「ドントブリーズ」のネタバレあらすじ結末

ドント・ブリーズの紹介:2016年公開のアメリカ映画。盲目の老人宅に強盗に入った若者たちが体験する、恐怖と脱出劇を描くサスペンスホラー。伝説的ホラー『死霊のはらわた』のリメイク版で監督を務めたフェデ・アルバレスが監督を、サム・ライミがプロデューサーを担当。

予告動画

ドントブリーズの主な出演者

ロッキー(ジェーン・レヴィ)、アレックス(ディラン・ミネット)、マネー(ダニエル・ゾヴァット)、盲目の老人(スティーヴン・ラング)、ディディ(エマ・ベルコヴィシ)、シンディ(フランシスカ・トローチック)、ラウル(クリスティアン・ザヒア)、ジンジャー(カティア・ボーカー)、トレヴァー(セルゲイ・オノプコ)

ドントブリーズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①若い女性・ロッキー、若い男性・マネーとアレックスは3人でチャチな空き巣をしていた。ある日最後の大仕事として金持ちの老人宅の現金を盗もうとマネーが提案、カリフォルニアで新生活を始めたいロッキーとアレックスは受けるが、老人は視覚障害者の元軍人だった。 ②老人は盲目の代わりに聴覚が発達しており、また怪力の持ち主。娘を事故で殺した相手からの示談金で大金を得ていた。老人は娘を殺した相手・シンディを地下に監禁していることも判明。 ③老人と戦ってマネーとアレックスは死亡。ロッキーは命からがら金を持って逃亡。のちに老人がロッキーの存在を黙っている代わりに、シンディのことも黙っておけという暗黙のメッセージをロッキーはニュースから受けとった。

【起】- ドントブリーズのあらすじ1

アメリカ・デトロイト州。
早朝の住宅街の路上の中央に、線を引く男がいました。
よく見るとそれは、老人が女性を引きずっているものでした。線と思われたのは、女性から出ている血の染みでした…(このシーンは後で出てきます)。

・ロッキー…金髪の若い女性。年齢の離れた妹・ディディを持つ。母と不仲で母が男と同棲しているのも不満。家を出て行きたいと思っている。マネーと恋人同士だが、マネーの身勝手さにうんざりしている。アレックスに好意を持っている。
・アレックス…黒髪の若い男性。短髪。まじめそうな印象を受けるので、マネーからはふざけて〝判事〟というあだ名をつけられている。ロッキーのことが好きなのだが、3人の関係を壊してまで得たいとは思っていない。アレックスの父のホームセキュリティ会社の鍵を使い、空き巣を行っている。
・マネー…黒髪の若い男性。ヒゲを生やし頭の両サイドを刈り込んでいる。ロッキーとは恋人同士だが、最近うまくいっていないのはアレックスのせいかと疑っている。3人の中では最もノリがよくムードメーカーだが、悪ふざけが行き過ぎるところがある。

若い女性・ロッキーと、若い男性・アレックスとマネーは、結託して空き巣を働く3人組でした。
空き巣をする時には、アレックスが「盗むのは最高でも合計1万ドル(約108万円)まで」というルールを決めています。その額を超えると、捕まった時の罪の重さが変わってくるからです。毎回アレックスが念押しをするので、うるさいと思っているマネーはふざけてアレックスのことを「判事」と呼びます。
アレックスの父は、リミナル・ホームセキュリティという会社を経営していました。そのため、顧客の家の鍵を職場に保管しています。
アレックスが家の鍵を持ち出して、その鍵を使って3人は目当ての家に忍び込むのです。
盗むのは家の中の小物が多く、悪ふざけをして家の中もついでに荒らすので、若者たちが遊び半分で侵入したと思われているのでしょう。目下のところ、ロッキーたちは捕まったことがありませんでした。
小物を盗むとマネーはラウルという男のところへ持ち込むのですが、いつも安く買い叩かれていました。「盗品だから」と言われ、さらに4割の取り分を徴収されます。ラウルは「金が欲しけりゃ、現金を盗みな」と言いますが、現金に手をつけないというのがアレックスが課したルールで、それもできません。

