「ドロメ女子篇」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

ドロメ【女子篇】の紹介:2016年公開の日本映画。男子高と女子高の演劇部員たちが、合同合宿中に怪事件に遭遇するホラー。同じ時間軸の物語を、女子側の視点から描いた本作と男子側の視点から描いた【男子篇】の二部構成。合宿が、山に伝わる泥の化け物ドロメにより恐怖に包まれる。監督は「先生を流産させる会」の内藤瑛亮。

予告動画

ドロメ女子篇の主な出演者

星野颯汰(小関裕太)、川那小春(森川葵)、本橋龍成(中山龍也)、杉原実夏(三浦透子)、峰崎陸(大和田健介)、坂下栞菜(遊馬萌弥)、津田光輝(岡山天音)、熊谷絢(比嘉梨乃)、持永先生(菊池明明)、颯汰の母(長宗我部陽子)、山岸響子(木下美咲)、桐越先生(東根作寿英)

ドロメ女子篇のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①新学期から統廃合される男子高・泥打(どろぶち)高校と女子高・紫蘭(しらん)高校は、演劇部の合同合宿をした。場所は廃校になる予定の泥打高校。訪れた女子生徒たちは、奇妙な現象を体験する。 ②小春は中2の時に好きだった颯汰に告白途中で逃げられた過去があった。合宿で颯汰と再会した小春は気まずく思う。そこへ泥の妖怪=ドロメが登場。 ③男子生徒と女子生徒は意気投合してドロメをやっつけた。

【起】- ドロメ女子篇のあらすじ1

川那小春、杉原実夏、熊谷絢(あや)、坂下栞菜(かんな)、顧問の持永先生は小さく歌いながら、坂をのぼっていきます…。
愛知県立泥打(どろぶち)高等学校は、少子化による男女共学統合が決まりました。森の上にある泥打高校は廃校になり、森のふもとにある交通の便がよい女子高・紫蘭(しらん)高等学校に統廃合することが決まっています。
泥打高校は校舎の取り壊しが決まっており、校内には「廃棄処分」と書かれた物品が多く残されていました。
新学期を前に、泥打高校の演劇部の男子生徒と紫蘭高校の演劇部の女子生徒の、合同合宿が決まります。場所は、取り壊される予定の泥打高校ででした。
山奥の高校じゃなく、うちの学校ですればよかったのにと女子生徒はぼやきますが、廃校前に最後に使っておきたいのよと持永先生が諭します。
携帯は途中で電波が消え、圏外になったと栞菜が言いました。
小春は「山岸響子さんを探しています」という行方不明の女性のポスターを途中で見ます。立ち止まった小春のスカートを実夏がめくりました。
坂の途中に小さな社(やしろ)があるのを見つけます。そこに祀られている観音像は首がなく、泥まみれでした。小春は高い声を聞いたような気がします。
校門まで男子生徒と男子校の演劇部顧問・桐越先生が迎えに来ました。先生同士のあいさつがあり、男子生徒たちは女子の荷物を部屋まで運んでくれます。
〔1日目〕
制服から練習着に着替える時、実夏が赤いジャージを着たことで「男子に媚びを売っている」と絢が茶化しました。でもそう指摘する絢もジャージの色はピンクで、実夏はすかさず突っ込みを入れます。
栞菜は灰色のジャージですが、なんと胸ぐりがあいていて露出度高しです。栞菜の巨乳をからかって絢が胸を揉み、実夏も胸をつつきます。
小春は最近学校に復帰したばかりなので、そういう女子同士のノリにまだついていけません。
実夏が教室の黒板横にある黒い染みに気づきました。栞菜が消そうとすると、教室の外で物音がして見に行きます(注:男子篇で明らかに。この時、光輝が覗きをしていた)。
【泥打高校メンバー】
・星野颯汰…高校2年。実は霊感があり、幽霊が見える。小春と過去に何かあった模様。
・本橋龍成…高校2年。幽霊を見て怯える颯汰のことを心配している。
・峰崎陸…高校2年で部長。なんだかんだで、OBの光輝とノリがいっしょ。栞菜といいムードに。
・津田光輝…OB1年目。フリーター&ニート。彼女が欲しい。絢が気になるのだが、うざがられる(涙)。
・桐越先生…若い男性教諭。実はけっこう女子にモテる?
【紫蘭高校メンバー】
・川那小春…高校2年生。実夏に強引に誘われて合宿に参加。不登校ぎみだった。
・杉原実夏…高校2年生。小春と仲良し。
・熊谷絢…高校3年生の部長。しっかり者
・坂下栞菜…高校3年生。お色気担当? 後に陸といいムードに。
・持永先生…若い女性教諭。
光輝はちゃっかりと居座り、記録係をすると言い出します。記録係といっても、自分のスマホで女子生徒を撮影してはコレクションするという、それだけです。
ストレッチをする栞菜の尻を撮っては、目尻を下げていました。
最初に部員同士の自己紹介をして、発声練習をし、ストレッチをした後は、コンビになって片方が目隠しをし、もう片方が声の情報だけで障害物を避けて進む練習をしました。
絢の指示で目隠しした龍成が動くのは成功しました。2人は盛り上がります。
続いて指名されたのは、颯汰と小春でした。
会話は一切していないものの、小春は颯汰を意識しています。颯汰は目隠しした小春をナビゲートしようとしますが、途中で小春が見えない何かにひっぱられるのを見て、颯汰は絶句します。小春は「実夏?」と聞きますが、実際には誰もいませんでした。
颯汰が指示を出さないので、小春は転倒しました。
休み時間、プールの横で寒そうにアイスを食べた女子生徒たちは、光輝が自分たちを撮影していることで「モデル代欲しいよね」と言います。

