「フッテージデススパイラル」のネタバレあらすじ結末

フッテージ デス・スパイラルの紹介:2015年製作のアメリカ映画。2012年製作の戦慄のホラー・サスペンス映画『フッテージ』の続編。ミスター・ブギーの呪いに終わりはなかった…。オズワルド家に越してきた母子の惨劇を描く。

予告動画

フッテージデススパイラルの主な出演者

元副保安官(ジェームズ・ランソン)、コートニー・コリンズ(シャニン・ソサモン)、ディラン・コリンズ(ロバート・スローン)、ザック・コリンズ(ダルタニアン・スローン)、クリント・コリンズ(リー・ココ)、ストムバーグ博士(タイト・エリントン)、ロドリゲス神父(ジョン・バーズレー)、ミロ(ルーカス・ジェイド・ズマン)

フッテージデススパイラルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①母・コートニーと双子の息子・ザックとディランは、父・クリントの虐待に耐えかねて家を出て、オズワルド家に住む。ディランが選ばれて夜毎フッテージを見せられる。 ②事件について知る元副保安官がコートニーを訪問、事件を説明する。父・クリントが一家を連れ戻した家で惨劇が始まるも、元副保安官が阻止。ディランに代わり犯行をおこなおうとしたザックはブグールに殺される。元副保安官も計画を邪魔したので殺された。

【起】- フッテージデススパイラルのあらすじ1

十字架にかけられた3人の人間は、顔に穀物袋をかぶせられています。ライターを投げると火がつき、3人の人間は生きたまま焼かれました…。
…という夢を見た(注:実は後にちらっと出てくる)少年・ディランは、引っ越した部屋のクローゼットがすごく気になります。
…9歳の少年・ディランは母・コートニーと双子の兄・ザックと共に、ある田舎の家に引っ越しました。
父・クリントがディランに暴力を振るうので、コートニーは離婚調停中で、別居して親権を得ようとしています。
ところが父・クリントは地元の有志で農業界での大物なので、状況はコートニーに不利でした。離婚すらできないかもしれません。
思い余ったコートニーは、息子2人を連れて家を出たのでした。当然、引っ越し先は誰にも内緒で、コートニーは神経をとがらせています。
町へ買い物に出かけた際にも気を配り、尾行者がいないかチェックしました。尾行者がいると〝ルタバガの合図(走って逃げるという意味)〟で母子3人で走って逃げます。
ところがコートニーの心配は的中し、夫・クリントは必死で母子を探していました。
コートニーとディラン、ザックが身を寄せた家は、コートニーの友人の父が所有している空き家でした。母・コートニーはアンティーク家具の修復をする技師で、家の隣にある元教会で普段は作業をしています。
ザックはこの家に来てからディランが変わったと、寝る前に母・コートニーに訴えました。
というのも…ある日ディランは幽霊の少年少女たちに白羽の矢を立てられて、家の地下室にある8mmフィルム(フッテージ=未編集フィルム)と映写機が入った箱を見せられます。
それ以来ディランは幽霊の1人・少年のマイロに、夜毎フッテージを見ろと要求されました。ディランが拒否すると、冒頭のとおり悪夢を見るのです。
…分かりやすくするためにここでしばし、解説を挟みます。
フッテージのフィルムを作らせるのは、〝ミスター・ブギー〟ことブグールという悪魔です。ブグールは一家の子どもを狙い、その子にフッテージフィルムを作らせます。フィルムの内容は「自分以外の家族を殺すもの」で、それを作った子どもはブグールに連れられて失踪する…というものです。さらに「その家にいる時には災厄は起こらず、引っ越した先で事件が起きる」ことが災いして、事件は発覚しにくい状態でした(『フッテージ』参照)。
今回選ばれたのはディランです。ディランはフッテージを作るために、過去の作品を見る必要があったのですが、怖い内容のフッテージなのでディランは嫌がります。
ディランを仲間に加えたい霊は数人いました。黒髪のリーダー格の優等生風少年・マイロのほかにも、テッドやピーター、少女・エマ、キャサリンなどもいます。
見ないと悪夢にうなされるとディランに警告したマイロは、地下室にディランを連れていくと、箱の中のフッテージを取り出して上映会を始めます。
『魚釣り旅行』というタイトルのフッテージはテッドの家族のものです。5人の家族が仲良く釣りをする風景が映っています。
ところが途中から祖父、両親、テッドの姉は逆さ吊りにされ、顔に白い布をかぶせられ、ワニの餌食になる映像が映っていました。

