「フリークスシティ」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

フリークス・シティの紹介:2015年製作のアメリカ映画。映画化されていない脚本を掲載した2010年のブラック・リストで“最も好きな脚本”に選ばれたホラー・コメディ。ヴァンパイア、人間、ゾンビが平和に共存する街に、UFOに乗ったエイリアンが襲来。人間、ヴァンパイア、ゾンビの高校生3人が立ち向かう。

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予告動画

フリークスシティの主な出演者

ダグ・パーカー(ニコラス・ブラウン)、ペトラ(マッケンジー・デーヴィス)、ネッド・モーズレイ(ジョシュ・ファデム)、ペグ・パーカー(ジョーン・キューザック)、リック・ウィルソン(デニス・リアリー)、ローレライ(ヴァネッサ・ハジェンズ)、ミラン・ピナシェ(エド・ウェストウィック)、ケラー先生(キーガン・マイケル・キー)

フリークスシティのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①人間、ヴァンパイア、ゾンビが共存する町・ディルフォードへある日UFOが飛来。人間とヴァンパイアはそれぞれ「相手の差し金」と思い、ゾンビは脳みその配給が止まったので、エイリアンそっちのけで三つ巴の戦いに突入。 ②地球人同士で戦っている場合でないと気づいたダグは、ご当地グルメのリブレットの原料がエイリアンの狙いと気づいたネッドの指示で与えた。満足したエイリアンと地球人とで戦いが勃発、核攻撃を仕掛けたUFOにダグが投げ返してUFOを撃退した。

【起】- フリークスシティのあらすじ1

アメリカ、片田舎の町・ディルフォード(注:架空の町)。
ディルフォードはご当地グルメとして、リブレットという合成肉を売りにしていました。普段はのどかな町です。
ところがある日、そのディルフォードに巨大UFOがやってくると、攻撃を始めたのです。
向かうはいずれも若者の「人間代表ダグ・パーカー」「ヴァンパイアの少女・ペトラ」「ゾンビ代表の眼鏡青年ネッド・モーズレイ」です。この3人に町の未来は託されました。
…とか言ったって、急には話が理解できませんよね。

…なので、ちょっとだけ話を巻き戻して。昨日の話。

ディルフォードは元々、人間とヴァンパイアとゾンビが共存する町でした。
ヴァンパイアは、日光は苦手ですが、そこはそれ、日焼け止めクリームを使用することで昼間でも活動できるようになっているんです。不老不死ですし、便利です。
人間は…まあ、普通です。ご存知のとおり。
ゾンビは…うん、ゾンビ化すると、頭が悪くなります。動きの遅いゾンビです。頭の中は常に「人間の脳みそを食べたい」ということでいっぱいです。でも、食べないと死ぬわけじゃありません。むしろ、空腹が持続すると頭がよくなるという現象も起きます。

・ダグ…主人公の高校生。野球部所属のまじめな青年。童貞。…ん、そこ大事か?
・ペトラ…金髪の高校生。ミランくんが好き。フェロモン系女性・ローレライが大嫌い。
・ネッド…眼鏡をかけたロン毛男子高校生。オタクっぽいけど、すっごく賢い。

・ローレライ…ダグの憧れの、人間の女子高校生。ローレライの方はダグは異性対象ではない。もてもてで、あちこちの男性と関係を結んでいるのだが、ダグには内緒。
・ミラン…ヴァンパイアであることを誇りに思っている黒髪の男子高校生。イケメンでもてる。
・チャズ…ネッドの兄の男子高校生。序盤で首をひねる。家では野球選手として有望視されている。
・リック…中年男性。リブレットを作る会社の社長。

昨日の時点では、ペトラもネッドも人間でした。
3人は幼馴染みで、ダグとペトラは小学時代まで割と仲良しでした。ダグとネッドは中学時代まで仲良しでした。
同じ高校なのですが、いまはそれぞれ別々の交友関係ができています。

ダグは、同級生でお色気系の黒髪ロングヘアの女性・ローレライと、いい感じになっていました。もしかしたら初体験ができるかも、と淡い期待を抱いているのですが、ローレライから「初めてだから怖い」と言われています。
そのローレライ、実はあちこちの男性と関係を持っているのですが、ダグは全く知りません。ダグはやんわりとキープされている(本命じゃないけど保険にされている)のですが、そうとは知らず、ローレライへの思いを募らせていました。
ダグの両親はマリワナ好きですが、ひとり息子のダグを大事にしています。そのため、ダグはまっすぐ素直に育ちました。
ダグの両親は「いつか息子はビッグになる」と言うのですが、そのビッグの意味がダグには分からず、下ネタの想像ばかりしてしまいます(ビッグの意味は映画の終盤に明らかに)。

