「オーメン3 最後の闘争」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

オーメン 最後の闘争の紹介:1981年制作のアメリカ映画。オーメンシリーズの3作目で完結編にあたる(…が、後に4作目も作られた)。成長した悪魔の子・ダミアンに対抗する救世主が現れ、ダミアンと戦うという話である。

この映画を無料で観る

予告動画

オーメン3 最後の闘争の主な出演者

ダミアン・ソーン(サム・ニール)、デ・カルロ神父(ロッサノ・ブラッツィ)、ケイト・レイノルド(リサ・ハロー)、ハーヴェイ・ディーン(ドン・ゴードン)、ピーター・レイノルズ(バーナビー・ホルム)、バーバラ・ディーン(ルイーン・ウィロビー)、合衆国大統領(メイソン・アダムズ)

オーメン3 最後の闘争のネタバレあらすじ

【起】- オーメン3 最後の闘争のあらすじ1

ダミアン・ソーンは悪魔の子です。6月6日午前6時に生まれ、同じ時に子が死んだアメリカの外交官ロバート・ソーンと妻・キャサリンの夫婦に引き取られます。ダミアンの母は山犬でした。
ロバート夫妻の元ですくすくと成長したダミアンですが、ダミアンの周辺で起こる不可解な事件を奇妙に思ったロバートが調べ、悪魔の子と知ります。
ロバートはエクソシスト(悪魔祓い)の神父・ブーゲンハーゲンに託されたメギドの短剣を持って、ダミアンを退治しようとしますが、警官に射殺されました(『オーメン』参照)。
ダミアンはその後、ロバートの弟・リチャード宅に引き取られ、リチャードの実子・マークとともに育てられます。リチャードはソーン産業という大企業の会長でした。
ダミアンは成長するにつれて徐々に魔力が増し、不都合な人物を次々に殺していきます。ダミアンは兄弟同様に育ったマークに認めてもらいたかったのですが、マークは拒否し、ダミアンは殺しました。
リチャードは同じ頃にダミアンが悪魔の子と知って、ダミアンを始末しようとしましたが、リチャードも敗れました(『オーメン2(ダミアン)』参照)…。
…約20年後。
アメリカ、イリノイ州・シカゴのソーン博物館で、がれきの解体作業が行なわれました。そのがれきの中から7本の短剣が出てきます。
黒人の作業員がそれを着服し、骨董品屋に売りました。短剣はオークションにかけられ、落札者が調べると「メギドの短剣」だと分かります。
神父に託された短剣は海を渡ってイタリア・スビアコに行き、受け取ったイタリアの神父は感激しました。
メギドの短剣はかつてブーゲンハーゲンがロバートに渡したもので、悪魔の子を退治できる7つの短剣です。
…さて、32歳になったダミアンは養父・リチャード故人の会社ソーン産業を継ぎ、若くして会長の身となっていました。ソーン産業は今では世界的な規模の大企業になっています。
ダミアンはアメリカ大統領から直々に、英国の大使の任命の打診をされました。会社経営をしながらの英国大使はよくないのではないかと、ダミアンは言いますが、大統領はそれを強く希望します。
そしてそれは、口では否定しながらも、ダミアンが強く希望することでもありました。
現在の英国大使は、ある日、郊外の道を散歩した際に山犬に出くわします。戻って来た英国大使は歩いて大使館に入り、午後3時に記者会見を開くと秘書に言うと、ビデオテープをドアノブに巻きつけます。
午後3時、マスコミを集めた秘書がドアノブを回すと、テープがたわんで拳銃が発砲され、マスコミたちの前で英国大使が胸を銃弾で貫かれました。みなの前で起こったことなので、現在の英国大使は拳銃自殺とみなされます。
こうして現在の英国大使は死に、ダミアンが英国大使に任命される動きがより活発になりますが、ダミアン自身にはひとつ危惧する問題がありました。

