「キャビンフィーバー」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

キャビン・フィーバーの紹介:2002年製作のアメリカ映画。『ホステル』などで知られるイーライ・ロス監督のデビュー作。19歳の時ロス自身が体験した皮膚病を基に描かれたパニック・ムービー。タイトルが意味するのは、僻地や狭い空間で生じる異常過敏症のこと。山小屋へバカンスに訪れた若者たちが、肉体が腐る謎の感染病に冒されていく恐怖をおぞましいタッチで描出。

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予告動画

キャビンフィーバーの主な出演者

ポール(ライダー・ストロング)、カレン(ジョーダン・ラッド)、バート(ジェームズ・デベロ)、マーシー(セリナ・ヴィンセント)、ジェフ(ジョーイ・カーン)、ヘンリー(アリ・ヴァーヴィーン)、ウィンストン保安官補(ジュゼッペ・アンドリュース)

キャビンフィーバーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①山小屋にバカンスにやってきた男女5人だが、ウイルスに感染した男と接触したことで次々に皮膚病を発症、感染は拡大していく。 ②互いに信用しないまま疑心暗鬼に陥った若者らは、全員死亡。さらにふもとにも感染は拡大していくと思われる。 ③被害の順番「(豚→犬→ヘンリー→グリム:ここは直接描かれない)」「マーシー」「カレン」「バート」「店主ら3人組(感染ではなく争いで死亡)」「(若者グループ&保安官補佐に感染)」「ポール」「ジェフ(警官隊に撃たれ死亡)」「(ふもとの人たちに感染&水出荷)」

【起】- キャビンフィーバーのあらすじ1

山に住む男・ヘンリーがうさぎ狩りをして帰宅します。飼い犬のジャーマンシェパードに狩りの成果のうさぎを見せ、「戻ったぞ」と言いますが、犬は反応しません。
「ほら、どうした、起きろよ」と言ってヘンリーが犬の前足を引っ張ると、犬は真っ二つになりました。
(このオープニング非常に分かりにくいのだが、すでに感染病が始まっていることのあらわれ。
犬は感染して皮膚が腐り、ヘンリーが引っ張った結果、真っ二つになったものと思われる。
明らかにされないが後に出てくる豚が最初の感染源と思われ、犬、ヘンリーの順で感染していったのではないか)
…5人の大学生が、大学最後の夏休みを利用してアメリカ、カリフォルニア州から、バニヤンの山小屋(キャビン)に遊びに行きました。5人は1台の車に乗り、山へ向かいます。
途中立ち寄った店の軒先には、金髪の長髪少年・デニスがいました。横には「隣に座るな」という張り紙があったのですが、それを見ないでデニスに話しかけたポールが噛まれます。デニスは噛み癖がある少年で、店主やカドウェル老人はすでに慣れっこでした。
若者5人が山小屋で1週間滞在すると聞くと、カドウェル老人は店主に「ランチを渡してやれ」と言いました。店の中には雑多なものが置かれていて、5人は土産物にといろいろ物色します。
キツネ狩りに使うキツネの小便や、不思議なものがたくさん置かれていました。猟銃は「黒人(ニガー)用のだ」とカドウェル老人が言い、ジェフはその発言を不愉快に思い店を出ます(注:ジェフは差別と受け取るが全くの見当違い。映画のラストで銃を黒人3人組が受け取りに来て、この黒人たちは店の常連さん)。
バートが菓子の万引きを店主に咎められました。川らしくない小さな川を抜けて、山小屋に着きます。
・ポール…黒髪のヒゲを生やした若い男性。カレンのことが好きなのだが、なかなか言い出せない。
・カレン…金髪の若い女性。ポールの気持ちはうすうす感づいている。
・ジェフ…金髪の若い男性。マーシーとは恋人同士。
・マーシー…こげ茶色の髪の若い女性。ジェフと恋人同士。
・バート…黒髪の若い男性。少しだけぽちゃっとしている。お調子者。
山小屋に入ると、早速ジェフとマーシーはベッドインしました。
ポールとカレンは湖の浮き板で水遊びしますが、微妙なムードです。ポールはカレンに告白したいのですがタイミングがつかめず、カレンはそれを誘うかのように、2日前に幼馴染みのケンという男性にキスされかけた話をしました。ところがチキンなポールはその話を聞いて、逆に告白できなくなります。
バートは銃で鳥を撃つつもりで山に入りました。リスを狙いますが当たらず、立ちションしたあとキャンプエリアで火を起こし、銃を持ってうろうろします。
仕留め損ねたリスを探していたバートは、物音に向けて発砲したところ、ヘンリーに当たりました。ヘンリーは「病気なんだ。水をくれ」と言いますが、バートは撃った後ろめたさから逃げます。
キャンプエリアに戻ると、ジェフとマーシーが急いで消火しているところでした。2人はバートに山火事になりそうだったと怒ります。
夜、焚火を囲んだ5人は、話をします。ポールは幼い頃に自分の遊び場だった〝ブライトン・ボウル〟というボウリング場で起きた強盗事件の話をしました。
ある日強盗が従業員を円形に並べると、丸頭ハンマーで全員の頭を殴り始めたそうです。最終的には消火用の斧で全員の手足を切断した犯人は、従業員でした。 この映画を無料で観る

