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①1つの種族がヴァンパイア族とライカン族に分かれた直後から、争いは絶えなかった。ある時、ライカン族に人間の姿に戻れる初の男・ルシアンが誕生。ビクターはルシアンに人間を噛ませ、人間の姿に戻れるライカン族を増やして奴隷にした。 ②ビクターの娘・ソーニャとルシアンは愛し合うように。ソーニャはルシアンの子を宿すが、それを忌み嫌ったビクターは娘を処刑。怒ったルシアンは形見のペンダントを奪って逃亡。

【起】- アンダーワールド3ビギンズのあらすじ1

〝2つの種が生まれて20年後、戦い始めた…〟

4世紀初頭、初めての不死者アレクサンドル・コルヴィナスが現れました。
その3人の息子のうち、1人はコウモリに噛まれてヴァンパイア族(マーカス)になります。
もう1人はオオカミに噛まれて、狼男ライカン族(ウィリアム)になりました。

最初の頃、狼男のライカン族(ウィリアム系)は、一度狼になると元の人間の姿には戻れませんでした。
理性も持たず、暴れ回るのみです。周囲を噛んで狼男が増えるのを危惧したビクターは、処刑していました。
ところがルシアンを初めて見た時、ビクターの心の中では警報が鳴っていたのですが、殺しませんでした。
成長したルシアンは、「狼男から人間の姿に戻れる初の存在(理性を持つ存在)」になります。
ビクターはそこに有用性を見いだしました。ルシアンのようなライカン族を増やそうと思います。
わざとルシアンを飢えさせて人間を与え、血液感染させてルシアンのようなライカン族を増やしました。
陽の下では、ヴァンパイア族は活動できません。そこで、ライカン族を奴隷にして、日中の間、自分たちを守る護衛としたのです。
こうしてビクターたちはルシアンはじめライカン族を奴隷としましたが、屋敷の外には依然として、狼の姿のまま戻れない、ウィリアム系の狼男ライカン族たちが大勢います。

ビクターには娘・ソーニャがいました。ソーニャは美しい女性です。
ヴァンパイア族には、12人で構成する議会が存在しました。ビクターも、娘のソーニャもその議会に名を連ねています。
ソーニャはお転婆に育ちました。
父・ビクターの言いつけに背いて議会をさぼり、月夜の散歩としゃれこむこともあります。
外の世界には狼の姿のままのライカン族がおり、攻撃を仕掛けてきますが、それをものともせずソーニャは出かけました。

ルシアンは護衛の係と鍛冶場を担当しています。
ルシアンは普段は首輪をつけられていました。その首輪があると狼に変化できないのです。
ソーニャはルシアンと仲が悪いように装っていました。
しかしその裏で、ソーニャとルシアンは愛し合うようになっていました。

その当時のヴァンパイア族の議題は、いつも「ウィリアムの種族の攻撃をいかにして防ぐか」ということです。
ルシアン系のライカン族は屋敷内に縛り付けており、館の護衛に徹していました。
ある時、議題で「ルシアン系のライカン族を外に出して、パトロールさせたらどうか」という提案が一議員から出されます。

【承】- アンダーワールド3ビギンズのあらすじ2

しかし外へ出すとヴァンパイア族の目を盗む機会が増えることになり、ライカン族を奴隷のままにできない危険性もありました。ビクターが言及します。
議会で出された結果は「特権階級を作ればよい」というものでした。ルシアン系のライカン族の中でもランク付けをするというものです。
その日の議会もソーニャは欠席していました。将来的にソーニャを重鎮に据えたいと考える、父・ビクターは落胆します。

議会を休んだソーニャは、ルシアンと密会していました。身体を重ねます。
ルシアンは、自分の首輪の合い鍵を作ったことをソーニャに告げ、一緒に逃げようと言います。
しかしこの時のソーニャは、首を縦に振りませんでした。外に出て2人で逃げることは、常にウィリアム系の狼男の襲撃に怯えることになり、危険だからです。
ソーニャとルシアンの密会を目撃した者がいました。ヴァンパイア族のビクターの部下アンドレアス・タニスです。