【承】- オーメン3 最後の闘争のあらすじ2

『ヘブロンの書』という聖書外伝で、七十人訳聖書でも最も人目に触れないものの中に、次の一節があります。
〝時は訪れる。
邪悪なる獣が2千と30の昼夜に君臨し、下僕たちは主にこう問うだろう。
なぜ邪悪なる時を許される。
声は主の耳に届き、天使の島より救済者が送られる。
聖なる神の子羊が、邪悪なる獣と戦い、獣を滅ぼすのだ。〟
…この中の「2千と30の昼夜」とは約7年間で、ダミアンがソーン産業の会長に就任してから経過した年月とほぼ同じです。「天使の島」とはラテン語で「インシュラ・アングロラム」つまり英国(イギリス)のことでした。
つまり、もう少ししたら英国でキリストの子ナザレが復活するというのです。ダミアンはそれを阻止するために、英国大使になりたいと思ったのでした。
ダミアンは大統領に対して「期間は2年限定(その後は上院議員に立候補する予定だから)」「国連ユース会議の代表権を欲しい」という条件を呑ませ、英国大使に就任します。
…同じ頃、イタリア・スビアコでも神父たちが動き始めていました。
天文台で調べた神父たちは、カシオペア座の3つの星が、3月24日02:26にイギリス南部で重なる時があることを突き止め、その時に救世主が生まれ変わると確信します。
すでにダミアンが悪魔の子であることを知っている7人の修道士たちは、メギドの短剣を1本ずつ持ち「邪悪なるものの存在を知らしめて、再臨の時が天より我らに知らされた」「その時までに滅ぼすのだ」…キリストの復活の誕生よりも前に、ダミアンを殺そうと決意しました。マーティン、パウロ、シメオン、アントニオ、マテウス、デ・カルロ神父たちです。
彼らはイギリスに渡り、ダミアンを狙います。
大使としては史上最年少の、32歳で英国大使に任命されたダミアンに注目した英国テレビの女性ニュース・キャスターのケイト・レイノルドは、自分のニュース番組〝世界の焦点〟に出演してほしいとダミアンに依頼しました。ダミアンは承諾します。
ケイトはピーターという少年を持つ、シングル・マザーでした。夫とはピーターが生まれた頃に死別し、以来、女手ひとつでピーターを育てています。
ダミアンはケイトを好ましく思い、ケイトもダミアンに惹かれます。また息子のピーターはダミアンにあっという間に懐きました。
イギリス入りした修道士7人は布教区夜間ホームで会合し、ダミアンの不意を突いて攻撃することを打ちあわせます。
ケイトのニュース番組に生出演中、修道士の1人がスタジオに忍び込みました。暗殺を狙う修道士ですが、スタジオ上部にもぐりこんだ修道士は、ダミアンの男性秘書・ディーンの声を聞いて驚いて落下し、ビニールが巻きついて照明で宙吊り状態で焼死します。スタジオは当然大騒ぎで、消火器を使って消しましたが修道士の息はありませんでした。

【転】- オーメン3 最後の闘争のあらすじ3

ダミアンに男性秘書・ディーンが、刺客だと告げます。修道士がメギドの剣を持っていたからです。ディーンは反キリスト教信者で、ダミアンの忠実なしもべでした。
男性秘書・ディーンはその夜、妻・バーバラのお産で病院に向かいます。
その夜、ダミアンはうなされて起き、キリストの誕生を感じました。イタリアの天文台では、イギリス南部の約50万平方メートル内で生まれたということまで、突き止めます。
ダミアンは焦り始めました。キリストが生まれると、日に日にダミアンの生気を吸い取って成長するからです。ダミアンは生気を吸われると、力が弱まります。
一刻も早く復活したキリストを殺さねばと、ダミアンは考えました。
その頃ダミアンを狙った老修道士が別の2人の修道士に殺されたり、その2人の修道士も、落雷で逃げた地下の穴に閉じ込められて死んだりします。
自分の力が弱まっていることを自覚したダミアンは、うなされて起きた3月24日の早朝に生まれたすべての男児を殺すことを決意しました。
男性秘書・ディーンは悩んでいました。実はディーンの妻・バーバラも3月24日未明に男児を出産したのですが、ダミアンには「3月23日23:50生まれ」と偽っています。
ダミアンの手下として自分の子を殺すべきか、それともダミアンに逆らって自分の子を生かすか、悩んでいました。当面は23日生まれと偽って回避します。
ダミアンはケイトの息子・ピーターのキツネ狩りデビューにつきあって、一緒に狩りをします。
その場を狙った2人の修道士は、ダミアンをおびき寄せることに成功しますが、1人は乗っていた馬がダミアンに怯えて落馬して橋から落ちて死に、もう1人はダミアンが仕向けた猟犬の群れに襲われて死にました。
ダミアンは猟犬に襲わせた修道士の遺体の血をハンカチに吸わせ、ピーターの頬に血を塗りました(注意:中世からの儀式で、初めて狩りに加わった新人のほおや額に、獲物の血を塗る儀式というのが存在しており、それをおこなったという意味)。
ダミアンは反キリスト教信者を夜に集めました。信者たちは何百人もいます。
その場所でダミアンは信者に「ナザレ(キリスト)を殺せ」「使徒たちよ、勝利は我々のものだ」と演説します。信者たちは「従います」と一斉に繰り返しました。
その週から、イギリスのある地域で一斉に乳児が死亡します。いずれも事故死です。1週間で死亡した乳児の数は17人にのぼりました。
女性キャスター・ケイトはニュースで乳児の死亡を報道した後、それがグラスゴー、バーミンガム、リーズ地区に集中していることを指摘します。また死亡した乳児は、全員男の子でした。
死因は火事、水死、自動車事故、窒息死、食中毒など多岐に渡りますが、おかしいとケイトは番組で言います。 この映画を無料で観る