ペトラは同級生のミラン・ピナシェというヴァンパイアに言い寄られていました。ミランはカッコいいのでペトラは身体を許すつもりでしたが、ミランが求めたのは「血」でした。
「ローレライとは最後までしたけど、僕は君を何百年も待っていたんだ」と言われ、ペトラはミランに吸血されてヴァンパイアになります。
ところが…ミランの口説き文句は真っ赤なウソでした。だまされたと知ったペトラは怒りのあまり、「普通に最後までした」ローレライに嫉妬します。

ネッドは学業優秀ですが、ヴァンパイアで長寿のケラー先生にいじめられて、レポートを不可にされます。
家では兄のチャズばかり、ちやほやされていました。そのチャズが昼間、野球部の練習で首を痛めて「治療費がかかるから、大学を行かずに家業を継げ」と言われたネッドは、がっくり落胆します。チャズがプロ野球選手になるのが、両親の夢でした。
「家業」とは車のセールスです。ネッドは大学に行って、エンジニアになりたいのです。
絶望したネッドは、お気楽に生きているゾンビ集団のところへ行き、仲間にしてくれと言いました。足をかじってもらい、ゾンビになります。 この映画を無料で観る

【承】- フリークスシティのあらすじ2

そんな夜、ディルフォールドの上空に、超巨大なUFOが飛来しました。UFOはディルフォールドの上空に居座ります。
3大勢力の新聞にはこんな見出しが載りました。
まず人間用の『ディルフォード新聞』には「エイリアン襲来 吸血鬼の仕業か」。
ヴァンパイア用の『吸血鬼タイムズ』には「人間の差し金か」。
ゾンビ用の『ゾンビ・テレグラフ』には…「脳ミソ?(UFOが脳に見えてる)」。

木曜の夜8時。
人間サイドでは、会議が開かれていました。ヴァンパイアが人間を襲わせるためにエイリアンを寄越したのだという結論になります。
同じくヴァンパイアサイドでも、血液バンクで会議が開かれて、人間が自分たちをねたんでエイリアンを派遣したのだと言います。酸素も水も必要ない自分たちがねたましいのだろうと主張します(ヴァンパイアってそうなの!?)。
ゾンビサイドは…ええ、なにも考えていません。ぼやーっと暮らしており、穏やかです。
但しゾンビサイドで「脳みその配給が来ない」ということが問題視されており、ゾンビになりたてのネッドが「ゴミみたいに扱われて腹が立たないのか」とけしかけて、町へ繰り出します。

こうして「互いにエイリアンを寄越したのは相手側だと思いこんだ人間VSヴァンパイア」「自分たちが最下位であることを不満に思うゾンビ集団の蜂起」で、町が戦いの渦に巻き込まれました。エイリアンなんか放置です。というか、まだ出てきません。UFOがあるだけです。
三つ巴の戦いが町で展開されました。
どさくさまぎれでペトラはミランに詰め寄りますが、やっぱりミランはローレライの方が好きで「騒ぐと顔の皮膚を剥ぐぞ」と言われて失恋し、ミランを返り討ちにしようとしますが、なりたてのヴァンパイアだと力も思うように発揮できません。ペトラは撃退されます。
ローレライはダグに「じゃあ最後にやっとく?」みたいな感じで誘われて、いそいそと自室に招きました。初体験だとそわそわしますが、部屋にヴァンパイア集団がなだれこみます。
それを撃退したのは、むきむきマッチョのネッドの父・モーズレイでした。「生きたければついてこい」と頼もしい一言に、ローレライはぐっと心を鷲掴みにされますが、直後ゾンビ集団に襲われて、モーズレイは食べられます。
ダグとローレライは逃げますが、ローレライを見つけたペトラが「憎し」とばかりに追いかけました。

ダグはローレライを連れて、幼い頃にピアノを習っていたミラー先生のおうちに避難します。しかし部屋に入ると、ネッドが率いるゾンビ集団が占拠していました。
ローレライは、追ってきたペトラにがぶがぶ噛まれて死んでしまいます。
ゾンビ集団とヴァンパイア集団も衝突し、パトカーが乱入しました。
気が付くと、人間代表・ダグとヴァンパイア代表・ペトラと、ゾンビ代表・ネッドが生き残ったところで、あとの人たちは全滅していました。
(ここが、オープニングシーンです)