【承】- キャビンフィーバーのあらすじ2

ポールは「犯人は生首をボウリングのボールに見立ててレーンに投げていた」と言いますが、バートは冗談だと思って笑い飛ばします。
そこへドクターという名の犬を連れた、若い地元の男性・グリムがやってきました。5人はキャンプファイアーに混ぜてくれというグリムを断りますが、グリムがマフリファナを持っていると知ると態度を一変させ、迎え入れます。
話をするとグリムはカリフォルニア大学バークレ校の大学生でした。カレンも同じ大学で、ポールは内心やきもきします。
ジェフとバートは山小屋から帰るまでずっとビールを飲み続けられるかで、賭けをしました。
雷が鳴ったので小屋に帰ることにします。グリムはマリファナをテントの外に置いてきたとのことで、後で山小屋に行くと約束しました。
小屋に戻った5人に訪問客があります。てっきりグリムだと思って開けると、血まみれの男・ヘンリーが入ってきました。ヘンリーは皮膚病になっていて、身体のあちこちから出血しています。
バートは皆の陰に隠れましたが、ヘンリーに「昼間撃ってきた奴」とばれました。バートは伝染病だと声高に言い、家に入れるなと言います。
確かにバートの言う通り、ヘンリーは皮膚病に感染していました。全身の皮膚のあちこちが腫れあがり、ただれて、傷口から血や膿が出ています。そしてこの皮膚病は、感染するものでした。
救急車を呼ぼうとしますが、携帯は圏外でした。ヘンリーは5人の車を奪おうとし、皆が止めようとすると、車内で盛大に吐血します。
驚いた一同は武器を持ってヘンリーに臨みます。ポールはバットを、ジェフは棒を、バートは銃を持ち、マーシーはスプレー缶を、カレンは包丁を持って行きました。
ヘンリーを撃退するためにマーシーがスプレーをかけます。バートが発砲すると、ヘンリーに引火して火だるまになりました(揮発性のスプレーを浴びていたから)。この時バートの撃った弾が車に当たり、故障します。
火だるまのままヘンリーはどこかに去り、バートは必死で「事故だ」と言いますが、その夜は皆、炎に巻かれたヘンリーの姿が頭にこびりついてよく眠れませんでした。
滞在2日目の朝。ヘンリーは遺体となって貯水池に落ちていますが、誰も知りません。そしてヘンリーの伝染病は水に混入し山小屋の水道管に入っていますが、もちろん5人は知る由もありませんでした。
カレンは前夜のことが忘れられず、もう帰りたいとポールに訴えました。ポールは落ち着かせるため、カレンに水を飲ませます。
故障した車の修理を呼ぶため、ジェフとバートは近所の農場に行きました。豚を捌く女性がおり、2人を見ると「病気の豚なんか寄越すなとマーシーに言っておいてくれ」と怒りまくります。別の人と勘違いしているようです。
ジェフとバートが山小屋に来た大学生だと知ると「無線でレッカーを呼ぶ」と言った女性は、なんとヘンリーの従姉妹でした。写真を見て知った2人は、最初は「浮浪者がやってきて暴れた」と言っていたのですが、「実は仲間が酔っ払って暴れた」と嘘をつきます。
ジェフとバートは他の家で電話を探しますが、留守だったり電話がなかったりします。
ウィンストン保安官補がやってきました。ポールが応対し、不審者と伝染病の話をし、相手に乱暴を働いてしまったことも正直に告げます。ウィンストン保安官補は、分かった、報告しておくと言いました。

