「エクソシスト3」のネタバレあらすじ結末

エクソシスト3の紹介:1990年制作のアメリカ映画。映画『エクソシスト』の第3弾。ジョージタウンで次々に起こる猟奇殺人事件を担当する刑事が、悪魔憑きと遭遇して闘う。「エクソシスト」とは「悪魔祓い」の意。

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予告動画

エクソシスト3の主な出演者

ウィリアム・キンダーマン警部(ジョージ・C・スコット)、ジョセフ・ダイアー神父(エド・フランダース)、双子座殺人鬼(ブラッド・ドゥーリフ)、患者X(ジェイソン・ミラー)、モーニング神父(ニコール・ウィリアムソン)、医師テンプル(スコット・ウィルソン)

エクソシスト3のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ワシントンで連続殺人が起きる。15年前に死刑になった筈の双子座殺人鬼の再来かと思われる殺害内容。キンダーマン警部は不思議に思う。 ②犠牲者となった3人はいずれもカラス神父と関連があった。隔離棟にいる男はカラス神父の身体に乗り移った悪魔で、キンダーマン警部は対峙して悪魔を祓った。

【起】- エクソシスト3のあらすじ1

1990年。
アメリカ、ワシントンのジョージタウン。
ポトマック川付近で、12歳くらいの黒人の少年トマス・キントリーの遺体が発見されました。凶器は植木用の大バサミです。
死体は目をつぶされ、首を切断されたうえにキリスト像の首とすげかえていました。道化師(ピエロ)のように顔は黒く、目と口は白く塗られています。少年の胴体は、オール2本の上にはりつけにされていました。
そして、ここからが大事なのですが、右の人さし指が切断され、左の手のひらには双子座のマークが彫られていたのです。
…実は、これと同じ事件が15年前に連続してありました。犯人は「双子座殺人鬼」と呼ばれ、とうに捕まって15年前に処刑されています。
しかも当時マスコミには表向き「左手の中指を切り取られた」「背中に犯人が彫りつけた双子座のシンボルマークがあった」と、ウソの手口を流すことによって、名乗り出てきた犯人を見分けていました。
事実を知っているのは、犯人と15年前の警察関係者だけです。
事件を担当したキンダーマン警部は、ろくな事件にならないと思いました。
ところでキンダーマン警部は、ある事件で知り合ったダイヤー神父と、以来親しく付き合っています。その事件とは、クリスという女優の娘・リーガンが悪魔に取り憑かれ、リーガンの周囲で不審死が起こった事件です。
その事件は「少女・リーガンに悪魔が取り憑いた」とされ、デミアン・カラス神父とランカスター・メリン神父が命を賭して悪魔祓いをしました。
キンダーマン警部とダイヤー神父は、その時に知り合いました(『エクソシスト』参照)。その事件から15年が経過しています。
キンダーマン警部とダイヤー神父はある日、『素晴らしき哉、人生!』の映画を見に行きました。
映画の後に軽い食事に行き、ダイヤー神父に殺人が多いことを嘆いたキンダーマン警部ですが、キンダーマン警部を嘲笑するように、第2の事件が起きます。
被害者はカナバン神父で、教会で懺悔を受けている途中に殺されていました。カナバン神父も同じように指が切断され、左の手のひらに双子座のマークが描かれています。
その後の調査でアトキンス刑事は、第1のトマス・キントリーの殺人の時、少年はサクシニルコリンというショック療法に使われる薬を注射されていたと突き止めました。この薬は一瞬で全身が麻痺し、意識があるのに声も出せず、苦しみながら死んだだろうと見られます。
懺悔室の扉の一部から犯人の指紋が発見されますが、第1の殺人の指紋と違うものでした。カナバン神父にも、サクシニルコリンが注射されていました。 この映画を無料で観る