ちびちびと小銭を稼ぐのにうんざりしたマネーは、次のターゲットとしてブエナビスタ通りにある陸軍の退役軍人の家を狙おうと言いました。アレックスの父の顧客です。
その通りは過疎地域で、住宅はあるのですが周辺には人が住んでいませんでした。
退役軍人は老人の男です。
マネーは、老人が多額の現金を持っていると知っていました。数年前その老人の娘が、金持ちの娘の運転する車に撥ねられて死亡したのです。
相手の女性は多額の示談金を老人に渡し、その金額は最低でも30万ドル(約3260万円)はいくだろうと、マネーは言います。それを老人は自宅に隠しているというのです。
アレックスは「重窃盗罪にあたる」と反対しますが、マネーはそれを「最後の仕事」にしようと言いました。その代わり、金は山分けにしようと付け足します。
周辺に人が住んでおらず、老人の独り暮らしということで、なし崩しにその家を狙うことが決まります…。

帰宅したロッキーは、その日も母とケンカしました。男と暮らす母との衝突は激化していく一方で、ロッキーは早く家を出たいと思っています。
その日の母とのケンカは、いつになく大きなものでした。
今度の仕事がうまくいけば、家を出てカリフォルニア州へ行こうとロッキーは考えます。幼い妹・ディディにも、一緒に行こうと言いました。ロッキーとディディは約束します。

別の日、昼間に3人は車で下見に行きます。
それより先にマネーが老人宅の向かいの道に監視カメラを設置しており、1日の行動を録画していました。案の定、周囲4ブロックは無人なので人の通りは全くなく、侵入は簡単なように思われました。
さらにマネーは老人の家の周辺を見回りに行き、その間にロッキーとアレックスは話をします。
ロッキーは1回空き巣に入るたびに、小さなタトゥーを身体に入れるのが常でした。直径2cmほどのタトゥーです。今回新たに入れたタトゥーはテントウ虫です。
ロッキーの幼い頃、父が家を出ました。それから母が酒を飲み始め、父が家を出たのはロッキーのせいだと言って、車のトランクにロッキーを閉じ込めたことが何度かあるそうです。
ある時、トランクにテントウ虫が入ってきて、孤独なロッキーを慰めました。以来、ロッキーはテントウ虫を幸福の象徴のように捉えています。
ロッキーがアレックスにカリフォルニアへ行くと告げると、アレックスも一緒に行くといいました。
マネーが戻ってくると、老人が5日間外出していないと告げます。
そこへ犬がやってきて吠えました。標的である老人の飼い犬です。
老人が犬を呼び戻しますが、ロッキーとアレックスは、老人が盲目だと初めて知りました。マネーは「イラクで盲目になった」と言います。そして今夜決行すると決めます。
ロッキーとアレックスは、盲目の老人から金を奪うことに罪悪感を抱きました。老人が盲目であることをマネーが言わなかったのは、2人がそのことで決行をためらうだろうと気づいていたからでした。

【承】- ドントブリーズのあらすじ2

その夜、午前2時。
3人は盲目の老人宅へ行きます。
老人の飼い犬に睡眠薬入りの餌をやりました。錠前は4つありますが、アレックスが持っていたのは1つだけでした。早々に泥棒稼業は暗礁に乗り上げます。
今回、アレックスはリモコンで警報を解除できる機械を持っていました。一定時間内にセキュリティの警報解除をしないと、通報されて警官がやってくる仕組みのものです。
リモコンで警報解除をし、鍵を開けましたが、扉は開きません。中からボルトで固定されているようです。
これだけ念入りな警戒をしているということは、裏を返せば大金が家の中にあることを意味していました。
いちばん身体の小さなロッキーが上にある窓から侵入すると言いました。窓ガラスを割り、クレセント錠を開けて中へ侵入すると、警報を解除してアレックスとマネーを招き入れます。
老人は本当に盲目のようで、娘の写真立てが反対方向に立てられていました。物音を立てないよう、3人は椅子の下で靴を脱ぎます。

