「インサニティ」のネタバレあらすじ結末

インサニティの紹介:2016年製作のカナダ映画。ウイルスに感染した若者たちが互いを食い合うサバイバル・ゾンビホラー。バカンスで離島を訪れた3組のカップル。だが、パーティーで乱痴気騒ぎとなり、ドラッグを口にした5人は威嚇的な態度を取り始める。やがて彼らは互いを攻撃し始め…。

予告動画

インサニティの主な出演者

ブリー・アームストロング(デブス・ホワード)、スティーブ・リドリー(ダニー・ザポロザン)、バッシュ・ギル(ベータシュ・ファザーリ)、ジョナサン・ウィーラー(イアン・コリンズ)、トリシュ・ウォーカー(キリー・プッシュ)、ロクサーヌ・ブッチャー(マリーナ・パスカ)、ゾーイ・キェシロフスカ(タターニャ・フォレスト)、ジェイク・ストラドウィック刑事(ジョン・ギリッチ)

インサニティのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アメリカ独立記念日の7月4日、ブリーたち若者6人は島へ遊びに行く。夜のパーティでコカインを吸ったウィーラーが幻覚を見始めて攻撃を開始、他の者も同じ症状で暴れ始める。 ②原因はコカインに混ぜられた活性化合物。感染力はなく一定の時間が経過すると正気に戻る。

【起】- インサニティのあらすじ1

(「インサニティ」=「精神異常、精神病、狂気」)

7月4日午前3時35分、アメリカ・ワシントン州シアトル。
騒音がひどいという通報を受けて向かった警官たちは、マンションのドアをノックしても応答がないので、家主に頼んで鍵を開けてもらいます。
中を見て回ると、一番奥の部屋は血だらけで、3名の人間が倒れていました。
床に倒れた男女はすでにこと切れているようですが、ベッドの上にいた女性がぴくりと動きます。
警官は急いで救急車を呼びました。

床の男女・ベンとクレアは心肺停止に陥っており、蘇生しませんでした。重傷を負って担ぎ込まれた若い女性は、意識が回復します。
亡くなった男女を検視すると、鈍器による傷のほかに噛み傷がありました。
ストラドウィック刑事は意識を回復した若い女性ゾーイ・キェシロフスカに事情を聞きますが、ゾーイは何も覚えていません。
セント・キャサリン病院で目覚めたゾーイは、自分の両足が切断されているのを見てショックを受けます…。
しばらくして落ち着いたゾーイにストラドウィック刑事が聞き込みをすると、ベンとクレアに襲われたとゾーイが言います。
ところが聞きこみの途中でゾーイが吐きました。吐瀉物の中には、女性の指があり、ストラドウィック刑事は驚きます…。

…7月4日といえば、アメリカの独立記念日です。
さて、この日、若い女性ブリー・アームストロングは彼氏のスティーブ宅へ行き、両親に紹介してもらいました。
その後、スティーブの友達と合流し、クリスタル・コーブのスワン島へ行きます。

・ブリー…若い金髪女性。スティーブとは恋人同士。クスリを嫌っている。
・スティーブ…若い金髪男性。ブリーと結婚したいと思っている。
・トリシュ…若い茶髪女性。21歳。父が金持ち。今回みんなはトリシュの父が購入した別荘に行くつもり。
・ウィーラー…若い黒人男性。24歳、ニューヨーク出身。トリシュとは付き合ったり別れたりを繰り返しているが、現在は付き合っている。
・ロックス…若い金髪女性。昔からバッシュが大好き。
・バッシュ…若い黒髪男性。ロックスの猛アタックを受けてもなびかないのは、トリシュが好きだから。

ブリーたち6人の男女はレイという初老の男性の操縦する船に乗り、島へ連れていってもらいます。
島は携帯の電波が届かない場所で、レイは別荘に案内すると、使い方を説明します。
電気もすべてプロパンガスで起こしています。携帯が届かないので、何かあれば無線で知らせろと、無線の場所も教えます。
最後にレイは、この家では今年の春に死者が出たと言い、何もなければ日曜日に迎えに来ると言って去りました。
レイの「死者が出た」というのは実は嘘で、若者たちを怖がらせるためのものです。

ブリーたちは海辺で水遊びを楽しみました。
ロックスが露骨に迫りますが、バッシュは拒否します。
夜には花火をして遊んだ6人は、その後、別荘の中でパーティーを楽しみました。
ウィーラーが最初にクスリをし始め、それを見つけたバッシュが分けろと言い出します。みんなで順番に、粉を鼻から吸いました。

