「ディープサンクタム」のネタバレあらすじ結末

ディープ・サンクタムの紹介:2013年製作のスペイン映画。秘境の島を訪れた男女5人が偶然見つけた洞窟に軽い気持ちで入りこみ、迷って水も食料もない5人は、誰か1人を殺して食することを考える…。

予告動画

ディープサンクタムの主な出演者

ハコ(マルコス・オルティス)、セリア(マルタ・カステジョテ)、イバン(ホルヘ・パエス)、ベゴーニャ〔ベゴ〕(エヴァ・ガルシア)、カルロス(ソエル・フェルナンデス)

ディープサンクタムのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①行き先を誰にも告げずスペイン・フォルメンテーラ島へ遊びに来た男女の若者5人は、バカンスを楽しむ。ある日テントの近くに洞窟を見つけた5人は軽い気持ちで入ってみる。 ②しかし想像以上に洞窟の中は広かった。迷った5人は脱水症を起こしかけ、誰か1人を食べて助かろうという結論に。ベゴを食べた男性3人。ベゴの女友達・セリナは逃げ、出口に辿り着いた。

【起】- ディープサンクタムのあらすじ1

スペイン・マドリード。
5人の若者が誰にも知らせずに、内緒でバカンスに出かけて行方不明になりました。
セリアには母から、連絡をくれという留守電が入ります。イバンには女性から「この数日出ないのね」と責める女性の声が、カルロスには、妹・ナティが「パパとママが詮索しているから、早く連絡をくれ」と、ベゴには1週間連絡がつかない元カレが「話がある」と、ハコには友人男性が「ベゴと旅行だろう。よろしくやれよ」と吹き込みました…。
秘境のフォルメンテーラ島には、テントが3つ、張られたままです。

・セリア…肩までの髪の女性。可愛い系。医学の心得あり。ベゴとは長い付き合いの大親友でルームメイトでもある。
・イバン…前髪ある男性。このメンバーの中では最もイケメン。旅行中にベゴと親しい仲に。しかし優柔不断。
・カルロス…アラブ系の男性。カメラマンなのであまり映らない。男友達のハコと親しい様子で、セリアにほのかな思いを寄せる?
・ベゴ…ロングヘアの女性。フェロモオンお色気系。彼と別れての旅行、急速にイバンと親しくなった。
・ハコ…スキンヘッドのヒゲ男性。本当はベゴが好きなのだが、イバンに横からかっさらわれてふてくされ気味。それもあってか、一番性格が悪い…。

10日ほど時間を巻き戻して。

4月8日水曜日。
新しいビデオカメラを購入したカルロスは、今回の旅行を撮影しようと思いつきました。ビデオを持って空港に向かいます。
カルロスとイバンは今回初めて会いました。互いに自己紹介します。
男3人、女2人での小旅行です。みんな、行き先を家族や友人に告げずに出てきていました。
男性陣は空港の動く歩道でふざけたり、荷物預かり所の上に乗ってポーズを取ってみたり、カルロスがハコのトイレを撮ろうとしたり、遊んでいます。
ベゴは元カレと別れたのですが、まだ相手は未練があるようで、電話で揉めていました。
飛行機に乗り、さらにフェリーを乗り継いだ5人は、スペインの地中海西部、バレアレス諸島の1つ、フォルメンテーラ島へ行きます。
海辺で早速呑み始め、裸で泳ごうとイバンがみんなを誘いました。
さらにバイクで移動した後、イバン、ハコ、ベゴが裸で泳ぎます。イバンとベゴがいいムードになるのを、ハコが足をひっぱって邪魔しました。
ベゴは少し感傷的になっており、ハメを外せと女友達・セリアが言います。
山の中にテントを張り、夜に焚火を囲んでみんなで話をしました。
メンバーの1人が手回し充電の懐中電灯を持ってきており、こんなもので何ができるとハコがばかにします。
適度に酔ったベゴとイバンがキスし始め、2人でテントの中で身体を重ねました。それをセリアとハコがふざけて開けて喜びます。
最初、イバンは本気で怒っていましたが「よく撮れてる」とカルロスが言うと、途中から笑って「見せてくれ」と言いました。