【承】- フッテージデススパイラルのあらすじ2

ディランは怯えてベッドへ逃げます。しかしまた次の夜になると、マイロがフッテージを見るようにと誘いに現れるのでした。
…ある日、家の外に白い車が停まり、外から様子を眺めているのを見たコートニーは、警戒します。家に入って来た男性が「私立探偵」と名乗ったものですから、コートニーは逆上しました。夫・クリントの使いだと思ったのです。
ところが違っていました。私立探偵と名乗った男は元副保安官(『フッテージ』にも出てくる、1の主人公エリソン・オズワルドのファンの男性で、当時は副保安官、その後辞めたらしい)でした。事件を知る元副保安官は、空き家とされている元エリソンの家を燃やしにガソリンを持って現れたところ、人が住んでいるので驚いていただけなのです。
夫からの遣いだと思い込んでいるコートニーに「コーヒーが飲みたい」と元副保安官は言うと、飲みながら「君は大きな誤解をしている」と、この家であった事件について説明を始めました。
元副保安官が夫の使いではなく、単にオズワルド一家の事件を調査していると知ったコートニーは、やっと安心します。
コートニーは自分たちがここにいることを口外しないよう元副保安官に口止めしました。元副保安官は明日また来ると言います(教会の中を見せてもらっていないから)。
その夜もディランはマイロに誘われて、しぶしぶ地下室に行きます。マイロは「映画を全部見ると、悪夢は消える」と言い、それだけがディランの救いです。
『クリスマスの朝』というタイトルのフッテージは、少女・エマの家族のものでした。クリスマスを祝う家族たちが映った後、両親と姉と弟が拘束され、生きたまま雪に埋められて凍死する映像が映っていました。
フッテージを作る役目として選ばれたのはディランですが、実は双子のザックにもマイロたち幽霊が見えていました。ザックはディランにそれを言います。
翌日、元副保安官が家を訪ね、教会を見せてもらいます。当時の現場写真と比較した元副保安官は、通路の真ん中にある金属製の器が動くのを見ますが、中にネズミがいただけでした。念のため、金属製の器をスマホで撮影します。
反対側の壁を見ると、謎のマークが描かれていました。Mの字の真ん中の下部が長いマークです。じっと見ているとヘンな影が見えたので、何度か懐中電灯で照らしていたところ、すぐ近くに男の顔が見えて元副保安官は驚きます。
撮影しようとした元副保安官は、構えたスマホが鳴り始めたのでもう1度驚きました。着信はストムバーグ博士からで、博士に呼ばれた元副保安官は翌日行くことを約束します。
庭に戻った元副保安官は、そこにいたディランに「怖い夢を見るか」と尋ねました。ディランが頷くと、自分も見ると元副保安官は答えて、「起きている間に人助けをすれば、夢も現実と同じく、怖くなくなる」と言います。
そこへ家に2台の車がやってきました。州警察のパトカーと、コートニーの夫・クリントの車で、家を突き止めてやってきたのです。
ディランは恐怖で失禁し、コートニーも急いで外に出てきました。すぐさま子どもたちを連れ去ろうとするのを見咎めた元副保安官は、警察官に裁判所命令の有無を確認します。

【転】- フッテージデススパイラルのあらすじ3

そして子どもの親権を移すのは保安官の役目だと言い、州警察にその権限がないことを指摘しました。さらにもしそのせいで事件沙汰になったらマスコミが食い付くと言うと、担当警官は恐れて帰って行きます。
夫と警官を撃退した元副保安官に、コートニーは感謝しました。元副保安官は、可能ならばすぐに接近禁止命令を出せと言いますが、夫・クリントは地元の有志なので難しいと言います。
居場所を突き止められたので家を立ち去ろうとするコートニーに、元副保安官は「むしろ今はこの家を出ていかないほうが法的に有利だ」とアドバイスしました。
コートニーは言われるまま了解し、元副保安官に夕食を振る舞って、宿泊も勧めます。翌朝は博士のところへ行くと言った元副保安官は、それでも泊めてもらいました。
元副保安官はコートニーに保安官の仕事に未練があるかと聞かれ、未練はあると答えます。元副保安官は、オズワルド事件との関連性を疑われ、解雇されていました。
コートニーは離婚の理由となった、夫の虐待を話します。
その頃ディランは『キッチンのリフォーム』というフッテージを見せられていました。水びたしになった台所の床に縛られ、座らされた家族が、感電死する映像です。
映像の途中からザックもひそかに部屋に入って視聴し、他の幽霊に「なぜディランを選ぶ」と文句をつけました。マイロが「頭がいいから」と答えると、ザックは自分でもできると言います。ザックは自分が選ばれず、臆病なディランが選ばれたことが不満でならないのです。
幽霊たちにとっては、ディランでもザックでもどちらでもいいようでした。
翌朝、立ち去る元副保安官に、コートニーは電話番号を書いた紙とコーヒーを入れた水筒を渡します。元副保安官は明日また来ると言って立ち去りました。
ストムバーグ博士はブグールについて調べており、1970年代の頃、アマチュア無線の滅多に使われない周波数の無線を拾ったことを告げ、それを1990年代後半にテープに録音していた者がいたことも告げます。
録音したテープを再生すると、殺害が行なわれた家の座標が示され、引っ越した次の家で反抗が行なわれることと、ピアノの音が重要だと言いました。
失踪した子どもたちは霊界に連れて行かれたとされ、ブグールは子どもの魂と奪うと言ったストムバーグ博士は、そこには3つの共通点があると言います。
「一家殺害」「行方不明の子ども」「何かを象徴するマーク、あるいはテーマ性のある芸術」…ブグールは暴力を美学とし、それが目的なのだと博士は締めくくりました。
その日の夜、幽霊の子どもたちが選んだのは、やっぱりディランでした。ディランのベッドを取り囲んだ5人の幽霊たちは「しーっ」と口に手を当てます。ディランの部屋に来たザックはまたマイロに抗議しますが、自分が選ばれなかったことに怒り、ディランを殴って去りました。
ディランは拒否して悪夢を見ます。悪夢は、暴力を振るう男と、草刈り鎌を持つブグールの顔でした。
悪夢から目覚めたディランは「今夜しないとあの人(ブグール)に怒られる」とマイロに言われ、地下室に移動して、マイロの一家のフッテージを見ます。

