「ザライトエクソシストの真実」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

ザ・ライト-エクソシストの真実-の紹介:2011年のアメリカ映画で、キリスト教カソリックの総本山であるバチカンで現実に行われている悪魔払い(エクソシスト)の儀式をテーマとしたオカルト・ホラー。原作は「アルゴ」のマット・バグリオ。監督は「1408号室」のミカエル・ハフストローム。主演は「羊たちの沈黙」「ハンニバル」などで知られる名優アンソニー・ホプキンスと、アイルランド出身の若手俳優コリン・オドナヒュー。日本では当初、2011年3月19日に公開される予定だったが、東日本大震災の影響により4月9日に延期された。

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予告動画

ザライトエクソシストの真実の主な出演者

ルーカス・トレヴァント神父(アンソニー・ホプキンス)、マイケル・コヴァック(コリン・オドナヒュー)、アンジェリーナ(アリシー・ブラガ)、ザビエル神父(キーラン・ハインズ)、マシュー神父(トビー・ジョーンズ)、イシュトヴァン・コヴァック(ルトガー・ハウアー)、ロザリア(マルタ・ガスティーニ)

ザライトエクソシストの真実のネタバレあらすじ

【起】- ザライトエクソシストの真実のあらすじ1

主人公のマイケル・コヴァックは葬儀屋の息子で、今日も女性の遺体の死化粧(エンバーミング)の仕事をしていました。
田舎町に住む彼は、常々この町を出て行きたいと思っていましたが、彼の家は代々、葬儀屋か神父にならなければならないという決まりがありました。そこでマイケルは神学校に願書を出したのです。
4年後、神学校の卒業を間近に控えたマイケルですが、自らの信仰心に自信が持てず、神父への道を諦めようとしていました。恩師であるマシュー神父は、彼の優秀さを惜しんで引き止めようとします。
そんなある日、マイケルの目の前で交通事故が起こります。すると被害者の女性が瀕死の状態で、マイケルに最後のお祈りを求めました。動揺しつつも冷静に祈りの言葉を捧げたマイケルを見て、マシュー神父はますます彼の才能を確信しました。
数日後、マシュー神父は神父にならないのであれば、奨学金を返す規則になっていると告げます。さらにマシュー神父は、ヴァチカンでは今、50万件以上の悪魔つきの報告が寄せられていること、そのため1年以内にすべて地域にエクソシストを配置するべく、悪魔祓いの養成講座を設立したことを話します。そしてマイケルに、その講座に出席するよう言いました。
やむなくローマを訪れたマイケルでしたが、さっそく出席した悪魔祓い講座では、精神医学的に説明が不可能であることの確認が不可欠なことや、悪魔の名前を確定すれば追い払うことが出来ることなどを教えていました。
しかしマイケルは神への信仰だけでなく、悪魔の存在についても懐疑的でした。悪魔つきは単なる妄想ではないかと教師のザビエル神父に尋ねます。ザビエル神父は、取り憑かれた者が知らないはずの言葉を喋るのもサインのひとつであると説明しますが、マイケルはテレビやラジオで聞いた可能性もあると反論します。さらにマイケルは、宇宙人にさらわれたという話と悪魔に取り憑かれた話の何が違うのかと言いますが、ザビエル神父はそれ以上なにも言いませんでした。
講座を出たマイケルは、一緒に受講していたアンジェリーナという女性に声をかけられます。彼女はマイケルの猜疑心に興味を持ったようでしたが、友人に声をかけられて立ち去っていきました。するとザビエル神父がマイケルに近づいてきて、ローマ郊外で実際にエクソシストの活動をしている人物のもとに行くよう勧められました。彼が悪魔がいる証拠を示してくれるからということです。 この映画を無料で観る

