「パラノーマル・フェノミナン」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

パラノーマル・フェノミナンの紹介:「ノロイ」「ある優しき殺人者」などPOVのドキュメンタリー・ホラーで知られる白石晃士監督の2010年に公開されたOV作品です。ラブホでのカップルの恐怖体験と、とあるパワースポットで女性3人が体験した超常現象の2本の”投稿作品”を収録しています。

パラノーマル・フェノミナンの主な出演者

ナビゲーター/白石晃士、フェノミナン1/撮影者カップル男性、女性、フェノミナン2/撮影者チーちゃん、エイコさん、テラちゃん。

パラノーマル・フェノミナンのネタバレあらすじ

【起】- パラノーマル・フェノミナンのあらすじ1

【前解説】

白石監督がスーツで挨拶し、「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズで知られた監督の元に日々送られてくる不可思議な映像の話をします。メディアはいろいろで、中にはなぜか監督の自宅に送られてくることもあるとこぼします。そして1本目の投稿映像はノーカットだと前置きをします。

【フェノミナン1 ラブホテル】

明るい色合いのシンプルで小奇麗に片づけられたラブホテルの1室。
カップルの男性が撮影しながら、トイレにいる女性に声を掛けますがなかなか出てきません。男性はあくまでも穏やかに、ドアを開けたりなどするうち、女性が携帯をいじりながら出てきます。

付き合い始めてからしばらく経っているカップルのようで、彼女は部屋の広さや内装には満足していますが、肝心なことには気が乗らない様子です。
それでも彼はあくまでも穏やかに、彼女の身体を開こうとしますが、映像には、はっはっはっと言う息遣いと何かが小さく軋むような音が混ざり始め、彼女は他の部屋の音が聞こえると苦笑します。壁が薄いのかなと不思議がる男性。彼女は頭が痛いと言い出します。

すると、風呂の湯が勝手に出始め、2人で見に行きますが、出した覚えはありません。湯は順調に溜まっていたのでそういう仕様だと納得しますが、ふと見ると洗面所の鏡に小さな手形が付着しています。それは彼女の手形よりも小さめなのに、かなり高いところに着いているのです。
さっきトイレから出た時には無かったのにと女性はいぶかしがりますが、男性はムッとして、掃除が行き届いてない、フロントに電話しようか?と言い出します。

女性は男性をなだめ、2人はベッドの上掛けをめくりますが、今度はその枕元に、長い黒髪がかなり多めに付着していました。フロントに電話をかけると本気で言い出す男性を押しとどめ、女性はその髪をつまんで捨てベッドに入ります。が、やはり乗り気にはなれない様子です。

男性はカメラを枕元に固定し、ベッドの2人と風呂場の曇りガラス窓、テレビや冷蔵庫が映る位置に固定します。2人はキスをし、男性が女性の服を脱がせ始めたとき、リーンという音とぶつぶつ呟く声が聞こえ、先ほどの息遣いと軋み音が続きます。思わず動きを止め耳を澄ます2人。 この映画を無料で観る

【承】- パラノーマル・フェノミナンのあらすじ2

そこに、ドアを強めに叩く音が。
男性はドアに行き、「ここ入ってますよ!」と強く言いますが返事は無く、フロントに電話を掛けます。ノックの音がしたけど誰もいなかった、表を見てくれとかなりムカついている様子で、手形と髪の毛の件も言いますが、とりあえず表だけ見てくれと言って電話を切ります。

2人はベッドに戻り、身体を絡ませますが、その足元で、冷蔵庫が入ったボックスが音もなく開き、それに気づかぬうち、女性がふいに冷たいと言い出します。足の裏に何か冷たいものが触ったから、彼の足かと思ったと。彼はまだズボンもソックスも履いていました。続行する2人の後ろで、バスルームの窓側の棚に置いた女性の携帯が、ずるずると移動します。

すると、突然女性が「なんか気になる、シャワー浴びてくる」と言い出しベッドから出てしまい、携帯の場所が変わってると訴えます。が、男性の記憶は不確かで、彼女はムッとしたままバスルームに向かおうとしますが、そこで冷蔵庫の扉にも気づき、さらにバスルームでも小さな悲鳴を上げます。慌てて見に行った男性も声を上げてカメラを取りに戻ります。

湯の中にかなり多めの長い黒髪が浮いていたのです。
また、2人がバスルームに行っている間に、上掛けがひとりでに畳まれ、部屋には再び、前よりも大きな音量で息遣いが響き始めます。怯えて戻った2人は上掛けに驚き、さらに部屋中が荒らされ、女性のバッグの中身が散らばっているのを見て、ついにパニックになります。

女性は泣き、息遣いの音も大きくなりますが、それは「死ね、死ね、死ね…」と低く呪うような言葉のようにも聞こえます。洗面所で立ちすくみ、泣く彼女を振り向いたカメラが捉えますが、彼女の後ろには赤いズタズタの服を着た子供のような何かが映り込んでいます。
「とにかく早く出よう!」と男性の声がしてビデオが終わります。


【中解説】

監督が、その後、この男女は亡くなり、遺族の了解を得て公開した、死因については公表したくないとのことと伝え、「お二人のご冥福をお祈りします」と合掌します。
次のパワースポットのビデオは、編集を加えていますとのこと。

