「クライモリデッドリターン3」のネタバレあらすじ結末

クライモリ デッド・リターンの紹介:2009年製作のアメリカ映画。山深い森の中を舞台にしたスプラッター・ホラー『クライモリ』『クライモリ デッド・エンド』に続くシリーズ第3弾。今回は、凶悪犯たちを護送していた看守と、キャンプを楽しんでいた女子大生が同じ森の中で奇形の怪物に次々と襲われていくさまを描く。

クライモリデッドリターン3の主な出演者

ネイト・ウィルソン看守(トム・フレデリック)、アレックス(ジャネット・モンゴメリー)、フロイド(ギル・コリリン)、ウィリー・フアレス(クリスチャン・コントレラス)、クロフォード(ジェイク・カラン)、ブランドン(トム・マッケイ)、ウォルター(チャッキー・ヴェニス)、チャベス(テイマー・ハッサン)、ソフィー(ルイーズ・クリフ)、トレイ(ジャック・ゴードン)、ブレント(チャーリー・スピード)、ラデュー刑務所長(マック・マクドナルド)、カーバー保安官(ビル・ムーディ)、アリー・レン保安官補(エマ・クリフォード)

クライモリデッドリターン3のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①重なる近親相姦により奇形児が生まれる森で川下りをした若者4人が行方不明、さらに囚人移送車も森で事故を起こして、ひとりずつ殺されていく。 ②主要人物で生き残ったのはアレックスのみ。「1.ソフィー(全裸の胸を矢で射られ、右目をえぐられる)」「2.ブレント(口に巨大な槍を突き立てられる)」「3.トレイ(罠にかかって縦3分割スライス)」「4.デイビス(投げられたナイフが首貫通)」「5.ウォルター(チャベスに刃向かったため銃殺)」「6.ウィリー(罠にかかって顔だけスライス)」「7.クロフォード(有刺鉄線の罠にかかり車で引きずりまわされ半ミンチ状)」「8.カーバー保安官(頭上から槍で串刺し)」「9.フロイド(火炎瓶投げられ炎上)」「10.チャベス(鉤でぐさぐさ刺され、斧で頭パッカン)」「11.ネイト(ブランドンに矢で射られる)」「12.ブランドン(最後の仕上げ、ミュータントに襲われる)」

【起】- クライモリデッドリターン3のあらすじ1

アメリカ、ウェスト・バージニア州。
急流をカヌーで川下り(ラフティング)する若者がいました。男女4人組です。金髪の男性・ブレントと黒髪の男性・トレイ、黒髪の女性・ソフィーとこげ茶の髪の女性・アレックスです。男女ペアで2艘のヨットに乗っていました。
4人はカヌーをおりて川岸につけ、4人は休憩します。トレイは森に木を取りに行き、アレックスも席を外した時、カップルのブレントとソフィーがいちゃいちゃし始めました。
上半身を脱いだソフィーの胸に、後ろから矢が刺さり、ソフィーは胸を射ぬかれてブレントの右手まで矢が刺さります。
矢を放ったのは奇形の男性でした。死んだソフィーの右目にも矢を刺し、抜いた右目を食べます。
ブレントは驚いてその場を逃げようとしますが、奇形の男性は追いかけて口に槍を刺しました。ブレントも死にます。
トレイは罠にかかり、全身を縦に3つに分断されました。アレックスは物陰から一部始終を見て、震えていました…(アレックスは後に出てくる)。
…ウェスト・バージニア州のとある森には、近親相姦を重ねたことにより奇形で生まれてくる一族がいました。彼らは3本指だったり兎口(みつくち 上唇が塞がっていない奇形)だったりで、森に入ってきた人間を狩って食べています。森に動物がいないからです。
(注:シリーズで彼らは「マウンテンマン」「ミュータント」と呼ばれたりしますが、今作品では「ミュータント」で統一する)
ウェスト・バージニア州、グラフトン刑務所。
男ばかりの刑務所に、若い男性看守のネイトが勤務しています。ネイトは弁護士の卵で、ロースクール(弁護士大学)の研修でグラフトン刑務所の看守をしていました。
刑務所内には特に凶悪な犯罪者が2人いました。黒髪男のチャベスと、白人のスキンヘッドのフロイドです。チャベスとフロイドは反目し合っていましたが、このところ脱走するために手を結びつつありました。
それを察した刑務所は、チャベスとフロイドが脱走する前に別の刑務所に移送する手配をします。チャベスとフロイドには「来週」と告げていた移送を前倒しにし、今夜行なうことにしました。看守のネイトは囚人移送に同行するよう任命されます。
5人の囚人と3人の看守の合計8人の乗った囚人移送車は、その夜、ヘイゼルトン(カナダのトロント近くにある地域)に向けて出発しました。
・ウォルター…囚人移送車の運転手。看守。
・デイビス…看守。FBI保安官でもある。
・ネイト…看守(研修中)
・フロイド…囚人。白人マッチョのスキンヘッド。首にクローバーのマークがある。
・チャベス…囚人。黒髪に濃いまゆ毛のラテン系男。
・ウィリー…囚人。黒髪角刈りの男性。実はFBI潜入捜査官。
・ブランドン…囚人。金髪の男性。おとなしい。
・クロフォード…囚人。明るめの金髪。おしゃべり。