【結】- フッテージデススパイラルのあらすじ4

『教会の礼拝』というタイトルのフッテージは、円形に床に倒れた5人の家族が映し出されます。
顔には赤い布がかぶせられ、手首は釘で打たれていました。燃えている炭を入れた金属製の器(元副保安官が教会で見た容器)を腹に乗せられ、放たれたネズミにはらわたを食われる映像でした。
ディランは逃げ出しますが、必ず行く手に子どもたちが待ち構え「これが最後の映画」とディランに見せようとします。教会に逃げたディランは、現れたブグールから隠れて奥に逃げました。
背後に立った幽霊の子どもたちにディランは「仲間になりたくない」と言います。マイロたちはザックを呼び、映像を見せ始めました。選ばれたことに喜んだザックは、ノリノリで映像を見始めます。
次の朝、夫が「緊急の審査があった」と言い、コートニーとディラン、ザックを連れて行きました。夜になって元副保安官が来ましたが、無人になっていて嘆きます。
その頃コートニーたちは夫・クリントと食卓を囲まされました。食事が進まないディランの口にクリントが無理やり食事を押しこみ、コートニーが制止します。
その家へ元副保安官がやってきて「あなたの身が危ない」と言いますが、クリントは元副保安官とコートニーの仲を疑っているので、聞き入れません。元副保安官が言いたいのは「フッテージを見た『次の家』で惨劇が起きる」つまり、コートニーたちが移動したこの家で惨劇が起きることを告げるのですが、クリントは耳を貸しませんでした。
翌日、コリンズ家は一見すると問題のない家庭のように見えました。庭で昼にゴルフをする映像を、ザックが撮影し、途中からは③客にカメラを固定して加わります。
そして夜…とうもろこし畑の一角を丸く刈った中に、父・クリント、母・コートニー、弟・ディランの3人を十字架に縛ると、顔に穀物袋をかぶせます(冒頭の映像)。それをしたのはザックでした。
元副保安官は気になるので、夜に再びコリンズ家に行きます。
ザックはまず父・クリントに火を放ちました。父は燃えます。
その煙を見た元副保安官は車で急行してザックを撥ね、ライターを続けて放るザックを止めます。
元副保安官は縛られたコートニーとディランを助けると、走って逃げました。「最後まで終わらせろ」とマイロに言われたザックは、草刈り鎌を持って追いかけます。
3人は家に逃げ、ザックとマイロたち幽霊も、撮影と捜索を手伝います。コートニーの目には幽霊が見えないので、何もいないのに家の中のものが飛び散っているようにしか見えません。
リビングにコートニーとディランが追いつめられた時、元副保安官がカメラをゴルフクラブで殴って壊し「これで映画は撮れない」と言いました。ザックは予備のカメラを探しますが、怒ったブグールに触れられてミイラ化します。部屋の壁が炎に包まれ、家は炎上しました。元副保安官とコートニーとディランは無事でした。
明け方、モーテルに戻った元副保安官は、荷造りをしています。すると無線が鳴り始め「狙いは子どもだ」という声が聞こえました。
子どもの声に振り返ると、元副保安官の目の前にブグールがいました。
(コートニーとディランは無事。但しブグールの計画を邪魔したとして、元副保安官はブグールに殺されたっぽい)

みんなの感想

ライターの感想

前作『フッテージ』の正式な続編。今回はブグール露出多め。
フッテージの気味悪さは半減してましたが、全体としての出来はそう悪くない。
続編になるとがくっとレベルが下がるのだが、今作品に関して言えば、質はキープされている感じ。
ただ不満点はある。新たに加わったラジオ要素とか、んなん、いらんじゃん、と思ってしまう。
カメラは壊されたけど、フッテージ自体は燃やされていないので、さらなる続編を作ることも可能。
子どもの幽霊たちが、なんとも不気味でいい味出してました。

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