【転】- パラノーマル・フェノミナンのあらすじ3

【フェノミナン2 パワースポット】

国内某パワースポットに向かう3人の女性。ネットの知り合いらしく、ブログの話などで盛り上がりながら、岩場の急な坂道を登っています。
撮影者はビデオに詳しい”チーちゃん”、ややポチャ系のメガネ女子”テラちゃん”はおっとりタイプ、一目置かれているのは”エイコさん”で、不可思議な能力があるようです。

彼女たちはほどなくして岩肌にアーチのようにかかる巨石にたどり着きますが、キーンと耳障りな音が入ります。が、聞こえるのはエイコさんだけで、2人には聞こえません。
3人はその周辺の大岩に手をかざし、すごい!キテる!とはしゃいだあと、アーチの下で目をつぶり空を仰いで「浄化される~」「気持ちいい~」と盛り上がります。どうやらそこは目的地ではなく、ここがこんなにすごいんだから上はもっとかも!と期待が膨らみます。

3人がたどり着いたのは先ほどの岩の数十倍はある巨大なアーチ状の巨石でした。アーチからは、向かいの尾根にある砲台のような巨石と巨大な石柱のような岩が望めます。アーチのふもとには休憩広場がありますが人気は無く、アーチの真下まで石段が続き柵で行き止まりとなっているようです。
3人はアーチに向かい、エイコさんが、向かいの尾根の巨石の間の空気が揺らいでいると指差しますが、2人には見えずカメラにも映りません。
空は晴れ渡り、眼下には広大な山脈が連なる絶景が広がっていて、3人は感動します。

その後3人は、カメラを固定し、アーチの巨石の下で瞑想を始めます。カメラには再びキーンという音が入りますが、聞こえるのはやはりエイコさんだけでした。
3人は瞑想に戻りますが、空を黒く丸い何かが横切った途端、エイコさんが痙攣して仰向けに倒れ苦しみだします。2人が駆け寄り何度も呼ぶうち正気に戻りますが覚えてないようです。

2人の心配をよそに、彼女は立ち上がって向かいの尾根の巨石を指差し、UFOだ!と騒ぎ始めます。チーちゃんは慌ててカメラを取りに走りますが、彼女が戻ったとたん、あー消えちゃったとエイコさんが残念そうに言います。
えぇ!と本当に残念そうなチーちゃんの声。エイコさんは盛り上がりますが、テラちゃんは渋い顔で私も見てないと小声で言い、エイコさんに合わせるように「私たちの瞑想がUFOを呼んだのかな」と言いますが、エイコさんが振り向いて「”私たち”じゃなくて”私”でしょ?」と否定します。再びキーンという音が入り、エイコさんは聞こえる!とはしゃぎますが、またもや2人には聞こえず、不快感を感じているようです。

そこで、テラちゃんがダウジング棒を取り出し、UFOが出る方向が判るかも!とエイコさんに渡すと向かいの尾根に向かって棒が開きます。彼女は奇石まで行こう!と言い出し、早足で降り始めます。慌てて後を追うテラちゃん。チーちゃんは機材を当然のように任され必死で追いかけます。エイコさんは行く先々でダウジングをし、すごいよ!とはしゃぎながら、どんどん進みます。

しばらくしてチーちゃんは、岩場にぐったりと腰掛けたテラちゃんに追いつきますが、目線の先を見ると、エイコさんが元気にダウンジングをしています。ちょっと怖いよね、とチーちゃん。怖い、とテラちゃん。そこで再びキーンと音が入り、見るとエイコさんがいなくなっています。 この映画を無料で観る

【結】- パラノーマル・フェノミナンのあらすじ4

2人は焦って石段を降りながら探し、何度も大声で呼ぶうち、べったりと岩に着いた血痕を発見、その周辺で彼女の片方の靴とリュックを発見し持っていきます。
血痕は点々と続き、泣きながら呼ぶうち、大きな岩の上に何かの(ボカシ)血塗れの残骸を発見し、恐慌状態になる中、キーンという音が大音量で響きます。2人は耳を押さえ苦しみますが、音はすぐ止み、岩穴の中に横たわり気を失ったエイコさんを発見します。

泣きながら何度も名を呼び揺すると、彼女は突然起き上がって絶叫、再び倒れますが目覚めます。彼女は無傷でしたがぼんやりしています。テラちゃんはうろたえ、チーちゃんはぼろ泣きしています。エイコさんが動くたび、合わせるようにキン、キンとカメラに音が入ります。

その後、3人は途中の広場で美しい夕日を眺めます。広大な景色の中、その向かいには切り取ったような平たい尾根があり、不思議な形だねーとエイコさんが指差した途端、UFOが出現して消えます。それは3人ともが目撃し、ちょっと騒ぎますが、エイコさんはキン、と音を鳴らして2人を振り向き、すごかったねぇと穏やかに言い、ビデオが終わります。


【後解説】


この映像を撮影して以来、3人は一緒に出掛けることは無くなったそうですと白石監督。
このような映像を送られても、私には鑑定力も霊能力も無いので、不可解で恐ろしい映像を送ってくるのは止めてくださいと頭を下げます。

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