「ソウザファイナル(SAW 3D)」のネタバレあらすじ結末

ソウ ザ・ファイナル(SAW 3D)の紹介:2010年公開のアメリカ映画。謎の殺人鬼に拉致されゲームに参加させられる、ヒット・スリラー『ソウ』シリーズ第7弾にして最終作。ジグソウのゲームの生存者と嘘をついた男性がゲームに参加させられる。

予告動画

ソウザファイナル(SAW 3D)の主な出演者

ジョン・クレイマー〔ジグソウ〕(トビン・ベル)、マーク・ホフマン(コスタス・マンディロア)、ジル・タック(ベッツィ・ラッセル)、ボビー・デイゲン(ショーン・パトリック・フラナリー)、マット・ギブソン(チャド・ドネラ)、ローレンス・ゴードン(ケイリー・エルウィス)

ソウザファイナル(SAW 3D)のネタバレあらすじ

【起】- ソウザファイナル(SAW 3D)のあらすじ1

ジグソウと呼ばれる連続殺人犯は末期の脳腫瘍患者・ジョンで、命を粗末にしたり悪事を働いたりする人物を拉致してはゲームを仕掛けました。
ゲームにはルールが決められていて、クリアするには痛みを伴ったり何かを失ったりします。耐えれば生還可能ですが、クリアできる人は今まで殆どいませんでした。
ジョンも後継者候補の女性・アマンダも死に、ホフマン刑事が現段階でジグソウの仕事を引き継いでいます。
しかし元妻・ジルがホフマン刑事に戦いを挑み、拷問用具をつけて去りました。ホフマン刑事は鉄格子で用具を外して、ジルを追います…(『ソウ』シリーズ参照)。
公衆の面前にガラス張りの処刑台が用意されました。両サイドには若い男性・ブラッドとライアン、上部には若い女性・ディナが吊られています。3人の手前には丸いのこぎりが置かれています。
頬に螺旋模様のある白い顔の人形が自転車に乗って登場し、3人にゲーム内容を説明しました。この3人はいわゆる三角関係ですが、ディナの本命はライアンです。
60秒以内に3人のうち1人を処刑するのがルールです。方法は、のこぎりを反対側まで押せばよいものです。
衆人環視の中、ゲームが始まりました。警官が慌てて駆け付けますが、スマホで動画を撮影する人だかりに邪魔され、ガラスケースを壊せません。
3人は口論を始めますが、ライアンがブラッドに協力を求め、上部にいたディナがのこぎりで腹を裂かれて腸をまき散らしながら死にました。
TVでジグソウゲームの生還者のインタビュー番組が組まれました。左腕を失ったシモーネはインタビューに怒り狂いますが、喜んで対談に応じたのはボビーです。
ボビー・デイゲンは手記『生還:ジグソウに打ち勝った物語』を出版して、有名人となっていました。ボビーはジグソウに捕まった時、胸筋にフックを2つ突き刺してよじ登れというゲームを課され、台の上までのぼって生還を果たしたと語ります。
TVインタビュー以外にも、講演の依頼も入ります。市民センターで開かれたジグソウ生還者の集いでは、ボビーは皆に胸の傷跡を見せ「人生への新たな感謝が生まれた」「冷淡だったが、あれ依頼生きる意味を見出した」と訴えました。後ろである人物(後述)がボビーを見守ります。
ボビーは知りませんでしたが、サイン会にはジョンもサインの列にいて、それとなく警告していました。

