「スプライス」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

スプライスの紹介:2009年公開。人と動物の遺伝子を組み合わせ、新種の生命体を生み出した科学者夫妻の姿を描いている。新種の生命体の姿と、創造した科学者夫妻の心理が注目の作品。鬼才ヴィンチェンゾ・ナタリが監督を務め、エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー出演で贈るSFホラー。

予告動画

スプライスの主な出演者

クライヴ・ニコリ(エイドリアン・ブロディ)、エルサ・カスト(サラ・ポーリー)、ドレン(デルフィーヌ・シャネアック)、ギャビン・ニコリ(ブランドン・マクギボン)、ジョアン・ショロ(シモーナ・メカネスキュ)、ウィリアム・バーロー(デヴィッド・ヒューレット)、少女期のドレン(アビゲイル・チュ)

スプライスのネタバレあらすじ

【起】- スプライスのあらすじ1

科学者で夫婦のクライヴとエルサは、完璧な男児・フレッドの誕生を喜びます。ジンジャーと同じ部屋に入れると、仲良しとなります。
ニューステッド製薬で、クライヴとエルサはスプライス(結合)のプレゼンにやってきます。彼らのチームは、3年に及ぶDNA結合実験の結果、新種の発明に成功したのです。
誕生したジンジャーは、家畜用の医療タンパク質の生産能力を証明しました。フレッド以降は、技術を向上させて、知的生物への利用に成功させようとします。
つまり、人間のDNAを結合させることです。これにより、多くの遺伝子疾患を治療することができます。
会社側のジョアンとウィリアムは、人間のDNAと結合させる医学的大発明よりも、魔法のタンパク質を生む遺伝子を取り出すことを要請します。結合施設は閉鎖させて、効率化させるために、研究所を再編するようにと指示します。
理由は、倫理感を失っていることであり、実現は不可能だからです。それに監査官や政治家に叩かれることになります。
クライヴとエルサは諦めず、核交換開発研究所に向かい、二人で研究を続けます。失敗しながらも、実験を成功させます。凍結せずに、エルサは装置のスイッチを押します。刑務所行きになるとクライヴが止めると、エルサは胎児にはせずに、途中で止めることを約束します。
ある時、数カ月も早くに生物が生まれようとします。エルサが装置の中に手を入れると刺されます。クライヴが装置を壊して、袋を破いて助けます。
中から生物が飛び出してきて、クライヴがケースに閉じ込めます。エルサの腕には刺された後があり、痙攣を起こします。クライヴが注射をし、エルサは正気を取り戻します。

【承】- スプライスのあらすじ2

クライヴは生物が異常な形をしていて、失敗作だと考えます。処分しようとしますが、エルサは研究対象だと止めます。
それは間違っていると、クライヴは処分することにします。二人が生物の様子を見に行くと、死んでいることが分かります。エルサが死体を調べると、中身がありませんでした。
後から中身が飛び出てきて、クライヴはガスを送ろうとします。エルサは仲良くなろうと手を伸ばします。クライヴが無理矢理エルサを外に出させます。
ガスで眠らせて、エルサとクライヴは生物の研究をします。クライヴは反対しますが、エルサは研究意欲が高く、続けることを願います。
生物に捕食性はなく、成長や老化が急激に早く、寿命が短いことが分かります。また、摂食性を研究していた結果、糖質を好むことが分かります。認識テストをしますが、心があるかは謎でした。
エルサは生物に文字を見せて、テストをしていました。生物はエルサのシャツに書かれているNERDを関連付けさせます。反対から読んだエルサは、生物の名前をDREN(ドレン)と名付けます。
ドレンを標本としか考えないクライヴと、子供のように可愛がるエルサとで口論となります。クライヴの弟で科学者のギャビンに、ドレンの存在がバレてしまいます。クライヴとエルサは、ドレンを別の場所に隠します。
クライヴはドレンのことをギャビンに話して、分かってもらおうとします。ギャビンは皆が兄を頼っているので、捕まったらどうなるのかと怒ります。
ドレンは高熱を出して苦しんでいました。エルサはどうにかしてと、クライヴに頼みます。クライヴは水の中にドレンを強引に沈めます。苦しんで死んだとエルサは思いますが、ドレンは水中で息をし始めます。ドレンは両性の肺を持っていたと、クライヴは気づいていたのです。
エルサはドレンを寝かしつけます。クライヴとエルサはしばらくしてなくて、久しぶりに愛し合います。その様子をドレンはカーテン越しに見ます。