【承】- エクソシスト3のあらすじ2

捜査の合間を縫って、キンダーマン警部はダイヤー神父が入院した病院に行きます。病気かと思ったキンダーマン警部ですが、ダイヤー神父は検査のため入院したのでした。
見舞いで持って行ったペンギンのぬいぐるみや差し入れを、置いて去るキンダーマン警部は、エレベーター横の聖母マリア像の首がないのに気づきません。
そして…第3の殺人の被害者はダイヤー神父でした。全身の血を抜かれて、抜かれた血は病室の机の上の21個のプラスチック容器に分けて入れられ、壁に血文字で「It's a Wonderful Life!(『素晴らしき哉、人生!』キンダーマン警部とダイヤー神父が見に行った映画のタイトル)と書かれていました。
死体が発見されたのは午前6時の見回りの時で、発見者の看護師アラートンは午前5時にも見回っており、その時にはダイヤー神父が起きていたので薬を渡したと言います。
変わったことといえば、午前6時の見回りの時に廊下に初老の女性患者・クラリアが気を失って倒れていたことくらいでした。キンダーマン警部はクラリアに会います。
クラリアは神経科の患者で、力もなさそうなやや痴呆症の女性でした。
テンプル医者に案内されて隔離棟を見たキンダーマン警部は、そこに15年間隔離されている男性がいると知り、なんとなく気になります。しかし隔離棟を出るには4ケタの暗証番号と顔認証がなされており、暗証番号も毎日変更されていて、抜け出すのは不可能なようでした。院長から規律を乱すなというクレームが入ります。
3つの殺人事件には共通項があり、いずれも15年前の双子座殺人鬼の事件と同じなのですが、ほかにも名前の最初にKがつくなど共通点があります。キントリーとカナバン、ダイヤー神父のミドルネームは「ケビン」でした。
キンダーマン警部は、一連の事件に宗教的な繋がりを感じ、大学の学長に相談しました。その結果、
・トマス・キントリー…母がリーガンの悪魔憑きの声を分析したメンバーの一員
・カナバン神父…リーガンの事件をダミアン・カラス神父に調査依頼した人物
・ダイヤー神父…ダミアン・カラス神父の旧知の親友
というふうに、すべて15年前に亡くなったダミアン・カラス神父絡みの人間たちでした。
学長は、病院の教戒師であり、かつてフィリピンで悪魔祓いをした時に一夜で髪の毛が白くなったという、モーニング神父に相談しろと助言します。
ダイヤー神父の部屋に残された指紋は、老女患者・クラリアのものでした。キンダーマン警部はクラリアに訊きますが、ちゃんとした返答は得られません。

【転】- エクソシスト3のあらすじ3

キンダーマン警部はテンプル医師から、「自分は双子座殺人鬼だ」と言う患者がいることを聞きます。それは隔離棟にいる患者で、先日キンダーマン警部が気になった房にいた人物でした。
その人物は15年前に、キーブリッジ付近の運河の岸をうろついていた男性で、警察が保護して連れてきたそうです。運ばれた当初は記憶喪失でしたが、病院に担ぎ込まれた後に容体が悪くなり、分裂症で死んだようになっていたのですが、6週間前に意識が戻りました。
それから後は回復の一途を辿っていたのですが、突然すごく凶暴になり、2週間前から「自分は双子座殺人犯だ」と繰り返すようになりました。
キンダーマン警部はその11号独房の男性と会います。
なんとその男性の顔は、ダミアン・カラス神父そっくりでした。キンダーマン警部はダミアン・カラス神父の死体も見たので、非常に驚きます。しかしカラス神父にしか見えません。
何者かと問うたキンダーマン警部に、男は「誰でもない。大勢(レギオン)だ」と言います。
不思議なことに、それ以降、カラス神父だった顔は双子座殺人鬼ジェームズ・ヴェナマンの顔に変化しました。
男は今現在、外の世界で起きている殺人事件の詳細を知っていました。犯人にしか知りえない内容まで知っています。
男は「本当は俺はいつもいきあたりばったりに殺人をしている」と言った上で、トマス・キントリーとカナバン神父、ダイヤー神父は「ある友人に復讐を頼まれたから殺した」と言いました。
その友人とは別世界の人間で、男は「あのお方」と呼びます。
「俺が双子座殺人鬼だと発表しないと罰を与える」と、最後に男は言いました。
しかし…双子座殺人鬼であるジェームズ・ヴェナマンは、15年前に処刑されています。そのこともキンダーマン警部は知っていました。
一方で目の前で起きている事実は、どう考えてもありえない事態ばかりです。キンダーマン警部はどう対処すればよいか困りました。
いつまでもキンダーマン警部が動こうとしないので、男は夜の見回りの看護師エミー・キーティングの腹を裂き、臓物を取り出してカトリックのロザリオを代わりに詰め、放置します。
またテンプル医師も操られて、自分で自分に注射を打って死にます。
もう一度男に会いに行ったキンダーマン警部は、男の身体はカラス神父のもので、双子座殺人鬼がカラス神父の死体に乗り移ったことを告白しました。それを手伝ったのは、カラス神父に恨みを持つ悪魔です。
カラス神父の肉体に乗り移った双子座殺人鬼は、埋められた棺桶から脱出して警察に保護されたのでした。