【承】- クライモリデッドリターン3のあらすじ2

脱走予防のために田舎道を走行し、その後ハイウェイ(高速道路)に乗る予定でした。
途中、トイレ休憩に立ち寄った保安官事務所で、ネイトは年配の男性・カーバー保安官と若い女性アリー・レン保安官補と会います。
カーバー保安官はネイトの成長ぶりに喜びました。実はネイトは小さな町の出身で、この地域は地元と言ってもよい地域でした。
その保安官事務所に昼間、川下りに行った若者たちがブルーフィッシュ川から戻らないという連絡を受けますが、カーバー保安官は「滞在を延長しているのだろう」と思いながらも、パトロールはしていました。
トイレ休憩を済ませて保安官事務所を出た囚人移送車は、再び暗い森の中を走り始めます。そこへ後ろについた車がハイビームでパッシングし、ウォルターが車線を譲ろうと減速すると後続車も減速し、ライトを消すなど、不審な動きを見せました。
ウォルターやネイトは囚人の脱走計画の一部かもしれないと警戒します。携帯は圏外で、ヘイゼルトンに無線で知らせようとした時、車が追突してきました。後続車は追い越しざまに移送車の前輪に有刺鉄線を巻き、パンクした車はガードレールを突き破って崖を転げ落ちます。
脱走の手引きではなく、車に乗っていたのはミュータントたちでした。
落ちた車は燃え始め、囚人らは口々に早く車から出せと言います。ネイトは移送車から囚人たちを出しました。囚人ら5人は手錠に加え、互いの足同士を鎖で繋がれているので、そのままの状態では脱走は難しい状態です。
5人の囚人らを出すと、チャベスとフロイドが目配せをした後、フロイドが痛がりました。フロイドに駆け寄ったネイトの隙を見てチャベスが頭突きをし、手錠の鍵を渡せと脅します。
デイビス看守が銃でチャベスを牽制し、ネイトは「鍵は車の中だ」と言いました。そのデイビス看守が突如飛んできたナイフで首筋を貫かれて死にます。
その場にいた全員が、フロイドの手下の仕業だと思いますが、違っていました。皆にも矢が向けられ、車に矢が刺さります。チャベスが看守のライフルを取り、矢の飛んでくる方へ発砲しました。
燃える車がいつ爆発するかもしれず、爆発する前に逃げようという話になりますが、ネイトは運転手のウォルター看守を助けに車内へ入ります。車内からウォルターを担ぎ出すと、車は爆発しました。ネイトは囚人らの鍵も持ち出していました。
森の中をしばらく歩いた後、鍵を外そうと囚人が言い出しますが、鍵が合わずに解錠できません。鍵は「手錠用」「足枷用」「囚人移送車の扉開閉用」の3種類あり、どれも形状が似ているうえに、持ち出せたのは1つだけだったとネイトは言いました。
場をチャベスが仕切ります。移送が完了せずFBIが動き出すまでの猶予は5時間だと言い、ネイトに「地元だから地理に詳しいだろう。電話がかけられる場所まで案内しろ」と命令しました。

