「パージ2:アナーキー」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

パージ:アナーキーの紹介:2014年製作のアメリカ&フランス合作映画。1年に一晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法になる法律〝パージ法〟が存在する世界を舞台にしたエクストリーム・スリラーの第2弾。無法地帯となった街を舞台に、命懸けの戦いを描く。

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パージ2:アナーキーの主な出演者

警察官・レオ(フランク・グリロ)、エヴァ・サンチェス(カーメン・イジョゴ)、シェーン(ザック・ギルフォード)、リズ(キエレ・サンチェス)、カリ(ゾーイ・ソウル)、ターニャ(ジャスティナ・マシャド)、パパ・リコ(ジョン・ビーズリー)、ビッグ・ダディ(ジャック・コンレイ)、ディエゴ(ノエル・G)、バーニー(カストゥーロ・ゲッラ)、カルメロ(マイケル・K・ウィリアムズ)、ストレンジャー(エドウィン・ホッジ)、ヤング・グール・フェイス(キース・スタンフィールド)、ロレイン(ロバータ・バルデラマ)、ウォーレン・グラス(ブランドン・キーナー)

パージ2:アナーキーのネタバレあらすじ

【起】- パージ2:アナーキーのあらすじ1

〝アメリカ、2023年。
失業率5%以下、暴力はほぼ存在せず。
貧困ライン以下の国民は毎年減少。
その理由はこれにある……浄化(パージ)〟
近未来のアメリカ。
アメリカでは、〝パージ(浄化)法〟が制定されたことにより、犯罪率が著しく低下し、平和な世の中ができていました。
パージ法とは、1年に1度、1夜だけ「殺人を含む、すべての犯罪が合法になる」という法律です(『パージ』参照)。
もちろん全ての国民が犯罪をおかす側にまわるわけではなく、家でその時間、ひっそりと暮らしてやりすごそうとする人間もいます。
2023年も〝パージ〟の日が再びやってこようとしていました。
3月21日、PM4:34。〝パージ〟開始まであと2時間26分。
…病気の父を持つウェイトレス・エヴァの職場では、慌ただしく閉店の作業をしていました。みな、明日会えるよう祈るあいさつを交わしながら、帰っていきます。
街は帰宅のためのラッシュや渋滞ができています。富裕層は災難を避けるため、この日よりも前から海外にバカンスに出ている人たちもいます。
アメリカではD・タルボットという人物が9年前からアメリカを治め、パージは今回で6回目です。パージを始めたことで犯罪率と失業率が低下したことから、タルボットは『新しい建国の父』と呼ばれて崇められていました。
しかし近年、タルボットを糾弾する人物が現れています。カルメロと名乗る黒人男性が率いる反パージ軍団は『NFFA(新しい創始者とアメリカ)』と名乗り、電波ジャックをしてタルボットたちの行為の目的を訴えます。
「パージで貧困層を殺すことにより、国の支出が減ることになり、政府としては好都合。そのための殺害支援だ」と訴えるカルメロの主張は、当たっていました。
しかし病気の父の医療費がかさみ、娘・カリを養わねばならないウェイトレスのエヴァにとっては、そんな訴えもテレビ画面の向こうの世界の話です。エヴァはこの日、店長に給料アップの要求をしましたが、退けられていました。
…同じ頃。若い男・シェーンと若い女・リズは夫婦ですが、近々別居しようと思っていました。この日2人はシェーンの姉の家に行って、リズは別居の告白をするつもりですが、シェーンはまだ言いたくありません。
スーパーに立ち寄った2人は、駐車場に物騒な集団がいるのを見つけました。顔を白く塗って目の周りを黒く塗り、額に十字を描いたフードをかぶった男や、白いお面にGODと書いた男などが集まる集団です。
彼らは大きな車両と、バイクを数台集めてまだパージが始まる前からスタンバイしています。
買い物をして戻ったシェーンは、パージが始まる前から、この白塗りのパーカ男に体当たりされました。シェーンとリズは彼らに目をつけられた気がして、早くその場を離れようと車に乗り込みます。
予感は的中していました。しばらく走ると車が故障しますが、車両下部を伝うオイルの管が切られており、明らかに何者かによる仕業です。後ろには先ほどの集団が尾行していました。
パージ開始までに逃げないと危険です。シェーンとリズは車を捨て、徒歩で移動し始めました。 この映画を無料で観る

