「ダイアリーオブザデッド」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

ダイアリー・オブ・ザ・デッドの紹介:2008年に公開されたアメリカのホラー映画。ゾンビ映画の父と称されるホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の作品で、ロメロのゾンビ映画としては5作目にあたる。前作『ランド・オブ・ザ・デッド』で初めてハリウッドメジャーに進出したものの、トラブルが相次いだことでハリウッドでの仕事に嫌気がさしたロメロが低予算路線に戻った作品でもある。主観映像を多用した擬似ドキュメンタリーでもあり、見るからに安上がりな作品ではあるが、ロメロらしさも多分に発揮されていて、歓迎するファンも多い。また、ロメロ本人のノンクレジット出演の他、ウェス・クレイヴン、スティーヴン・キング、ギレルモ・デル・トロ、クエンティン・タランティーノといった数多くのホラー映画関係者がニュース映像などで声の出演をしている。

この映画を無料で観る

予告動画

ダイアリーオブザデッドの主な出演者

デブラ(ミシェル・モーガン)、ジェイソン(ジョシュ・クローズ)、トニー(ショーン・ロバーツ)、トレーシー(エイミー・ラロンド)、エリオット(ジョー・ディニコル)、アンドリュー(スコット・ウェントワース)、リドリー(フィリップ・リッチオ)、ゴード(クリス・ヴァイオレット)、メアリー(タチアナ・マスラニー)、大佐(アラン・ヴァン・スプラング)

ダイアリーオブザデッドのネタバレあらすじ

【起】- ダイアリーオブザデッドのあらすじ1

ある日、違法移民の男が妻子を殺して自殺したという事件が発生しました。警察や救急隊が駆けつけ、テレビのレポーターが見守る中、突如として収容中の遺体が復活し、その場にいた人々を襲い始めます。その一部始終を映すカメラは、逃げ遅れたレポーターが喰い殺される場面をしっかりと捉えていました。
その頃、山中の森の中では、ピッツバーグ大学映画学科のアンドリュー教授と学生のジェイソンたち8人がホラー映画を撮影していました。ミイラ役の俳優リドリーに追われる主演女優のトレーシーは、映画の内容の馬鹿馬鹿しさに不満を漏らしていました。
そんな中、学生たちはラジオやネットのニュースで、死者が次々と復活しゾンビとなって人々を襲い始めたという情報を知ります。とても信じられない一同でしたが、富豪の息子であるリドリーはひとりで家に帰ってしまいました。
残った一同はジェイソンの彼女であるデブラを案じ、大学の女子寮に向かいます。学生たちは皆実家に戻っていて、デブラだけが残っていました。彼女も家族のもとに帰りたいと言い、他のみんなも一緒にキャンピングカーで移動することになりました。
途中の車内では、ジェイソンがカメラを回しながら状況を他人事のように説明します。その危機感の無さに学生のひとりトニーが苛立ちを見せました。 この映画を無料で観る

【承】- ダイアリーオブザデッドのあらすじ2

その途中、警察車両が炎上し、その傍らを死人としか思えない男が歩いているところに出くわします。その男はゾンビとしか思えず車の前に立ちはだかっていたので、キャンピングカーを運転する女子学生のメアリーは男を跳ねとばしてしまいました。
しかし、仲間たちはそれがゾンビだと信じられず、メアリーを人殺しだと責めます。自責の念に駆られたメアリーは、拳銃自殺を図ってしまいました。
まだ息のあるメアリーを助けるため、一行は病院に向かいます。しかしその病院にも人影はなく、ベッドに寝かされていたのはゾンビでした。ニュースで伝えられた通り、ゾンビは頭を破壊すると動かなくなります。
ところが手遅れになったメアリーもゾンビとなってしまいました。学生たちは仲間だった者に手をかけられません。かわって従軍経験のあるアンドリュー教授がメアリーに止めを刺しました。その直後、潜んでいたゾンビによって仲間の一人ゴードが噛まれてしまいます。
彼の恋人のトレーシーは彼が息を引き取るのを確認し、その頭部に銃弾を撃ちこむのでした。その間、ずっとジェイソンはカメラを回し続けていました。