【転】- キャビンフィーバーのあらすじ3

車の修理を呼びたいとポールが言うと「明日の午後には手配する」と言い、ウィンストン保安官補は自転車で帰っていきます(のどかな土地柄っぽい)。
男性3人は車についた血を洗いました。グリムの犬・ドクターがやってきましたが、よだれを垂らしていて素振りがおかしいようです。
その頃小屋ではカレンの体調が悪くなっており、食欲がないと言いました。日中、ポールは「ここにいて」と言うカレンに添い寝します。ジェフとバートは犬のドクターを気にしつつ車の修理をしました。
眠るカレンを触ったポールは、ふとももにぬるっとした感触を覚えて毛布を剥ぎます。見ると、カレンのふとももが血だらけになっていました。皮膚病発症です。
ポールは急いで手を洗うと、マーシーを呼びました。バートはカレンを隔離しようと言い出します。カレンは納屋に隔離され、残り4人は互いの身体に傷がないかチェックしました。
カレンのために助けを呼ぼうと、ポールは近所の小屋まで行きます。ところが女性の着替えに出くわし、つい見ていると旦那にばれて叱られ、電話を借りるどころではなくなりました。
残った4人も食欲が失せます。感染源が分からないので、迂闊に飲み食いできなくなりました。食事は各自で作ることにします。
バートとジェフが揉め、ポールが落ちつけと仲裁に入りました。バートは落ち着くために水を飲みます。
滞在3日目の朝。車にエンジンがかかってバートは喜び、早速車を出そうと言います。
カレンは感染がひどく発熱し、弱っていました。車まで戻ったバートは咳き込んで血を吐きます。恐る恐るズボンのボタンを外すと、下腹部に発疹ができていました。感染&発症しています。見捨てられたくないバートは隠します。
バートは運転を買って出ますが、車に乗せたカレンが車内に血を吐きました。ジェフは感染を恐れて車に乗るのをためらう間に、バートが1人で車を発進させます。
バートが助けを呼びに行ってくれたと思ったポールは、小屋で待つことにしました。
ジェフは道連れはごめんだと言い、飲み物を持って歩いて山をおります。衰弱したカレンは木の箱に入れられました。
恋人・ジェフに置いていかれたと嘆くマーシーは、ポールに迫り肉体関係になります。ポールは行為の後、局部をリステリンで消毒しました。マーシーはシャワーを浴びる時に水が口に入り、少し後に背中に発疹ができます。
その頃ふもとの店に車で辿り着いたバートは、店主に病気のことを告げます。店主は医者を呼ぶと言ってくれますが、噛み癖のあるデニスが「パンケーキ」と叫びながらカンフーで飛び蹴りしながらバートを噛み、デニスも感染しました。
むっちりした店員・フェンスターが怒り「病気はあんたらの責任だ」と銃を持ってバートを追い払います。
その頃ポールは貯水池に落ちた死体を見つけ、感染経路が水だと知りますが、死体を確認する際にバランスを崩し、貯水池に落ちてしまいました。
マーシーは風呂ですね毛を剃っていると皮膚も剥けました。驚いて外に出ると犬のドクターが追ってきて、襲われたマーシーは死にます。
戻って来たポールは食い散らかされたマーシーの死体を見て、銃でドクターを殺しました。カレンは虫の息でしたが、顔も出血し歯茎も見えるほどになっていたので、ポールは斧で止めを刺して殺します(好きな女性だったので楽にさせたかった)。