【承】- ソウザファイナル(SAW 3D)のあらすじ2

何よりも…ボビーはジグソウのゲームの生還者ではないのです。生還者だと嘘をついて、ジグソウを利用して金もうけをしていました。
ボビーが拉致され、鉄のかごに入れられました。TV画面には別室にいる妻・ジョイスが首を鎖で繋がれている映像が映し出された後、60分以内に6つのゲームをクリアしないと、妻・ジョイスが死ぬと説明がなされます。
1つ目、ボビーの入った鉄のかごが宙吊りになり、底が抜けました。下は剣山です。ボビーは必死で鉄の柵にぶら下がったまま、振り子の論理で勢いをつけて剣山より先の場所に着地し、クリアします。
「新たな人生」と書かれた階段をおり、「自分の問題を理解せよ」という扉を開いて、ボビーは次の部屋へ行きました。
2つ目のゲームの部屋には広報担当の仕事仲間・ニーナが拘束衣を着せられて、椅子に縛り付けられています。ニーナはボビーが嘘をついていると知りながら、広報活動を続けていました。
ニーナの口には紐が出ており、鍵が胃の中に入っています。60秒以内に胃に入った鍵を取り出して解錠すればニーナは解放されます。
四方には尖ったパイプの管があり、囁きより大きな声を出すごとにパイプが首に近づきます。ボビーは紐を引っ張って鍵を取り出そうとしますが、苦痛でニーナが騒ぎ、パイプが近づきました。
鍵は取り出せましたが時間が間に合わず、ニーナの首にパイプが刺さりました。それと共に妻・ジョイスの鎖も引きずられ、床に少し近づきます。
別室で著書を見つけたボビーはやっと、サイン会でのジョンのやりとりを思い出しました。「ウソをついたら石切場へ(身に覚えはないか)」と言われながらも、ボビーは知らない振りを通したのです。
3つ目のゲーム「献身で己の価値を確かめよ」と書かれた扉を開けると、女性弁護士・スーザンがいました。スーザンは椅子に縛られ、目と口の前に円形のパイプがあります。
ボビーが30秒以上バーを支えていられればスーザンは助かりますが、バーは重く肩で持ち上げると肋骨に突き刺さります。結局スーザンも助からず、ジョイスの鎖もさらに短くなりました。
4つ目のゲーム「中傷者は無視しろ」という扉を開けると、床のない廊下に出ました。向こう側には首を鎖でつながれ、目隠しをされた男性マネージャー・ケイルがいます。
ボビー側からは途中までしか行けませんが、その先に鍵があります。ケイルに指示を出して足幅ほどの板を渡らせて、60秒以内に鍵を解錠すればケイルは助かります。

【転】- ソウザファイナル(SAW 3D)のあらすじ3

ケイルは途中で板を踏み外しますが、板に捕まって落ちずに済みます。ボビーは「手を胸の前に」と言って鍵を放り投げますが、ケイルが鍵を受け止め損ね、首吊り状態で死にました。ジョイスの鎖も短くなりました。
5つ目のゲーム「愛する人を大切に」と階段の壁に書かれた部屋に行くと、ボビー自身への課題でした。指定された2本の歯茎を抜いて、4つの数字を揃えないと部屋の鍵は開きません。
ボビーは痛みに耐えながら2本の歯を抜き「5693」という数字で解錠しました。
「日々最後と思って暮らせ」と書いたドアの先には、妻・ジョイスがいました。しかし間に電流が通った柵があり、近づけません。
6つ目、最後のゲームはボビー自身が綴った生還のゲーム内容です。胸筋にフックを2つ突き刺して、上部にあるコードを繋ぐと柵の電流が止められます。
ボビーはチャレンジしますが、ボビーの胸筋がちぎれて落下しました。ジョイスは焼却炉で覆われ、焼死しました。ボビーは電流を浴びながらジョイスに手を差し伸べますが、炉の中までは届きませんでした。
…前回、ホフマン刑事に鉄のマスクをつけたジルは、ホフマン刑事が生き延びたため命を狙われる立場となりました。
ジルは警察の内務調査課に勤務するマット・ギブソン刑事に会い、身辺保護と刑事免責を条件に、夫・ジョンにはホフマン刑事という共犯者がいたという供述書にサインすると言います。ギブソン刑事は条件を呑み、ただちにジルの警護を始めました。
最初はホテルの部屋を用意しますが、ホテルにホフマン刑事からのビデオが届きます。「ジルを渡せばゲーム終了だ」というビデオメッセージです。また併行して、車の解体工場で事件が起きていました。
車の解体工場で4人の遺体が発見されました。そこには天井に血文字で『ギブソン お前が調べろ』という名指しのメッセージが書かれていました。
ギブソンは黒人の相棒・ロジャース刑事にジルを「署内の拘置所に預けろ」と指示すると、解体工場に向かいます。
犠牲者となった4人の若い男女はいずれも人種差別をした者たちでした。リーダー格の男性・エヴァンが、廃車処分となった車のシートに強力な接着剤で張り付けられています。
エヴァンが30秒以内にシートから身を剥がし、ボンネットにあるレバーを引けば皆助かります。エヴァンは腕を引き剝がした時点で時間をオーバーし、若い女性が落ちて来た車の下で圧死し、もう1人は後部タイヤで頭を踏まれて轢死し、若い男性は発車した車に胴体がぶつかって死に、エヴァン自身も車から飛び出て死にました。