【承】- ドロメ女子篇のあらすじ2

午後からは台本読みが始まりました。彼らが今度行なう芝居は『シラノ・ド・ベルジュラック』です。
まずロクサーヌ役を栞菜、シラノ役を颯汰、クリスチャン役を陸がしました。その後、ロクサーヌ役を小春、シラノ役を陸、クリスチャン役を龍成がします。
小春は教室入り口を凝視してしまい、桐越先生に注意されました。きつめに叱られた小春は過呼吸のような発作を起こし、一同は驚きます。実夏は、小春が入り口を見ていたことに気づきます。
あとで実夏は小春に「無理に合宿に誘ってごめん」と謝りました。実夏は、学校に出てきたばかりの小春を早く学校に馴染ませて、できれば演劇部の先輩たちとも親しくさせたいと思い、合宿に連れてきたのです。
小春も実夏の思いは感じ取っていました。
実夏と小春は中学時代からの友だちです。小春が不登校を始めるきっかけとなった「小春が好きな相手を海辺に呼び出して、告白しようとした最中に、相手の男が逃げて行った」ということを実夏は知っていますが、相手が誰かまでは知りませんでした。
小春は実夏が友人でいればそれだけでよいと思いますが、実夏は小春を元気づけるため、小春の指にマニキュアを塗ります。
夕食は男子生徒が作ったカレーライスです。ところがルーが異様に薄く、香りはするのですが味はしないばかりか、ライスの上はびしゃびしゃでした。具にこんにゃくが入っています。
女子生徒は文句を言いますが、見かねた女子顧問・持永先生が「明日からは女子が作りますから」と言ったことから皆は焦ります。「ご飯なら、炊ける」と実夏が言い、「サラダなら」と小春も言いますが、皆黙りがちになり「料理なら女子が作ればいいっていうのは差別だよね」と話の論点がずれました。
食事の途中で小春が家庭科室の後ろに貼られた行方不明のポスターを見ます。その人物・山岸響子が泥打高校の先生だと知った女子生徒は吃驚し、桐越先生が奇妙な噂について話し始めました。
実はこの森の中腹にある社(やしろ)に祀られているのは、「泥打(どろぶち)観音像」というものです。泥がついているのですが、泥まみれなのは以前からです。問題なのは、首なし観音像の首がなくなったのが、ちょうど山岸先生の失踪の日からでした。
泥打観音は「泥をぶつけると願い事が叶う」とされる観音像です。
昔の人が田んぼの中から観音像を掘り出して祠に祀ったのですが、翌日また田んぼの中に戻っていて、祠に祀ってもまた田んぼの中に戻ったことから「泥を好む観音」ということで、泥まみれにしているそうです。
ある時、その泥打観音の首がなくなったことがあり、その時に村人が次々と行方不明になりました。行方不明になった人たちは、泥の化け物に襲われたという噂があります。
観音像にはいい願い事をする人ばかりではなく、中には他人の不幸を願う者も多くいて、そういう人たちの悪意が込められた泥が、化け物となって実体化したのではないかと言われました。
村人たちはその泥の化け物のことを「ドロメ」と名付けました。
これといったドロメの退治法はなく、観音像の首が戻るのを待つのみです。
夜になり、男子と女子は別々の部屋に泊まりました。
脱衣所で皆が次々に去って2人だけになった時、小春は「颯汰と知り合いでしょ」と絢に看破されます。正直に肯定した小春に対し、絢はいろいろ聞きました。
振られたというか、告白しようと思ったら途中でいきなり颯汰が悲鳴を上げて逃げて行った…ということを小春は話します。絢はそれを聞いてまだ振られてないわけだと思い、ぐいぐいいけとアドバイスしました。
就寝部屋で、誰がロクサーヌを演じるかが話題になります。3年生の女子(絢&栞菜)になる可能性が高いのではないかという結論になりました。
部屋で小春はまた染みが気になり、実夏が拭き取ります。