【転】- クライモリデッドリターン3のあらすじ3

頂上近くの森林警備の監視塔に無線か携帯があったと思い出したネイトは、監視塔を目指して進みます。運転手ウォルターは足を負傷しており、ネイトが肩を貸して歩き始めました。
そこへ女性が出てきました。2日前から遭難しているアレックスです(映画冒頭の女性)。友人たちがミュータントに殺されたことを訴えて「食べるために人間を殺す」と言いました。
アレックスの話を聞いてチャベスがボートの存在を知り、脱走に使えると考えます。フランクが銃を、チャベスがライフルを持って移動しました。
道中、一同は50年代の貨物トラックを見つけます。偵察にネイトが行き、運転席に大量の血痕があるにも関わらず死体がないと気づき、ミュータントが人間を食べるという事実の裏付けになりました。車中で拳銃を見つけたネイトは、ウォルターにこっそり渡します。
トランク後部には大量の札束が入っていました。チャベスは金を運ぶよう皆に指示します。
チャベスにウォルターが銃を突きつけますが、銃は弾切れでした。ウォルターはチャベスに殺されます。
車の近くに杭の罠があり、小さなミュータントが潜んでいました。チャベスはミュータントを殺して生首を杭に突き刺します。それを見つけた大人のミュータントは嘆きました。
ボートに辿り着いたチャベスは、現金をボートに乗せて運ぼうとしますが、ネイトがボートに穴を開けて空気を抜きます。用済みになったネイトとアレックスが殺される可能性が高いからで、ネイトが陸路の案内を続けることになりました。
その頃、初老のカーバー保安官宅に、若い女性アリー保安官補から電話があります。上流で囚人移送車が発見されたと聞いたカーバー保安官は、森へパトロールに行きました。
森に足枷の鍵束がぶら下がっていました。どう見ても罠っぽいそれを取ろうとしたウィリー(FBI潜入捜査官)が、振り子の大鎌で顔前半分をスライスされて死にます。囚人たちは足枷で繋がっているので、チャベスはウィリーの足を切断して持ち歩くことにしました。
開けた場所に出た一同は、あばら家を発見します。そこで足枷を外せる道具を見つけ、やっと足が自由になりました。
自由になったクロフォードはトイレに行き、フロイドは二手に分かれようと言いますが、チャベスは反対します。ネイトに聞くと、この先の通りの向こう側に監視塔があるとのことで、チャベスはそこまで皆で行動することにこだわりました。
あばら家にある車が使えないか見に行ったクロフォードは、車に近づいた途端に有刺鉄線でぐるぐるに拘束される罠にかかり、鉄線で縛られたまま車にひきずられてぐじゃぐじゃになって死にました。
フロイドやチャベスは、急に出てきたミュータントたちを見て「あれはなんだ」とネイトに詰め寄ります。アレックスが訴えていたのですが、彼らは実際に見るまで信じていませんでした。
チャベスとフロイドが内輪もめし、その隙にネイトとアレックスは逃げます。フロイドは殴られて気絶し、もう1人の囚人・ブランドンはチャベス側につくことを条件に、自衛のために銃を渡してくれと言いました。

