「クランプス魔物の儀式」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

クランプス 魔物の儀式の紹介:2015年製作のアメリカ映画。伝説の魔物・クランプスが子どもたちに襲い掛かるホラー。両親と姉と暮らすマックスは、母の妹一家とクリスマスを過ごすが、豪雪で家に閉じ込められてしまう。そんな中、外を見に行った姉が戻らず、いとこも突然姿を消し…。

映画「クランプス魔物の儀式」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「クランプス魔物の儀式」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

クランプス魔物の儀式の主な出演者

マックス(エムジェイ・アンソニー)、トム〔トーマス〕(アダム・スコット)、サラ(トニ・コレット)、リンダ(アリソン・トルマン)、ハワード(デヴィッド・ケックナー)、ドロシー(コンチャータ・フェレル)、ベス(ステファニー・ラヴィエ・オーウェン)、ジョーダン(クイニー・サミュエル)、オミ(クリスタ・シュタートラー)

クランプス魔物の儀式のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①サンタを信じる少年・マックスの家には毎年母の妹ハワード一家がやってくる。ハワード家の横暴は家族みんながうんざりするほど。食事の席でサンタへの手紙を読まれたマックスはクリスマスを呪い、クリスマスなんかいらないと思って手紙を破り捨てた。 ②すると裏サンタ的存在・クランプスが大勢の怪物を連れて現れた。ハワード家も、マックスの家族も全員やられる。翌日は普段どおり、夢だったのかと思ったマックスだが、全員同じ経験をした模様(夢オチではない)。

【起】- クランプス魔物の儀式のあらすじ1

(オープニング、雪が降り凍っている「UNIVERSAL」「LEGENDARY」のロゴ)
小学校低学年のマックスの家は5人家族です。父・トムと母・サラ、10代半ばの姉・ベスと、祖母・オミの5人が暮らしていました。オミはトムの母親です。
マックスはクリスマスの時期が苦手でした。マックスはサンタクロースを信じていますが、クリスマスを迎えるために、毎年12月23日の夜から3日間、母・サラの妹一家がやってくるのです。その一家は賑やかで無礼で、マックスは正直、ゆううつでした。
マックスだけでなく、本当は他の家族たちも妹一家の訪問は、あまり嬉しいものではありませんでした。しかし妹一家は勝手に押しかけてくるのです。
今年のお願いの手紙をサンタに宛てて書いていたマックスは、家が地響きを立てて揺れ始めたので、気分がブルーになりました。いとこたちが到着したのです。
・マックス…小学低学年くらいの男の子。祖母思いの少年。
・ベス…マックスの姉。10代半ば。最近デレクという彼氏ができて相手をしてくれなくなったので、マックスは少し寂しい。
・トム…マックスの父。温和で知的なタイプ。但し出張が多く多忙で、妻・サラとぎくしゃくし始めている。
・サラ…マックスの母。料理が得意。神経質な面があり、精神安定剤が欲しい。
・オミ…マックスの祖母。トムの母。北欧生まれ。英語を話せるが、普段はスウェーデン語(ドイツ語の可能性もあり)を話す。
・リンダ…サラの妹でマックスの叔母。太め。ずけずけとものをいう。
・ハワード…リンダの夫でマックスの叔父。少し太めで少し髪の毛が後退気味。
・ハウィー…リンダとハワードの息子(長男)。でぶっちょの少年。
・ジョーダン&スティービー…リンダとハワードの子ども。双子姉妹で、帽子をかぶった少年風の少女・ジョーダンと、めがねをかけた少女のスティービー。
・クリッシー…リンダとハワードの子ども(三女)。まだ赤ん坊。
・ドロシーおばさん…サラの叔母。マックスにとっては大叔母にあたる。小姑のようにうるさい。
リンダ夫妻の家庭だけでも、子どもが4人もいてうるさいのに、今年は呼んでもいないのに大叔母のドロシーおばさんがやってきました。
総勢12人で囲む食卓は賑やかで、作ったサラの苦労も知らず「カリスマ主婦気取りか」と、ドロシーおばさんは料理に文句をつけます。
マックスが隠しておいたサンタへの手紙を、食事の席でスティービーが読み上げました。まだサンタを信じているのかと従兄弟たちは笑い、マックスの怒りは頂点に達しました。
部屋に戻ったマックスはサンタへの手紙を破って部屋の外に放ると、クリスマスなんてなくなればいいのにと願います。
そのマックスのネガティブな願いが聞き届けられてしまいました。マックス宅の上空に黒くもが湧きあがり、付近一帯が停電になります…。
翌24日、クリスマス・イヴ。
マックスの家の近所はすべて停電になってしまいました。おまけに吹雪も続いています。電話も繋がらず、ネット通信も全滅でした。
ご近所さんたちはみなバカンスに出かけていて留守で、停電でも影響はありませんが、マックス宅は12人もいますので困ります。
デレクとメールの連絡が取れないと、ベスは嘆きました。近所だから会いに行ったベスは、すぐ帰って来ると言って家を出て、そのまま帰ってきません。マックスは知りませんが、ベスは外出した折に、どこかの家の屋根に乗っている巨大な怪物・クランプスに遭遇し、車の下に隠れたものの、連れ去られたのです。