【承】- パージ2:アナーキーのあらすじ2

…部屋の一室で、レオ巡査部長は銃の手入れをしていました。彼は今年、パージに参加するつもりです。
1年前、レオの息子・ニコラスは交通事故で他界しました。車を運転していた男性・ウォーレンは基準値の3倍を超えるアルコールを摂取していましたが、裁判でうやむやになり、ウォーレンは無罪の判決を言い渡されました。
レオは息子の復讐のため、パージの日にウォーレンを殺そうと決意し、準備はぬかりなくおこないました。元妻が止めに来ましたがレオの意志は変わらず、旦那の元へ帰れと言います。
車に乗り込んだレオは、走り始めました…。
…『緊急放送システム』が発動し、パージ開始のアナウンスが流れました。3月21日の19時から、翌22日の朝7時までの12時間が、パージの時間です。
この時間帯ならば、クラス4以下の武器なら携帯&使用も可です。しかし軍人と政府職員の10等級以上の者はパージの除外対象です。
またパージの間は警察、消防、救急(医療)のサービスは受けられません。
…エヴァ宅はパージ開始後に夕食を食べるつもりでしたが、父は夕方には寝ると言い出し、施錠をするよう言い含めると娘たちには内緒で外出しました。
エヴァは父の姿がないことに気づきます。置き手紙があり「富豪の殉教者となる」「後日エヴァの口座に10万ドルの口座が送金される」と書かれていました。
「殉教者」とはパージの日に貧しい人や病気の人を富豪が金で買って、安全な場所で処刑をする余興のことです。余命わずかの父は、娘と孫娘のために志望したのでした。
エヴァとカリは嘆く間もなく、同じアパートの住人・ディエゴに襲われます。ディエゴは自分につれないエヴァに不満を持っており、銃を持って「俺は獣を解き放ち、お前らメス犬を殺す!」と言いました。
そのディエゴは扉の外からハチの巣にされ、即死します。しかし決してエヴァたちが安全になったわけではありません。いつの間にかエヴァたちのアパートの外には武装した集団の車両とバイクが集まっていました。新たな敵が現れたのです。
エヴァと娘・カリは、黒づくめのガスマスクをつけた男性らに拉致され、連れ出されます。アパートの廊下には、殺された人たちが転がっていました。
アパートの外まで連れ出されたエヴァとカリは、必死で抵抗しますが、大きな車両に積み込まれそうになります。車両後部には機関銃が固定砲台のように備え付けられてありました。
…シェーンとリズは、ひたすら逃げていました。走って逃げる彼らを、バイク集団が追ってきます。バイクが通れない道を選びますが、それでも追っ手は執拗でした。
…警察官のレオは、武装対策した車に乗って移動します。レオの復讐相手・ウォーレンの住む家は富裕層エリアに住んでいますが、そこへ行くにはダウンタウン(下町)を抜けねばなりませんでした。
レオは通りで、拉致される母娘・エヴァとカリを目撃します。復讐が優先だとは思いながらも捨て置けなかったレオは、車を降りて男たちを銃撃し、エヴァとカリを助けて自分の車のところまで連れて行きます。
ところがレオの車に戻ると、カップルが乗り込んでいました。そう、怪しいマスク男たちに追われたシェーンとリズが、施錠されていない車を見つけて隠れていたのです。