パトカーが乱入して作った穴からダグ、ペトラ、ネッドが外を見ると、UFOが地球人を襲い始めていました。これはまずいと3人は思います。
ダグが地下室に避難している初老女性・ミラー先生に、入れてくれと頼みますが、顔を覗かせたのは息子のスチュアートでした。息子といっても中年です。

【転】- フリークスシティのあらすじ3

「本物のダグとは限らない。ダグの皮をかぶった宇宙人かも」と疑われたダグは、仕方なしに小学生時代の恥を暴露して信用してもらいます。ピアノの発表会に脱糞したことです。
信じて地下室に入れてもらったものの、ダグが地下室のドアに鍵をかけに行っている間に、ペトラとネッドがミラー先生とスチュアートを食べてしまっていました。ダグはショックを受けます。

そのまま3人は地下室にしばらくこもりました。ネッドは話にならないので(脳みそを食べずにいると賢くなるけど、現段階ではまだ会話にならないので)、ダグとペトラがつれづれに話をします。
ダグとペトラは小学時代はまだ親交がありましたが、その当時おっぱい星人だったダグがペトラのおっぱいを触ったとか触らないとかの騒動がきっかけで、以降、なんとなく付き合いが途絶えていました。
昔話をした折に、ペトラは「処女のペトラがダグの中では浮気女と認識されていて、あばずれのローレライが処女と思っている」と知り、否定します。噂話とは怖いものです。
いい雰囲気になったダグとペトラはキスしようとしますが、ダグは噛まれないか心配しており、腹が立ったペトラはキスするのをやめます。
ダグは自分の両親が無事か心配していました。いつまでも地下室にこもっていても埒が明かないので、現状を打破する方法を思案します。
ネッドが脳みそを食べずにいたら、元のように賢くなるので、ネッドの「賢くなる待ち」にしました。
しかしエイリアンの攻撃が激化し、逃げざるをえなくなります。エイリアンは緑の目に一応四足歩行、でもどっからか触手のようなものが出てくる、全身黒い色の、ゾウよりも大きな生理的嫌悪感を誘う生き物です。
ダグはネッドを連れたペトラと、二手に分かれて逃げることにしました。太陽が駄目なペトラに服を貸すと、ダグは全裸になってしまいます(ローレライと自室で事に及ぼうと思っていたので、パンツを履いていなかった)。
学校で落ち合う約束をし、ダグはペトラと別れました。

ネッドとペトラはなんとか学校へ着きます。ペトラは日焼け止めを見つけ、塗りました。これで日差しもOKです。
そこへ遅れてダグもやってきました。なんと、全裸のダグはエイリアンにノーマークだったそうです。
それを聞いたネッドは「奴らの視覚は無機物にしか反応しない」と言いました。どうやら空腹になり、頭が回るようになったようです。
服を着ているから地球人と認識されると気づいた3人は、全裸になって移動しました(ネッドは眼鏡をかけたままなんだが…まあ、そこは…突っ込まないでおこう)。
ダグの家に到着すると、無人でした。ネッドがダグをかばって襲われ、ひきずられていきます。
ネッドを失った悲しみに暮れるダグとペトラですが、すぐさまネッドが戻ってきました。
なんでもエイリアンに捕まって、「一旦、非物質化されて再組成された」そうです。
なので、ほかの町の人たちも無事なのだそうです。

ネッドは「エイリアンは何かを欲しがっている」と言い、それは「リブレット」ではないかと指摘しました。わざわざ田舎町のディルフォードを狙ってやって来るからには、名産物が目当てだろうと思ったわけです。
さらにネッドは「リブレットを作る際に使う、テトラフルオラキシパンがエイリアンの狙いだ」と言いました。脳みそを食べていないので、冴えています。
テトラフルオラキシパンとは通称:TXPとも言い、馬の軟骨を肉にする薬です。エイリアンはこれを欲しがっているのだとネッドは推理し、3人はリブレットの工場へ行きました。