【転】- ドロメ女子篇のあらすじ3

夜中、寝付けない小春が起きて廊下に出ると、何かの声が聞こえたので入り口の窓から外を見ました。
外に白いワンピース姿の女性が見え、手前に泥の腕が見えた小春は、驚いて必死で部屋に戻ります(注:この時颯汰と階段の途中で遭遇しているが、小春は気づかない)。
部屋に戻ると壁の染みが人の顔のようになっていて、小春は悲鳴を上げました。皆が起き、顧問の持永先生主導で女子トークが始まります。
誰が気になるかという話で、栞菜は陸狙いだと言い、実夏は颯汰だと言いました。自分の大親友・実夏が颯汰狙いということに驚いた小春は、気になる相手を聞かれても「別に…」で終わらせ、中学時代に告白した相手が颯汰だと実夏に言えなくなります。これが後にもめごとに発展します。
絢は桐越先生狙いで、持永先生の番の時には、女子生徒たちは「泥打観音像」と言って笑っておしまいにしました。
〔2日目〕
女子生徒たちと持永先生、桐越先生は、玄関の入り口の窓ガラスに泥の手型を見つけました。
庭に出ると、黒い泥のような跡が山に続いているのを発見し、たどっていきます。山奥のある場所のところでぷつっと跡が切れていました。桐越先生が動揺しながら、女性用のネックレスを拾ってポケットに入れるのを、小春は目撃します。
この日は大道具や小道具を作る日でした。実夏は移動している時、見えない何かに引っ張られます。
壁の染みがまた浮き出ており、「オスメント(注:映画『シックス・センス』の名子役ハーレイ・ジョエル・オスメントのこと)颯汰」と勝手に仇名をつけられた颯汰は、壁の染みに霊的なものを感じるか聞かれました。颯汰に霊感があると知った女子生徒は騒ぎ立て、颯汰は仕方なく壁の染みに手をかざし「何も感じないし、大丈夫」と言います。
発声練習がわりにラップを披露した男子生徒たちは、桐越先生に注意されました。
午後、桐越先生の独断で決めた、芝居の配役が発表されます。
「シラノ役→颯汰、ロクサーヌ役→小春、クリスチャン役→龍成、ドギッシュ役→陸、メイド1→実夏、メイド2→絢、メイド3→栞菜」となります。
立ち稽古の最中に小春が発作を起こし、それに対して絢が「告白を無視した男が(メンバーに)いたから」という発言をし、小春が颯汰に振られたことが一同にバレて、小春はその場から立ち去り、実夏がそれを追います。
小春に追いついた実夏は「絢先輩には、話したんだね」と言いました。絢が知っているのに自分には知らされなかったことで実夏は傷ついており、小春は誤解を解こうとしますが、事実なので何も言えません。小春と実夏の間がぎくしゃくします。
実夏、絢、栞菜の3人はメイド服の衣装合わせをしますが、コスプレのメイド服にあぜんとしました。喜んだのは栞菜のみですが、持永先生は「着られるうちに着といたら」と言います。
小春は別室でカーテンにくるまって落ち込んでいると、声が聞こえ、壁の染みの顔に目ができて、それがぎょろっと動いたように見えました。さらに背後に泥の女が現れて、小春は悲鳴をあげます。
小春の悲鳴を聞いて集まった一同は教室の壁の染みを見ました。桐越先生が消そうとしますが、なかなか取れません。
小春はドロメがいたと言いますが、桐越先生は誰もいないと言います。
衣装を直したいというので実夏が残り、小春、絢、栞菜、持永先生の4人で買い出しに行きました。途中、泥打観音を見て栞菜たちは泥を投げて「彼氏ができますように」と願い事を言いますが、小春はひそかに「皆、不幸になればいいのに」と願います。
夕食時もまだ小春と実夏は喧嘩しており、別々に食べていました。小春に桐越先生が近寄って「(小春なら)ヒロインできるから、自信持て」と励まします。