【転】- パージ2:アナーキーのあらすじ3

ガスマスク集団と、白塗り男たちのライダー集団が襲来し、さらにトラック後部の固定機関銃が狙いを定めたので、レオは全員を乗せたまま、まずは逃亡を図りました。ガスマスク集団と白塗り男たちの間でも戦闘が開始します。
…逃げおおせたものの、車は徹甲弾を浴びせられて故障しました。レオ、シェーン、リズ、エヴァ、カリらは路上で立ち往生します。
このまま車で隠れていたらよいのでは…と考えたリズに対し、レオは「犬を使われたら見つかるから逃げろ」と言います。残りの4人に武器を渡して別行動を希望するレオに対し、残りの4人はレオと行動を共にしたがりました。レオの頼もしさを感じ取ったのです。
エヴァが「この近くに友人の家がある。そこまで連れて行って欲しい(4人はそこで朝までやり過ごす)。車は友人から借りるから(レオが使えばいい)」と言いました。レオが場所を聞くとブライアント通りで、徒歩で行ける圏内です。
エヴァは同僚のターニャに電話連絡を取り、訪問の了解を得ました。徒歩で移動を開始します。
レオは人気の少ないビジネス街5番通りを横切って行こうと考えました。シェーンが無防備に車道に足を踏み出し、動物用の罠にかかります。罠を解除して去りますが、その間にも敵が接近して危ないところでした。
ビジネス街は比較的安全で歩行できました。例の大きな車両(後部に機関銃を据え付けている車)が先回りしていましたが、何者かによって襲われていました。
その車はエンジンを壊されて走行不能でしたが、後部車両に乗り込んだレオは、モニターの特定の家に赤く点滅する地図表示を見ました。政府の装置を使っている…つまり政府が絡んでいると気づきます。
赤い点滅表示の家はいずれも貧困層で、『NFFA』が主張していた通り、パージの目的は貧困者層の撲滅にありました。
地下鉄に逃げ込んだ5人は、そこに潜伏する人物に敵意がないことを示して通行しますが、後ろから執拗に軍団が襲ってきます。火炎放射器を放ちながら追ってくる車を、レオが連射して仕留めましたが、シェーンが左足を負傷しました。
パージ終了まであと4時間半のところで、レオたちはエヴァの友人・ターニャ宅へ到着しました。信号機に設置されたカメラが、それを捉えています。
ターニャは妹・ロレインとロレインの夫、父の4人で暮らしていました。ターニャは全員を迎え入れると、ごちそうを持って現れ、歓待します。
レオはシェーンの怪我を手当てし、朝一番に病院へ行けと指示しました。
ターニャの父と義理の弟(妹の夫)が、外から帰ってきます。彼ら2人はどうやら、今年はパージに参加しようと思って外出していましたが、気が変わって戻ってきていました。
ターニャ宅は基本的にはパージ反対派で、家のロックは万全なので朝まで快適に過ごしてくれと言います。
やっと安心モードになった4人に対し、レオはエヴァに「車を借りてくれ」と頼みました。エヴァはすまなそうに「車はない(嘘だった)」と告げます。レオは怒りますが、その頃には事情を察していたエヴァが「復讐しても息子さんは喜ばない」とレオを説得します。