【承】- インサニティのあらすじ2

ブリーは嫌いなので席を外しました。ブリーはクスリのせいで家族が駄目になったトラウマから、クスリに対してトラウマに近い拒絶反応を示します。
ブリーを追ってスティーブも外へ出てきました。ブリーは「自分はクスリが駄目だけど、スティーブは仲間づきあいを考えて、吸ってくれてもいい」と言います。
スティーブはそこでブリーにプロポーズしました。

台所でバッシュとトリシュが鉢合わせします。
先述のとおり、トリシュはウィーラーと付き合ったり別れたりしていました。ウィーラーと別れていた時、トリシュはバッシュと関係を持っていました。
バッシュはずっとトリシュのことが好きだと言い、ウィーラーと別れて付き合って欲しいと思っています。
そこへ、ウィーラーが入ってきました。バッシュは慌てて隠れます。
ウィーラーは目が血走っており、幻覚を見始めていました。みんなの顔が変な顔に変化し、ちょうど魚眼レンズで見ているような感じに見えます。みんなの行動は自分を煽っているようにも、挑発しているようにも見えました。
ウィーラーはトリシュの浮気で揉め始めます。トリシュは途中で立ち去りました。
ウィーラーは、心配して近寄って来るみんなに対して怒り、バッシュを殴って逃げます。
ウィーラーの変化を、みんなは怪しみます。
そういえばウィーラーが片頭痛の薬をのんでいたとスティーブが言いますが、処方された薬はリチウムで、それは統合失調症用の薬でした。

夜中に外に出たトリシュとウィーラーを探しに、スティーブが出かけます。殴られたバッシュも、スティーブを追って外へ出ました。
倒れたトリシュを見つけたスティーブは、思わず声を上げます。その声を聞きつけてバッシュが来ました。
トリシュは首を噛まれており、出血がひどい状態でした。スティーブとバッシュは2人で抱えてトリシュを連れ帰ります。

部屋で寝かせて確認すると、トリシュにはまだ息がありました。ブリーは無線でレイに連絡を取ろうとしますが、レイは酒場で飲んでいて応答しません。
クマに噛まれたのだろうかと話しあっていると、別荘の外にウィーラーが立っていました。背を向けています。
振り向いたウィーラーは口の周辺が血まみれでした。襲ってきたので、みんなで扉を閉めます。
そのうち、ロックスも幻覚を見始めました。
瀕死だったと思ったトリシュがロックスを襲い、首を噛みます。トリシュが続けてスティーブを襲いかけたので、ハンマーの尖った方でバッシュが首を刺し、殺します。

【転】- インサニティのあらすじ3

そこへウィーラーが扉を壊して入ってきました。スティーブの足を噛んだので、ブリーが蹴落とします。
スティーブとブリーは2階の窓から逃げようとしますが、スティーブは転落してしまいました。ケガをしたスティーブに肩を貸しながら、ブリーは逃げて納屋に隠れます。
スティーブの目が充血しているので、ブリーはクスリを吸ったのかと疑いました。「バッシュの残りを1度だけ」とスティーブは白状します。
ブリーは「あのクスリのせいだ」と結論づけ、無線でレイを呼ぼうと考えました。
まだ症状の出ていないスティーブの手首を天井からつるして拘束し、必ず助けを呼ぶからと言ってひとりで納屋から出て、斧を武器にしつつ別荘に戻ります…。

…ゾーイから事情を聞いたストラドウィック刑事は、並行してゾーイの交友関係を調べていました。着信履歴の中で連絡がつかない人間が2人おり、うち1人は死亡した男性・ベンの叔母・シャロンで問題なかろうと思われました。肝心なのはもう1人の男性です。
その男性とはジョナサン・ウィーラーと言い、ゾーイに聞くとウィーラーからクスリをもらったと言いました。
ウィーラーの過去を洗ったストラドウィック刑事は、ウィーラーが麻薬所持で逮捕履歴があることが判明します。
しかしウィーラーの居場所は依然として不明でした(このとき、ウィーラーはブリーらと共に島へ渡っている)…。

…研究施設で、監禁した人間に人体実験をしています。
透明なガラスで密閉した部屋に2~4人の男女を放ち、クスリを与えて影響を見ていました。部屋は複数あります。
しばらくすると被験者たちの目は血走り、互いを攻撃し始めました。部屋は何もないので(ベッドすらない)、互いに爪や歯で襲います。
研究者たちはそれを満足げに観察しています…。