【承】- ディープサンクタムのあらすじ2

4月9日木曜日。
白い灯台の近くで、セリアが日の出を見ていました。そこへカルロスがやってきて、ツーショット写真を撮影します。
ハコはベゴを狙っていたのですが、ベゴはイバンと仲良しになってしまいました。カルロスがイバンに「本当はハコが狙ってたんだぞ」と話をし、それを聞いたハコがテントの外からタックルしてきます。
カルロスがトイレで席を外している間、ハコがビデオを取り上げて「尻を録画してやる~」と自分の尻を見せるいたずらをしました。
歩いて移動した5人は、途中に大きな洞窟のプールのようなところを見つけました。みんなで水遊びします。
夜、またテントを張り、焚火を囲んでみんなで話しました。ベゴとイバンはすっかりラブラブです。
マリファナを吸ったベゴは悪酔いし、吐いて倒れました。エリナが介抱しますが、ベゴをものにできなかったハコは「自業自得」と言います。

4月10日金曜日。
本当はこの日、朝から泳ぐ予定でした。崖の上にテントを張った一同は、その横に洞窟があるのを見つけます。
泳ぐのもいいのですが、どうせだから洞窟を先に探検しようとハコが言い出し、みんなもそうしようとついていきました。
みんな懐中電灯を手にしますが、すぐに引き返す予定だったので、1人が水筒を持っていただけです。
入り口はせまく、四つん這いでかろうじて入れる大きさでした。狭く、水滴だらけです。
(水滴だらけであることから分かる。実はここ、鍾乳洞でもある)
全員で四つん這いになり、進みました。入り口がせまかったこともあり、どうせすぐ探検し終わると思った5人は、来た道に印をつけるということもせず、ひたすら進みます。
出口が分かるかなとベゴが不安を口にしますが、ハコが「しらけさせるな」と言いました。
一定程度進んだところで、一旦ビデオカメラのライトを消してみると、洞窟の中が真っ暗になりました。視力を奪われた5人は、あまりにも真っ暗なことに感動します。
暗視カメラに切り替えて、カルロスが撮影してみました。新品のカメラなので、暗視カメラの機能を試してみたいのです。
洞窟で真っ暗なのに、カメラを覗くと4人(カメラマンのカルロスを除く)の居場所が分かりました。セリアは暗視カメラの映像を見せてもらいます。
5人はまたライトをつけ、進み始めました。交差点のようなところがあり、そこを右に進みます。

前方からハコの悲鳴が聞こえて、カルロスとベゴが急いで駆け付けました。それは、イバンとセリアとハコのいたずらで、カルロスとベゴを驚かせるためのドッキリでした。
洞窟に満足した5人は、交差点のような場所に戻ります。

【転】- ディープサンクタムのあらすじ3

出口へ戻ろうと進んだ5人ですが、いつまでも辿り着けません。そのうちに、迷ってしまいました。
ハコが今までの録画を見直せと言い、カルロスは撮影をストップして見直してみます。しかし全く手がかりを得られずのままでした。
ライターをつけ、風の吹く方向を探しました。すると、細い隙間から風が出ています。
いちばん身体の小さなセリアがライターと懐中電灯を渡され、見て来いと言われました。
しかし戻ってきたセリアは、狭い洞窟なだけで何もなかったと言います。

そのうちイライラしたハコとベゴが口論を始めます。
狭いところが苦手なベゴは大泣きし、イバンがあやしました。
とりあえず、一時休息することにします。
水の入った水筒が1つあるので、みんなで回し飲みしました。充電式の懐中電灯で電池の充電をします。
この時点で、洞窟に入ってから8時間が経過しました。無事に戻れたら笑い話になり、武ログにアップするとカルロスは言います。

一休みした後、5人は「ずっと右へ進み続ける」という作戦を立てました。迷路に入ったときには、ずっと右か左にえんえん進み続ければ必ず出口に辿り着けるからです。
しかし早速、難関が立ちはだかりました。右へ進みたいのに、狭くて駄目なのです。
ベゴが挟まって動けないとパニックになります。カルロスが落ち着かせて、通れました。
疲れて仮眠を取ろうとすると、イバンが悲鳴をあげます。小さな黒いねずみが洞窟の中におり、右脇腹を噛まれたのです。
捕まえようとしたハコの顔を蹴り、ねずみは逃げていきました。

いつまでも洞窟から出られないことに、みんなはあせり、やがて疲れて口数が減ります。
水もなくなりました。食糧は元から、何も持たずに入ってきています。
前方に水を見つけたハコが口にしますが、水ではなく海水でした。ベゴが脱水症で弱ってきます。
洞窟の中は鍾乳洞のようになっており、あちこちに鍾乳石があります。
けっきょく、水はあったもののひどい泥水です。濁りまくっています。
弱ったベゴがうめきはじめました。その声にイライラしたハコが、ベゴの口を手でふさぎ、あわててイバンとセリナが制止します。
この頃から徐々にみんな正気を失っていきました。