【結】- パージ2:アナーキーのあらすじ4

その時、ターニャの妹・ロレインが突然ターニャを銃で撃ちました。ロレインの夫は、義理の姉・ターニャと浮気していたのです。三角関係の銃撃戦に巻き込まれた5人は、結局その家を出てきました。
行く手には信号機に設置された監視カメラで既に敵が待ちうけており、反対側の柵を越えた5人は、捕らえられました。5人は生きたまま、トラックで連行されます。
着いた先は富裕層が開くパーティー会場でした。処刑を楽しむイベント会場で、司会者の女性が20万ドルの参加費で「今夜最後のパージ」の参加者を募ります。6人の男女が希望しました。
猟場と呼ばれる場所に連行された5人は、そこで放されます。人間狩りです。コンクリートで覆われた巨大な部屋で、真っ暗でした。狩りをする富裕層には、武器と暗視ゴーグルが渡され圧倒的に有利です。
上部のガラス張りの座席では、観覧を楽しむ富裕層がいました。
レオは相手方を襲い、首の骨を折って武器と暗視ゴーグルを手に入れます。さらに2人をナイフで倒し、襲ってきた女性も倒すと武器や暗視ゴーグルを奪いました。
エヴァらが固まって待つ場所に戻ったレオは、暗視ゴーグルと武器を渡し、「残り3人」と言います。レオは観覧席に向かって銃を連射しました。会場は混乱し、観覧席の司会女性は応援を要請します。
部屋が明るくなり武器を携行した男たちが多数突入します。シェーンが銃弾に倒れました。
そこへ新たな軍団が乱入しました。銃撃を開始した軍団は、NFFAのカルメロ率いる反パージ集団でした。カルメロはレオらを助けた後、その場に残って会場を破壊する予定です。シェーンを殺された妻・リズも残ると言いました。
カルメロはエヴァに銃を渡すと、会場を総攻撃していきます。レオとエヴァ、カリは逃げようとする司会女性を拉致し、車を奪うと立ち去りました。
…6:10。パージ終了まであと50分ですが、レオは復讐相手の家まで到着していました。エヴァとカリも乗っています。
娘・カリが止めますが、この日のために2週間前から裏口のバリケードに細工していたレオは、車を降りて家に向かいました。家に侵入し、復讐相手・ウォーレン夫妻の寝室に入ると、ウォーレンを殴って起こし、妻にはうつ伏せになるよう指示すると、ナイフを向けます。
しかしレオは、もう復讐する気が失せていました。脅しはしたもののウォーレンにそれ以上の暴行を加えることなく、立ち去ります。
表のシャッターを開けて出て来たレオは、機関銃を積んだ武装集団のリーダー「ビッグ・ダディ」に撃たれました。
ビッグ・ダディはレオが巡査部長だということも知っており、パージには裏のルールがあることを耳元で囁きます。政府としてはもっと貧困層を減らしたいので、一部の軍隊を送りだしているのです。それがビッグ・ダディらでした。
レオに止めを刺そうとしたビッグ・ダディを、家から出て来たウォーレンが銃撃して倒します。
7時のサイレンが鳴りました。パージ終了です。
ウォーレンは自分の車を出してレオを乗せ、エヴァとカリは必死で重傷のレオの手を握り、励まします。3分の距離だとウォーレンは言い、車は病院へ着きました。
…次のパージまで、あと364日です…。

みんなの感想

ライターの感想

…やっぱり、そっち方向に話を持っていくんですね!
パージ(浄化)、魂の浄化ってだけじゃなしに、やっぱり政府の方策だったんか!
第1作では単に「パージする気ないんですけど、ある男性を息子が匿ったことから、パージに巻き込まれちゃいました」一家の話。
第2作である今作品では、少しスケールアップして、3つのグループを用意している。
1つは貧困層でパージ対象にされている母娘、1つは別居予定の夫妻(別居予定って設定、必要だったか? ラスト和解してたから必要だったのか)、もう1つはパージする気の刑事。
…判らないこともないんだが、みんな刑事のレオに頼りすぎ!
あらすじでは、どうしても彼らの行動主体になっちゃうので書ききれないんだが、ほかにもいろんな風景が描かれている。
燃えながら走るバス(意味あるんかと思いながらも、それなりにインパクトはあった)とか、歩道橋(?)の上で銃連射して主義主張する太っちょおばさんとか。
狙ってくれといわんばかりに、ドラム缶に火を焚いて踊ってる連中もいたな。
私としましては、このテンションのまま最終章(パージ第3作)に突入し、きちんと建国の父を殺して片をつけて終わり、にしてほしい。
この手の作品は、いくらでもシリーズ作れそうだもん。だけどシリーズものにしたら絶対質が落ちるから、次作できっちりおさめてほしい。

    俄かファンですみませんさんの感想

    1より2のほうが面白い映画って数少ないように思います。これなんてパージという設定は共通だけど、別の映画って思えるほど面白かったです。次もあるでしょうから、バッチリ完結させてほしいです。

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