【承】- クランプス魔物の儀式のあらすじ2

クランプスは長い2本の角を持ち、マントを羽織った怪物でした(洋画にこんな表現を使うとまずいのだが、日本の「ナマハゲ」と印象が似ている。但し設定上は、どちらかというと「悪魔」に近いのではないか)。
除雪車も道の途中で停車したまま凍っていました。
いつまでも帰って来ないベスを心配し、父親のトムが外に見に行くと言い出します。
ハワードの車・ルシンダ車(ハワードがわざわざ名前をつけている)を出動してもらい、銃を持ったハワードとトムが、ベスを探しに外へ出ました。ラジオの電波もとぎれとぎれです。
途中で2人は黄色い作業用トラックを見つけました。除雪車なのですが、キーがついたまま、車内は雪まみれになっています。車両の窓ガラスが何者かによって外側から割られたことを、トムが指摘しました。ハワードもトムも、何かおかしな事態が起きていると予感します。
デレク宅に到着した2人は、武装して家の中へ入りました。
デレクの家は無人でした。冷蔵庫に、クッキーのおもちゃが包丁でピン止めされているのを見たトムは、不気味に思います。
暖炉の上の壁部分が破壊されており、巨大なひづめの足跡がありました。ベスの絶叫を聞いたトムは、外へ出て探します。
ハワードは何かに足を噛まれて後ろにひきずられ、蟻地獄のように雪の下にひきずられそうになりました。
それを見たトムは発砲します。ハワードに噛みついた何かは、雪の下を移動して去ります。
車まで戻って来ると、ハワードのルシンダ車は炎上していました。2人は徒歩で自宅まで戻ります。
同じ頃、家でも不気味な現象が起きていました。屋根の上から最初はカリカリという小さな変な物音がしており、リスかと会話をしていると、ドシンという大きな音に変わります。それと共に家が揺れ、赤ん坊のクリッシーが泣き出しました。
トムの発砲音は自宅でも聞こえます。しばらくして戻ってきたトムとハワードはみんなに、窓から離れろと指示しました。
トムとハワードは「事情を説明する」と言いながらも、パニックを避けるために何も言わないことにします。なので、ハワードの足のケガについても誤魔化しました。
子どもたちは祖母のオミと別室に避難しますが、オミは去り際に「暖炉の火を絶やさないで」と注意します。
大人だけになった時、ハワードはルシンダ車が壊れたことを妻・リンダに言いました。そしてトムに命の恩人だと、改めてお礼を告げます。今までずっとハワードはトムのことを臆病者だと思っていたのですが、意外に度胸があると言いました。
吹雪になってから祖母・オミの様子が変だと、マックスが両親に言いに来ます。トムも母であるオミが昔から吹雪になると様子が変になると気づいていたのですが、その理由は知らないとのことでした。
トムとハワードは交代で夜に見張りをすることにします。ハワードが見張りの時に寝てしまい、暖炉の火が消えると異変が起きました。
巨大な釣り針状のフックがおりてきます。先端には大きな人型のクッキーがついていました。
夜中に置き出したハウィーがかぶりつくとクッキーが怒り出し、フックの先についている金属でハウィーを縛ると、暖炉から引き揚げます。
ハウィーの声に起きて来た一同は、それを見て阻止しようとしてベスがハウィーの足にしがみつきました。
ハワードは、自分の家のフレンチブルドッグの番犬・ロージーに命令しますが、ロージーは逃げます。