3人は手分けして、室内の捜索に当たりました。台所へ移動したアレックスは、工具がぶら下げられているのを見ます。
マネーは盲目の老人を侮って、ライトをつけて探しました。
1階をロッキーとアレックスが物色し、マネーは2階を探します。
2階ではかすかに音が聞こえていました。どうやら娘のホームビデオを見ながら、盲目の老人が寝入ってしまったようです。
マネーは睡眠ガスを老人の部屋に流しこもうとして、ペットボトルに水を入れ、穴を開けていると、その物音で老人が起きました。マネーはどきっとします。
ベッドの上に上半身を起こした老人は、テレビを消して横たわります。
霧状のガスが噴射されるペットボトルを老人の部屋に置いたマネーは、これで老人は眠ったと思います。

老人の部屋の隣室に、ひときわ大きな錠がかけられた部屋がありました。ここに現金があると3人は思います。
釘抜きで引っ張ってみましたが、開きませんでした。マネーは錠を撃ち抜こうと、9mmの自動拳銃を取り出します。
ロッキーとアレックスは驚きました。それまでマネーが銃を所持していることがなかったからです。
マネーは、今回の相手が軍人だったから念のため用意したと言いました。
アレックスは怖くなっておりると言い出し、家から出ようとします。
マネーはアレックスに構わず、ペットボトルを消音器代わりにして銃弾を鍵に撃ちこみます。
鍵は取れましたが、それと同時に隣室の老人が起き出してきました。睡眠ガスを吸って熟睡しているはずと思い込んでいただけに、ロッキーとマネーは驚きます。

2人は音を立てずに、じっと静止しました。ところが老人が外れた鍵を踏んで、侵入者がいることに気づきます。
仕方なくマネーが声を出し、老人に対して「金は頂く」と言いました。老人はゆっくり近づきます。
アレックスは逃げて敷地外に出ているところでした。しかし気になって、立ち去らずにいます。
マネーは銃を構えて老人に向けていましたが、老人はマネーに近づくと、マネーが銃を持つ手を押さえ、反対側の手でマネーの首を絞め上げました。その力は強力で、マネーは抵抗できません。
老人はマネーに「お前ら、何人だ?」と質問しました。マネーは「1人だ。俺だけだよ。帰らせてくれ、頼む」と答えます。
答えを得ると、老人は躊躇なくマネーを射殺しました。マネーの持っていた銃で、です。
驚いたロッキーは悲鳴をあげそうになりましたが、口を塞いで我慢しました。

その頃、気になって外にまだ残っていたアレックスは、発砲音を聞きつけておそるおそる戻ってきます。
すると、廊下の反対側から老人がすたすた歩いてくるので、急いでよけました。老人はそのまま直進します。
なぜ老人が起きているのかと思ったアレックスは(老人が部屋を出た時には、アレックスはおりると言って外へ出ようとしており、居合わせていなかったから)、すぐには状況を呑みこめませんでした。老人は盲目でありながら部屋の家具にぶつかることなく、施錠を確認し、見回りをしています。
アレックスは洗面所の下に隠れました。洗面所の窓が壊されて侵入口になっていると気づいた老人は、窓に木材を打ちつけて補強します。
ロッキーはスマホで「老人がマネーを撃ったこと」をアレックスに知らせました。それでアレックスは状況を掴みます。
居場所をロッキーにメールで聞くと、ロッキーは2階寝室のクローゼットにいると答えました。
作業を終えると、老人は去りました。アレックスはロッキーを助けに向かいます。
老人は寝室の奥のクローゼットへ来ました。ロッキーが隠れている場所です。
そこの奥の上部に、隠し金庫がありました。ロッキーが見ているのを知らない老人は暗証番号を入力して金庫を開け、現金が盗まれていないことを確認して戻します。
その後、また老人は見回りに出かけました。
アレックスは2階にあがり、フロアにあったマネーの遺体を見て呆然とします。ロッキーのところへ行くと「老人よりも先に警察へ通報しよう」と言いますが、ロッキーはアレックスの口をふさいで、黙って金庫を開け、中の金を袋にしまい始めました。
現金は、100万ドル(約1億1000万円)は優にありそうでした。

