「シロメ」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

シロメの紹介:アイドルグループ”ももいろクローバー”が「シロメさま」の都市伝説の舞台となった廃校で体験する恐怖を描いた、2010年公開のフェイクドキュメンタリー・ホラー映画。メンバーは本作が映画初出演であり初主演となり、リアリティを出すため本人たちには映画撮影であることは伝えられなかったとか。監督・脚本・編集・出演は「貞子vs伽椰子」「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズで知られる白石晃士。主題歌はももいろクローバーの「ココ☆ナツ」。

予告動画

シロメの主な出演者

”ももいろクローバー”メンバー/百田夏菜子、早見あかり、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れに、怪談師吉田経人(吉田悠軌)、ミドリの従兄(今仁英輔)、(浄霊師)神島剣二郎、(霊能者)宗優子、取り憑かれるファン(川連廣明)、ディレクター白石晃士他。

シロメのネタバレあらすじ

【起】- シロメのあらすじ1

-テロップ-
都市伝説「シロメさま」とは。
どこかの廃墟に願いを叶えてくれる神様「シロメさま」が棲んでいるという。そこに描かれた不気味な蝶の絵の前で、「シロメさま、シロメさま、〇〇してください」と願いを3回唱えれば、それが純粋な思いであれば必ず叶えてくれるが、からかい半分でその場に足を踏み入れた者や不純な思いで願った者は、巨大な白目を剥いた「シロメさま」が地獄へひきずりこむという。
-ナレーション-
「メジャーデビューを果たし、アイドルの道をひた走る週末ヒロイン”ももいろクローバー”のある衛星放送の番組のため撮影され、その内容が問題となってお蔵入りとなった映像を再構成したものである。建材も活躍する彼女たちは呪われているかもしれない。全ての答えは、この映像の中にある…。」

2010年6月2日、レッスンスタジオ。
レッスンを終えたアイドルグループ”ももいろクローバー(ももクロ)”のメンバー6人に、ディレクター白石晃士が衛星放送の特番の企画だと説明し、「芸能サバイバル ももクロの突撃心霊スポット!」と書かれたフリップを見せ、ある都市伝説「シロメさま」の廃墟に行っていただきますと話します。「シロメさま」を知っていたのは高校の友人から聞いたという早見あかりだけで、内容も願いを叶えてくれるということくらいでした。
彼は、「シロメさま」は神様だが白目を剥いた不気味な姿で、願う気持ちが純粋じゃないと逆に連れ去られてしまうと付け加え、メンバーは半信半疑でしたが怯え始めます。彼が詳しい方を呼んでいますと言うとライトが消え、一同が悲鳴を上げ座り込む中、スタジオにはお経が響き、ろうそくを持った怪談師吉田経人(きょうじん)が、演台持った黒子と共に現れます。
彼はリンを鳴らし冒頭の「シロメさま」の都市伝説を話し始めますが、願いの種類は問わず純粋な願いなら叶う、そして「願った時少しでも迷いが生じると、シロメに連れ去られてしまう、具体的には行方不明になったり、事故死、自殺、もしくは発狂する」と説明します。
また、関東のとある田舎町に住む中学1年の親友ミドリとアキの話しを始めます。4年前、アキが転校することになり、2人はシロメに「離れていてもずっと友達でいられますように」と願うため隣町の廃墟に行きますがなかなか戻らず、両親らが探しに行くと、その一室で縄跳びの紐で首を吊り死亡していたと。また、遺体には無数のひっかき傷や痣があり、現場の教室には黒い蝶のようなシミがあったと言い、当該事件を始め練炭自殺や飛び降りの新聞記事を見せ、過去4年間に同じ廃墟で6名が死亡したと話したところで、突然言葉に詰まり嘔吐します。メンバーたちは泣き出し、現場は騒然となり撮影は中断されます。

