「キャビンフィーバー2」のネタバレあらすじ結末

キャビン・フィーバー2の紹介:2009年製作のアメリカ映画。イーライ・ロス監督のデビュー作『キャビン・フィーバー』の正式な続編。タイ・ウェスト監督。山小屋へバカンスに訪れた若者たちが、肉体が腐る謎の感染病に冒されていく恐怖をおぞましいタッチで描出した前作品の直後から描かれる。

予告動画

キャビンフィーバー2の主な出演者

ポール(ライダー・ストロング)、キャシー(アレクシ・ワッサー)、ジョン(ノア・セガン)、ウィンストン保安官補(ジュゼッペ・アンドリュース)、アレックス(ラスティ・ケリー)、マーク(マーク・センター)、シンクレアー校長(マイケル・ボーウェン)

キャビンフィーバー2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①発病すると皮膚や肉が溶ける病気が流行。この病気は唾液、体液、血液を媒介して感染し、皮膚についただけでも感染する。しかもウィルスが入った飲料水がスプリングフィールド高校に運ばれ、大量の生徒が感染する。 ②それを知った国は軍隊を投入し、高校を閉鎖して全員殺す。折しもプロムの真っ最中。プロムに出ていた人は全員死亡。 ③但し感染は食い止められず、まだまだ拡大している。

【起】- キャビンフィーバー2のあらすじ1

(「キャビン・フィーバー」=「僻地や狭い空間で生じる異常過敏症のこと」)
山小屋に男女5人の大学生がやってきました。彼らはウイルスに感染した男と接触して、皮膚病を発症します。
その皮膚病は、感染すると生きたまま肉が腐る病気でした。
感染したのではないかと互いに疑心暗鬼に陥った結果、事態は悪い方に展開し、全員が結局死亡してしまいます。本当の感染原因は、死者が落ちたふもとの水が原因でした。
ウィンストン保安官補はその若者の1人・ポールを目撃していました。見つけ次第、感染者は射殺せよという命令を受けた後、ポールに会いますが、銃をパトカーの中に置き忘れたため、射殺しないままでした。その後、ポールは湖のふもとで倒れます(『キャビン・フィーバー』参照)…。
(ストーリーは『キャビン・フィーバー』のラスト直後からスタート)
アメリカ・イリノイ州。
〝ダウン・ホーム・ウォーター ふるさとの泉 天然水〟という名の水を積んだトラックが出荷されます。
湖のそばで倒れたポールが起きあがり、森の中へ入っていきました。枝に当たるたびに皮膚が取れて、枝につきます。
ふらふらしながら車道に出たポールは、黄色いスクールバスに撥ねられました。ポールの身体はみごとなまでに霧状に散ります。
スクールバスは『スプリングフィールド高校』のものでした。事故を見た車内の女の子が吐きます。
ウィンストン保安官補の事情聴取を受けた運転手は、車内で生徒が騒ぐから前方をよく見られなかったと言い訳し、ウィンストン保安官補は「この前のシカはフロントガラスを割った、それに比べればましだ」と声をかけます。轢いたのはシカだと思ったのです。
ポールの遺体は判別できないほどぐちゃぐちゃになった状態(注:なぜか服すらないありさま)でした。落ちたスニーカーを見て、うすうすポールではないかと気づいたウィンストン保安官補は、嫌な予感がしました。
(アニメーションでのオープニング映像。ボトルに指や目が入ったままのペットボトルが「ふるさとの泉 天然水」として出荷され、スプリングフィールド高校へ運ばれる。スクールバスは洗車された)
スプリングフィールド高校では、プロム(アメリカの高校で学年末に行われる公式のダンスパーティー)が近づいていました。高校最後のパーティーなので、みんな楽しみにしています。
出荷されたペットボトルは校内に行きわたり、あちこちでペットボトルの飲料水を飲む光景が見られました。
・ジョン…黒っぽい金髪の男性。高校3年生。キャシーが好き。アダムス大学医学部への進学が決まった。
・アレックス…黒髪のぽっちゃり男性。高校3年生でジョンの親友。
・キャシー…金髪の背の高い女性。高校3年生。マークという彼がいたが、数日前に別れた。ジョンとは幼馴染み。
・マーク…黒髪の男性。高校3年生。空手の黒帯らしい。キャシーに振られたが未練はありあり。
・サンディ…金髪の美人女性。高校3年生。派手な顔立ちで同級生を惹きつけるお色気系。
・リック…少し長髪の男性。高校3年生。女性に人気があるらしい。
・フレデリカ…ぽっちゃりしたロングヘアの女性。高校3年生。とにかくぽっちゃり。
(他にもわんさかいるが、本文で述べる)
アレックスは親友のジョンに、プロムに参加するか聞きます。キャシーに思いを寄せているジョンの気持ちを知るアレックスは、キャシーが別れたことを引き合いに出して「キャシーをプロムに誘え」と授業前にけしかけました。
ところが授業が始まる寸前にマークがやってきて、ジョンに「まだ俺の女だからな」と釘を刺します。突き飛ばされたジョンは教室になだれこみ、皆にマークとのいさかいの様子を見られました。
ジョンはシンクレアー校長に呼び出され、注意を受けます。そもそも暴力を振るったのはマークで、ジョンは一切手出ししていないのです。
でも校長先生からすれば、有名なアダムス大学に進学が決まっている優等生のジョンが、進学取り消しになるのを恐れて「卒業まであと5週間だから、喧嘩はしないように」と厳しく注意しました。