【結】- ソウザファイナル(SAW 3D)のあらすじ4

現場で調査するギブソンに、ホフマンから映像ファイルが届きました。ヒントは「クロスロード(岐路)の先に夜明けを見ろ」です。警察ではIPアドレスを解析して居場所を特定する作業も行ないます。
ギブソン刑事は昔、ジャンキー(麻薬中毒者)に襲われたところをホフマン刑事に助けられた過去がありました。しかし無抵抗のジャンキーを躊躇なく射殺したホフマンの行為をおかしいと思ったギブソン刑事は内部告発しました。
それでもホフマン刑事は出世し、ギブソンは左遷されます。ギブソンは内務調査課に入ってホフマンの部下3人を更迭しました。
ヒントの「夜明け(クリアドーン)」はその時に殺した男がいた病院の名(クリアドーン精神病院)です。
車の解体工場に隠し部屋を見つけたギブソンは、そこに警察が映った監視カメラと遺体の1つがあるのを見つけました。遺体袋に入れておけと言った遺体です。
つまりホフマン刑事はすぐそばの隠し部屋でずっと見ており、遺体袋の遺体と交代で自分が入ったのです。遺体袋の行き先は…警察の遺体安置所で、拘置所にはジルがいます。
ギブソンが気づいた時には遅く、隠し部屋にあった最後の仕掛け「鏡の向こう側にガトリング砲」でギブソンらは倒れます。
ホフマンは遺体安置所に移動しており、検死官2人の首を殺して殺し、ロジャーズ刑事も殺しました。
ホフマンはジルに拷問用具をつけ「ゲームオーバー」と言います。アマンダは顎を引き裂かれて死にました。
さらに警察署内に灯油をまいて証拠隠滅を図ったホフマンは、警察署を出たところでブタのマスクをした3人の男に拉致されます。相手は、ゴードン医師(『ソウ』参照)でした。
…右足首を失いながらも助けを呼びに出たゴードン医師は、血止めのため熱いパイプに足首の切断面を押しつけますが、痛みで気絶します。
そのゴードンを助けて治療し、義足をつけたのはジョンでした。以来、ソウシリーズ全ての医療的な担当は、ゴードン医師が行なっていました。
目や口を縫いつけた係も、脇に鍵を埋め込んだ係も、女医・リンを推薦したのも、すべてゴードン医師です。
ジョンの元妻・ジルが聖ユースタフ病院の新聞受けに入れたのは、ジョンがゴードン医師に宛てたビデオメッセージでした。ビデオには「ジルに何かあったら頼む」とジョンからのメッセージが入っていました。
ゴードン医師はホフマン刑事を巨大浴室(『ソウ』の舞台)で足首を鎖でつなぐと、のこぎりは奪い、「ゲームオーバー」と言って扉を閉め、立ち去りました。
〔生き残った者〕ブラッド、ライアン、ボビー、ゴードン医師
〔生死不明の者〕ホフマン刑事(いずれ死ぬ予定)

みんなの感想

  • 蚊帳の外さんの感想

    ソウの魅力は「手作り感のある拷問ゲーム」と「ラストの大どんでん返し」なのに、だんだんとハイテク化する装置に予想がついてしまうシナリオと、製作者側が自ら崩していってる。
    最初は「ワイヤーカッターだけで出来た部屋」「バスルームに足枷」「手作り感満載のヘッドギア」等がその薄汚い世界観に合っていたのが、いつの間にか「タイマーはアナログからデジタルに」「監視モニターはブラウン管から液晶に」「装置は大掛かりに」と、「こんな事で死にたくない!」感が薄らいでただただ見ていて痛いだけ。ラストの大どんでん返しも、このファイナルではゴードン先生の出オチで「おぉっ!」と唸る事も無し。この流れはシナリオライターがリー=ワネルから変更されてから如実に「短期間のドタバタ劇」になってしまったからなのかも。3からファイナル(7)の5作は五年かけて毎年上映されたから気づきにくいが、話の時間は捉え方にもよるが一か月以内とみれる。ナンバリングタイトルとして話が繋がるのは良しだけど、ソウシリーズは3〜ファイナルはまるで一つの話で、1作目と2作目の様なある程度の隔たりが無い。そんな物語で毎回新鮮などんでん返しは出来ない。かろうじて4作目は「3と同じ時間軸」、5作目は「協力しあえばよかった」、6「自分達へ仕掛けられた罠では無い」、そして7の「ゴードン先生が後継者」…作り方によっては大どんでん返しにもなれたものもあるが、総じて空振りしている。
    さて、このファイナルもラストを飾る作品…としてはどうしても「弱い」と言わざるを得ない。ジグソウに便乗する輩、一作目の被験者再登場…等、シリーズを毎回見ている人には容易に思いつき、初見は置いてけぼり。主犯が3作目で死んだからだが無理があり過ぎてシナリオライターが2人もいるのに捻りが弱い。ファイナルにもかかわらず、やってる事は「選ばれた被験者のゲーム」と同時進行の「犯人の裏方仕事」と変わり映えがない。
    殺人ゲームも大掛かり過ぎて犯人(ホフマン刑事)が単独で作ったとは思えなくて無理があり過ぎる(「釣り針が胃の中にあるのを引き抜く」等、別に大掛かりじゃない秀逸なのもあるが)。
    見ていて痛いのをファンは期待しているんじゃない。そこが製作者が一番わかっていない。

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