相変わらずルシアンとソーニャは、表向きは仲の悪い振りをしていました。
夜の散歩に出かけようとするソーニャを、ルシアンが耳元で「行くな」と止めました。それでもソーニャは出かけます。
見送るルシアンに、タニスが「視線で気づかれる」と助言しました。ルシアンは、タニスが自分とソーニャの仲を知っていると気づきます。
その日のウィリアム系ライカン族の数は多く、逃げ帰ったソーニャを大量の狼男が追ってきていました。
ソーニャのピンチを感じ取ったルシアンは、合い鍵を使って自分の首輪を外し、狼男に変化して吠えます。
ルシアンの吠える声を聞いたウィリアム系ライカンは、その圧倒的な強さを本能的に感じ取り、戦うことなく退散しました。

ところが首輪を外したことが、ビクターの怒りを買います。ソーニャが「私を助けるためだった」と援護しますが、父・ビクターの怒りは収まらず、ルシアンは特別待遇を撤回され、ムチ打ち30回の刑に処されました。
ムチは先端がかぎづめ状になっており、ルシアンの背中を痛めます。
ビクターはルシアンを拷問させながら、あくまでライカン族は奴隷であることを強調しました。のさばらせてはならないと言います。
ムチを打たれて苦しむルシアンの声を聞き、ソーニャはつらい気持ちになりました。
その頃、父・ビクターは少しずつ、娘・ソーニャとルシアンの仲を疑い始めます。

ムチ打ちの刑を終えて牢屋に戻されたルシアンに、レイズという男が水を与えました。レイズはライカン族にされるために連行された人間でした。

【転】- アンダーワールド3ビギンズのあらすじ3

レイズとルシアンは親しくなり、話をしました。ルシアンは種族のことをレイズに説明します。
ルシアンのところへ、こっそりソーニャが会いにきました。ルシアンは脱走の意思をソーニャに告げ、タニスが自分たちの仲を知っていたことも話します。
ソーニャは自分もついていくべきか、苦悩しました。

人間側から銀の供出を受けたビクターは、ソーニャの反応をうかがうために「ルシアンの後任をどうしよう」と聞きます。冷静に「ギョークかスラソスあたりが望ましい」と答えながら、ソーニャはルシアンが明日処刑されることを聞き、内心は動揺していました。
その夜、父のビクターからもらったペンダントを眺めながら、ソーニャは決意します。
タニスのところへ行き、自分とルシアンのことを父・ビクターに話したのかと詰問しました。タニスは否定します。
ソーニャは疑いますが、「利益になる道を模索中(その情報を話すために利益になるなら、ビクターに話す。利益にならないのにべらべらしゃべるわけがない)」というタニスの言葉に嘘がないと気づいたソーニャは、タニスに取引を持ちかけます。
議員の議席を譲る代わりに、ルシアンの逃亡の手助けを頼みました。議席を得ることは出世に繋がります。タニスは引き受けました。

ルシアンに会いに行ったソーニャは、明日ルシアンが処刑される予定であることと、3日後に川沿いの広場で落ち合うことを告げました。先日まで逃げることに否定的だったソーニャの心変わりを不思議に思いながらも、ルシアンは一緒に逃げることにします(なぜ心変わりしたかは後述)。
タニスが首輪の合い鍵をルシアンに渡しました。
その頃、人間のレイズたちはビクターによって、ライカン族に変えられていました。
ルシアンは牢屋にいるライカン族に、いつまでも奴隷のままでいいのかと訴えます。
このまま奴隷として屋敷で暮らすか、外に出て仲間と共に暮らすかというルシアンの演説は、みんなの心を打ちました。
ルシアンは集団で脱走します。