【承】- キャビンフィーバー2のあらすじ2

校長先生の説教が済んで生物学の女性教諭・ホーカー先生の授業に戻ったジョンは、アレックスから「メアリーが妊娠した」という噂を聞きます。今度は余計なおしゃべりをしたことで、アレックスが校長室に呼び出されました。
校内に貼り出されたプロムの張り紙を拾った黒人の初老男性清掃員が、最近の高校生のマナーの悪さを毒づきながら清掃して回ります。
校長先生のお説教から戻ってきたアレックスは、教室に残った同級生の女性・カレンが失恋して泣いているのを見て、慰めました。
カレンはアレックスに好印象を持ちますが、アレックスのプロムの誘いは断ります。その代わりにトイレでアレックスにフェラチオしました。余談ですがカレンの歯には矯正器具が装着されています。
この時カレンの左の唇には小さな発疹ができていましたが(皮膚病発症の兆候)、アレックスもカレン自身も全く知りませんでした。
ジョンは帰り道、男友達のダリルとデイン2人組に映画鑑賞に誘われました。ダリルは背の高い男性、デインは飛び級で進学した12歳の眼鏡をかけた少年です。
2人はホラー映画を入手して、今晩デインの家で上映会を開くから見に来いとジョンに言いました。そこでキャシーがジョンに声をかけたので、ダリルとデインは去ります。
ジョンはキャシーにアダムス大学に合格したことを報告し、ジョンが将来医者志望だと知るキャシーは喜びました。ジョンはキャシーをプロムに誘いますが、弟が病気で看病しなければならないと断られました…。
…町ではパンケーキを出すルシルという女性の店で、発症者が出ていました。
ウィンストン保安官補が注文したパンケーキを食べようとすると、カウンター横に座っていた男性・ビルが自分の牛乳グラスを倒して床に崩れ落ち、けいれんを始めます。
ルシルが救急車を呼ぼうとし、ウィンストン保安官補は心臓マッサージをしようと衣服をめくると、胸部分の肉がいっしょにめくれました。ビルは首から血を吹きだしながら絶命します。
これまでの経緯を思い出したウィンストン保安官補は、急いで店を出ると水を出荷した工場に行き、夜警に運送記録を見せろと言いました。そこで天然水がスプリングフィールド高校に出荷されたのを知ります。
外に軍隊が現れました。「あの水を外へ出すなと奴らに伝えろ」と言ってウィンストン保安官補は立ち去ります。
夜警は軍隊に伝言を伝えようとしましたが、その前に問答無用で発砲されて死にました。
ウィンストン保安官補は、警官仲間のハーマンを誘い、この町を出ようと考えます。2人でパトカーに乗って、走らせました(後で2人は再登場)…。
…スプリングフィールドでは夜になり、アレックスがジョンに電話してプロムへ参加しようと言いました。ジョンはダリルとデインの上映会に行くつもりでしたが、アレックスの誘いを断れず、プロムへ行くことにします。
電話を切ったアレックスは、右手の人差指の爪が剥がれているのに気づきますが、大した問題じゃないと思い、くっつけました(発症している)。ジョンが自転車でアレックスの家に行き、2人はアレックスの車に乗って高校へ行きます。
高校ではプロムがすでに始まっていました。ぽっちゃりした(本当はかなり肥満)女性のフレデリカが、ペットボトルの飲料水を使ってフルーツポンチを作ります。
調理室にいたフレデリカを、学園一のイケメン・リックが口説きました。フレデリカは有頂天になってリックについていき、調理室に残ったフルーツポンチに、高校生を憎む黒人清掃員が憂さ晴らしにと小便を混ぜます。フルーツポンチが赤いので目立ちませんが、清掃員は途中から血尿を出していました(発症している)。
プールに行って全裸でリックとフレデリカは泳ぎ始めました。フレデリカは知らないことですが、実はこの日の授業中、デブのフレデリカを口説いてヤレるかという賭けを、男友達の間でしており、それでリックはフレデリカを誘ったのでした。

