「ゾンビリミット」のネタバレあらすじ結末

ゾンビ・リミットの紹介:2013年制作のホラー・サスペンス映画。原題はTHE RETURNED。ゾンビ化を防ぐワクチンを巡って、人間達の本性が露わになる様を描いている。RECの制作チームが手がけた作品。シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014にて全国劇場公開された。

予告動画

ゾンビリミットの主な出演者

ケイト(エミリー・ハンプシャー)、アレックス(クリス・ホールデン=リード)、ジェイコブ(ショーン・ドイル)、アンバー(クローディア・パソルス)、院長(バリー・フラットマン)、イヴ(メリーナ・マシューズ)、コール(ポーリーノ・ヌメス)

ゾンビリミットのネタバレあらすじ

【起】- ゾンビリミットのあらすじ1

リターンドを発症した男性が血まみれの顔で襲ってきます。ケイトの母が首を噛まれて、幼いケイトが銃で男性を撃ち殺します。ケイトは走って逃げていきます。
医師となったケイトは、病院のリターンド治療室で患者の治療を行っています。
先日運び込まれてきた少年に退院することができると伝えます。両親に退院してからの注意事項を説明します。
少年は一生注射をしなければなりませんでした。少年の母親は、この辛い気持ちが分かるのと言ってきます。
また、注射が無くなるかもしれないことを心配します。ケイトは安心させます。
病院の外では、リターンドに死をと書かれていたり、抗議をする人々が大勢いました。
ケイトは帰宅前に、同僚のイヴに金を渡します。こっそりと注射を5本手に入れます。恋人でギター講師のアレックスのために冷蔵庫に保管しておきます。
アレックスは友人のジェイコブとアンバーを招いて、限界を感じていたことからリターンドであることを打ち明けます。
ある日、彼は欲しかったギターを飾っている店に入ります。店の奥に入ると、店員が泡を吹いて倒れていました。
舌を噛まないように、口に詰め物を入れようとします。その時に指を噛まれてしまいます。
激しい震えや汗に襲われて、アレックスは病院に担ぎ込まれます。そして病院でケイトと出会います。それが6年前のことです。
もう注射の在庫が少ないことから、アレックスは打ち明けました。
リターンドの感染は、36時間以内に注射しなければなりません。世界中の犠牲者は一億人にも及びます。
リターンドはウィルスに感染した不幸な人々です。ウィルスは消滅しませんが、処置をすることで発症を抑えられます。
その効果を発揮するのはリターンドたんぱく質です。ケイトがこれらのリターンドの説明を演説します。
彼女に一人の男性が意見をします。治療には高額な費用がかかることを指摘します。
また、子供達を守るために、リターンドの人々は隔離すべきだと言うのです。ケイトはその意見に反対します。

【承】- ゾンビリミットのあらすじ2

たんぱく質は、亡くなった感染者の髄液からしか抽出できませんでした。
感染者が減っていくため、培養が困難になっています。そして制限をもうけようという動きが出てきます。
ケイトが出勤していると、覆面で顔を隠した強盗が銃で脅してきます。
強盗の一人は、ケイトにリターンドの患者をゾンビと言えと言ってきます。
ケイトは決して言いませんでした。時間が無くなり、強盗達は帰っていきます。
ケイトが患者の様子を見に行くと、リターンドの患者が彼らによって殺されていました。
この事件はニュースとなります。残虐な事件に、ケイトは動揺してお皿を落とします。アレックスがそっと抱きしめます。
いつも注射をくれていたイヴから、ケイトに連絡がきます。病院ではなく、自宅に取りに来て欲しいとのことでした。
ケイトが取りに行くと一つ譲ってくれることになります。彼女から今週は注射が一本も入らなかったと言われます。他の病院もそうだと言います。
イヴがケイトにリターンドだからと聞くと、ケイトはうなずきます。そしてイヴは襲撃事件の件で、犯人たちが名簿を持っていったことを知らせてくれます。
ケイトが自宅に帰ってくると、アレックスが何者かに襲われていました。
アレックスは銃を使って殺します。そしてケイトと共に後片付けをします。
アレックスは警察を呼ぶべきだと言いますが、ケイトは探られることから反対します。
二人は死体をトランクケースにいれて、車のトランクに入れます。そして人気のない池に捨てていきます。
テレビでは、感染者が治療を続けれると宣言しています。しかし、大流行する恐れがあるため、リターンド反対派との衝突が激化していきます。
政府はたんぱく質の完成まで、監視センターに隔離することを決めます。3日以内に出頭しないものは逮捕すると言い出します。
ケイトは反対して、ジェイコブとアンバー、アレックスの4人で別荘へ隠れることにします。

