「オーメン666(2006年)」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

オーメン666(2006年)の紹介:2006年公開のアメリカ映画。1976年の同名映画『オーメン』のリメイク版。体のどこかに〝666〟という不吉な数字が刻まれた悪魔の子・ダミアンがもたらす惨劇を描く。

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予告動画

オーメン666(2006年)の主な出演者

ロバート・ソーン(リーヴ・シュレイバー)、ケイト・ソーン(ジュリア・スタイルズ)、ベイロック(ミア・ファロー)、キース・ジェニングス(デヴィッド・シューリス)、ダミアン・ソーン(シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック)、ブレナン神父(ピート・ポスルスウェイト)、スピレット神父(ジョヴァンニ・ロンバルド・ラディス)、ブーゲンハーゲン(マイケル・ガンボン)

オーメン666(2006年)のネタバレあらすじ

【起】- オーメン666(2006年)のあらすじ1

2001年、イタリア・ローマ、バチカン天文台。
3つの彗星が近付いていました。
バチカンではローマ教皇を中心に、ハルマゲドン(世界の終末)について話し合っていました。
『ヨハネの黙示録 第8章7節』を引き合いに出した神父の1人は、終末論について語ります。
「第一の天使がラッパを吹くと、風と雨が地上に投げ入れられた」と言って落雷のスライドを見せ、「第二の天使がラッパを吹くと、巨大な炎が降って来た」の時には、9・11事件のスライドを見せます。
「第三の天使がラッパを吹くと、炎に包まれた大きな星が天から落ちて来た」とシャトル(コロンビア号空中分解事故)と彗星の写真を見せ、「第四の天使がラッパを吹くと、大波が押し寄せ」とスマトラ島沖地震の津波を示しました。
「第五の天使がラッパを吹くと、1つの星が地上に落ち、底なしの淵の鍵が与えられた」で彗星の写真を、「第六の天使がラッパを吹くと、底なしの淵から獣が現れ、地上を荒廃させた」でイスラム過激派の写真を見せます。
一連の惨事が預言と一致し、彗星の出現で不安が的中したことを受け、バチカンでは「ハルマゲドンは間近で、その日暗黒の王が現れ、戦いが始まる」と教皇は言いました…。
…同じ頃。
アメリカの外交官ロバート・ソーンは、妻・ケイトと共にイタリア・ローマに赴任していました。ケイトは身重です。
妻・ケイトは男児をローマの産院で出産しますが、子どもは死んだと、ロバートはスピレット神父に聞かされました。しかもケイトの子宮はお産で傷つき、もう子どもは望めないと聞かされます。
スピレット神父が、母が死産した男児を代わりに育てることを勧めました。ロバートはわが子の亡骸を見たいと言いますが、神父に拒否されます。
「神もこの嘘を許してくださいます」「神からの授かり物です」というスピレット神父の発言に後押しされ、ロバートは、わが子が死んだことを妻・キャサリンに伏せて、その子を「僕らの息子だ」と言いました。
妻・ケイトは自分の子と思って育て、ロバートも愛情を注ぎます。男児はダミアンと名付けられ、元気に育ちました。
ダミアンが3歳の時、ロバートの上司・スティーブンが駐英大使に選ばれました。同時に、ロバートも駐英副大使に選任されます。
イタリア語の勉強中だったケイトは、イギリスへの赴任を喜びました。
選任直後に事故が起きます。ホームレス風の男性が、路上でマンホールをひきずって歩いていました。そのマンホールが当たり、坂道に停車してあったタンクローリーの輪留めが取れます。さらにホームレスが煙草の吸殻を捨てました。
坂道を後退したタンクローリーは、スティーブンの乗る大使館の車に衝突し、積載した灯油がスティーブンの車に降り注ぎます。煙草の吸殻が引火して、車は爆発炎上しました。6時6分の出来事でした…。
その3か月後。亡くなったスティーブンに代わり、ロバートが駐英大使に任命されます。34歳の若さで、最年少の大使に大抜擢でした。
ロバートは「スティーブンが死んだおかげで」と昇進に後ろめたさを感じますが、妻・ケイトは他に2人の上院議員と大統領の妹も候補に挙がっていたことを指摘して「実力よ」と励まします。
…2年後。
ロンドンで開いたダミアンの5歳の誕生パーティーの日、屋敷には大勢の人でにぎわっていました。
ダミアンの若い子守りの女性が黒い犬(ジャーマン・シェパード風)と見つめ合います。
子守の女性はその後、「ダミアン、ほら見て! あなたのためにやるわ!」と言うと屋敷の屋上からダイブして、パーティー出席者みんなが見ている前で首を吊って自殺しました。
ロバートは幼いダミアンを抱っこして見せまいします。死体の反対側を向いたダミアンは、黒い犬に手を振りました。 この映画を無料で観る