【転】- ドントブリーズのあらすじ3

金を得たロッキーとアレックスは、地下室から逃げようと考えます。地下室ならば内側から外へ出る脱出口があるからです。
2人で相談していると、老人が現れてマネーの遺体の上半身にビニール袋をかぶせ、動かし始めました。上半身から出血しているので、上半身だけ袋をかぶせたのです。
思わず退いたロッキーは、みしっという床音を立ててしまいました。
老人はその音を聞き、銃口を向けます。そのまま横へ銃口を移動させつつ、警戒します。
その時、携帯のバイブ音が鳴り、反射的に老人は1発撃ちますが、その後また遺体の移動を始めました。
2人は階段を降りて移動を開始し、地下室へ移動します。アレックスは最初スマホのライト機能を使用していましたが、電池が切れました。
1階でドリルを使っていた老人は、部屋を出た際に、鼻をくんくんさせます。普段と違うと感じた老人があちこちを手でまさぐり、椅子の下にあった靴を見つけました。これで、人数を把握します。死んだマネーを除外しても、あと2人侵入者がいると気づきました。
老人は急いでクローゼットへ行き、金庫を開けてみます。そして金がないと知った老人の怒りは頂点に達しました。

その頃、地下室へ移動した2人は、ロッキーのスマホのライトを頼りに移動しますが、あてにしていた窓がありません。
しかも地下室の一角には、なんと幽閉された女性がいました。女性の口はガムテープで塞がれていますが、思ってもみなかった展開に、ロッキーとアレックスは仰天します。
女性が動いたので、ベルが鳴りました。老人が気づく仕組みです。
ロッキーがおそるおそる女性に近づき、ガムテープを外しました。女性は「ドアはその左よ」と教えます。
女性は、老人の娘を轢き殺したシンディ・ロバーツでした。裁判で無罪を言い渡されたのですが、娘を殺された老人によって監禁されていたのです。
話をした後、シンディは金庫を指さしました。そこには家中のすべての鍵束が入っていました。
ロッキーはシンディの拘束を解き、アレックスとともに3人で逃げようと考えました。
出口はさらに隣の部屋の奥にあります。

天扉のところにも、鍵がかかっていました。鍵束を探して天扉を開けたアレックスは、外で待機していた(シンディが動いたことによりベルが鳴り、地下室に侵入者が移動していると気づいた老人が、先回りしていた)老人に銃で狙われます。
1発目は当たらず、2発目はロッキーのスマホに当たり、3発目はシンディの左頬を撃ち抜きました。顔を撃たれたシンディは即死です。
アレックスとロッキーは隠れます。
老人は触って確認し、シンディが死んだと知って号泣しました。しきりと「ベイビー」と嘆いています(この説明は後述)。
老人は地下の脱出口を閉め、内側から鍵をかけました。
アレックスは、鍵束のどれかが必ず玄関に合うはずだから、思い切って玄関から逃げようと言います。
老人はブレーカーを落とし、屋敷中を停電にしました。これで侵入者と自分とは同じレベルだ、むしろ盲目の自分の方が有利だと思います。
(アレックスのスマホは電池切れ、ロッキーのスマホは老人に撃たれて使えなくなった)

停電にした老人は、音を頼りに室内で発砲を始めました。撃つとしばらく耳をすませ、物音がしないかチェックします。
暗闇に陥ったロッキーとアレックスは不利でした。ロッキーが捕まり、こめかみに銃口を押しあてられますが、弾切れでした。ロッキーは棚ごしに首を絞められますが、棚が倒れて逃げおおせます。
合流した2人はあかりが見えるところを目指して逃げます。
地下室を出たところでつっかい棒をかませますが、犬が起き出して室内に入ってきていました。
アレックスはロッキーに鍵を開ける役を頼み、自分は犬と見合います。
老人が地下室の入り口まで到達し、つっかい棒をどけようと物音を立て始めました。その音に反応して犬が攻撃を始め、犬が棒を蹴る形になり、棒が取れます。
玄関に鍵束をつけたまま、2人は2階へ逃げました。窓から外へ出ようとしますが、すべてに柵が施されており、逃げられません。