【承】- ザライトエクソシストの真実のあらすじ2

言われた通りの住所に行くと、そこは古びた民家で庭にはたくさんの猫が住み着いていました。そこにいたのはルーカス・トレヴァント神父という人物で、さっそくマイケルを悪魔払いの儀式に立ちあわせてくれました。
ルーカスのもとに定期的に通ってきているロザリアという少女は妊娠していて、その上悪魔に取り憑かれているということです。
彼女は悪魔に取り憑かれた状態で、マイケルの持ち物を当てたりという異常な能力を発揮したりもしましたが、儀式そのものはあっけないものでした。ルーカスも途中でかかってきた電話に出たりするうちに、あっさり終わってしまいます。
帰宅する少女を送り出したルーカスは、あまりのあっけなさに怪訝そうなマイケルに、「回る首や緑のゲロが見たいのか」と冗談めかしつつ「泥棒は存在がばれないよう、家に入る時に明かりはつけない」と言います。そして、悪魔もそれと同じだで居ないふりをするのだと説明しました。さらにルーカスは、自分自身もただの人間で、時には信仰が揺らぐこともあると言い、いつも悩みながら戦っていると語るのでした。
ルーカスの家を出てローマの街を歩くマイケルは、再びアンジェリーナと再会します。彼女は実は新聞記者で、悪魔祓いの取材のため講座を受けていると語ります。実は彼女はルーカスに取材を申し込んで断れていたということで、マイケルに名刺を渡して情報提供を頼んだのでした。
寮に戻ったルーカスは、自分の服のポケットに見慣れないブレスレットが入っているのに気づきます。それは紛れもなくロザリアのものでした。次にルーカスのもとで悪魔払いの儀式に立ち会った時、マイケルはロザリアにブレスレットを返します。するとロザリアは不気味な声で「あのデブの女を覚えているか、あの世からよろしくと言っていたぞ」と語ります。それはマイケルが死化粧の処理をした女性のことでした。
さらにロザリアは、苦しみながら口から釘を吐き出しました。
それでもマイケルは、ロザリアの悪魔憑きを信じられません。彼女がきちんとした医療処置を受けていないことをルーカスに抗議します。マイケルはロザリアが父親にレイプされて子供を身ごもっていることに気づき、そのことが原因で彼女が自分を責めていると考えます。カソリックでは、望まない妊娠であっても中絶は禁止されているのです。マイケルは、ロザリアが知らないはずの英語を話したのもラジオで聴いたからで、釘を吐いたのも自ら飲みこんだものだと言います。
するとルーカスは、自分には医師の資格があり危険がないよう注意していると答えます。さらに彼は、以前に悪魔祓いの過程で15歳の子供を死なせたことがあり、その時は信仰を失いかけたとも明かしました。そしてルーカスはマイケルに、悪魔を否定しても自分の身は護れないと忠告したのでした。

【転】- ザライトエクソシストの真実のあらすじ3

数日後、ルーカスはエクソシストとして別件の仕事を受け、マイケルとともにある母子のもとへ出かけていきました。その少年は夢の中で赤い目のラバに襲われ、目覚めたら体に傷跡がついていたといいます。するとルーカスは少年の枕を切り裂き、中から悪魔がいたといってカエルを取り出しました。ルーカスがそのカエルを焼却炉で焼いている間、マイケルは少年が母親に何かを囁いているのを目撃しました。
しかしルーカスの家に戻ったマイケルは、彼の鞄の中にカエルがいるのに気づきます。庭の水瓶にも大量のカエルがいました。あれはルーカスのトリックだったのです。
その時、ロザリアが自殺をはかったとの知らせが入り、マイケルはルーカスとともに急いで病院に向かいました。
ベッドに拘束されたロザリアを相手に、ルーカスは再び悪魔祓いを開始します。ルーカスは何度もロザリアに憑いた悪魔に名前を尋ねますが、相手はしぶとく、なかなか名前を名乗りません。
さらにその悪魔はマイケルが神を信じてないと挑発します。マイケルは神も悪魔も信じてないから、恐れる必要はないと言い返します。
ロザリアの容態が落ち着いたと判断したルーカスは、いったん彼女の病室を出ます。するとマイケルはルーカスにカバンを返して「小道具を忘れないように」と皮肉を言いました。
その頃、ロザリアの病室では異変が起こっていました。ゴキブリがどこからもともなく沸いてきていたのです。さらにロザリアはいきなり産気づき、未熟児の状態での出産が始まってしまいます。慌てて医師たちが気づいた時にはすでに遅く、彼女は子供もろとも手遅れの状態になっていました。
ロザリアを救えなかったことを知り、ルーカスはひどく落ち込んで自分の負けだと言い出しました。そしてマイケルに、自分の善なる魂を守り抜けと語ります。
やはりルーカスが信用できないと思ったマイケルはアンジェリーナを呼び出して、彼女の取材に協力すると言います。
帰りの車の中で、マイケルは幼い頃に失った母親の思い出を語りました。彼の母親は、いつも彼を守る神の手を感じていました。そして「あなたは一人じゃない」と書かれた守護天使のカードをマイケルに渡してくれたのです。そんな母が亡くなってしまったことで、マイケルは神の存在に疑念を抱くようになっていました。アンジェリーナも、自分の弟が精神病院にいることを明かします。彼女の弟は悪魔に語りかけられたと言いだして精神病と診断されたということでした。