40分後、会議室に集まったメンバーは、白石から翌日の撮影の説明を聞きますが、現場が吉田の話に出てきた実在の廃墟だと言われ愕然とします。また彼は、探し出した蝶の絵の前で願い事をする前に、歌って踊るミッションをしてもらうと言い、願い事はもちろん「ももクロの2010年の紅白歌合戦出場」でしょうと話します。皆は笑顔で頷きますが、続けて「悪魔に魂を売ってでも出たいですか?」と聞かれ、戸惑いながらもうなづき、願い事を唱和します。
その後、スタッフは部屋を出て、1人づつ正直な感想と撮影への意欲を据え置きカメラに向かって話すコメント撮りが始まります。
夏菜子は「本当はやりたくないけど、メンバーは純粋に紅白に出たいと思ってるので叶えてもらえる」、杏果は「心霊スポットに自分が行くとは夢にも思わなかったが、出れるようにお願いする」、れには「企画は大反対だけど、シロメさまに会ってちゃんとお願い事をしてくる」、詩織は「廃墟ってナニってカンジ、あり得ないじゃないですか」、彩夏は「みんなテンション低いからキュキュ、キュキュってやろー!」と盛り上げますが失敗、あかりはずっと暗いままで「霊感が強いから絶対持って帰ってくる」「ライブできなくなる」とこぼす中、突然音がしてライトが消え悲鳴を上げます。
映像には、ライトが瞬いた瞬間、彼女たちの後ろの姿見に、長く伸びた白い手のようなモノが映っていました。そこに白石とスタッフがやってきて、激怒するあかりや、怯えてキレる一同をなだめ、皆にお札を配ります。
スタッフの指示で、メンバーはスタジオに一泊することになり、パジャマのメンバーを夏菜子がハンディカメラで映していきます。皆が明るくふざける中、あかりだけは天井や回りが気になる、気持ちが悪いと言いますが、皆は軽く受け流し明るくおやすみの挨拶をして就寝します。
暗視カメラの映像では、走る足音がして、あかりが何度も寝返りを打ち、映像が乱れ、丸いものが飛び、夏菜子が起き上がりますがすぐ寝直していました。 この映画を無料で観る

【承】- シロメのあらすじ2

翌日、田舎道を走る移動車の中では、それぞれがキャッチフレーズの自己紹介をし、夏菜子が「今日私たちは都市伝説のシロメの棲み処に向かっています」と説明し、「シロメは純粋な気持ちで願い事をすると必ず叶えてくれると言われているので、私たちの目標、紅白歌合戦に出たい!とちゃんとお願いしてきたいと思います!」と宣言し、皆も笑顔と拍手で賛同します。
が、あかりは昨夜、夢か現実かわからないけど走る足音が聞こえた、天井に無数の白目が見えたと話し、夏菜子もそれ広い場所でしょ?!と言い出し自分も見た!と盛り上がります。
昨夜の暗視カメラの映像には続きがあり、飛び回る白いモノはやがて夏菜子の間近でパチッと音を立てて弾け、夏菜子が起き上がり寝直すのと同時に、あかりの右腕が操られるように持ち上がり、天井から白い紐のようなモノが下がってくるのが映っていました。
廃墟とは、古びた廃校で、アイマスクで連れてこられたメンバーは目隠しを取った途端、ムリ~!と悲鳴を上げ、あかりは見た事があると言います。
白石が「この場所で4年間に6人が亡くなっています」と言い、彩夏と夏菜子は半泣き、れにはにが笑い、杏果は暗く紅白出場だけを考える、詩織はぱっぱとやって帰りたい、あかりは暗くとにかく取り憑かれないようにがんばるとコメントし、助っ人として霊能者の宗優子と憑き物落としを得意とする浄霊師の神島剣二郎が加わります。宗は端の方に霊気を感じる、神島はここは本当に怖いところで霊感がある子なら解ると言い、校舎正面の松が半分枯れているのは、呪いの妖気によるものだと説明し、気を引き締めてお仕事してくださいと話します。
スタッフを含めた一同は渡り廊下や物置小屋のある校舎裏に行き、神島による浄霊の儀式を受けますが、そこに特別ゲストとして再びお経と共に怪談師吉田が現れ、メンバーは悲鳴を上げ半泣きで怯えます。