【結】- クライモリデッドリターン3のあらすじ4

ブラントンとチャベスは急いで走り、ネイトとアレックスを捕まえます。監視塔は燃えて消失していて(注:シリーズ1作目で焼かれた)、ネイトはショックを受けました。
南東方向に向かえばいいと言ったネイトをチャベスが殺そうとしますが、カーバー保安官が現れてチャベスから銃を奪います。
直後にカーバー保安官は、ミュータントに真上から放たれた槍で串刺しになって死にました。アリー保安官補はFBIに連絡を取り、FBIは捜索を開始します。
気絶から目を覚ましたフロイドが金を奪い、岩場で札束を投げました。金を奪われたチャベスは怒りますが、フロイドにミュータントが火炎瓶を投げ、フロイドは焼死し金も燃えます。
この時点での生き残りは、ネイト、アレックス、チャベス、ブランドンです。
チャベスはミュータントに「女をやる」と交渉し、ミュータントはアレックスを連れて去りました。ネイト、チャベス、ブランドンの男3人になった時、ブランドンがチャベスを銃で撃ちます(ブランドンは有利な側につきたいだけ&チャベスはこの時点では即死に至らず)。
ネイトのところへカーバー保安官の愛犬(警察犬)レオンが来ました。ネイトはレオンに指示し、アレックスの場所を探ります。アレックスはミュータントの隠れ家で両手両足を拘束され、ドラム缶に入れられていました。隣にはソフィーの遺体があります。
追いかけてきたチャベスがブランドンを殴って気絶させ、チャベスはミュータントと戦いました。鉤(フック)状の武器と斧を持つミュータントの斧を奪ったチャベスですが、鉤で右腕の腱を切られ、さらに腹や背中も切りつけられます。最後に斧で頭を割られてチャベスは死に、ミュータントはチャベスの脳の味見をします。
ネイトは警察犬レオンの案内でアレックスの元へたどり着くと、拘束を外しました。襲ってきたミュータントにアレックスはその場にあったナイフで応戦し、レオンも格闘します。ミュータントは斧でレオンを倒します。
小さなミュータントの生首がついた杭(罠の一部)でミュータントの腹部を刺すと、アレックスとネイトは車で逃げます。ボンネットに別のミュータントが斧と鉤を持って現れ、車は脇道に落ちました。
横転した車の中では助手席のアレックスが気絶し、ネイトは車外に逃げ出せず焦ります。そこへブランドンが救助に現れて、アレックスとネイトを車から引きずり出しました。
ネイトは礼を言うと、「君は死んだ。静かに暮らせ」と言ってブランドンをこっそり逃がします(助けてもらったので、表向きブランドンを死んだことにして見逃すという意味)。
ネイトとアレックスはFBIに保護されました。ブランドンはこっそり逃げます。
…後日、ネイトは現金が入った貨物トラックのところへ行き、金を奪おうとしました。ネイトは同じく金を狙おうと訪れたブランドンに胸を矢で射られて死にます。
しかしブランドンもミュータントに襲われて死にました(暗転して悲鳴だけ、死に方は見せない)。

みんなの感想

ライターの感想

映画『クライモリ』シリーズ第3弾。
前作では「女性のミュータント」も登場していたのだが、いまいちだったのか、今作品からまたミュータントは3人(プラス小さいミュータント)に逆戻り。
そして3人がいちばんいいと思われたのか、以降は3人(プラス老人)という構成になっている。
内容的には残酷な描写が多い。とくに、顔だけスライスのところは気持ち悪い。
次作品ではビギニングということで、この3兄弟のルーツが明らかにされるのだが、兄弟だったのかということにも驚き。
しかしビギニングを見るとミュータントの区別がつきやすいのも事実。
  • 女性視聴者Mさんの感想

    人間の凶悪犯の方が、山男の怪物より怖い、邪悪な存在だとはっきり感じたわ。男というものが、いかに恐ろしく驚異的なものであるかがよくわかる。悪い男に弄ばれるよりは、山男に食われた方がずっとマシよ。
    今回ばかりは、あのマウンテンマンを応援してしまったわ。彼らは確かにおぞましき存在だけど、仲間を大切にしたり、実の子でなくとも大切に育てる心はある。1作目では、マウンテンマンの二人のお兄さんが、木から落とされた弟を心配して駆け寄っていた。そこが、人間の凶悪犯とは決定的に違うの。
    1作目で生き残ったスリー・フィンガーは、お兄さんたちを亡くしてからも孤高に山男として生きている。長年磨き上げてきた狩の技術でね。序盤で獲物の気配を察して弓矢を手に立ち上がる姿や、人間のクズの凶悪犯をいたぶり殺す様はかっこいいとさえ感心してしまったわ。彼らと共生する方法は唯ひとつ、この森に近づかないこと。

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