【転】- クランプス魔物の儀式のあらすじ3

ツリーに火が燃え移り、マックスが慌てて消火します。しかしハウィーを引っ張る力はかなり強く、ハウィーはひきずられていきました。屋根の上で賑やかな音がします。
さっき起きた出来事は何なのかと残ったメンバーが騒然となった時、祖母のオミが話をし始めました。ここにいる全員のせいで、全員が狙われているという物騒な言葉に、みんなは思わず耳を傾けます。
オミの話はこうでした。
…オミがまだ幼い頃、オミの村は活気がなくクリスマスをおざなりにしたのです。オミは魔法やサンタの存在を信じていましたが、村人たちはばかにして、クリスマスを祝いませんでした。オミも絶望し、クリスマスをあきらめます。
すると猛吹雪が起こり、古代の邪悪な精霊・サンタの陰の存在・クランプスがやってきたのです。クランプスはサンタクロースと表裏一体で、裏サンタのようなものです。
クランプスは人を罰する存在で、他の怪物と共にオミの村を襲いました。「サンタクロースの存在を忘れて、クリスマスをおざなりにすると、何が起こるかを思い出させるために」オミだけは見せしめで残されました…。
話をするオミの手元には、土鈴のようなものが握られています。
聞いたハワードは「たわごとだ」と一蹴しますが、家の外にはモンスターが大勢集まっており、たわごとと思えません。ハワードもそれを見ると、発言を撤回しました。
サラが戸を閉めて、暖炉の火を絶やさないようにしようと言います。
…翌日、25日。クリスマス当日。
夜中ですが、トム夫妻とハワード夫妻は相談し、除雪車をここまで運んできて家族を乗せ、みんなで避難所のモールまで行こうという作戦を立てます。
ハワードは見張りのために残り、トムが単身行くことに決めました。でもまだ出発はしていません。
その頃2階では双子のジョーダンとスティービーがトイレに行っていると、2人の名を呼ぶ声が聞こえます。ベスだと思った2人は、声のする方に行きます。
2階からジョーダンとスティービーの悲鳴を聞いたトムとサラが駆け付けて探します。リンダも駆け付けて、荒らされたプレゼントを見つけました。
1階でも食器が割れる音がしてハワードが駆け付けると、皿が落ちており、壁の上部にある通風口が開いています。
2階のトム、サラ、リンダは巨大なピエロの人形が人間を食べているところを目撃しました。さらにフランス人形風の怪物、巨大なクマの人形も襲ってきました。
1階ではハワードが、クッキー人形にネイルガン(自動釘打機)で攻撃を受けます。
サラはフランス人形に、リンダはクマの人形にやられました。ロボット風の怪物にトムも襲われます。
ハワードはクッキーに発砲しました。クッキー人形が燃え始めますが、犬のロージーが食べたので大丈夫です(ロージーも活躍した)。
サラがフランス人形を撃退し、ロボット風の怪物を撃ってトムも解放されます。リンダは包丁を刺してクマ人形を撃退しました。スティービーを見つけますが、ジョーダンは連れ去られます。
どうやらピエロの怪物が通風口を移動していると一同が知ると、犬のロージーが通風口に入りました。しばらくすると天井に亀裂が入り、上からピエロの怪物が落ちてきます。
ハワードが発砲しようとすると、フランス人形がハワードを襲いました。別のクマのぬいぐるみ(先述のとは別もの)も襲おうとしますが、ドロシーおばさんがショットガンでそのぬいぐるみとフランス人形を撃ち、退けます。