困ったアレックスは、リモコンで警報を鳴らし、警察を呼ぶ作戦に出ようと考えました。
このままだと老人に殺されそうです。警察に強盗容疑で逮捕されても、死ぬよりはまし…と思いました。
ところが間髪いれずに老人が襲ってきます。ロッキーを小さな通風口に逃がしたアレックスは、犬に襲われて柵ごと窓の外へ落ちました。そこは1階屋根なのですが、天窓になっていて、屋根部分がガラス窓になっています。
気絶したアレックスの重みで少しずつガラスがひび割れていく音を聞きながら、老人はその真下に立ちました。
通風口を逃げるロッキーを犬が追い、老人も犬の吠える声を聞いて2階へ移動します。
アレックスは気絶から目が覚めて、少しずつ移動しようとしますが、老人が2階から銃弾を撃ち込みました。アレックスは1階にガラスごと落ちます。
重傷を負いつつもアレックスは警報を鳴らす作戦を決行しようとしますが、行く先に老人がいました。反対側に逃げたアレックスは、台所の工具を武器にしようとします。
アレックスは瓶で老人を殴ろうとしますが、老人はシャベルで向かってきました。

【結】- ドントブリーズのあらすじ4

さらにリモコンも奪われたアレックスは、植木ばさみを股間に振りおろされます(股間であることに特に意味はない。見えていないからたまたまそこになっただけ)。
アレックスは気絶しました…。

通風口をひたすら這って進んでいたロッキーは、竪穴状になったところでおり、1階と2階の間の外への通風口をあけようとします。
蹴っているので音がし、老人が気づきました。ロッキーは老人に部屋の中へひきずりおろされ、蹴られて顔を殴られ、首を絞め付けられて気絶します。

気絶から目を覚ましたロッキーは、自分が後ろ手に手錠をかけられているのに気づきました。しかも先ほどまでシンディが拘束されていた場所です。
ロッキーは助けを乞いますが、老人は聞き入れず、驚くべき真実を語りました。
シンディは、老人の子どもを宿していました。とは言っても老人がレイプしたわけではなく、ある方法によって妊娠していました。シンディが死んだのを知って、老人がしきりに「ベイビー」と言っていたのは、シンディの腹に老人の子が宿っていたからです。
そして老人と拘束されたシンディの間では、契約が交わされていたのです。
シンディは老人の子を出産する代わりに、出産すれば解放するという条件を提示されていました。
老人はロッキーに「償ってもらう」と言います。老人はシンディの遺体を、地下室の底にあるタール状の水に沈めて始末しました。

アレックスは目覚めると、ハンマーを持って移動します。アレックスの存在に気づいた犬は、外に閉め出しました。そして地下室へ移動します。
老人は冷凍庫から冷凍精子を出し、解凍し始めました。どうやらそれをロッキーに人工授精するようです。
老人はロッキーにも、子どもさえ産めば解放してやると約束しました。嫌がって抵抗するロッキーのジーンズの尻部分をナイフで破り、準備を進めます。
「9か月経てば、元の生活に戻してやる」と言う老人を背後からハンマーでアレックスが襲い、ロッキーの手錠を外して老人に取りつけました。
ロッキーは老人を殴り、口に冷凍精子をぶち込みます。
バッグとリモコンを取り戻したアレックスとロッキーに、老人が取引を持ちかけました。
老人にとっても、事件を表沙汰にしたくないのです。警察に通報されると、シンディを拉致していたことが血痕でばれるので、金はロッキーとアレックスに渡す代わりに沈黙を守ってくれと言います。
アレックスとしても、警察沙汰にしたくないので了解しました。先にロッキーを玄関に行かせ、アレックスも玄関を出ようとします。
ところが素早く手錠を外した老人に、アレックスが胸を撃たれました。ロッキーは外へ逃げ出します。