【結】- オーメン3 最後の闘争のあらすじ4

その番組を見たデ・カルロ神父はケイトを訪問し、あなたのカンは正しいと言いました。ケイトとダミアンが恋仲になりつつあることを知るデ・カルロ神父は、ケイトに「さらに乳児はすべて3月24日AM0~6時に生まれた子たちだ」と死んだ男児の正式な出生証明書を渡し、ダミアンが悪魔の子だと告げます。
ケイトはジャーナリストなので、キリスト教については客観視していました。しかしデ・カルロ神父はダミアンの資料も置いていき、連絡を取りたければと自分の連絡先もメモして渡します。
それをひそかに見たピーターが、ダミアンに知らせました。もうこの頃には、ケイトの息子・ピーターはダミアンに洗脳され、ダミアンの忠実なしもべになっていました。
ケイトは「悪魔の証拠は、髪の下に悪魔のサインである666がある」と知ります。
ピーターはさらにデ・カルロ神父を尾行しました。デ・カルロ神父はディーンの妻・バーバラに会いに行き、夫・ディーンが悪魔の子のしもべだと忠告します。
ピーターは、デ・カルロ神父がバーバラを訪問したこともダミアンに報告します。
ダミアンはケイトと会います。ケイトは悩みますが、ダミアンと一夜を共にしました。ダミアンは「生とは苦痛だ」とわざと乱暴にケイトを責め立て、情事の後のケイトの身体には、爪跡や痣がたくさんできます。
家の奥の冷たい床で眠っているダミアンを見つけたケイトは、右耳の後ろに666の痣があるのを発見しました。ケイトはデ・カルロ神父の言ったことが事実だと知り、驚きます。
ダミアンは、ケイトが666の痣を見たことを知りました。
ピーターから報告を受けたダミアンは、秘書・ディーンを呼びます。3月24日に生まれた子を殺したのに、力の衰えを感じると言い、ダミアンはディーンに自分の息子を殺すよう命令しました。
ディーンは悩みながら帰宅します。帰宅したディーンは、デ・カルロ神父によって事実を知らされた妻・バーバラに、「人殺し」と言われて熱いアイロンを顔に当てられ、殺されました。
ケイトはデ・カルロ神父に詰め寄られます。すでに息子・ピーターが悪魔の手先となったことを告げたデ・カルロ神父は、「息子を救うためにも、悪魔の子を殺せ」と言います。
ケイトはダミアンと息子・ピーターをデ・カルロ神父の場所へ案内しました。短剣で襲ってきたデ・カルロ神父を、ピーターを盾にしてダミアンは助かります。
ケイトは短剣をダミアンの背に刺しました。刺されてもなお歩きながら、ダミアンは「ナザレ(キリスト)よ、お前が勝ったのか」と言いつつ倒れました。
〝見よ、ユダ族の獅子。
メシアは御子として現れ、王者の王となり、永遠に世を治める〟
朝陽の中、ケイトは刺された息子・ピーターを胸に抱いていました。
〝人の目から涙を全くぬぐい去り、もはや死もなく、悲しみも痛みもない。
先のものがすでに過ぎ去ったからである。〟
――ヨハネの黙示録 21章

みんなの感想

ライターの感想

『オーメン』のシリーズ第3弾です。副題に「最後の闘争」とあるとおり、今回でダミアンは死にます。
1と2に較べると、今作品は若干見劣りがします。
まず…32歳でまだ政界進出してなかったの!? 1と2のシリーズ見てたら、怒涛の快進撃をしてるかと思ったのに。
ソーン産業自体は栄えていたようですが「もっと早くから動けよ」と突っ込みたくなりました。いえ、実際、そう突っ込みました。
主人公のたたずまいが「とっつぁん坊や」にしか見えません。1と2見てると「確かにこんな感じ」とは思うんだけど
なんか若干スケールダウンしたなあ…30過ぎてこの顔だもんな…とつい思ってしまう。
イギリスの大使になってからは、悲しいくらいにソーン産業について触れられない。もっというと、大使の仕事についても触れられない。
話の運びは悪くないんだが、1に較べると英国大使官邸ひとつとっても、ちょっと微妙に安っぽい。
ラストは、小さくまとめたなという感じ。だって、あの悪魔の子が、ただの一介のニュースキャスターにあっというまに刺されて、それでおしまいなんですよ…。
2で終わってたほうがよかったかな…と思わなくもない。

映画の感想を投稿する

映画「オーメン3 最後の闘争」の商品はこちら