【承】- オーメン666(2006年)のあらすじ2

子守の自殺を地元タブロイド紙が「薬物中毒か」と騒ぎ立て取材が殺到します。ロバートはカメラマンの1人キース・ジェニングとぶつかり、キースのカメラを壊しますが、キースは「貸しです」と笑いました。
ロバートの男性秘書・トムが声明を出すかと打診しますが、ロバートは止めます。
ロバートの勤務する大使館にブレナン神父が訪ねてきました。ブレナン神父はロバートに「時間がない。キリストを救い主として、すぐに聖体拝領式(キリスト教信者が受ける儀式で、7~8歳ごろにおこなう)を受けなさい」と言います。
「あの子はまた人を殺す」「悪魔の子だから」と言うブレナン神父は、ダミアンの母はジャッカル(山犬)だったと告げました。ロバートは、警備員・トラビスを呼んでブレナン神父を追い出します。
キースは特に意味もなくブレナン神父を撮影しました。
屋敷に新たなベテラン乳母・ベイロックが現れます。履歴書が送られていないのは紹介所のミスだろうと言う中年女性のベイロックは、40年の経験があると言い、持参の履歴書をケイトに渡しました。
鳴った電話を取りに行ったケイトの目を盗み、ベイロックはダミアンに「安心して、あなたの味方よ」と言いました。
教会に行こうとするロバートと妻・ケイトに対し、乳母・ベイロックは「ダミアンはお加減が悪い。お風邪かも」と言いますが、ケイトは連れ出しました。
ダミアンは近づく教会を睨みつけ、妻・ケイトに掴みかかって暴れます。妻・ケイトの髪をひっぱって暴れるダミアンを押さえつけたロバートは、教会行きを断念しました。妻・ケイトは額にすり傷を負います。
その夜、ダミアンが今まで一度も病気にかかったことがないと妻・ケイトが言いました。まだ幼いし、今日は驚いただけだよと言いながらも、ロバートは少し不安になります。
バスタブにいる自分の手首が切れ、白黒のお面をつけたダミアンが首吊りのロープを手に持つ悪夢を、妻・ケイトは見てうなされました。
ロバートは自宅に黒い犬が入っているのを見つけました。家の表にいた、いい番犬になる、ダミアンも好いていると乳母・ベイロックが言いますが、ロバートは動物愛護協会へ引き取ってもらえと指示します。
妻・ケイトとダミアンはママ友とガラス張りの動物園へ行きました。ダミアンが見つめるチンパンジーは怯えます。
鳥を見ましょうとダミアンの手を引っ張って移動したケイトは、ゴリラが暴れてガラスを割るのを見ました。
その夜、ケイトは「ダミアンはおかしい」「まるで他人の子みたい」と言いだし、こんなことを考えるのはいけないと自分を責め、精神科を受診したいとロバートに言います。ロバートはケイトが行きたいなら…と許します。
『サロメ』鑑賞をするロバートの元へ再びブレナン神父が現れ、「明日1時、ビショップス・パークの橋の下で」と勝手に言って去りました。その姿をカメラマン・キースが撮影します。「来ないと奥さんは死ぬ」と言われたので、気になったロバートは会いに行きました。
雨が降っており、約束の時間、橋の下で2人は会います。ブレナン神父はロバートに、妻・ケイトが妊娠していることと、ダミアンがその子と母・ケイトを殺そうとしていると言いました。
ダミアンは悪魔だと告げたブレナン神父は、「イズレエルの城壁都市・メギレへ行って、ブーゲンハーゲンに会いなさい。子供の殺し方を教えます」と告げました。
ブレナン神父はケイトを殺した後、ロバートの権力のすべてを受け継いだ後、いずれロバートも殺すだろうと言います。
ロバートはブレナン神父に怒って「二度と会いたくない」と言い、ブレナン神父は「では共に地獄で会いましょう」と言いました。
ブレナン神父はロバートと別れた後、雨の中を帰宅し、雷が起こり始めたので立ち寄った教会に入ろうとして、教会の上にある槍の一つが落雷で壊れて落ち、その槍で串刺し状態になりました。