【転】- キャビンフィーバー2のあらすじ3

プールの中で性行為を始めたリックとフレデリカですが、フレデリカの局部から血が出てリックは驚きます。フレデリカは「初めてだから」と言い訳しましたが、その直後にフレデリカの歯がぽろぽろ抜け落ち始めました。
気味悪がったリックはフレデリカを突き飛ばしてプールから上がります。「てめえの血が口に入った」と罵りながらフレデリカを待ちますが、フレデリカはプールに潜ったまま出てきません。
さすがに心配になったリックが救助の棒(棒の先に輪っかがついていて、引っ張ることができる)でプールを探りました。棒にひきずられたリックもプールに落ちます。
プールには一面血が広がり、フレデリカもリックも死にました(リックの死因は不明だが、転倒時に後頭部をかなり強く打った。フレデリカは皮膚病感染による失血死)。
ジョンとアレックスが高校に着きました。その後アレックスはどうやらプロムの相手を見つけたようで、会場に入りますが、待ち合わせの相手は来ません。
会場ではイベントの目玉「プロム・キングとクイーン」を決めるのですが、リックがいないのでサンディが半狂乱になっていました。生物学のホーカー先生がサンディにビンタします。
ジョンは相手がいないので手持無沙汰でしたが、キャシーがやってきて声をかけます。キャシーも高校最後のプロムということで、思い直してやってきたそうです。
声をかけられたジョンは喜びますが、マークが現れてキャシーとの間に横入りすると、ジョンと揉め始めました。この時に、ジョンが持ったフルーツポンチがこぼれて、ジョンの左手首にかかります。ジョンもキャシーも飲んではいません。
校長先生がリックとジョンのいさかいを見てまた怒ります。
先に手を出すのはマークなのに自分が叱られることにジョンは怒り、会場を立ち去りました。キャシーがそれを追います。
渡り廊下に出たジョンは、キャシーになぜ自分を好きになってくれないのか訴えました。告白も兼ねています。
その時、軍隊が高校を包囲すると、銃を向けて「中へ入るように」と拡声器で2人に命令しました。ジョンとキャシーは驚いて建物内に入ります。
2人が入ったところはプールでした。キャシーはフレデリカの死体が浮いているのを見て驚きます。フレデリカの顔は右半分がすっかり溶けていました。
スプリングフィールド高校は軍隊に閉鎖されました。ジョンはキャシーに、警察ではないからおかしいと言い、アレックスを連れてくるように指示します。ジョン自身は校長先生に報告するつもりでした。ジョンとキャシーは二手に分かれます。
キャシーはアレックスを探す最中に、元カレ・マークが他の女性とダンスしながら女性の尻を触っているのを見て愛想を尽かしました。アレックスを探して連れ出します。
ジョンは校長先生に説明しようとしますが、ちょうどイベントのプロム・キングとクイーンを選出する時だったので、真面目に話を聞いてくれません。
そのうちに軍隊が突入して、校長先生は真っ先に眉間を撃たれて死にました。
その頃から会場では一斉に、血を吐き出す生徒たちが現れます。会場には催涙弾が投げ込まれ、軍隊が制圧しようとしていました。
目の前で血を流しながら倒れた男を見て、ジョンは「伝染病か、生物兵器だ」と言います(いちおう医学生志望)。
ジョンとアレックス、キャシーは別の部屋に避難すると、感染していないか自分の身体をチェックしました。アレックスは自分の股間がずるむけになっているのを知ります。
それを知ったジョンは「医者だ」と言いますが、アレックスは「医学書で薬を作ってくれ」と頼み、ジョンを図書室へ連れて行こうとしました。
女子トイレにキャシーを迎えに行くと、トイレには流産したと思しきメアリーが下半身を血まみれにして座っていました。メアリーは股間から大量出血して、動かなくなります。