【転】- ゾンビリミットのあらすじ3

軍はリターンド患者の家を強制捜査しに乗り出します。新聞で知ったアレックスは、友人達に迷惑がかかると考えます。
ケイトとアレックスは自宅に帰り、アレックスは銃を持ち出します。
すると警察がやってきます。ケイトがここにいないと誤魔化しますが、警察は怪しんで部屋を調べ始めます。
アレックスが隠れていると、警察は押入れから飛び出た服を見つけます。
このままでは見つかってしまうと思い、ケイトは自分がアレックスを殺したと言います。
罪に問われるかどうかを警察に聞きます。警察は遺体を確認したいと言います。それ以上は何も聞かれないかと、ケイトは警察に聞きます。そして外に出ていきます。
アレックスは外に出てガソリンスタンドに行きます。店員がいないので探しに行くと物音がしてきます。
リターンド化した店員が鎖につながれていました。一人は死亡していて臓器を食らっています。アレックスが銃で彼を殺します。
ケイトは警察を連れて、人気のいない池に連れて行きます。トランクケースの中の死体は腐敗が激しく、身元の確認は難しいことになります。しかし年齢や銃の跡など、ケイトの供述と合点します。警察はケイトを送ります。
アレックスは別荘に戻ります。ケイトも帰ってきます。
イヴから60日分の注射が手に入った知らせが入ります。アレックスはこれを手に入れて逃げることにします。
ケイトがイヴの家に注射を取りに行きます。しかし、呼び鈴をいくら鳴らしても彼女は出てきません。
ノックするとドアが開いていました。ケイトが家の中に入ると、イヴが倒れて死んでいました。
イヴの遺体を調べていると、アンバーがつけていたものが付着していました。ケイトは急いでアレックスに電話します。
ジェイコブとアンバーは、すまないと書き置きを残して、残された114本の注射を全て持っていってしまいます。ジェイコブは愛する妻アンバーに注射を風呂場でします。

【結】- ゾンビリミットのあらすじ4

電話するつもりはなかったのですが、ジェイコブはアレックスに電話します。
アレックスは怒りながら、6本だけで良いからと注射をくれと言います。
ジェイコブはできないと謝って電話を切ります。アレックスは携帯電話を投げつけます。アレックスに残された時間は24時間もない状態です。
ケイトは病院に行きますが、軍が全て持っていました。院長にいつ合成タンパク質ができるか聞きます。
もうすぐ完成すると言いますが、ケイトは待つことはできません。院長はついてくるんだと言います。
アレックスは防音スタジオに鎖を取り付けます。そして自分の腕と首に取り付けます。
院長は保管していた50日分の注射をケイトに譲ります。ケイトはお礼を言って帰ります。
アレックスに電話すると、彼は喜び愛してると言います。しかし、ケイトが歩いている近くを、冒頭で退院することを言い渡した少年の父親が後をつけてきます。
少年の父親は、ケイトが車に乗るのを見計らって、窓ガラスを叩き割ります。
そして注射を手に入れて逃走します。ケイトが車で追いかけます。
ケイトは少年の父親を轢いてしまい、注射は全て壊れて使い物にならなくなります。終わりだとケイトは落胆します。
自宅に帰って、ケイトはアレックスを抱きしめます。次第にアレックスは咳き込み始め、最期にギターを弾き始めます。
ケイトは母に銃を向けるよう指示されたのを思い出します。
アレックスはケイトに銃を持たせます。最期にキスをしようとしますが、アレックスは時間がないからダメだと言います。一発の銃声が鳴り響きます。
ケイトが建物から出てくると、花火や歓声が聞こえてきます。院長が駆けつけてきて、合成タンパク質が完成したことを知らせてきます。ケイトは泣き崩れます。
アンバーは、ジェイコブにきっと二人も間に合ったわと言います。
ケイトはアレックスと暮らす予定だった家に引っ越します。引越し業者の男性が、ケイトのお腹を見て男の子か女の子か聞きます。ケイトは男の子と答えます。
業者の男性が去って、ケイトはジャイコブとアンバーの写真を貼った地図を見つめます。引き出しの中には、アレックスの銃がありました。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、ゾンビで襲われる恐怖よりも、ゾンビ化しないためのワクチンを巡る人間模様を描いています。グロテスクなゾンビ描写は少なくなっています。
ワクチンが残りわずかとなった世界で、恋人を助けるために奮闘する女性医師をメインにストーリーは進みます。ジェイコブとアンバーに復讐を企てるラストシーンに続編が期待できます。
血まみれのゾンビとは対称的に美しい風景も映し出されます。ジェイコブとアンバーの別荘から見える景色は美しく、ケイトが最後に引っ越した家は住みたくなります。
ケイトの過去の映像では暗くしていたり、アレックスのギター教室は明るくしていたりと工夫を感じられます。
全体を通して、友情や恋愛、人間の本性といった部分を強調している作品です。新たなゾンビ映画を彷彿とさせる映画で、お勧めします。

映画の感想を投稿する

映画「ゾンビリミット」の商品はこちら