【転】- オーメン666(2006年)のあらすじ3

帰宅したロバートは、妻・ケイトがイライラしてTVゲームをするダミアンにあたるのを見て、乳母・ベイロックに託します。
ケイトはロバートに妊娠を告げ、中絶したいとも聞かされます。ケイトは精神科医・グリーアに会ってくれと言いました。
男性秘書・トムからのメールで、ブレナン神父が串刺しになって死んだ記事をロバートは見ます。
翌日、精神科のグリーア医師と会ったロバートは、ケイトに妄想癖が出ており「ダミアンはわが子ではないと思い込んでいる」と聞かされました。ケイトに内緒にしているだけで、わが子ではないのは事実なので、ロバートはなんとも言いようがありません。
グリーア医師は、ケイトの中絶を勧めました。ロバートは悩みます。できれば出産してほしいのです。
2階廊下の天井に吊っていた植木鉢に水をやろうと踏み台に乗っていた妻・ケイトに、ダミアンが乗ったキックボードが衝突して、妻・ケイトは1階に転落しました。
その直前、乳母・ベイロックはダミアンと見つめ合いながら、ダミアンにイチゴを食べさせていました。
妻・ケイトは鎖骨骨折と内出血を起こし、流産します。見舞ったロバートに妻・ケイトは「あの子に私を殺させないで」と言いました。ケイトはこの頃にはもうダミアンをわが子ではなく、何か邪悪な存在だと思っています。
雨に濡れながら帰ると、自宅にまた黒い犬がいました。
カメラマンのキースがロバートの携帯に電話してきます。「切らないでくれ」と言ったキースの切迫した声にロバートも耳を傾け、キースの部屋を訪れました。
キースは今までずっと、外交官のロバート一家の写真を撮影しています。
死んだブレナン神父の写真を見せたキースは、神父の身体に線が通っていることを指摘しました。最初の頃は薄かった線が、『サロメ』の日の写真ではくっきりとブレナン神父の体を貫通していました。
さらにキースは、自殺した若い子守の写真も見せます。そちらには、首の周辺に紐のようなものが写り込んでいました。
ブレナン神父の滞在部屋は部屋中の壁や天井に聖書のページを切り取って貼りつけており、十字架が100個以上飾られています。
ブレナン神父は末期ガンで、死ぬ前にロバートに最後の心残りを知らせに来たのでした。検視によると、ブレナン神父の左のふとももの内側に「666」の痣がありました。
カメラマンのキースはロバートに、ダミアンが生まれたのは2001年6月6日の午前6時ではないかと訊きます。その通りでした。
キースはロバートにその日ヨーロッパで「彗星が2000年前のベツレヘムの星と同じ形」になったことを告げました。
キースは調査協力を申し出ますが、ロバートは「いや、私の問題だ」と断ります。「俺の問題でもあるんです」とキースは言いました。
実はブレナン神父や若い子守の写真に写っていた線が、キースにも写っていました。部屋の鏡越しに写ったキースの写真の首の部分には、横一直線にくっきりと白い線が写ってありました。
ロバートはキースと2人でイタリア・ローマへ渡り、ダミアンの産院を訪れました。ダミアンを世話してもらった病院は、5年前に火事で全焼し大勢の死者を出したことを聞かされます。火は地下の保管室から出て、3階の産科病棟が最も焼けたそうです。
ダミアンを渡してくれたスピレット神父はスビアーコの修道院にいると、右頬にやけど痕がある女性に聞き、2人はそこへ行きました。
スピレット神父は顔全体が火傷でケロイド状態になり、左目が盲目になっていました。ダミアンの母親の場所を聞くと、スピレット神父は「CERVET(チェルベット→チェルヴェテリ)」と書きます。