【結】- キャビンフィーバーのあらすじ4

荷造りを始めたポールのところへ、バートが戻ってきました。追ってきた店の連中3人組がバートを撃って殺します。
ポールはその隙に1人を殴りました。店員が誤って店主の腹部を撃ちます。ポールはフェンスターの右耳にドライバーを刺して殺すと、店主に止めを刺して逃げました。
山に逃げたジェフに「感染源は水だ」と叫びながら走ったポールは、洞窟にグリムの死体を見つけます。感染して死んだグリムの遺体を食べた犬・ドクターが感染したようで、グリムの遺体は腹部のところで2つにちぎれていました。
血まみれの車を見つけたポールは乗り込みますが、よそ見してシカと衝突します。シカも感染しているようで、フロントガラスに衝突しながらも異様なまでにじたばたしました。ポールはショットガンでシカを撃ち、シカの血を浴びます。
若者たちの集団がいるエリアに紛れこんだポールは、そこにウィンストン保安官補を見つけました。ウィンストン保安官補は「レッカー車は壊れてレッカー移動した」と呑気なことを話します。
そこへ警察無線が入りました。悪性のウイルスの皮膚病が発生し、犠牲者が続出していること、事件にもなっているので感染者を見つけたら迷わず撃て…無線の内容を聞いた若者たちは、血まみれのポールを冷ややかに見ます。
若者たちはウィンストン保安官補に「ポールを撃て」と言いますが、彼は銃を車の中に置き忘れていました。ポールが血を吐き、若者らはパニックになりますが、保安官補だけは「パーティーが台無しになった」と怒りの矛先が違っています。ポールは補佐を殴って去りました。
ポールはヒッチハイクしようとしますが、車は止まってくれません。意識が遠くなっていく中、誰かが病院に運んでくれました。朦朧としたポールは、病院内でうさぎの着ぐるみの幻想を見ます。
目覚めたポールは保安官と医者に「最初から話せ」と言われ「発端は森の男(ヘンリー)。まるでマシュマロだ。レッカー頼んだのに。殺せばよかった」と断片を話しました。
「うちの設備では無理。大病院なら…」という話を遠くに聞きますが、実はこれすべてポールの幻想です。
本当のポールは保安官補佐に担がれていて、「水…」と呟いたポールは水が欲しいと思われ「ビールならあるんだが」と、水際のところでおろされました。ポールはそのまま息絶えます。
翌朝。飲み水を持って1人で去ったジェフは、相変わらず空気感染を気にして口を布で隠したまま歩きます。ひとめぐりして結局山小屋に戻ると、小屋が血まみれでショックを受けました。皆が死んだと嘆きます。
残ったのは自分だけと知ったジェフは「やっぱり俺が正しかった」と言って笑いながら外に出ますが、周囲を警官隊に囲まれていました。感染者を見つけたら迷わず撃てというお達しがなされているので、ジェフは警官隊に撃たれます(感染はしていないのですが)。
その後、小屋にあった死体はすべて焼却処分されました。
保安官補佐におろされたポールの遺体は、泉の水際に置かれていました。そこへ何も知らない少年少女が水を汲みに来ます。
少年少女はふもとの店で1杯5セントでレモネードを売ります。店にやってきた馴染みの黒人客3人組は、銃をカドウェル老人から受け取りました。
店は繁盛し、多くの人がレモネードを飲んでいますが、その水はポールのウイルス入りです。さらに横を「ふるさとの泉 天然水」を積んだトラックが通って(出荷されて)いきました…。
(エンド後)「やれやれ」とつぶやく老人。

みんなの感想

ライターの感想

なんというか…ほんと、イーライ・ロス監督はフリーダムだなあ…。
若者5人が山小屋…よくあるパターンだけど、この5人が自己中心的というか…「感染しちゃっても仕方ないよね」みたいな感じ。
主人公っぽい男性・ポールも、カレンのこと好きなくせにマーシーに誘われるとつい…とか、感染源を突き止めたと思ったら貯水池に落ちちゃったりとか。
この池に落ちるシーンはほんと「莫迦かこいつ」と思ってしまった。枝でちょんちょん突ついてて、ぼちゃって落ちるという。
パンケーキと叫びながらカンフーキックをかましてくる少年。有名なシーンではありますが、ほんとこれも謎な…。
面白いです…が、明るいラストではなく、むしろブラックな感じ。

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