【結】- エクソシスト3のあらすじ4

男はなおも「自分が双子座殺人鬼だと公表しろ」と迫ります。
キンダーマン警部が拒否すると、「ダンスの招待状を出す」と言って、男は昏睡状態に陥りました。
キンダーマン警部は知りませんが、男に憑依した悪魔はその時には老女の患者・クラリアに乗り移っていました。
クラリアは天井を這って、キンダーマン警部の背後から脱出し、女性看護師を殺害するとナース服を盗み、ひそかに精神科を抜け出します。
ダイヤー神父の死体を発見した女性看護師・アレルトンの名前が「ジュリー」と見て取ったキンダーマン警部は、自分の娘が次に狙われるのではないかと気づきました。「ダンスの招待状」です。
家に電話すると、「看護師が何か届けると連絡があった」と夫人が言い、キンダーマン警部は自宅へ車を走らせますが、渋滞で手間取ります。
キンダーマン警部が帰宅すると、看護師の扮装で家に入って来るなり失神したクラリアがいました。「分裂症の患者は取り憑きやすい」と喋ったクラリアは、キンダーマン警部の娘・ジュリーに大バサミで襲いかかりますが、間一髪、ジュリーは助かります。
キンダーマン警部がクラリアと格闘している時、助けが入りました。モーニング神父が独房の男のところに駆け付けて、悪魔払いの儀式を始めたからです。
悪魔の意識がクラリアから離れ、男の元に戻ったと確信したキンダーマン警部は、モーニング神父のところへ急ぎました。
モーニング神父は悪魔と戦いますが、男の目が黄色と赤に変化し、モーニング神父は天井にはりつけになります。天井に貼りついたまま脳の皮膚がはがれ、モーニング神父は落ちました。
そこへキンダーマン警部が現れて銃を取り出しますが、扉が閉まり、警部も壁にはりつけ状態になります。
「俺を信じるか」と言われたキンダーマン警部は「信じる」と答えますが、天井にはりつけになった瞬間に「ダミアン(カラス神父)、戦え!」と、脳の皮膚が剥がれて瀕死状態で横たわるモーニング神父が言いました。キンダーマン警部も言います。
男の中に残っていたカラス神父の意識が目覚め、キンダーマン警部は天井から落ちました。「今だ、撃ってくれ」「解放してくれ」と言う男(カラス神父)に対し、キンダーマン警部は銃弾を撃ち込みました。悪魔も倒されます。
…後日、イエズス会士ダミアン・カラスの墓を見つめる、キンダーマン警部とアトキンス刑事の姿がありました。

みんなの感想

ライターの感想

『エクソシスト』シリーズ第3弾。今回は、『エクソシスト』第1作の正式な続編といった位置づけ。
第1作が正当なホラーの悪魔祓いとすれば、第2作は「やや超能力風味」、第3作は「刑事の目線から」といったところ。
ただのホラーではなく、殺人鬼を追いつめる刑事の捜査も見られる。
いちばんインパクトがあるのは「天井にはりついた老女」。これはちょっとびっくり。
前半はずっと穏やかな感じで進むので、後半になってのたたみかけは悪くない。
最後らへんの、モーニング神父の頭皮が剥がれるシーンなどは、けっこうエグい。
…しかしこれって、しようと思えばいくらでも続編作れそう。

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