【結】- クランプス魔物の儀式のあらすじ4

プオーという音が聞こえると、祖母・オミが「エルフだ(北欧で伝えられる、小さな神)」と言いました。
それと同時に怪物が一斉に窓を割って侵入し、赤ん坊のクリッシーが連れ去られ、ハワードが追います。
オミは暖炉に火をつけようとしますが、トムは避難を優先しようとしました。電気が不気味に点滅を始め、その異様な気配に、みんなは避難することにします。
祖母・オミはみんなを助けるために、ひとりで残って対決しようと考えました。みんなが避難した後、施錠して家に立てこもります。
暖炉の壁が崩れました。その真正面でオミが待っていると、巨大な角を2本生やした、マントを羽織った鎖ジャラジャラの、超猫背で白いヒゲや爪や舌が長い怪物が姿を現します。これがクランプスです(本当に裏サンタといった風貌)。
残ったオミはクランプスが持った袋の中のおもちゃに攻撃され、倒されました。
トムたちは吹雪の中を歩いて移動し、除雪車のところへ行きます。途中でトムが妻・サラに「止まらず行け。君が運転しろ」と言いました。トムが追ってくる敵を食い止めるため、残ります。
トムは追ってくる敵を銃撃しましたが、弾切れを起こしました。
サラ、リンダ、マックス、スティービーが除雪車まで辿り着きますが、リンダも足を掴まれます。マックスとスティービーを車に乗せたサラも、怪物に捕らえられました。
マックスが運転してスティービーと逃げようとしますが、除雪車も怪物に囲まれます。怪物たちは雪の下に隠れて移動しながら襲ってきて、スティービーが連れ去られ、マックスの前に現れたクランプスは、鈴のようなものを落としました。
それは鈴ではなく、マックスがびりびりに破って窓から捨てた、サンタに宛てた手紙を丸めて作ったものでした。
「彼はみせしめのため、私を残した」という祖母・オミの言葉が、マックスの脳裏によみがえります。
…マックスは家に戻りました。家では怪物たちがパーティーを開いています。
マックスは彼らに呼びかけると「僕が祈ったことを全て取り消すよ。僕の家族を返してくれ」と頼みました。そして手紙の鈴を放り投げます。
手紙の鈴は雪の下に沈み、地面が割れて、溶岩のような真っ赤な巨大な穴が開きました。
そこにいるスティービーを放せと近づいたマックスですが、クランプスはマックスの涙を長い爪ですくうと、笑って穴に落としました(マックスたち、全滅)。
クリスマスを楽しみたかったと、落ちながらマックスは思います…。
…翌日。本当は26日のはずですが、25日です。
目覚めたマックスが窓の外を見ると、普段通りで町に変化はありませんでした。夢かなとマックスは思います。
階下に降りると、家族たちは全員無事です。賑やかなのも、普段どおりです。
やっぱり夢だったんだと思ったマックスは、本来ならば鬱陶しく思える大家族の喧騒を、今回ばかりはありがたく受け止めました。
クリスマスプレゼントの箱を開けたマックスは、そこにクランプスの鈴を見つけます。
「これは…」と思ったマックスですが、気づくとメンバー全員がその鈴を見て動きを止めていました。みんな黙って鈴を見つめます。
どうやら今回の事件は、クランプスがすべて夢だったことにしてくれたようです(恩赦のようなもの)。みんなは心を入れ替えて、きちんとクリスマスを祝うよう、口には出しませんが心に留めました。
クリスマスプレゼントには『クランプスからの贈り物』と書かれていました。
(エンド)マックスの家がスノードームの中に。それをつかむ、クランプスの手(すべてはクランプスの手中にあり、いかようにもできるのだぞという示威)

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みんなの感想

ライターの感想

なんと、子どもも楽しめるホラー映画! しかも、けっこうな力作!
ホラー映画なはずなのに、やたらコメディタッチなスタートだなと思ったら、なんのなんの。
グロテスクな描写は一切ないものの、子どもに見せても大丈夫な範囲で怪物たちを大量投入。
特に後半はかなりの勢いで畳みかけてくる。代わりに、前半はなかなか怪物出てきませんけど。
作品の色彩は異なるんだが『ホーム・アローン』をふと思い出した。
サンタを信じないと、クリスマスをばかにするととんでもない目に遭うんだぞ的な風刺が込められている。おすすめ。

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