朝日がのぼろうとしている時刻でした。うっすら外は明るくなりはじめています。
敷地外へ出たロッキーは無事に逃げおおせたと思いましたが、まだでした。犬が追ってきます。
柵を越えて逃げると、犬は越えられませんでした。でも迂回して追ってきます。
その間にロッキーは、乗ってきた車に入りこみました。助手席側の窓が開いており、そこから犬が攻撃しようとするのを、窓を閉めて防ぎます。
ボンネットに犬が立ちました。急いで逃げたので、バッグは車の外です。つまり、車のキーも車外にあります。
ロッキーはトランクにロープをつけ、リアシートを倒し、運転席から操作してトランクを開けました。犬はそれを狙ってトランク側から侵入しようとします。
犬がトランクに入った瞬間、ロッキーは閉めました。隙間から犬が顔を出しますが、素手で殴り、首輪にロープを結びつけて動けないようにします。
そうして車外のバッグを取りに出ましたが、老人の拳で後頭部を殴られて気絶しました…。

出血したロッキーは、そのまま老人に車道を引きずられていきます(これがオープニング映像)。

家の中へ戻されたロッキーは、まだはっきりしない意識ながら、手にテントウ虫が止まっているのを見ます。幸福の象徴です。
テントウ虫に視線をやると、その先にアレックスのリモコンがありました。ロッキーはリモコンを手にすると、緊急モードのボタンを押します。
警報が鳴り響きました。老人はその音に驚いてやみくもに乱射します。
弾切れを起こした老人が拳銃に弾を込めようとする時を狙い、虫の息のアレックスがハンマーで逆襲しました。老人は地下室へ落ちます。
ロッキーはバッグを持ち、今度は一目散に逃げました。緊急モードで駆け付けたパトカー音が遠くから聞こえます…。

…逃走資金を得たロッキーは、妹・ディディを連れてロサンゼルス行きの列車をカフェで待っていました。
待ち時間をつぶすロッキーの耳に、盲目の老人のニュースが入ってきます。
「2人の強盗が老人を襲撃、老人が2人を撃退」「老人は負傷したものの無事で、すぐに退院できそう」と聞いたロッキーは愕然としますが、「被害はない」という言葉を聞き、老人と交わした取引がまだ有効なのだと気づきます。
それでもあの不気味な老人がまだそばにいるような気がして、身の安全は保証されたものの、ロッキーはつい周囲を見回してしまうのでした。
(終盤で老人とアレックスの契約「金は渡す代わりに、シンディのことを表沙汰にしたくないから黙っていろ」というあの契約が、老人サイドから提示された模様。
その証拠として「2人の強盗」と老人が証言している。
つまり、ロッキーに金は全部やるからシンディのことは黙っておけという条件を、老人が提示していることが、ラストのニュースで明らかになる)

みんなの感想

ライターの感想

こわい、この老人、こわい!
動きが俊敏なわけじゃない。むしろ老人らしく、のろい。
加えて視覚障害者なので、適確な攻撃をしかけてくるわけでもない。あさっての方向に撃ってたりなんかする。
なにが怖いかって「あきらめない怖さ」。いつまでもいつまでも追いかけてくるんだもん。
この「執拗さ」が粘着質で、そういえば娘を轢死させた相手・シンディを地下室に監禁して、子どもを産ませようとするあたりにも、この気持ち悪さが出ている。
冷凍精子を解凍して…というくだり。直火にかけちゃっていいんでしょうか。(湯せんだったんだろうか、どっちにしても、あんな解凍方法って、あり?)
発狂している老人ではない。むしろ冷静沈着。それなだけに、怖さも増すってもんだわ。
最後のニュースで取引が提示されていると判っても、それでもなお、周囲を見回してしまうロッキーの気持ちが判る!
  • 匿名さんの感想

    全然おもしろない

  • 匿名さんの感想

    何で子供が欲しかったんだろ?
    ってかこの手の映画で退役軍人が
    サイコパスって設定多すぎない?
    退役軍人涙目www

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