【転】- スプライスのあらすじ3

総会でジンジャーとフレッドの発表が行われます。二匹の愛の物語と、ケースの仕切りが下がっていきます。クライヴは上げるようにと注意します。
しかし、仕切りはなくなり、ジンジャーとフレッドは近づいていきます。二匹はお互いに牙をだし、殺し合います。血が飛び散ってケースが倒れます。二匹の血が見に来ていた人たちにかかります。
死骸を調べたところ、ジンジャーのホルモンが変化していたことが分かります。メスがオスになっていたのです。オス同士になって、攻撃的になったのが殺し合いの原因でした。
作り直すと言いますが、会社側は時間がなく、すぐにタンパク質が必要だと主張します。クライヴはギャビンを責めます。ギャビンは仕事を押し付けた兄に言い返します。
このままではと、クライヴとエルサはドレンを移すことにします。エルサの母の農場へと連れて行きます。ドレンは兎を殺して食べ、跳ねて水の中に入ります。
ドレンを納屋に残し、クライヴとエルサは仕事に向かいます。納屋に戻ってくると、ドレンは退屈だと文字で示します。そして外へと文字で示し、エルサが無理だと伝えます。ドレンは反抗して家具を壊し、窓を壊して外へと出ていきます。
クライヴとエルサは、屋根へと登ったドレンを追いかけます。ドレンは羽を生やして、飛んでいこうとします。クライヴが愛していると告げると、ドレンは飛ばずに抱きしめてきます。
エルサは仕事を休んで、ドレンに化粧をしてあげます。そこでドレンが描いた似顔絵を見つけます。クライヴの絵はありましたが、エルサの絵はありませんでした。
ドレンは猫と友達になっていました。エルサは猫アレルギーがあるかもと、ドレンと引き離します。ドレンは我慢するように言われて、ひどく落ち込みます。
クライヴはタンパク質を取り出す仕事を再開していました。帰ってくると、エルサは猫と寝ていました。ドレンの様子を見て、クライヴは音楽をかけ、一緒にダンスを踊ります。ドレンは笑顔を取り戻します。
クライヴはドレンを見ていてクラクラします。エルサの名前を呼んで、この辺にしておこうとクライヴはダンスを止めます。
クライヴはドレンの中に、エルサのDNAが入っていることに気づきます。クライブはそのことでエルサに怒ります。

【結】- スプライスのあらすじ4

その後、エルサは猫をドレンに飼っていいと返します。しかし、ドレンは猫をすかさず尻尾で刺し殺します。エルサはドレンの頬をぶって叱ります。怒ったドレンはエルサに馬乗りになり、首にある鍵を取って外に出ます。エルサは後ろからドレンを殴って気絶させます。
攻撃的になるばかりのドレンを拘束し、エルサは毒腺と尻尾を取り除くことにします。そのむごさを見て、クライヴは悲しみます。
エルサは危険だから仕方ないと主張し、ドレンの細胞を使って、タンパク質を合成することを考えます。あっという間に成功させて、エルサはウィリアムに報告します。
クライヴがエルサを探しに納屋に行くと、ドレンがキスをしてきます。そんなことをしては駄目だとクライヴは言いますが、ドレンと一つになっていきます。
切除したはずのドレンの尻尾の先が生えた時、エルサが帰ってきて現場を見てしまいます。引き止めるクライヴでしたが、エルサは行ってしまいます。
クライヴは自宅に行って、エルサと話します。エルサがドレンを生み出したことと、自分がドレンと性行したことを比べます。全て元通りに戻したいことから、クライヴとエルサはドレンのいる納屋に向かいます。
すると納屋の水の中で、ドレンは死にかけていました。エルサは泣き続け、クライヴはドレンの墓を掘ります。荷物を整理していて、エルサはドレンが描いた自分の似顔絵を見つけます。
納屋を去ろうとすると、ギャビンがウィリアムを連れてきます。合成したタンパク質が新種のだとバレたのです。
会社の物だとウィリアムは主張してきます。そこへ死んだはずのドレンが現れて、ウィリアムを殺します。ドレンは性別がメスからオスに変わっていました。
次はギャビンが連れ去られて殺されます。懐中電灯を拾おうとして、クライヴは水の中に引きずり込まれます。エルサは何とかクライヴを陸に上がらせます。
水の中からドレンが現れて、エルサは逃げます。ドレンはエルサを捕まえて馬乗りになります。服を破いて、ドレンはエルサを犯します。後ろからクライヴが現れて、ドレンを棒で突き刺します。
ドレンは棒を引き抜いて、クライヴを襲います。エルサは背後から石でドレンを殴りつけます。ドレンは尻尾の針でクライヴを殺します。エルサはドレンに石で殴って殺します。
ジョアンはドレンから合成されたタンパク質を評価します。誰にも内緒で、エルサに高額な金額を掲示します。エルサは妊娠していました。中絶しても良いと言われますが、エルサは失うものはないと恐れませんでした。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、新種の生命体をモチーフにしています。ドレンの設定は細かく本格的で、誕生から成長していく姿を描いています。ドレンの表情や羽、尻尾などCGはよく出来ています。
絶望感漂う最後が印象的な作品でした。研究に没頭した果てに、愛する人を失い、新種の生命体の子供を授かったエルサの表情が忘れられません。
この作品の中で、特にグロテスクだと思った場面があります。それはジンジャーとフレッドが殺し合いをする場面と、ドレンが兎を食べる場面です。 
今作を見終わって、いくら病気を治すためとは言え、新種を作り出すというリスクを背負えば、このような惨劇を生み出すことが分かりました。別の方法を考えるべきだと思いました。

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