【結】- ザライトエクソシストの真実のあらすじ4

その夜、マイケルは自分の家で何者かに首を絞められる夢を見ました。そして目覚めたところに、父親が倒れたという知らせが入ります。急ぎ帰国の用意をしようとしたマイケルですが、室内がカエルだらけになるという謎の異変に襲われます。
さらに火山の噴火により空港が閉鎖され、飛行機が飛べなくなってしまいました。ホテルに足止めになったマイケルは、父のイシュトヴァンに電話をします。イシュトヴァンは何かを恐れている様子で、マイケルに一緒にいて欲しかったと言います。するといきなり電話口から父の声が消え、変わって電話に出た担当医と名乗る人物が、イシュトヴァンは6時間前に亡くなったと告げました。
混乱し、母の残した天使のカードを見ていたマイケルは、さらに奇怪な出来事に襲われます。何者かの囁き声や父親の幻聴、赤い目をしたラバの幻覚が彼を襲いました。
混乱したマイケルは、アンジェリーナに助けを求め、彼女とともに先日ルーカスに悪魔祓いを受けた少年の家に行きます。あの日、少年が母親に何を囁いたのか尋ねると、彼はマイケルの父が亡くなると告げたことを明かしました。さらに少年はマイケルが赤い目のラバを見たことまで知っていました。動揺したマイケルは、ルーカスの家に向かいました。
その頃、ルーカスにも異変が起きていました。彼は公園にいた見知らぬ少女を叩き、自宅の庭で雨に打たれてじっと座り込んでいした。
駆けつけてきたマイケルとアンジェリーナは、ルーカスの様子がおかしいことに気づきます。するとルーカスは、自分が悪魔に取り憑かれたと言いました。そして自分を監禁して、ザビエル神父を呼ぶようにと告げます。ところがザビエル神父は出張していて、携帯もつながりません。
仕方なくルーカスのもとに戻ったマイケルとアンジェリーナですが、ルーカスはすでに完全な悪魔憑きの状態にありました。彼はマイケルの父のことや、神学校に入る前のことを当ててマイケルの動揺を誘います。
ルーカスは一瞬だけ正気を取り戻し、マイケルに自分の悪魔を祓うよう言います。しかし自分の信仰に自信のないマイケルの行う儀式は悪魔に通用しません。そんな彼をアンジェリーナが「あなたは一人じゃない」と励まします。勇気を得たマイケルは再びルーカスに取り憑いた悪魔に立ち向かいますが、やはり彼の言葉は通用しません。さらにルーカスに憑いた悪魔は、アンジェリーナの弟のことや、マイケルが幼い頃に母親を失って絶望したことを指摘します。
「私を信じるか」とルーカスに憑いた悪魔は囁きかけてきます。マイケルは「信じる」と答えそして「ゆえに神を信じる」と続けました。その信仰を取り戻したマイケルの悪魔祓いの言葉は悪魔に通用し、ついに自らの名前を明かしました。悪魔は去り、ルーカスは救われたのでした。
その後、回復したルーカスにマイケルは別れをつげました。ルーカスは彼に感謝しつつ、自分のために祈ってくれと言いました。そして初めてマイケルと会った時に実は追い返そうとしたと明かします。あまりにも自分に似てたからというのがその理由でした。
帰国し、自宅に戻ったマイケルのもとに、アンジェリーナから悪魔祓いについて書かれた記事が届きました。そこに書かれていたのは、「エクソシストが出来るまで」というもので、「また会いたいわ」とメモが同封されていたのでした。
無事に神父となったマイケルは、教会で告解を聞くようになりました。彼は合衆国のエクソシスト14人うちの1人であり、一方ルーカス神父は2000回以上の悪魔祓いを行い、現在もフィレンツェ近郊で活動中とのことです。

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みんなの感想

ライターの感想

実話をベースにした物語ということで、派手なオカルト描写はありません。しかしそれでもアンソニー・ホプキンスの名演もあって、なかなか怖い雰囲気は出てると思います。ただこの作品は、母の死によって神を信じられなくなった主人公が、現実に存在する悪魔と対決したことで信仰を取り戻すまでの物語でして、ホラーそのものがテーマの話じゃないんですよね。そういう意味で宗教的な映画であって、日本人にはいまひとつなじみのない話かもしれません。

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