体力の残っているカルロスとハコで探検し、奥に海のような場所を見つけます。波があります。
ハコが飛び込んでみますが、波が強く流されそうになりました。ハコはカメラを持って潜り、奥を探ってみます。
しかしどこにも出口はなく、ずっと海中でした。顔が出る場所にあがってみますが、やはり手がかりがありません。
戻ってきたハコは少しの間、寒くて震えました。

【結】- ディープサンクタムのあらすじ4

迷って4日が経過します。
4月14日火曜日。
いつまでも水を飲まないと脱水症になると判断したハコは、誰か1人を殺して食べ、生き残ろうと言います。
いちばん弱っているベゴを食べようと言いますが、カルロスはくじ引きを提案しました。
ベゴがくじ引き案に飛び付きます。
最後まで反対したのはセリアだけでした。セリアだけは助けを待とうと訴えます。
靴の紐をほどいて、しごいて切断してくじを作りました。ハコが作り、イバンが持ってみんなでくじを引きます。
短い紐を引いた者が犠牲者です。それを引いたのはベゴでした。
セリアは嫌がりますが、ハコとイバンが押さえつけ、ハコが尖った棒を胸に突き刺します。
ベゴが苦しみ、棒が折れたと言ったハコは、大きな石でベゴの頭を殴りました。

その後、男性3人はベゴを食べることで水分と栄養分を補給します。
特にいつまでも食べていたのはハコでした。ハコは撮るなとカルロスに注意します。
(ベゴといいムードだったのはイバンだが、洞窟に入ってからベゴのサポートをしていたのはカルロス。イバンはねずみに噛まれてから弱り気味で、ベゴのサポートをする余裕がなかった)

食べなかったのはセリアだけです。セリアはずっと同じ場所に座り、ベゴとの思い出の動画を見直していました。

少し元気になった男性3人は再び洞窟の出口を探しますが、見つかりません。
セリアはずっと同じ場所に座っているのですが、3人が移動してしばらくすると、セリアのいる元の場所に戻ってしまうのです。
カルロスはセリアを心配し、ベゴを食べるよう言いますが、セリアは「共犯者にしたいだけよね」と拒否しました。
ハコはイライラし、セリアに「次(に殺して食べるの)はお前の番だ」と言います。

疲れてカルロスとイバンが眠った時、セリアは作戦を実行に移します。
カルロスのカメラの暗視機能を使い、男性陣の懐中電灯をすべて取り上げました。
ハコはまたベゴを食べていましたが、そこに忍び寄ったセリアはライトを取ることに成功します。
暗視機能でその場を離れようとしますが、ライトを1つ隙間に落としてしまい、音がしました。ハコが音を聞きつけ、追跡します。
カメラで前を確認しながらセリアは逃げました。ハコはライトを1つ取り戻しますが、電気がつきません。
セリアはハコの持つライトを奪い返そうとしますが、ハコがそれを狙いました。セリアは必死で逃げます。
充電式の懐中電灯を充電してライトをつけ、ハコが襲ってきました。セリアはハコが入れない狭い場所に逃げます。
すると、かすかに光が見えました。移動したセリアは、出口に辿り着きます。
セリアが外へ出たと気づいたハコは、それまでの攻撃的な口調を一転させ「助けてくれ」と言います。ハコだけでなくカルロスも「助けてくれ」と叫びます。
(イバンは弱って声も出せない様子)
しかしセリアは振り返ると不敵に笑いました…(ざまあみろ的な顔。たぶんセリアは助けを呼ばず、自分だけ助かる道を選んだと思われる)。

みんなの感想

ライターの感想

前半はずっと軽快なテンポ。若者のおふざけがエンドレスで続く。
しかしこの序盤は伏線でもある。こんだけバカで考えなしの若者たちだから、軽い気持ちで洞窟に入っちゃうんだよといった感じ。
案の定、迷ってしまって困った事態に。特に、ハコのわるーーい感じがもうムカついてならん。
余談だがタイトルになっている「サンクタム(Sanctum)」とは「神聖な場所。私室」という意味。
…む、どこが? と思ってしまった。
原題は「CUEVA」=「洞窟」、これは納得。アメリカタイトル「IN DARKNESS WE FALL」=「落ちた暗闇」これも納得。

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