【結】- フリークスシティのあらすじ4

オーガニック・コットンの服を着ているので、今度は3人は裸じゃありません。
3人は工場のリック社長に部屋に入れてもらいました。ダグとペトラは早速リック社長を説得します。
リック社長は「テトラフルオラキシパンを渡すとエイリアンはいくらくれるだろう」と言いますが、ペトラが「町中が捕虜になってるから、救ったら英雄になれる」と功名心をくすぐります。
しかし目を離した隙にリック社長の妻・デイジーをネッドが食べてしまったので、リック社長が怒って3人を追い返しました。
エイリアンに捕まり、3人は再組成されて地下のアジトに落ちました。

そこには町民が全員集合しています。ただし、人間、ヴァンパイア、ゾンビと3分割されています。
ネッドはそこでゾンビになった父・モーズレイと和解しました。兄・チャズもゾンビになっており、ゾンビ一家となったネッドは穏やかな再会をします。
ペトラはミランをボコりました。ダグも両親と再会します。ローレライはヴァンパイア組に入っています。
人間、ヴァンパイア、ゾンビとの間にできた境目には、ファイヤーウォール的バリアができていました。
ダグはネッドに解決策を乞います。考えたネッドは「サーバーに負荷をかけて、システムをダウンさせればいい」と言いました。
地下アジトでも人間、ヴァンパイア、ゾンビで揉めていましたが、ダグがみんなに「エイリアンが欲しいのはリブレットで、ここはみんなで協力してエイリアンを撃退し、ディルフォードを救おう」と言いました。
三者、力を合わせてバリアに衝突し、解除して工場へ向かいます。

工場ではリック社長が武装して待ち受けていました。実はリック社長はずっとよそもの扱いされて、それを根に持っていました。
しかし住民の「リック」コールが始まると、リック社長はまんざらでもない感で工場の扉を開けます。
リック社長はエイリアンのために、リブレットの材料を出しました。それを見た地球人はみんな「…ゲロみたい…」と幻滅します。
エイリアンたちはそのプールを囲み、身体の中から白く光る20cmほどの塊を入れました。
どうやら、20cmほどの塊のほうがエイリアンの正体で、ずっと地球人を襲っていたものはボディスーツだったようです。
プールに入ると、エイリアンは白く巨大なものになりました。ドイツ風の英語を操り、紳士的な態度で話を始めます。
ところがこの話が妙に「上から目線」の説教でした。しかもビリー・ジョエルの歌詞をまんまパクっています。
偉そうな説教にペトラが「ウザい」と言ったのを皮切りに、地球人みんなも同意しました。
怒ったエイリアンは暴れ始め、長く高校で教鞭を取っていたケラー先生が亡くなります。

ところが、振り払われた女の子がアンモニアのホースにぶつかったことがきっかけで、エイリアンがアンモニアで溶けるとダグが気づきます。地球人はアンモニアで反撃し始めました。
騒動の最中、ペトラがミランに暴力を振るわれているのを見たダグが駆け付け、ペトラを助けます。
ミランに絞め殺されそうになった時、ダグは月の光を浴びて覚醒しました。実は、ダグは狼男だったのです!
狼男になったのを見た両親は、やっとビッグになったと大喜びしました(ビッグの意味は狼男だった)。
ナイフを持ってペトラへ向かおうとするミランを、ダグは一撃で倒します。ミランははじけて死にました。

エイリアンは体長40cmほどの大きさに縮んでしまい、そのままUFOへ戻ります。
UFOは核爆弾攻撃を発射しましたが、ネッドがキャッチしてダグへ放り、ダグがUFOに投げ返します。
核爆弾は中で破裂し、UFOは爆発しました。
ディルフォードに平和が戻ります。

…後日。
リック社長は懲りず、ご当地グルメを〝野菜リブレット〟にかえています。
ケラー先生は亡くなりました。でも学校には平穏そのものです。
ローレライがダグに話しかけますが、ダグはペトラと付き合い始めたようです。
ネッドと兄・チャドはすっかり仲良くなり、幸福そうです。

(エンドロール)NG集。

みんなの感想

ライターの感想

話が突飛だけど、文句なしに面白い!
まあとにかく、このワールドではヴァンパイアとゾンビがいるのが当たり前の世界。
しかも人間とヴァンパイアがいがみ合っている…という話。そこへ第4の存在・エイリアンまで参入。
序盤エイリアンは全く出てこないが、後半にちゃんと出てくる。しかも、人間、ヴァンパイア、ゾンビ、狼男、エイリアンみんなちゃんと活躍する。
荒唐無稽ではあるんだけど、ノリがよいので楽しめる。最後までダレずに進むし。
B級映画かもしれないけど、非常によくできた、面白い作品。おすすめ!

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