白石はしきりにサプライズだからと言い訳しますが、宗はこの人はここにいるモノを刺激するから止めろと激怒、神島はこの人は憑依体質だから退場すべきだと話します。が、白石は2人に謝りつつも大切な情報だからと強行します。
吉田は、先日の話のミドリの従兄に今日インタビューできたと言い、その映像を見せます。従兄はミドリとは仲が良く事件直前にも親戚の結婚式で会ったと話し、先日墓参りに来た際、ミドリの同級生から自殺のそぶりは無かったと言われ、廃校の自殺現場を聞いて確かめたいと思い、夜1人で行ってみたと語ります。現場は校舎2階端の教室で、廊下は長く不気味で、天井から視線を感じ、やがてラップ音と走り回る足音がして2階端の教室に入ったと話しますが、その時、画面に白く丸いモノが映ってノイズが入り、吉田と同じく言葉に詰まり何度も咳払いをします。
吉田に聞かれ、彼は蝶の模様があったと言いますが、教室の扉を開けるところで再び話は止まり、椅子から弾き飛ばされるように転げ落ちて動揺し映像は終わります。
吉田はこれはポルターガイスト現象で、現場は2階だがどちらの端かはわからないと話したところで、画面に一瞬白い丸がたくさん映り彼の様子がおかしくなります。宗は怒り、神島が憑依してると言いながら近づくと、彼は突然叫んで暴れ始め、スタッフに取り押さえられ、メンバーは悲鳴を上げて泣き出し座り込んでしまいます。吉田は地面に仰向けに押さえつけられ神島がお経を唱えますが、何度も身を起こし、白目を剥いて叫ぶうちスタッフに連れ出されていきます。
神島はメンバーにお経を唱え、宗と共に昨夜のお守りには観音様がいて守ってくれるから大丈夫と励ましますが、彼女たちは2人の手を握り堰を切ったように泣きだします。

【転】- シロメのあらすじ3

夜になり、メンバーは3台のハンディカメラを持って校舎内へと入って行きます。校舎内は机や廃材が散乱していましたが、神島が右の方が霊気が強いと言いラップ音もしたため、そちらに進むことに。
白石が先頭で、メンバーたちを挟んで宗と神島が続きますが、廊下両側の窓ガラスはがたがたと揺れ、時折物音がして白く細い何かが漂う中、メンバーは「止めて!止めてください!」と怒り、何度も立ち止まりながら進んでいきます。
やがて宗が気配がすると言い出した教室を夏菜子が開け、1台だけ揺れる蛍光灯を不気味に思いながらも、彼女たちは”出欠を取って”気合を入れ、入って行きます。そこは校長室で、蝶の模様はありませんでしたが、廃材のそこかしこには白い粘液が垂れていて、白石と宗は部屋の天井の隅で白く細長い何かが天井を通り抜け、上の階へと上がって行くのを目撃し、カメラにも映りこんでいました。
一同は、廊下の先でようやく階段を発見しますが、異様なバリケードで封鎖され、白い何かが泳ぐように入って行きます。宗は縁起の悪い物が飾られてると言い、見ると枯れた花やビニール袋に入った濁った液体状の物が儀式のようにぶら下げられ、手すりには泡状の何かが付着していました。神島は呪術的なもので崩れると危険だと言い、一同は諦めて反対側の端へと向かいます。

歩き始めて間もなく先頭の神島が突然立ち止まり、かなり呪いが強いと言って印を切ると走る足音がして、宗はこっちは向こうよりもっと悪いですよ!それでも行きます?と声を荒げます。白石は無視して一同を階段へと進ませ、メンバーは何度も印を切る神島に続き、明るく紅白の話をしながら階段を昇り始めますが、先に昇った宗のわあー!あー!と言う叫び声を聞き、慌てて駆け下ります。
宗は、踊り場で皆に支えられて立ち上がり、そこから先は絶対止めた方がいい、あの子たちがかわいそう、帰りましょう、命に関わると訴えます。また神島はここで何人も死んでる、私たちはこの先には行けないと言う中、白石はそれでは番組が成立しない、人数がいるから大丈夫、物理的な危険があれば考えると説得し、宗と神島は踊り場から霊力で援護するということで話しがつきます。
彼女たちは泣きながら階段を昇り、踊り場で宗と神島と向き合います。神島はリンを鳴らし、自分たちは一緒に行けないけど、この音が聞こえる限りパワーに守られてる、この音を頼りにして前に進みなさいと優しく話し、彼女たちは涙をこぼしますが微笑んで「未来へススメ!」を歌いながら廊下を進みます。その間、窓はガタガタと鳴り続け、途中でリンの音が止まり、画面端にも白い何かが映り、スタッフが呼んでも2人の返事はありません。メンバーはそれでも泣かない!と励まし合い先に進みます。