【結】- キャビンフィーバー2のあらすじ4

図書室に移動したジョンは医学書をあさりはじめましたが、横でアレックスは血を吐き始めました。股間から出血もしています。
物音がしたのでジョンとキャシーはホーカー先生のいる部屋に隠れました。倒れたホーカー先生に、目の前で軍隊がとどめをさします。
改めてジョンとキャシーはアレックスを探しますが、見つかりません。アレックスは図書室で、うさぎの着ぐるみといっしょに倒れていました。
パーティー会場は全滅していました。軍隊がまだいます。
再び図書室に戻ったジョンは、倒れたアレックスを見つけました。ぎりぎり息があります。
対策を書籍で当たりますが「治療不可能」「切断した腕」の文字が書かれていました。そこへ元カレのマークが来ます。
部屋の外でマークが「開けろ」と言い、瀕死のアレックスは「皮膚から伝染する」とジョンに言って息絶えました。ジョンも左手首に発疹ができているのを見つけ、自分が感染していると知ります。
マークは外で感染して血まみれになった男と格闘し、掴みかかってきた男の頭を粉砕しました(血しぶき浴びて感染)。ジョンとキャシーはアレックスを看取ってから、別の部屋へ逃げます…。
…その頃、町を出ようとしたハーマンとウィンストンは、道路が「緊急事態のため通行不能」と言われます。それでも町を出たいハーマンは、検問の相手に金を渡して油断させ、気絶させて突破しました…。
…ジョンとキャシーは技術室へ行きます。先ほどの書籍から腕を切断すれば全身に感染が回らないのではないかと考えたジョンは、技術室の卓上糸鋸盤の機械で左手首を切断しました。キャシーはバーナーに火をつけて、ジョンの手首をあぶって血止め処理をします。
抱き合ってジョンとキャシーがキスしていると、マークがハンマーでキャシーの後頭部を殴りつけました。その後ジョンに馬乗りになります。
キャシーは釘打ち機(ネイルガン)でマークの頭部を撃ち、殺しました。その後、ジョンとキャシーは出口を見つけて、学校を抜け出します。
森へ逃げ込んだ2人ですが、ジョンは出血多量で倒れました。キャシーに行けと言います。
追いかけてくる軍隊からキャシーをかばい、ジョンは軍隊に捕まりました(その後どうなったかは不明)。キャシーは森を抜けて車道へ出ます。
…向かってきた車のライトに立ちはだかると、キャシーは乗せてくれと頼みます。この車はウィンストンとハーマンが乗った車でした。
乗り込んだキャシーは「病院まで乗せて。ここから離れたところへ」と言います。ウィンストンはキャシーを乗せて車で走り去りますが、キャシーはジョンの血しぶきをたくさん浴びているので感染しています(キャシーもどうなったか不明)…。
…同じ頃、別の町では、アレックスにフェラした女性・カレンが口紅を塗ると、ストリップバーでバイトしていました。高校生の制服を着て、ステージで脱ぐバイトです。
交代でステージからおりてきた女性は、カレンが塗った口紅を使いました(感染)。
カレンはステージで胸を見せますが、胸一面にブツブツの発疹ができています。それでも男性連中は「ヤリたい」と大興奮でした。カレンは客のひとりにサービスする途中で吐きます。
(またもやアニメにかわる。
カレンの吐瀉物を浴びた男が翌日出社して、オフィスにある「ご自由にどうぞ」のキャンディの壺に手を突っ込む。壺が感染。壺のキャンディを取った人たちもたぶん感染。
口紅を使った女性はメキシコに行き、首の後ろの皮膚が剥がれ始めている。
配達する水の運転手は、サービスエリアに立ち寄らずにコップに用を足し、後ろの車に尿をぶちまけて喜ぶ。ここはあんまり関係ないかも。
〝ニューオーリンズへようこそ〟の文字。水はここにも配達された?
カレンは「プロムに行けばよかった」と思っている)
(エンドロール)画面の背景は人間の皮膚。それが徐々に黒ずんでくる。
(エンド後)プロムに行かず感染しなかったダリルとデインは、予定通りホラー映画を見ている。映画で出てくるプロムのシーンを見て「プロムって最悪」と言う。

みんなの感想

ライターの感想

イーライ・ロス監督の『キャビン・フィーバー』も容赦なかったが、その上をいく作品。下品さと低俗さとナンセンスさとグロさで。
イーライ監督のほうは、まだホラー要素が濃い内容だったのだが、今作品はブラックコメディの色彩が強い。
それでいてグロい。冒頭の、スクールバスに轢かれて…のシーンは、ほんと「なぜ服がないの!?」と思わず突っ込んだ(笑)。
軍隊が派遣されるのだが、その理由とかも全く描かれず。軍隊も殺しまくるだけで、助けるつもりはないようだ。
ほかにも、感染したアレックスが図書室に行きたがるのが納得できない。ジョンの言う通り、医者にまずかかれよと思う。
いろんな意味で「つきぬけた」感じがする映画。決して、駄作ではない。私自身は決して悪いイメージは持たなかった。

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