…ストラドウィック刑事は鑑識から「コカインに何か変異したものが混ぜられている」という報告を受けました。
それは「異様に強い感染力を持つ生物活性化合物」と言われ、神経を攻撃するウィルスだそうです。
ゾーイに質問すると、クスリはウィーラーからもらったと言いました。
ウィーラーの交際相手がトリシュと知ったストラドウィック刑事は、トリシュの居場所を探します…。

…ブリーは別荘に戻りました。部屋ではウィーラーがトリシュの遺体をむさぼりながら、バッシュと戦っています。戦いはウィーラーが勝ちました。
ブリーは花火でウィーラーの意識を引きつけ、その間に中へ入ります。警戒しながら無線を使ってレイに呼びかけました。

【結】- インサニティのあらすじ4

レイは居酒屋を出てトラックで寝ていましたが、無線の声で起きます。
ブリーがロックスに襲われかけて、絶叫しました。その騒動を聞いたレイはただごとではないと思い、トラックで海に行き、船で島へ駆け付けようとします。
ブリーはロックスに噛まれましたが、フライパンで殴って撃退しました。格闘でガスが漏れ、停電が起きます。
ロックスとウィーラーが戦い始め、ロックスは首を折られました。ウィーラーはブリーを追いかけます。
襲われかけたブリーはウィーラーを酒瓶で殴り、蹴りました。倒れたウィーラーは焚火に引火し、火ダルマになります…。

…ストラドウィック刑事は移動しながら、スワン島へ応援を寄越せと無線で警察に言います。
しかし街中のいたるところで事件が起きており、応援は無理でした。ストラドウィック刑事単身で行きます…。

…ブリーが納屋に戻ると、天井からつるしたはずのスティーブの姿がありません。縄を解けなかったスティーブは、自分の手首をもぎ取って逃げていました。外から襲ってきます。
斧をスティーブの腹に刺し、ブリーは逃げます。
レイが島へ船でやってきました。ブリーは浜辺へ行こうとしますが、追ってきたスティーブとともに海に落ちます。
レイは銃を持って呼びかけながら、浮かび上がったブリーを救助しました。スティーブがレイを襲ったので、ブリーがスティーブを撃ちます。
レイは無事ですが、今度はウィーラーが襲ってきました。ブリーが撃ちますが、レイは首を噛まれています。
そのままウィーラーは船の中で暴れ、レイとブリーを襲います。

…翌朝。7月5日。
火だるまになったウィーラーが正気に戻りました。
ブリーを見て驚き、「助けてくれ」と言います。
「どうなってるんだ?」と質問したウィーラーに「あなたのせいよ」と答えると、ブリーは亡くなりました。ウィーラーは何のことか分かりません…。

研究施設では、生き残った者が正気に戻りました。自分と同じ部屋にいた他者が倒れているのを見て、嘆き悲しみます。
満足な結果を得た研究者は「清掃を開始」と命じました。ガスで残った人物を殺します…。

ストラドウィック刑事はウィーラーの乗る船に近づきました。
ウィーラーは銃を持って自殺しようとしますが、弾切れでした。刑事の方へ銃口を向け、射殺されます。

今回の事件は、大都市を含む全国20か所以上で多発しました。政府はコカインへの接触回避を要請し、FBIは薬物を使ったテロではないかと判断します。
いつまでも事態が沈静化しないことを受け、全米で問題になりました。
エリアス・コブ上院議員が「私が大統領になれば、このテロを撲滅させる」と熱く語ります。
そのコブ議員こそが、研究施設で人体実験をしていた人物でした。
上流階級のパーティではまだコカインが使用されており、吸った女性の目が血走ります。

(エンドロール)こういう騒動でのしあがろうとする奴こそが怪しいと、評論家が言う。まさしくそのとおり。

(感染源はコカインに混ぜられた化合物。噛まれた人物が発症することはない。また接種後しばらくすると正気に戻る)

みんなの感想

ライターの感想

演出があまりよくない…。
実はこれ「ブリーたち」「刑事サイド」「研究施設の人たち」というふうに、3つの場所が交互に映される。
途中までは正体が判らないし、しかも研究施設のうさんくささといったら!
正体が判ってからも微妙…これって「コカイン摂取するとよくないよ」と主張したいのか。
だとしたら、ブリーたちを殺すのはよくないよなあ。摂取していない人たちまで巻き添えにしてるんだから。
ゾンビっぽいし、感染っぽいし、しかもクスリだしっていうふうに、いろんな要素がごちゃまぜになっているんだけど、微妙な出来。
もやもやっとした気持ちが残るわー。

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