やがて入口にバリケードと同じ不気味なアイテムが下げられお札が貼られた教室に辿り着きますが、メンバーが手を合わせて祈るとラップ音が止みます。夏菜子が扉を開け中に入ると、クラスメートの絵がかかった壁に巨大な黒い蝶のシミを発見します。
中は白い粘液がかかった不気味な祭壇の他、様々な人の様々な願い事の手紙や写真などの残骸が散らかり不気味でしたが、彼女たちは蝶の絵をバックに「あの空へ向かって」を元気な笑顔で歌い踊り始めます。途中で掃くような音がして窓が鳴りラジカセが止まり一度は中断しますが、彼女たちはアカペラで続け、窓が鳴り画像が乱れる中、懸命に歌い切り、白石が「ありがとう!」と声をかけます。
彼女たちは蝶の絵の前に揃って立ち、「シロメさま、シロメさま、ももいろクローバーを紅白歌合戦に出してください!」と元気よく3回唱えます。
数分間の静寂の後、窓が激しく鳴り、画像が乱れますが、彼女たちは口々に「出たいもん!」「出してください!」と叫ぶうち、蝶の絵にかぶって不気味な顔が現れ、画像が一旦止まりますが、再び映った時には彼女たちは泣いてはおらず、絶対出る!と話していました。 この映画を無料で観る

【結】- シロメのあらすじ4

2010年6月26日。ももクロの2周年記念ライブ映像。
「最後に撮影されたこの映像には驚くべきモノが映っていた。彼女たちは呪いと引き換えに成功を手に入れたのかもしれない」とナレーションが入ります。
曲目は「全力少女」。きらびやかな衣装で元気に明るく可愛く歌い踊る彼女たちを応援するファンの中には、被りつきで異様な仕草をする若者がいて、画像が時折乱れます。
ライブを終え、ゴキゲンで通路に引き上げた彼女たちを白石が迎えて労い、再び「悪魔に魂を売ってでも紅白に出たいと思っていますか?」と聞きます。メンバーは迷いなくうなづき、笑い合います。
が、突然画面が乱れ、白石が倒れて呻き、入口に逃げた彼女たちを指差します。すると、突然あかりが錯乱し、あの教室に現れた、不気味な触手をうねらせた”シロメ”が現れ彼女に近づいて行きます。

「その後、ももいろクローバーの人気は、さらに勢いを増し、とどまるところを知らない」…。

エンディングのスタッフロールがお経のBGMで一旦終わると、主題歌の「ココ☆ナツ」が流れ、校舎の廊下で「ごめんネ!ももクロ ドッキリ大成功!」の看板を持った白石と、花束を持った宗と神島が現れ、大泣きしている彼女たちを労うメイキングのスタッフロールとなり、続いてラストシーンの錯乱するあかりのシーンにカットをかける白石のシーンが流れますが、あかりはカット後も異様な様子でした。

みんなの感想

ライターの感想

本作の移動車の中での自己紹介から:早見あかり(高校1年15歳)、佐々木彩夏(中学2年13歳)、玉井詩織(中学3年15歳)、高城れに(高校2年16歳)、有安杏果(高校1年15歳)、百田夏菜子(高校1年15歳)。その後いろいろとあったそうなのでご参考までに。
エンドロールのメイキングでは本編の中ではあまり泣かなかったれにちゃんが泣きじゃくってる姿が本当に可愛くいじらしかったです。
熱烈ももクロファン、ホラーファン双方に賛否両論あるようですが、初見ではももクロを全く知らず、白石サイドから鑑賞した私自身、本来の目的をすっかり忘れw少なくとも彼女たちがどんなに頑張り屋で良い子であるか、また元気がもらえるかを本作で知り、以来密かに応援しております。
大前提のアイドル映画としては、メンバーを映す一コマ一コマには愛情を感じ、彼女たちの爽やかな汗、涙、怯える顔すらも可愛く健気で愛おしく思えました。また監督が得意とするフェイクドキュメンタリーの手法も惜しみなく投入され、呪いグッズや願い事の一遍のシチュや造形も良く、中でもラストの「全力少女」の歌唱シーンの仕込みには、全く動じず歌い切る彼女たちを含め感動すら覚えます。
いずれにせよ紅白出場が叶い、本当におめでとう!がんばったね!と言いたくなる1本です。

    ともさんさんの感想

    最後の早見あかりが気になる。

    最後にあれで終わるのはちょっと怖すぎ。

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