【結】- ドロメ女子篇のあらすじ4

先に席を立った実夏がトイレで手を洗っていると、外で声を聞きます。トイレの扉を開けると泥の女が出てきて、実夏は逃げました。
夜、生徒たちは花火をします。
小春のところへ実夏が来て「ドロメを私も見た。疑ってごめん」と謝り、2人は仲直りしました。
風呂上がりにまだ颯汰のことを好きか実夏が聞き、小春は分からないと答えます。分からない…と言う割には颯汰のフェイスブック情報などをチェックしている小春に対し、実夏は「ネットストーキングじゃん」と言って笑いました。
小春と実夏のところへドロメが現れます。動きはのろいです。
まずは証拠を押さえて、それから先生に報告しようと言った実夏はドロメの写真を撮り、逃げました。女子部屋に行くと、熟睡してよだれを垂らす絢のみで、栞菜はいません。
その頃、陸が栞菜と保健室でいいムードでした。そこへ泥が入り込み、女性の形を取ります。ドロメです。
ドロメはまず陸を、次に栞菜を襲って泥を吐きかけました。2人とも気絶し、後にドロメの仲間になります。
〔3日目〕
絢が小春と実夏を起こしました。栞菜は帰ってこないままです。
絢と実夏はメイド服を着て、小春はロクサーヌ役のドレスを着て、3人で撮影会をしました。
撮影会の最中に部屋の中央のビニールシートが盛り上がり、ドロメが現れます。
武器をくれと頼んだ絢に小春がハサミを投げると、ハサミが絢の右てのひらに刺さりました。実夏と小春は絢を救出して、調理室に行きます。
ハサミを抜いてくれと頼まれ、実夏が抜きました。手は包帯で簡易手当てします。
その部屋にはドロメ化した持永先生がいました。絢も襲われてドロメ化します。
桐越先生と合流した実夏と小春は逃げますが、正面にいたドロメ化した光輝の腹を殴ると元に戻ったので、泥を吐かせればよいのだと知ります。
桐越先生のポケットから山岸響子先生のネックレスと、泥打観音の首が落ちました。
「山岸先生って殺されたの?」と小春が言った途端、桐越先生は光輝を殴って気絶させ、「クソ女(山岸響子のこと)が、俺を拒否るからだよ」と、首を絞めて殺したことを告白します。
桐越先生は残業の夜に響子先生に迫り、振られた腹いせで殺していました。響子先生の遺体を山に埋めた後、泥打観音の首を折って、泥打観音のせいにしようと考えたようです。
「まさか本当にドロメがいるとは」と言った桐越先生に、壁の染みが「お前が死ねばいいのに」と声をかけ、桐越先生は怯えました。
その隙に小春と実夏は逃げますがドロメ化した持永先生に捕まり、実夏が小春をかばってドロメ化しました。実夏はドロメの持永先生、絢、陸に捕まります。
屋上に出てバリケードを築いた小春は外に向かって助けを呼びますが、周辺に家がないのでどうしようもありません。
「皆、不幸になればいいのに」と願ったことを思い出して悔いた小春は、颯汰の校内放送「俺は小春が好きだ」を聞いてやる気を起こし、金属バットを手にするとマニキュアが塗られた爪を見て決意をかためます。
バリケードが突破されてなだれこんできたドロメ化した生徒たちを、小春は次々と腹を殴って泥を吐かせました。実夏、栞菜、持永先生、陸、ついでに桐越先生も元に戻りますが、桐越先生は殺人犯なのでみんなでフルボッコにします。
5人の前に、人面虫のようなドロメが現れました。5人は逃げて校庭に出ましたが、ドロメは追ってきます。
そこへ颯汰、龍成、光輝、絢の4人が来ました。颯汰らが5人に武器を渡し、9人になった生徒たちは一斉にドロメを攻撃します。
ドロメ(人面虫バージョン)は破裂しました。撃退した一同は「やったー!」と盛り上がりました。
(エンドロール後)小春は颯汰といい感じに見つめ合いますが、他の女子生徒が振り返って何かを見ているので、小春も振り返ります。すると山よりも大きくなった人面虫ドロメがたちはだかっていました。思わず後ずさりした女子生徒は、男子生徒たちとぶつかりますが、ファイティングポーズを取ります。
(細かな設定や謎に終わった部分は、男子篇で補完される)

みんなの感想

ライターの感想

監督が推奨するように、このドロメは「女子篇」から見た方がいいです。
そして女子篇を見たら、必ず男子篇も見ること。男子篇では、女子篇で全く出なかったとんでもない幽霊がおります(笑)。
そもそも女子篇では、なぜ小春の告白の最中に颯汰が叫んで逃げたのかが未回収のまま。これは男子篇で明らかになる。
女子生徒同士のじゃれあいみたいなのも、「こういうのありそう」と共感。
はっきりいってドロメも人面虫ドロメも、動きがのろくてチャチいのですが、青春ものって感じでよかった。

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