【転】- ダイアリーオブザデッドのあらすじ3

田舎道をキャンピングカーで進む一行は、世界が混乱していることをますます実感していきます。
そんな中、車が故障してしまい、修理のため一軒の農家の納屋に立ち寄ることとなります。その農家では耳の不自由な老人が一人暮らしをしていました。彼は快く一同を迎え入れてくれましたが、ゾンビの襲撃を受けて死亡してしまいます。一行は間一髪のところで車の修理を終えて脱出に成功したのでした。
次にガソリンを手に入れるべく、一行は生き残っていた黒人グループの隠れ処に立ち寄ります。一見排他的に見えた黒人たちでしたが、デブラの毅然とした態度に免じてガソリンと物資を分けてくれました。ところが、そこでもゾンビが発生しました。心臓病で死んだ男がゾンビとなったのです。黒人グループはなんとかゾンビとなった者を殺し、隠れ処を守ることに成功します。
再び旅立った一行でしたが、ジェイソンは今まで撮り貯めた映像を編集し、ネットにアップすることだけを考えていました。彼はそれを自分の使命だと考えていたのです。
デブラの家に到着した一同でしたが、彼女の家族は全員ゾンビとなっていました。襲ってきたデブラの弟をアンドリュー教授がアーチェリーで倒し、一行はデブラの家を後にします。
リドリーから家に来るよう誘いのメールがあり、その屋敷では厳重なシェルターがあって安全だというのです。

【結】- ダイアリーオブザデッドのあらすじ4

しかしその途中、州兵の一団が現れます。軍を脱走し、強盗となっていた彼らは、デブラたちから食料を強奪しました。デブラたちは世界の秩序の崩壊を実感します。
ようやくリドリーの屋敷に到着した一行でしたが、玄関は開けっ放しで、ただ一人リドリーだけが厳重に仕切られたシェルターの中に残っていました。他には誰もいません。どうやらリドリーは酔っぱらっているようで、事情を聞いても要領を得ませんでした。
やがて一同は、リドリー以外の人間はすでに死亡していたということに気づきます。屋敷のプールの中には大量のゾンビが入り込んでいました。リドリーもすでにゾンビに噛まれ、ゾンビ化が進行していたのです。ついにゾンビになったリドリーは、車に荷物を取りに来たトレーシーに襲いかかります。その様子を助けもせずにジェイソンが撮影し続け、トレーシーは怒りを爆発させました。彼女は自らリドリーを殴り倒すと、キャンピングカーに飛び乗って走り去っていきました。
ゾンビとなったリドリーは屋敷に戻り、状況に気づいてないエリオットを殺してしまいます。
アンドリュー教授はシェルターの中に隠れることを提案しますが、ジェイソンは最後まで撮影を続けようとして、リドリーに噛まれてしまいました。デブラは覚悟を決めてジェイソンに止めを刺すと、彼にかわって映画を完成させることを決意します。そして生き残ったデブラたちはシェルターの中に入っていったのでした。
彼女がシェルターの中で完成させた作品こそが、冒頭から続くこの物語だったのです。

関連する映画

ホラー映画

みんなの感想

ライターの感想

ゾンビ映画の父ロメロの久しぶりのゾンビ映画として話題になった作品ですが、古式ゆかしく動きのにぶいのろのろゾンビですので、最近の飛んだり跳ねたりするゾンビと比べて色々と物足りなく感じる向きもあるでしょう。しかし、そういった元気なゾンビにワビサビが無いとお嘆きの方にはこの映画がお勧めです。
登場人物も少なく見るからに画面にお金のかかってない低予算映画ですが、ゾンビの描写は手を抜いていません。ゾンビが発生した直後の混乱ぶりも、直接的なパニック描写こそありませんが、主人公たちのうろたえぶりでしっかりと描かれています。特にゾンビを車ではねてしまった女の子が、相手がゾンビであることを受け入れられず自殺をはかってしまう場面など、普通のゾンビホラーではなかなかない展開ではないでしょうか。こういった部分がかったるい、まだるっこしいと思われるかもしれませんが、個人的には異常な状況をなかなか受け入れられないグダグダっぷりこそがゾンビパニックをよく象徴していると思います。

映画の感想を投稿する

映画「ダイアリーオブザデッド」の商品はこちら