ルシアンたちの脱走を知り、ビクターはタニスが裏切ったのかと詰め寄りました。タニスは鍵を見せ、裏切っていないと主張します(ルシアンに渡したのは、ルシアンが作った合い鍵だから、本物はちゃんと保管庫にある)。
ルシアンは脱走したものの、ソーニャを待つために川沿いの広場で待っていました。早く遠くへ逃げた方がいいと助言する仲間に、もう少し待ってくれと言います。

【結】- アンダーワールド3ビギンズのあらすじ4

その頃、父・ビクターは娘のソーニャのところへ行き、首を噛んで真相を知りました。相手の血を吸うと、相手の記憶を読み取れるのです。
ルシアンとの禁断の恋を知ったビクターは、わが子の背徳に怒りました。
ソーニャを閉じ込めると、ソーニャを餌にしておびき寄せるつもりで、わざと情報を流します。
ソーニャのおつきの女性・ルカが来て、ソーニャの軟禁を知ったルシアンは、みんなが罠だと言いますが助けに行くつもりでした。
1人で屋敷へ戻り、ソーニャを連れて逃げようとします。
そこへ先読みしたビクターが、炎で行く手を塞ぎました。ソーニャは実の父であるビクターと戦おうとします。
なぜそこまでして…と聞くビクターに「父上の孫のためよ」とソーニャは答えました。
ソーニャがルシアンとの子を妊娠していることを、ルシアンとビクターは知ります。これが、ソーニャが心変わりして逃げようとした理由でした。

ビクターは、ルシアンさえ捕らえて処刑すれば、あとは娘のあやまちは伏せておくつもりでした。ところが妊娠していると知り、娘のソーニャも許さないと思います。
ビクターはそれほど、2つの血の融合を忌み嫌いました。
議会にかけてソーニャの処刑を賛成させたビクターは、ルシアンにはムチ打ちの刑を施します。
その後、ソーニャは天窓を開いて、ルシアンの目の前で灰にされました。ルシアンは嘆き悲しみます。ビクターも部屋で娘の死をひそかに悲しみます。
夜、ソーニャの遺体を見たビクターは、胸にかかっていたペンダントを取りました。
月の光を浴びたルシアンは、狼男に変化して逃亡しようとします。
屋敷ではルシアンに銀の矢を浴びせました。
ルシアンは咆哮し、その声を聞いたウィリアム系ライカン族が襲来します。ついでにルシアン系ライカン族も便乗して屋敷を襲います(逆と表現すべきか、とにかく同時にやってきた)。
ルシアンはビクターの口に剣を刺して水に沈めると、ペンダントを奪って立ち去りました。
生きていたビクターは船に乗り、逃亡します。

朝日が差し込んだ屋敷を見て、「戦いは終わった」と言うライズに、「いや、これは始まりだ」とルシアンが答えました…。

…現代。
ルシアンの言うとおり、ヴァンパイア族とライカン族はまだ戦っていました。
女処刑人(デス・ディーラー)・セリーンは、クレイヴスに「ビクターの娘のソーニャは、お前に生き写しだった」という言葉をかけられながらも、それを信じてよいのか戸惑っていました(このシーンと全く同じものが映画『アンダーワールド』にある。そこに繋がるという意味)。

みんなの感想

ライターの感想

『アンダーワールド』の第1弾のクライマックスで明かされる、そもそもの戦いの元となったルシアンとソーニャの恋。それが詳しく描かれたのが今作品。
今作品を見る人の大半は、すでにこのストーリーのおおまかなアウトラインを知っているわけで…だから「退屈」ととるか「はっきり判ってすっきり爽快」と取るかは、人によってまちまちだろう。
私は個人的には、今作品があってこそのアンダーワールドだと思う。補完してもらって、すっきり爽快タイプ。
クライマックスで、ウィリアム系狼男も助けにはせ参じるシーンは、見ごたえあり。

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