【結】- オーメン666(2006年)のあらすじ4

ローマから北へ50kmのチェルベットのサンタンジェロ墓地へ行った2人は、5年前の6月6日午前6時に死んだ墓の蓋をバールでスライドさせ、開けてみました。
母マリア・アヴェディチ・サントーヤの墓の中身は、ブレナン神父の言う通りジャッカル(山犬)でした。子ども(死んだロバートの子)の墓は頭部の骨が折れており、「殺されたのだ」とロバートは気づきます。
ジャッカル2匹に追われつつ逃げ延びた2人は、ダミアンが本当に悪魔だと確信しました。
その頃、妻・ケイトの病棟を、乳母・ベイロックとダミアンが見舞っていました。時間外だからと断る守衛をダミアンが見つめて黙らせ、ベイロックが部屋に入ります。
ベイロックはケイトのナースコールを取り上げると空気を輸血液に入れ、抵抗するケイトの口を塞ぎました。容態の変化を知らせる警報のスイッチを切り、ケイトが死ぬのを見届けたベイロックは、ダミアンと共に帰ります。
ロバートは妻・ケイトにロンドンを離れるよう電話しますが、電話には誰も出ず、秘書・トムからケイトの死を聞かされました。ロバートは落胆します。
ブレナン神父が言っていた「メギドへ行って、ブーゲンハーゲンに会いなさい」という忠告どおりにメギドに行ったロバートは、エクソシスト(悪魔祓い)を名乗るブーゲンハーゲンから、7つの短剣を手に入れました。
「教会の祭壇で悪魔を殺せ」「柄までしっかりと刺して十字架を作れ」と教わったロバートは、悪魔と人間の見分け方を教わります。
ブーゲンハーゲンは「悪魔の子は身体のどこかに666という数字の痣がある」「見つからなければ、髪の毛の中を探せ」と言いました。
説明を聞いたロバートはブーゲンハーゲンを「頭のおかしい酔っ払いのたわごと」と思い、途中で去ります。「俺がする」とキースが短剣を受け取りました。
ロバートが振り払って落ちた短剣を拾い集めたキースは、大工が落とした金槌が当たり止め具が外れた金属の看板が衝突し、首が吹き飛びます。
殺すと言い出したキースが目の前で即座に死んだのを見たロバートはショックを受け、短剣を持ち帰りました。機内で熟考したロバートは、ダミアンが悪魔だったら殺そうと決意します。
イギリスに戻ったロバートは、裏口からこっそり入ると台所のハサミを手に取ります。家の中にいた黒い犬が襲ってきたのを、台所の地下貯蔵庫の扉にぶつからせて中へ閉じ込め、ダミアンの部屋に行きました。
ダミアンの右耳の後ろの髪の毛を切ると、「666」と隆起した部分がありました。ダミアンは悪魔だとロバートは確信し、退治しようと決意します。
背後から乳母・ベイロックが、ロバートの首にしがみついてきました。ベイロックは反キリスト教信者、悪魔を崇拝する者で、悪魔であるダミアンを守るために派遣されていました(注意:サタニズム、悪魔が復活を遂げた際、それを助けた者は優遇される)。黒い犬も同じで、悪魔の子・ダミアンを守るためにそばにいました。
ベイロックを振り払ってダミアンを脇に抱えたロバートは、車に乗ります。車のフロントガラスを巨大金槌で叩くベイロックを轢き、ロバートは暴走しつつ大使館を出ました。
暴走車両を見た警察のバイクが追跡し、通報を受けてパトカー3台も駆け付けます。
教会に到着したロバートは、ダミアンを教会の祭壇に押さえつけ、短剣を刺そうとします。ダミアンが「やめて、パパ」と言いますが、キリスト像を見たロバートは「天におられるわれらの父よ」と言いながら、短剣を振りかざしました。
突入した警官が「やめろ」と言いつつ発砲し、ロバートは銃弾に倒れました…。
…後日、ロバートと妻・ケイトの葬儀が営まれます。生き残ったダミアンの手を繋ぎ、大統領も参列しました。

みんなの感想

ライターの感想

1976年の同名映画『オーメン』のリメイク版です。当然のこと、1976年版より、画像が綺麗です。但し内容はというと「ほぼ、1976年版をなぞっただけ」です。
スティーブンが死んで代わりにロバートが駐英大使になるなどの若干の差異はあるものの、実のところ本音を申し上げれば「1976年版のほうがよかった」と思います。
近代版なので携帯電話も登場し、三輪車からキックボードに変化したものの…うーん。むしろ以前のほうが重厚さがあり、怖さもどこかしら品があったように思います。
要となるダミアンのミステリアスな感じも、微妙。ラストの葬儀のシーンでフードつきのジャンパー着ているダミアン、威厳もあったもんじゃありません。そこらにいるガキンチョみたいな感じです。
病院のシーンもおなじく。1976年版では病室から落とされるキャサリンだったのですが、今回は地味に注射針で空気を送られるという…地味すぎる…。
あのくらいの空気じゃ、死にません。10mlの空気が入らないと人間死なない。そしてそれは点滴チューブでいえば2mの長さになります。
髪の毛の中を探すシーンも唐突でした。いきなり右耳後ろをちょきちょき…以前のバージョンはきちんと「髪の毛を撫でるふりをしながら、探す」シーンがありました。今回はダイレクトに狙って髪の毛を切り、そして一発で探り当ててます。エスパーか!? と突っ込み入れたくなりました。
できるならば…1976年版を視聴して欲しいです。音楽の恐怖の煽り方なども、1976年版のほうがいいんです。

ライターの感想

映画のタイトルに入っている「666」という数字ですが、様々な解釈があるのですが、まず、創世記のおいて7日目に世界が完成したので7は完全なモノ、その前日でまだ、完全ではない状態の6日目は不完全なモノとされ、不完全な数字6が3個も並ぶのは非常に不吉であるとされているそうです。
また、その他に666は悪魔の数字ではなく616がそうであるという説もあります。しかし、数学的な見方をすると6は整数で自然数であり決して不完全な数字ではないところもまた面白いと思います。

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